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元スレキョン「ハルヒに秘密を暴露するハメになった」
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古泉「そうですか、分かりました。では」ピッ
キョン「今の電話、機関からか?」
古泉「はい、思ったよりもまずい事態になっているようです」
キョン「というと?」
古泉「この現象、この辺り一帯だけのことではないようです。どんどん世界中に広がっているようで」
キョン「おいおいマジかよ……」
古泉「ええ。報告によると、政府高官がテレビの生中継で国家機密を暴露したり……」
古泉「さらに首脳会談でお互いが腹の底に秘めたドス黒い本音を暴露しあったり……」
古泉「かなりシャレにならないレベルになってきていますね」
キョン「あらためてアイツの能力がいかにメチャクチャかってのがよく分かるな……」
みくる「怖いです……」
古泉「急ぎましょう」
キョン「ああ、何とかして止めないと」
キョン「今の電話、機関からか?」
古泉「はい、思ったよりもまずい事態になっているようです」
キョン「というと?」
古泉「この現象、この辺り一帯だけのことではないようです。どんどん世界中に広がっているようで」
キョン「おいおいマジかよ……」
古泉「ええ。報告によると、政府高官がテレビの生中継で国家機密を暴露したり……」
古泉「さらに首脳会談でお互いが腹の底に秘めたドス黒い本音を暴露しあったり……」
古泉「かなりシャレにならないレベルになってきていますね」
キョン「あらためてアイツの能力がいかにメチャクチャかってのがよく分かるな……」
みくる「怖いです……」
古泉「急ぎましょう」
キョン「ああ、何とかして止めないと」
キョン「くそ、どこに行ったアイツ」
みくる「見つからないです……」
古泉「この人ごみにこの混乱ですからね」
長門「……」
キョン「なあ、この際手分けして探したほうがいいんじゃないか?」
古泉「……そうですね。今は一刻も早く涼宮さんを見つけないと」
みくる「で、では、あたしはあっちを探してきます」
古泉「僕はこっちを」
キョン「有希はそっちを頼む。よし行くぞ!」
ギャーギャー!! コノヤロー!! ガシャーン!! ズドドド!!
キョン「はあ、あちこちで言い争いや取っ組み合いの喧嘩が……すみません。うちのハルヒがすみません……」
鶴屋「おや、キョンくんじゃないか! 偶然だね!」
キョン「鶴屋さん!」
みくる「見つからないです……」
古泉「この人ごみにこの混乱ですからね」
長門「……」
キョン「なあ、この際手分けして探したほうがいいんじゃないか?」
古泉「……そうですね。今は一刻も早く涼宮さんを見つけないと」
みくる「で、では、あたしはあっちを探してきます」
古泉「僕はこっちを」
キョン「有希はそっちを頼む。よし行くぞ!」
ギャーギャー!! コノヤロー!! ガシャーン!! ズドドド!!
キョン「はあ、あちこちで言い争いや取っ組み合いの喧嘩が……すみません。うちのハルヒがすみません……」
鶴屋「おや、キョンくんじゃないか! 偶然だね!」
キョン「鶴屋さん!」
鶴屋「なーんか今日はあちこち騒がしいね。何かあったのかな!」
キョン「あっと、それはですね……」
鶴屋「ところでキョンくん! 実はあたし、外で裸になるのが大好きなんだ!」
キョン「へ? え、ええええええええええええええええ!?」
鶴屋「誰にも言ってない秘密っさ! あたしのイメージが崩れちゃうからね!」
キョン(つ、鶴屋さんまで毒牙に!?)
鶴屋「深夜に何度か裸で外に出たことはあるんだけどね! そろそろもう1段階レベルを上げようと思ってるのさ!」
キョン「と、言いますと……?」
鶴屋「知り合いの目の前で裸になることさ!」
キョン「1段階どころか10段階ぐらいレベルアップしてませんかそれ!?」
鶴屋「ねえキョンくん…………今ここで脱いでもいいかな?」
キョン「ぜひ」
長門「こら」ゴンッ!!
