およ？

夕方まで残ってるだろうか

剣心「あぁ・・・・ふにぃ・・・・」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

剣心「やっぱ一仕事終えた後のｺﾞﾛｺﾞﾛは最高でござるな」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

操「」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

剣心「ふに、操殿来てたんでござるか、今月は何回抱きつかれたでござるか？」

操「・・・・」

剣心「どうしたんでござるか」

操「アタシってさ、緋村のビジネスのメンバーなんだよね？」

剣心「そうでござるけど」

操「社員みたいなもんなんだよね？」

剣心「そうでござるけど」

操「じゃあさ、おかしいよね」

剣心「何がでござるか」

操「アタシまだ一回もお給料貰ってないよ」

剣心「・・・・」

操「お給料」

剣心「はぁ・・・・いくら欲しいんでござるか・・・」ｶﾞｻｺﾞｿ

操「そんなのやだよ」

剣心「え、」

操「ちゃんと働きに担った分払ってよね」

剣心「で、いくら欲しいんでござるか・・・」

操「蒼紫様の相手なんて年中無休二十四時間営業だよ」

操「それで時給いくらくらいかな」

操「まあ相当な額になるよ」

剣心「・・・・・」

操「ちゃんと払ってね」

剣心「操殿、拙者達お友達でござろう？」

剣心「そんなややこしいこといわずに」

操「訴えるからね！！！！！！！！」

剣心「はうあ！？」

操「もしここでアタシに今までのお給料払わないっていうなら訴えるよ！！！！」

剣心「・・・・」

操「緋村！！！！！！！！！！！」

剣心「・・・・わかったでござるよ」

操「わ、わかっちゃうんだ」

剣心「ちょっと待ってろでござる」ｽﾀｽﾀ

操「うん」

薫「操ちゃん調子はどう？」ｺｿｺｿ

操「d(`・ω・´)」

薫「順調に進んでるみたい」

弥彦「このままうまくいってくれ・・・」

蒼紫「流石操ﾀｿだ」

こんな時間までやってんのか

④

――数分後――

操「・・・・・」

操「緋村遅いなぁ・・・なにやってんだろ」ｽﾀｽﾀ

操「緋村まだ？」ｷｮﾛｷｮﾛ

操「あれ、」

操「緋村どこにいるの？」ｷｮﾛｷｮﾛ

薫「どうしたの操ちゃん」ｺｿｺｿ

操「緋村が一向に戻ってこないんだよ」

薫「剣心が・・・」

弥彦「まさか！！！！！！！」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

弥彦「はうあ！？」

薫「どうしたの弥彦！！！！」

弥彦「アイツの金庫がなくなってる！！！！！！」

蒼紫「金庫が？」

弥彦「アイツ金持ってトンズラしやがったんだ！！！！」

支援

あ

よく考えたら誰も死んでない
すごくまともじゃね

剣心「ふにいいいいいいいいいいいいい！！！！！！！！！」ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ

剣心「ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ・・・・・ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ・・・・・・」

剣心「あああ、ここまで来れば一先ず安心でござろう・・・」

剣心「折角小金持ちレベルくらいにはのしあがったというに・・・」

剣心「訴えられたりしちゃひとたまりもないでござる・・・・」

剣心「しかしこんなところにいては見つかるのも時間の問題でござる・・・」

剣心「・・・・」ｷｮﾛｷｮﾛ

剣心「誰かに匿ってもらうか・・・・」

剣心「でもこの近くで匿ってくれそうな人はみんな薫殿達の味方でござろうしな・・・」

剣心「・・・・・」

剣心「・・・よし」

――数時間後――

剣心「ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ・・・・・」

剣心「着いた・・・・」

剣心「ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ・・・」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

