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元スレP「“チカラ”に目覚めたアイドルたち」

みんなの評価 : ☆
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P「はぁ、社長に呼び出されてこんなに朝早くから出勤することになるとは…………ん?」
「……そうだね……で統一して……」
「……じゃあ、入ってきたら……」
P「微かに事務所内からアイドルたちの声が聞こえるな。早朝からの仕事なんて誰もなかったはずだが……」
P「ま、朝早いのは良いことだ。俺もテンション下げてないで、最高のあいさつで入らないとな!」ガチャ
P「おっはよっ、みっんなっ!」
パンッ パンパパパンッ
765プロ一同「「「「プロデューサーさん、お誕生日、おめでとうございます!」」」」
P「……え?」
春香「プロデューサーさん! これ、皆からのプレゼントですよ、プレゼント!」
響「えっへへ、今日はなんと、自分のペット達もみ~んなでお祝いに来たんだぞ!」
真「さあさあ、主役はこっちこっち!」
P「……! そ、そうか、今日は俺の……お前ら覚えて……うう」ジワァ
P(このためにわざわざ皆早起きして……ああ、俺はなんて幸せ者なんだ……もういつ死んでも悔いは無い)
その時!隕石が落ちた!
チュドーーーーン!!
「……そうだね……で統一して……」
「……じゃあ、入ってきたら……」
P「微かに事務所内からアイドルたちの声が聞こえるな。早朝からの仕事なんて誰もなかったはずだが……」
P「ま、朝早いのは良いことだ。俺もテンション下げてないで、最高のあいさつで入らないとな!」ガチャ
P「おっはよっ、みっんなっ!」
パンッ パンパパパンッ
765プロ一同「「「「プロデューサーさん、お誕生日、おめでとうございます!」」」」
P「……え?」
春香「プロデューサーさん! これ、皆からのプレゼントですよ、プレゼント!」
響「えっへへ、今日はなんと、自分のペット達もみ~んなでお祝いに来たんだぞ!」
真「さあさあ、主役はこっちこっち!」
P「……! そ、そうか、今日は俺の……お前ら覚えて……うう」ジワァ
P(このためにわざわざ皆早起きして……ああ、俺はなんて幸せ者なんだ……もういつ死んでも悔いは無い)
その時!隕石が落ちた!
チュドーーーーン!!
P「な、なんだなんだ!?」
亜美「どわぁ~!い、隕石じゃあー!」
真美「地球の終わりじゃあー! 次回からは宇宙編が始まるぞー!」
伊織「アンタ達なんでちょっと楽しそうなのよ」
社長「うわああああああああああああ私の事務所がああああああああ」
小鳥「隕石×事務所……妄想が捗るわね、ぐふふ」
律子「みっ、みみみ皆落ち着いて! 怪我は無い!?」
やよい「大変です~!美希さんが倒れてます~!!」
伊織「ええっ!? ちょ、美希! しっかりしなさいよ!」ユサユサ
美希「う~んデコちゃんうるせ……あ、ハニー、ハッピーバースデーなの」ニコッ
伊織「寝てたんかい!」
千早「どうやらだれもいないところに落ちたみたいね」
雪歩「うう、怖かったですぅ」ドキドキ
あずさ「こんなこともあるのね~」
P(死ぬかと思った……流石にこの歳で死ぬのは嫌だ絶対に)
亜美「どわぁ~!い、隕石じゃあー!」
真美「地球の終わりじゃあー! 次回からは宇宙編が始まるぞー!」
伊織「アンタ達なんでちょっと楽しそうなのよ」
社長「うわああああああああああああ私の事務所がああああああああ」
小鳥「隕石×事務所……妄想が捗るわね、ぐふふ」
律子「みっ、みみみ皆落ち着いて! 怪我は無い!?」
やよい「大変です~!美希さんが倒れてます~!!」
伊織「ええっ!? ちょ、美希! しっかりしなさいよ!」ユサユサ
美希「う~んデコちゃんうるせ……あ、ハニー、ハッピーバースデーなの」ニコッ
伊織「寝てたんかい!」
千早「どうやらだれもいないところに落ちたみたいね」