キョン「ぎゃっぱ!?」
キョン「あっと、それはですね……」
鶴屋「ところでキョンくん! 実はあたし、外で裸になるのが大好きなんだ!」
キョン「へ? え、ええええええええええええええええ!?」
鶴屋「誰にも言ってない秘密っさ! あたしのイメージが崩れちゃうからね!」
キョン(つ、鶴屋さんまで毒牙に!?)
鶴屋「深夜に何度か裸で外に出たことはあるんだけどね! そろそろもう1段階レベルを上げようと思ってるのさ!」
キョン「と、言いますと……?」
鶴屋「知り合いの目の前で裸になることさ!」
キョン「1段階どころか10段階ぐらいレベルアップしてませんかそれ!?」
鶴屋「ねえキョンくん…………今ここで脱いでもいいかな?」
キョン「ぜひ」
長門「こら」ゴンッ!!
キョン「ぎゃっぱ!?」
>>287、2年ROMれ
>>308
申し訳ない
申し訳ない
>>297ジャイアンは5センチのオナラだろ
キョン「ぐあああ! いってぇ……って、長門!?」
長門「……」
キョン「じゃないや有希。なぜここに?」
長門「あっちは探索し終わったので、こっちに来た」
キョン「早いな……」
鶴屋「あ、あれ? あたし、今何を……?」
キョン(あ、正気に戻ったか……)
鶴屋「きょ、キョンくん、あ、あたし……その、えと……」
キョン「え? 何ですか?」
鶴屋「へ?」
キョン「周りがこれだけ騒がしいですからね。よく聞こえませんでした。もう1度言っていただけますか?」
鶴屋「あ、いやいやいや! 何でもないにょろよ!? あ、あたし用事思い出したから! じゃあね!」
タッタッタッ・・・・・・
長門「……」
キョン「じゃないや有希。なぜここに?」
長門「あっちは探索し終わったので、こっちに来た」
キョン「早いな……」
鶴屋「あ、あれ? あたし、今何を……?」
キョン(あ、正気に戻ったか……)
鶴屋「きょ、キョンくん、あ、あたし……その、えと……」
キョン「え? 何ですか?」
鶴屋「へ?」
キョン「周りがこれだけ騒がしいですからね。よく聞こえませんでした。もう1度言っていただけますか?」
鶴屋「あ、いやいやいや! 何でもないにょろよ!? あ、あたし用事思い出したから! じゃあね!」
タッタッタッ・・・・・・
暴露するのが異常現象だとするならば、鶴屋さんはどっちみち知り合いの前で裸になるつもりなんじゃないのか、これ
キョン「はあ、引きずらないでくれるといいんだが」
長門「……あなたはそんなに裸が見たい?」
キョン「おうよ! 1度でいいから直接…………だあ! こんな時にまで暴露させるなハルヒ!?」
長門「……」
キョン「あああえっと、あっちは探し終わったんだよな! じゃあこっちを手伝ってくれ!」
長門「……了解した」
キョン「こっちにもいないな……別の場所を探してみるか」
みくる「ああ! キョンくーん! 長門さーん!」
キョン「あれは……朝比奈さん!」
みくる「いました! いましたよ! こっちでーす!」
キョン「本当ですか! よし行くぞ!」
長門「了解」
長門「……あなたはそんなに裸が見たい?」
キョン「おうよ! 1度でいいから直接…………だあ! こんな時にまで暴露させるなハルヒ!?」
長門「……」
キョン「あああえっと、あっちは探し終わったんだよな! じゃあこっちを手伝ってくれ!」
長門「……了解した」
キョン「こっちにもいないな……別の場所を探してみるか」
みくる「ああ! キョンくーん! 長門さーん!」
キョン「あれは……朝比奈さん!」
みくる「いました! いましたよ! こっちでーす!」
キョン「本当ですか! よし行くぞ!」
長門「了解」
ハルヒ「……」
キョン「いたー! やっと見つけた! お手柄でしたね朝比奈さん」
みくる「あの、でも……」
キョン「たく、おいハルヒ、一人で勝手に行動するなとあれほど言っただろう」
ハルヒ「……」