剣心「開けてくれででござる・・・」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

剣心「開けてくれででござる！！！！！！！！！！！」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

比古「人の家の前でなにやってんだ」ｽﾀｽﾀ

剣心「ああ、師匠！！！！！！！」

比古「何か用か」

剣心「匿って欲しいんでござる！！！！！！！！」

比古「匿るだと」

剣心「拙者今追われてるんでござる！！！！！！！！」

比古「馬鹿弟子め」

比古「なるほど」

剣心「これは拙者が考え出したビジネスであって・・・」

剣心「アイツらは何か勘違いしてるんでござるよ・・・・」

剣心「あげくのはてには訴えると言ってきたんでござるよ！？」

剣心「酷くないでござるか！？」

比古「商売か」

剣心「そうでござる」

比古「それを聞いて思い出したんだが」ｽﾀｽﾀ

剣心「ふに？」

比古「はい」ｽｯ

剣心「なんでござるかこれ」

比古「請求書だ」

剣心「せ、請求書・・・」ﾍﾟﾗｯ

なあ、真面目な話、
週休2日制とかにしたらどうだ？

クズ龍旋の使い手な師匠ならきっとなんとかしてくれる

剣心「・・・・・」ﾍﾟﾗｯ

剣心「土龍閃５０円、龍槌閃６０円、龍巻閃旋、木枯らし、嵐、それぞれ７０円・・・」

剣心「な、なんでござるかこれ！？」

比古「御劔流の値段だ」

剣心「ね、値段！？」

比古「ああ」

剣心「ど、どういうことなんでござるか！？」

比古「お前まさかただで教えて貰えるとでも思ってたのか？」

比古「御劔流は技によって値段が変わるんだよ」

剣心「はうあ！？」

比古「天翔龍閃は３５０円だぞ」

剣心「はうあ！？！？！？！？」

なるほどな

RPGかよ

比古「かなり滞納してるからなお前」

剣心「そ、そんな今初めて見せられたんでござるよ！？」

比古「払って貰うからな」

剣心「そ、そんな」

剣心「(ここでお金を払っては持ち金が０になるどころか借金するはめに・・・)」

剣心「(どうすれば・・・・)」

比古「払わないのなら訴える」

剣心「はうあ！？」

剣心「(ヤバいでござる！！！！ここにいてはいけない！！！！！！！)」

比古「俺のとっておき(60円)をくれてやる」

剣心「ふ、ふにいいいいいいいいいいいいいいいい！！！！！！！！！」ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ

比古「逃げやがった」

まだやってたのかよ

阿呆が

剣心「ふにいいいいいいいいい！！！！！！！！！！」ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ

剣心「くそ！！！！！！！！師匠まであんな！！！！！！！！」ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ

剣心「あああああもうどこに逃げればいいんでござるか！！！！！！！」ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ

剣心「東京に戻ってもみんなに袋叩きにされてしまう！！！！！！！」ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ

剣心「このまま京都に残っても師匠に殺られる！！！！！！！」ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ

剣心「折角ここまでやりとげたビジネスが！！！！！！！！！！！！」ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ

比古「そりゃ気の毒だったな」ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ

剣心「はうあ！？」

比古「支払いをお願いします！！！！！！！！！」ｽﾁｬｯ

剣心「ああああ！！！！！！！！！」

ｶﾞﾂﾝｯ！！！！！！！！！！！

剣心「うぅ・・・・」ﾄﾞｽｯ

比古「金庫か」ｽｯ

比古「まいどあり」ｽﾀｽﾀ

剣心「あぁ・・・・」

>>172
剣心「はい、10円」

>>174
あ、阿呆が・・・・

>>175
20円

>>175
剣心「あ、20円でござる」

ふにいいいいいいいいいいいいいいい

ゆっくり読もうと思ったらまだやってた

――数日後――

薫「剣心戻ってこないわね・・・」

弥彦「そりゃ戻ってこれねぇだろ」

弥彦「戻っても訴えられるか金が無くなるかだしよ」

薫「私が働け働け言い過ぎたせいかしら・・・」

弥彦「いや薫は悪くねぇだろ」

左之助「いや、俺が働いてみようぜなんて持ちかけたせいかもしんねぇ・・・」

弥彦「いや剣心が悪いんだよ」

左之助「いやあまあでも剣心がいなくなって良かったぜ」

左之助「これで俺への請求もチャラになるわけでい」

薫「確かに生活費はその分浮くわよね」

弥彦「イチイチ相手にしなくていいしな」

三人「あははははははは(´∀`　)」

阿呆が

あれ？大団円じゃないか

剣心「・・・・」

オイボレ「おや、新入りかな」

剣心「あぁ・・・・」

オイボレ「嫌な事があったんじゃろ、何かに失敗したかの、、」

剣心「・・・・もうどうでもいい」

剣心「ここは自由そうでいいでござるな・・・お金やビジネスに揉まれ苦しむ必要もないでござろうな・・・」

オイボレ「まあようわからんがの、好きにやっとくれぇ」

剣心「ふに・・・・」

オイボレ「ああ後そこ、今お前さんが座っとる場所の場所代毎月１円払ってもらうぞ」

剣心「・・・・・」

剣心「」ﾄﾞｻｯ

オイボレ「お、おいどうしたお若いの、おい」

人のためになにかしてあげる事でその見返りとしてお金が手に入る
働くと言うことの難しさとお金というものの複雑さを同時に学んだ剣心であった

おしまい

今日は誰も死ななかった

ほんとだ
珍しく全員生存エンド

久々の寝落ちでした申し訳ございません
もし夜中のテンションのまま書いてたらサノは死んでたと思う
それと最近休みが多くて申し訳ないのですがこの土日にも用事ができてしまいまして
次回は多分月曜の夜になりそうです
そういえば寝落ちしたときは操ナ禁の刑でしたな・・・

阿呆が

乙乙
たまには休んだ方がいいぞ

乙

どうでもいいけど「担った」じゃなくて「見合った」だろ

乙

乙乙

この際土日を定休日にしたらどうだろう

>>186
さぼるくらいならやめちまえ