雪歩「うう、怖かったですぅ」ドキドキ
あずさ「こんなこともあるのね~」
P(死ぬかと思った……流石にこの歳で死ぬのは嫌だ絶対に)
真「ねえ響……見てた?」
響「うん、ばっちり見たぞ。隕石が落ちた瞬間自分達を包んだ光……あれなんだったんだろ」
真「そのことなんだけどさ、それ以来、なんか変な感じしない? こう、体が軽いっていうかさ」
響「んー、軽いっていうか、自分はどっちかというと気持ち悪い感じだな。自分が自分じゃなくなるみたいな……うがー!意識すると余計変な感じだー!」
真「うーん……?」スッ
真「!」バチィ
真「……? ??」シュウウウウ
P「とにかくみんな無事で良かったな。しかしこういう時どうしたらいいのか……社長、どうし」
社長「むっ!」
P「……どうしました?」
社長「なんというか、ティンときたと言うべきか……見えたのだよ、未来が……!」
社長「半裸の変質者がここに来る未来が!」
P「はぁ」
P(可哀想に……事務所に穴が空いたことで脳にも重大な欠損が……ん?ドアが開いて)ガチャ
半裸の変質者「ぐぇっへっへ!胸を揉ませろ!」
響「うん、ばっちり見たぞ。隕石が落ちた瞬間自分達を包んだ光……あれなんだったんだろ」
真「そのことなんだけどさ、それ以来、なんか変な感じしない? こう、体が軽いっていうかさ」
響「んー、軽いっていうか、自分はどっちかというと気持ち悪い感じだな。自分が自分じゃなくなるみたいな……うがー!意識すると余計変な感じだー!」
真「うーん……?」スッ
真「!」バチィ
真「……? ??」シュウウウウ
P「とにかくみんな無事で良かったな。しかしこういう時どうしたらいいのか……社長、どうし」
社長「むっ!」
P「……どうしました?」
社長「なんというか、ティンときたと言うべきか……見えたのだよ、未来が……!」
社長「半裸の変質者がここに来る未来が!」
P「はぁ」
P(可哀想に……事務所に穴が空いたことで脳にも重大な欠損が……ん?ドアが開いて)ガチャ
半裸の変質者「ぐぇっへっへ!胸を揉ませろ!」
P「……え?」チラッ
社長「ほうら見たまえ」ドヤァ
変質者「っへへへっひゃぁー!勤め先の会社が先日倒産してもうなんか全てがどうでもよくなった! 今日は欲望のままにおっぱいを揉むぞぉ!」ダッ
雪歩「ひぃ!お、男の人~!?」
やよい「こっちに来ます~!」
変質者「まずはそこの金髪デカ乳を揉むとするか! ちーっちちっちーおっぱ~い!」タタタッ
P「! 美希!」
美希「えっ」
P「くそっ……うおおおおおおおおおお!!」ダッ
ガシッ
変質者「うおっ、なんだぁ? ごめん男はちょっと」
P「誰か今のうちに通報を!」グググ
変質者「てめっ、離れろ」ボコスカ
P「げふぅ」
美希「ハニー!」
社長「ほうら見たまえ」ドヤァ
変質者「っへへへっひゃぁー!勤め先の会社が先日倒産してもうなんか全てがどうでもよくなった! 今日は欲望のままにおっぱいを揉むぞぉ!」ダッ
雪歩「ひぃ!お、男の人~!?」
やよい「こっちに来ます~!」
変質者「まずはそこの金髪デカ乳を揉むとするか! ちーっちちっちーおっぱ~い!」タタタッ
P「! 美希!」
美希「えっ」
P「くそっ……うおおおおおおおおおお!!」ダッ
ガシッ
変質者「うおっ、なんだぁ? ごめん男はちょっと」
P「誰か今のうちに通報を!」グググ
変質者「てめっ、離れろ」ボコスカ
P「げふぅ」
美希「ハニー!」
>>6
そうだよ(適当)
そうだよ(適当)
変質者「はぁ、はぁ、やっと放したかこいつめ……ん?」
ヒュウウウウウ
変質者「なんだぁ?室内だってのに……風?」
美希「ハニーに……」
変質者「って、だんだん強く……ちょっ……なっ…………」ビュウウウウウウ
美希「何するのーーーー!!!!」
ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
変質者「どわああああああああ!!!!!」ドンカラガッシャーン
春香「えっ」フワァ
P(見えた!ペンギン!)