キョン「みんな心配してお前を探していたんだぞ」
ハルヒ「……」
キョン「この騒ぎだからな。何が起こるか…………ハルヒ?」
ハルヒ「……」
キョン「おいどうしたハルヒ! 何とか言えよ!」
ハルヒ「……」
キョン「これは…………朝比奈さん、何かあったんですか?」
みくる「それが、あたしにもよく……あたしが見つけた時はこんな状態じゃなかったんですけど……」
キョン「いたー! やっと見つけた! お手柄でしたね朝比奈さん」
みくる「あの、でも……」
キョン「たく、おいハルヒ、一人で勝手に行動するなとあれほど言っただろう」
ハルヒ「……」
キョン「みんな心配してお前を探していたんだぞ」
ハルヒ「……」
キョン「この騒ぎだからな。何が起こるか…………ハルヒ?」
ハルヒ「……」
キョン「おいどうしたハルヒ! 何とか言えよ!」
ハルヒ「……」
キョン「これは…………朝比奈さん、何かあったんですか?」
みくる「それが、あたしにもよく……あたしが見つけた時はこんな状態じゃなかったんですけど……」
キョン「どういうことですか?」
みくる「最初は凄く喜んでいたんです。周りの騒ぎを見て、ひょっとしてこれが探し続けていた不思議なのかしらって」
みくる「でも騒ぎを見ているうちに、涼宮さんの様子がどんどん変わってきちゃって……」
キョン「というと?」
みくる「どんどんおとなしくなってきたというか……気づいたらあの通り何も喋らなくなっちゃって……」
みくる「いくら話しかけても返事をしてくれないし、この場から動こうともしないんです……」
キョン「そうですか……おいハルヒ! 黙り込むなんてお前らしくないぞ!」
キョン「教えてくれ! いったいどうしたってんだ!」
ハルヒ「……」
キョン「ハルヒ!」
ハルヒ「……」ブツブツ
みくる「あ……」
キョン「い、今何か……ハルヒ! 何て言ったんだ! 頼むから……」
ハルヒ「違う……」
みくる「最初は凄く喜んでいたんです。周りの騒ぎを見て、ひょっとしてこれが探し続けていた不思議なのかしらって」
みくる「でも騒ぎを見ているうちに、涼宮さんの様子がどんどん変わってきちゃって……」
キョン「というと?」
みくる「どんどんおとなしくなってきたというか……気づいたらあの通り何も喋らなくなっちゃって……」
みくる「いくら話しかけても返事をしてくれないし、この場から動こうともしないんです……」
キョン「そうですか……おいハルヒ! 黙り込むなんてお前らしくないぞ!」
キョン「教えてくれ! いったいどうしたってんだ!」
ハルヒ「……」
キョン「ハルヒ!」
ハルヒ「……」ブツブツ
みくる「あ……」
キョン「い、今何か……ハルヒ! 何て言ったんだ! 頼むから……」
ハルヒ「違う……」
>>322お願いします転載禁止にして下さいませ
キョン「……え? 違うって……?」
ハルヒ「違う! これは違うのよ!!」
キョン「だから何が…………うわ!!」
グラッ・・・ グラグラグラグラッ!!!!
みくる「きゃあああ! じ、地面が揺れてます!?」
キョン「地震か! 何でこのタイミングで…………あ、あれ?」
グラグラ・・・・・・ シーン・・・・・・
キョン「おさまった……何だったんだ……?」
ハルヒ「ふにゃあ」グラッ
キョン「ハルヒ!? 危ない!」
古泉「おっと」ガシッ!
キョン「おお、ナイスキャッチ!」
古泉「すみません。遅くなりました」
ハルヒ「違う! これは違うのよ!!」
キョン「だから何が…………うわ!!」
グラッ・・・ グラグラグラグラッ!!!!
みくる「きゃあああ! じ、地面が揺れてます!?」
キョン「地震か! 何でこのタイミングで…………あ、あれ?」
グラグラ・・・・・・ シーン・・・・・・
キョン「おさまった……何だったんだ……?」
ハルヒ「ふにゃあ」グラッ
キョン「ハルヒ!? 危ない!」
古泉「おっと」ガシッ!