春香「ちょっ……~~~っ!」ササッ
律子「な、なんで風が?室内だし窓もしまってるのに……それになんで」
律子(なんで皆……こんなにゆっくり動いているの?)
変質者「いたた……なんだってんだ」
ヒュウウウウウ
変質者「なんだぁ?室内だってのに……風?」
美希「ハニーに……」
変質者「って、だんだん強く……ちょっ……なっ…………」ビュウウウウウウ
美希「何するのーーーー!!!!」
ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
変質者「どわああああああああ!!!!!」ドンカラガッシャーン
春香「えっ」フワァ
P(見えた!ペンギン!)
春香「ちょっ……~~~っ!」ササッ
律子「な、なんで風が?室内だし窓もしまってるのに……それになんで」
律子(なんで皆……こんなにゆっくり動いているの?)
変質者「いたた……なんだってんだ」
変質者(くそっ、俺はおっぱいが揉みたいだけなのに……こうなりゃ意地だ!)ダッ
P「! は、春香!」
変質者「遠くの巨乳より近くの普乳! っへへ、揉みしだいてやる!」タタタッ
P「今い……くっ」ヨロッ
P「ボコられたダメージが残って……間に合わない……」
千早「春香逃げて!!」
春香「……」
春香(な、なんで風が? うう……プロデューサーさんにパンツ見られたかも)
春香(ああ恥ずかしい……恥ずかしいよぉ……)
変質者「貰ったあああああああ!!」バッ
春香(恥ずかしすぎて……)ボウッ
変質者「!!?」ボウッ
千早「春香が……発火した!?」
変質者「あぢぃいいいぃぃいぃいいいいいいいいいぃいいいよぉおおおぉぉぉおおおお」メラメラ
春香(顔から火が出るよぉ……!)ボウッボウッ
P「! は、春香!」
変質者「遠くの巨乳より近くの普乳! っへへ、揉みしだいてやる!」タタタッ
P「今い……くっ」ヨロッ
P「ボコられたダメージが残って……間に合わない……」
千早「春香逃げて!!」
春香「……」
春香(な、なんで風が? うう……プロデューサーさんにパンツ見られたかも)
春香(ああ恥ずかしい……恥ずかしいよぉ……)
変質者「貰ったあああああああ!!」バッ
春香(恥ずかしすぎて……)ボウッ
変質者「!!?」ボウッ
千早「春香が……発火した!?」
変質者「あぢぃいいいぃぃいぃいいいいいいいいいぃいいいよぉおおおぉぉぉおおおお」メラメラ
春香(顔から火が出るよぉ……!)ボウッボウッ
P「…………」
美希「……?」ヒュウウウ
春香「うう……」ボォォォォ
変質者「」プスー
P「帰るか」クルッ
律子「現実から目を逸らさないでください!」ガシッ
P「だって俺の知ってる現実と違うんだもん」
亜美「誕生日を祝われたかと思ったら隕石が落ちてヘンタイおじさんが来てスゴい風が吹いてはるるんがファイヤー……この間わずか1分!」
真美「打ち切り確定の少年漫画だとしてもギリギリアウトなレベルの急展開ですな~」
P「えーっと、どこまでがお前らのサプライズ?」
伊織「隕石の前までよ」
P「じゃああの隕石はなんなの?」
伊織「知らないわよ!」
貴音「そのことなのですが……」
響「知っているのか貴音」
美希「……?」ヒュウウウ
春香「うう……」ボォォォォ
変質者「」プスー
P「帰るか」クルッ
律子「現実から目を逸らさないでください!」ガシッ
P「だって俺の知ってる現実と違うんだもん」
亜美「誕生日を祝われたかと思ったら隕石が落ちてヘンタイおじさんが来てスゴい風が吹いてはるるんがファイヤー……この間わずか1分!」
真美「打ち切り確定の少年漫画だとしてもギリギリアウトなレベルの急展開ですな~」
P「えーっと、どこまでがお前らのサプライズ?」