キョン「おお、ナイスキャッチ!」
古泉「すみません。遅くなりました」
>>325ふにゃあ可愛い
みくる「す、涼宮さん! どうしちゃったんですか?」
キョン「おいハルヒ! しっかりしろ!」
長門「平気。眠っているだけ」
キョン「そうなのか? よ、よかった……」
古泉「いったい何があったのですか?」
キョン「ああ、それが……」
古泉「そうですか。そんなことが……」
キョン「ハルヒの豹変といい、さっきの地震といい、どういうことなんだろうな?」
古泉「おそらく……」
みくる「あ、あの……」
キョン「朝比奈さん? 何ですか?」
みくる「その、周りの様子が……」
キョン「周り?」
キョン「おいハルヒ! しっかりしろ!」
長門「平気。眠っているだけ」
キョン「そうなのか? よ、よかった……」
古泉「いったい何があったのですか?」
キョン「ああ、それが……」
古泉「そうですか。そんなことが……」
キョン「ハルヒの豹変といい、さっきの地震といい、どういうことなんだろうな?」
古泉「おそらく……」
みくる「あ、あの……」
キョン「朝比奈さん? 何ですか?」
みくる「その、周りの様子が……」
キョン「周り?」
男性1「あれ? 俺、何か言ったっけ?」
男性2「何かお前から凄いことを聞かされた気がするんだが……」
女性1「ねえ、あなた何か言わなかったっけ?」
女性2「ううん、全然覚えてないけど……」
DQN1「……何でお前そんなに傷だらけなんだ?」
DQN2「そっちこそ」
キョン「これは……様子がおかしいな」
古泉「どうやら皆さん、先ほどまでの記憶を失っているようですね」
キョン「さっきの地震……ひょっとしてハルヒの仕業か?」
古泉「ええ、普通の地震ではありませんでした。おそらく涼宮さんが能力を発動した影響だと思われます」
キョン「それでみんなの暴露したりされたりした記憶を消したってことか?」
古泉「そういうことでしょうね」
みくる「ということは、一安心ってことですよね?」
古泉「ええ、世界的な危機は脱したかと」
男性2「何かお前から凄いことを聞かされた気がするんだが……」
女性1「ねえ、あなた何か言わなかったっけ?」
女性2「ううん、全然覚えてないけど……」
DQN1「……何でお前そんなに傷だらけなんだ?」
DQN2「そっちこそ」
キョン「これは……様子がおかしいな」
古泉「どうやら皆さん、先ほどまでの記憶を失っているようですね」
キョン「さっきの地震……ひょっとしてハルヒの仕業か?」
古泉「ええ、普通の地震ではありませんでした。おそらく涼宮さんが能力を発動した影響だと思われます」
キョン「それでみんなの暴露したりされたりした記憶を消したってことか?」
古泉「そういうことでしょうね」
みくる「ということは、一安心ってことですよね?」
古泉「ええ、世界的な危機は脱したかと」
つまり朝比奈さんがオナニー狂いだってことは皆の記憶から消えるんだな
キョン「そ、そうか。とにかくよかった……」
長門「解除された」
キョン「ん? 有希、解除されたって……何がだ?」
長門「わたしたちが陥っていた秘密を強制的に暴露する状態。この状態が先ほど解除された」
キョン「ええええ!? ほ、本当か!?」
長門「本当」
みくる「で、では、あたしたち、もう暴露しなくてもいいんですね!」
キョン「よっしゃああああ!」
古泉「これは……思っていたよりあっさりと解除されましたね」
キョン「だな。しかし、なぜ急に解除する気になったのか。さっきの騒ぎで満足したのか?」
古泉「分かりませんね」
キョン「そもそも、結局ハルヒは俺たちに何を暴露させたかったんだか」
古泉「いろいろ謎は残りますが……とりあえず人気のないところへ移動しましょう」
キョン「あ、ああ、そうだな」
長門「解除された」
キョン「ん? 有希、解除されたって……何がだ?」
長門「わたしたちが陥っていた秘密を強制的に暴露する状態。この状態が先ほど解除された」
キョン「ええええ!? ほ、本当か!?」
長門「本当」
みくる「で、では、あたしたち、もう暴露しなくてもいいんですね!」
キョン「よっしゃああああ!」
古泉「これは……思っていたよりあっさりと解除されましたね」
キョン「だな。しかし、なぜ急に解除する気になったのか。さっきの騒ぎで満足したのか?」
古泉「分かりませんね」
キョン「そもそも、結局ハルヒは俺たちに何を暴露させたかったんだか」
古泉「いろいろ謎は残りますが……とりあえず人気のないところへ移動しましょう」
キョン「あ、ああ、そうだな」
ハルヒ「うーん、ムニャムニャ……はら?」
キョン「目が覚めたかハルヒ」
ハルヒ「え? あれ? ここどこ?」キョロキョロ
キョン「どこって、公園だよ」
ハルヒ「公園? 何で公園なんかにいるのよ?」
キョン「何でって……お前が来ようと言ったんだろうが。少し疲れたから休憩しようって」
ハルヒ「へ? そ、そうだったかしら?」
キョン「で、ベンチでお前が見事にお昼寝を開始したというわけだ。ヨダレ」
ハルヒ「ふぶっ!? ちょ! あんたたち、それなら見てないで起こしなさいよ!」
みくる「だって涼宮さん、凄く気持ち良さそうに寝てましたし」
古泉「ここは起こさずにそっとしておこうということになったのですよ」
ハルヒ「もう。まぁいいわ。今何時?」
キョン「もうすぐ5時だ」
ハルヒ「もうそんな時間になってたのね。じゃあ今日はこれで解散にするわ!」
キョン「目が覚めたかハルヒ」
ハルヒ「え? あれ? ここどこ?」キョロキョロ
キョン「どこって、公園だよ」
ハルヒ「公園? 何で公園なんかにいるのよ?」
キョン「何でって……お前が来ようと言ったんだろうが。少し疲れたから休憩しようって」
ハルヒ「へ? そ、そうだったかしら?」
キョン「で、ベンチでお前が見事にお昼寝を開始したというわけだ。ヨダレ」
ハルヒ「ふぶっ!? ちょ! あんたたち、それなら見てないで起こしなさいよ!」
みくる「だって涼宮さん、凄く気持ち良さそうに寝てましたし」
古泉「ここは起こさずにそっとしておこうということになったのですよ」
ハルヒ「もう。まぁいいわ。今何時?」
キョン「もうすぐ5時だ」
ハルヒ「もうそんな時間になってたのね。じゃあ今日はこれで解散にするわ!」
キョン「やれやれ。散々引っ張りまわしておいて、自分だけぐっすりとはな」
ハルヒ「何か言った?」
キョン「なーんも」
ハルヒ「ふんだ! みんな、気をつけて帰りなさいよ! じゃあね!」
タッタッタッタッ・・・・・・
キョン「…………帰ったか」
古泉「今までと変わらない涼宮さんでしたね」
キョン「ああ、さっきあんな無言のハルヒを見たときは何事かと思ったが」
古泉「何か引きずっているようには見えませんでしたね」
みくる「えっと、今回の異変はこれで解決、ということなんでしょうか? 世界の混乱もなかったことになりましたし」
古泉「僕らの暴露体質も元に戻った。確かに全て元通りではありますが……」
キョン「何かスッキリしないな……」
古泉「現時点では何とも判断の下しようがありませんね。今日のところは我々も帰りましょう」
ハルヒ「何か言った?」
キョン「なーんも」
ハルヒ「ふんだ! みんな、気をつけて帰りなさいよ! じゃあね!」
タッタッタッタッ・・・・・・
キョン「…………帰ったか」
古泉「今までと変わらない涼宮さんでしたね」
キョン「ああ、さっきあんな無言のハルヒを見たときは何事かと思ったが」
古泉「何か引きずっているようには見えませんでしたね」
みくる「えっと、今回の異変はこれで解決、ということなんでしょうか? 世界の混乱もなかったことになりましたし」
古泉「僕らの暴露体質も元に戻った。確かに全て元通りではありますが……」
キョン「何かスッキリしないな……」
古泉「現時点では何とも判断の下しようがありませんね。今日のところは我々も帰りましょう」
キョン「そうだな、とりあえずは元に戻ったわけだし」
みくる「あたし、もうクタクタです……」
長門「……」
キョン「有希もお疲れさん。無闇にお前の能力に頼る展開にならなくてほっとしたよ」
長門「……そう」
古泉「では、今日はこれで」
みくる「みなさん、お疲れ様でした」