伊織「隕石の前までよ」
P「じゃああの隕石はなんなの?」
伊織「知らないわよ!」
貴音「そのことなのですが……」
響「知っているのか貴音」
貴音「先程落ちたこの隕石、どうやらただの隕石ではなさそうです」
P「というと?」
貴音「聞いたことがあります。この広き宇宙の何処かには、生物の秘めたる“チカラ”を引き出すことのできるえねるぎぃを宿した石、『すぅぱぁ・えねるぎぃ・すとぉん』があると!」
P「ス……え、なんて?」
貴音「『すぅぱぁ・えねるぎぃ・すとぉん』です」キリッ
雪歩(小学生以下のネーミングセンスですぅ)
やよい「分かりました!さっき落っこちてきたのがそのスーパー・エネルギー・ストーンなんですね!」
貴音「ええ、この隕石、私が聞いたすぅぱぁ・えねるぎぃ・すとぉんの情報と一致しています」
亜美「あ、じゃあ今の風とか火はスーパー・エネルギー・ストーンのチカラ?」
あずさ「正確には、スーパー・エネルギー・ストーンによって引き出された私たちの誰かのチカラじゃないかしら~」
響「なるほどー。あの時自分たちを包んだ光はスーパー・エネルギー・ストーンから出たエネルギーだったんだな!」
真美「事務所にぶつかった衝撃でスーパー・エネルギー・ストーンはエネルギーを放出したんだねっ!」
P「お前ら順応早すぎだろ」
律子「頭が痛い……」
伊織(貴音のことだし、どこ情報なのかとかは聞いても無駄よね、きっと)
P「というと?」
貴音「聞いたことがあります。この広き宇宙の何処かには、生物の秘めたる“チカラ”を引き出すことのできるえねるぎぃを宿した石、『すぅぱぁ・えねるぎぃ・すとぉん』があると!」
P「ス……え、なんて?」
貴音「『すぅぱぁ・えねるぎぃ・すとぉん』です」キリッ
雪歩(小学生以下のネーミングセンスですぅ)
やよい「分かりました!さっき落っこちてきたのがそのスーパー・エネルギー・ストーンなんですね!」
貴音「ええ、この隕石、私が聞いたすぅぱぁ・えねるぎぃ・すとぉんの情報と一致しています」
亜美「あ、じゃあ今の風とか火はスーパー・エネルギー・ストーンのチカラ?」
あずさ「正確には、スーパー・エネルギー・ストーンによって引き出された私たちの誰かのチカラじゃないかしら~」
響「なるほどー。あの時自分たちを包んだ光はスーパー・エネルギー・ストーンから出たエネルギーだったんだな!」
真美「事務所にぶつかった衝撃でスーパー・エネルギー・ストーンはエネルギーを放出したんだねっ!」
P「お前ら順応早すぎだろ」
律子「頭が痛い……」
伊織(貴音のことだし、どこ情報なのかとかは聞いても無駄よね、きっと)
貴音「見たところ、先程の風は美希のチカラ、炎は春香のチカラかと思われます」
美希「あはっ、そーみたい」ビュウウ
春香「うん……や、やっと落ち着いてきた」カァァ
社長「まるで夢を見ているようだよ。しかし……現実なんだな」
律子「信じられない話ですけど、実際に目の当たりにしちゃいましたしね……二人とも、具体的に何が出来るの?」
美希「ミキはね、風を操れるの! 風を起こしたり好きな方向に曲げたり、ミキの思い通りにいくって感じ?」
春香「うーん、私はまだ自分でもよく分かってないんですけど……でも、出ろ!って思ったら炎が出るような、そんな感覚はあります」
真美「『風使い』ミキミキと『炎使い』はるるん、か……よかったねはるるん! 超個性的アイドルになれて!」
春香「うう、とてもアイドルの肩書きとは思えないんだけど」
真「へへっ、それなら」ザッ
真「ボクは……『雷使い』ってことになるのかな?」バチバチ
やよい「はわっ、すごいです真さん! 真さんの手から電気がビリビリーって!」