キョン「また学校で」
~夜 キョンの部屋~
キョン「はあ、本当に疲れた……体力的にというより精神的に……」
キョン「しかし、確かに元に戻ったが、このまま素直に喜んでいいのか?」
キョン「結局分からないままなこともあるし……ハルヒはなぜこんな異変を起こしたのか……」
キョン「ああもう! 今日は寝る! 寝て明日考えよう!」
みくる「あたし、もうクタクタです……」
長門「……」
キョン「有希もお疲れさん。無闇にお前の能力に頼る展開にならなくてほっとしたよ」
長門「……そう」
古泉「では、今日はこれで」
みくる「みなさん、お疲れ様でした」
キョン「また学校で」
~夜 キョンの部屋~
キョン「はあ、本当に疲れた……体力的にというより精神的に……」
キョン「しかし、確かに元に戻ったが、このまま素直に喜んでいいのか?」
キョン「結局分からないままなこともあるし……ハルヒはなぜこんな異変を起こしたのか……」
キョン「ああもう! 今日は寝る! 寝て明日考えよう!」
~深夜~
キョン「ムニャムニャ、う~、寒い……布団布団……」
キョン「……あれ? 掛け布団…………てか寒い! 寒すぎる!?」ガバッ!
キョン「ん? 気のせいか、ベッドがジャリジャリしてるような…………って! えええええ!?」
キョン「俺の部屋じゃない!? いつの間にか外にいる!? どこだここ!」
キョン「ま、待て待て。落ち着け俺。今さらこんなことで慌てることはない……」
キョン「とにかく状況確認を…………んんん? ここ北高だ! 北高の校門じゃないか!」
キョン「え? 俺、部屋で寝てたはずだよな? それが何で目が覚めたらこんなところに……」
キョン「……いや、こんなことできそうな奴に心当たりはあるし、似たような経験をした覚えもあるんだが」
キョン「よく見たら寝間着じゃなくて制服だし……これはやはり……」
ブロロロロロ・・・
キョン「ん? 車が近づいてくる……まさか俺をここに連れ去った奴らとか?」
キョン「ムニャムニャ、う~、寒い……布団布団……」
キョン「……あれ? 掛け布団…………てか寒い! 寒すぎる!?」ガバッ!
キョン「ん? 気のせいか、ベッドがジャリジャリしてるような…………って! えええええ!?」
キョン「俺の部屋じゃない!? いつの間にか外にいる!? どこだここ!」
キョン「ま、待て待て。落ち着け俺。今さらこんなことで慌てることはない……」
キョン「とにかく状況確認を…………んんん? ここ北高だ! 北高の校門じゃないか!」
キョン「え? 俺、部屋で寝てたはずだよな? それが何で目が覚めたらこんなところに……」
キョン「……いや、こんなことできそうな奴に心当たりはあるし、似たような経験をした覚えもあるんだが」
キョン「よく見たら寝間着じゃなくて制服だし……これはやはり……」
ブロロロロロ・・・
キョン「ん? 車が近づいてくる……まさか俺をここに連れ去った奴らとか?」
>>9
これかと
これかと
新川「こんばんは」
森「どうも、お久しぶりです」
キョン「新川さん! 森さん! え? なぜここに?」
キョン「って、俺自身もなぜ俺がここにいるのかよく分かってないんですが。まさか森さんたちが俺を?」
森「いえ、違います。あなたをここに連れてきたのは涼宮さんですよ」
キョン「そ、そうですか。やっぱり……」
新川「やっぱりとは、ある程度目星がついていたようですな」
キョン「ええ。ところでハルヒはここに?」
森「ええ、校舎の中にいます」
キョン「森さんたちがここに来たということは……」
森「はい。現在北高を閉鎖空間が覆っています。その閉鎖空間の中に涼宮さんはいるのです」
キョン「はあ、またか……結局ハルヒは満足していなかったということか……」
森「はい。無理やり秘密を暴露させるのではなく、方法を変えてきたようですね」
キョン「あれ? そういえば古泉は? 一緒じゃないんですか?」
森「古泉ならあの中ですよ」
森「どうも、お久しぶりです」
キョン「新川さん! 森さん! え? なぜここに?」
キョン「って、俺自身もなぜ俺がここにいるのかよく分かってないんですが。まさか森さんたちが俺を?」
森「いえ、違います。あなたをここに連れてきたのは涼宮さんですよ」
キョン「そ、そうですか。やっぱり……」
新川「やっぱりとは、ある程度目星がついていたようですな」
キョン「ええ。ところでハルヒはここに?」
森「ええ、校舎の中にいます」
キョン「森さんたちがここに来たということは……」
森「はい。現在北高を閉鎖空間が覆っています。その閉鎖空間の中に涼宮さんはいるのです」
キョン「はあ、またか……結局ハルヒは満足していなかったということか……」
森「はい。無理やり秘密を暴露させるのではなく、方法を変えてきたようですね」
キョン「あれ? そういえば古泉は? 一緒じゃないんですか?」
森「古泉ならあの中ですよ」
キョン「え? あの中って……閉鎖空間の中ですか?」
森「はい。古泉だけでなく、朝比奈みくるさんと長門有希さんも閉鎖空間の中にいます」
キョン「マジですか!」
森「マジです。3人とも涼宮さんの能力で閉鎖空間内に連れてこられたようです」
キョン「何で俺だけ外!? 俺だけのけ者!? 何で俺だけ蚊帳の外なんだ!」
森「おそらくですが……涼宮さんは迷ったのだと思います」
キョン「迷った?」
森「あなたを連れてくるべきかどうかを、です」
森「だからこそ閉鎖空間内ではなく、校門の前という中途半端な位置にあなたを呼び寄せた」
キョン「はあ……何のためにですかね?」
森「分かりません。それをあなたに確かめてきてほしいのです」
キョン「確かめてほしいって、森さんたちは?」
森「わたしたちはこの閉鎖空間へは侵入できません。涼宮さんに拒否されているようで」
森「ですが、あなたを中に送り込むことはできます。そのために我々は来たのです」
森「はい。古泉だけでなく、朝比奈みくるさんと長門有希さんも閉鎖空間の中にいます」
キョン「マジですか!」
森「マジです。3人とも涼宮さんの能力で閉鎖空間内に連れてこられたようです」
キョン「何で俺だけ外!? 俺だけのけ者!? 何で俺だけ蚊帳の外なんだ!」
森「おそらくですが……涼宮さんは迷ったのだと思います」
キョン「迷った?」
森「あなたを連れてくるべきかどうかを、です」
森「だからこそ閉鎖空間内ではなく、校門の前という中途半端な位置にあなたを呼び寄せた」
キョン「はあ……何のためにですかね?」
森「分かりません。それをあなたに確かめてきてほしいのです」
キョン「確かめてほしいって、森さんたちは?」
森「わたしたちはこの閉鎖空間へは侵入できません。涼宮さんに拒否されているようで」
森「ですが、あなたを中に送り込むことはできます。そのために我々は来たのです」
キョン「入れるのはSOS団のメンバーだけってことですか。分かりました。そういうことなら行ってきます」
森「お願いします。では、準備をしますので校門から中へ入ってください」
キョン「分かりました。よっと」ガシャン
森「そこで結構です。目を瞑ってください」
キョン「はい」
森「では…………涼宮さんをよろしくお願いしますね」
キョン「いつものことですから。何とかしますよ」
森「ついでで構いませんから、うちの古泉のこともよろしく」
キョン「はは……」
新川「さて、いきますぞ」
キョン「はい!」
キョン(一緒に閉鎖空間に連れて行かれたことはあるが、送り込まれるのは初めてだな。どうやるのか……)
森「お願いします。では、準備をしますので校門から中へ入ってください」
キョン「分かりました。よっと」ガシャン
森「そこで結構です。目を瞑ってください」
キョン「はい」
森「では…………涼宮さんをよろしくお願いしますね」
キョン「いつものことですから。何とかしますよ」
森「ついでで構いませんから、うちの古泉のこともよろしく」
キョン「はは……」
新川「さて、いきますぞ」
キョン「はい!」
キョン(一緒に閉鎖空間に連れて行かれたことはあるが、送り込まれるのは初めてだな。どうやるのか……)
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