伊織「……ねぇ、こんなワケの分からないチカラに、一体何人目覚めるっていうの?」
貴音「恐らく……そのえねるぎぃはあの瞬間この部屋の全てに行き渡ったでしょうから……」
伊織「ぜ……全員?」
美希「あはっ、そーみたい」ビュウウ
春香「うん……や、やっと落ち着いてきた」カァァ
社長「まるで夢を見ているようだよ。しかし……現実なんだな」
律子「信じられない話ですけど、実際に目の当たりにしちゃいましたしね……二人とも、具体的に何が出来るの?」
美希「ミキはね、風を操れるの! 風を起こしたり好きな方向に曲げたり、ミキの思い通りにいくって感じ?」
春香「うーん、私はまだ自分でもよく分かってないんですけど……でも、出ろ!って思ったら炎が出るような、そんな感覚はあります」
真美「『風使い』ミキミキと『炎使い』はるるん、か……よかったねはるるん! 超個性的アイドルになれて!」
春香「うう、とてもアイドルの肩書きとは思えないんだけど」
真「へへっ、それなら」ザッ
真「ボクは……『雷使い』ってことになるのかな?」バチバチ
やよい「はわっ、すごいです真さん! 真さんの手から電気がビリビリーって!」
伊織「……ねぇ、こんなワケの分からないチカラに、一体何人目覚めるっていうの?」
貴音「恐らく……そのえねるぎぃはあの瞬間この部屋の全てに行き渡ったでしょうから……」
伊織「ぜ……全員?」
雪歩「あ、あのぉ……」
伊織「……何? アンタもチカラに目覚めたってわけ? 穴掘りか何かの」
雪歩「そ、そうじゃなくって……さっきから、気になってて」チラッ
変質者「」プスー
伊織「ああ、そういえば……アレ、どうするの?」
P「生きてる……よな?」
美希「あはっ、もし死んでたら春香は人殺しなの」
P「春香……き、きっと獄中ではメインヒロインだ!やったな!」
春香「ええっ!? 『獄中でも』じゃ……というか正当防衛ですよ、正当防衛! そもそも元はと言えば美希が」
美希「ジョーダンなの。どう考えてもあれは事故だよ?」
春香「なっ……うん、だよね、あはは」イラッ
律子「心配しなくてもそいつなら生きてるわよ。心臓動いてるし」
P「ん? 触って確かめたのか?」
律子「いいえ、でもよく見れば分かるでしょう?心臓とか筋繊維の動きとか」
P「ふむなるほど何言ってんだお前」
伊織「……何? アンタもチカラに目覚めたってわけ? 穴掘りか何かの」
雪歩「そ、そうじゃなくって……さっきから、気になってて」チラッ
変質者「」プスー
伊織「ああ、そういえば……アレ、どうするの?」
P「生きてる……よな?」
美希「あはっ、もし死んでたら春香は人殺しなの」
P「春香……き、きっと獄中ではメインヒロインだ!やったな!」
春香「ええっ!? 『獄中でも』じゃ……というか正当防衛ですよ、正当防衛! そもそも元はと言えば美希が」
美希「ジョーダンなの。どう考えてもあれは事故だよ?」
春香「なっ……うん、だよね、あはは」イラッ
律子「心配しなくてもそいつなら生きてるわよ。心臓動いてるし」
P「ん? 触って確かめたのか?」
律子「いいえ、でもよく見れば分かるでしょう?心臓とか筋繊維の動きとか」
P「ふむなるほど何言ってんだお前」
あずさ「律子さんのチカラは、目が良くなることなのかしら~」
律子「ええ、そうみたいですね……物騒なのよりは全然良いですけど」
P「とにかく、生きてるんなら救急車を呼ぶべきか? いや、警察?」
やよい「……」スッ
伊織「や、やよい! 何してるの!?」
千早「高槻さん、そいつから離れて!」
やよい「……いくら悪い人でも、大火傷してるのに何もしてあげないのは可哀想かなーって」
P「何をするつもりだ?」
やよい「えへへ、なんとなくですけど……今の私なら、できるような気がするんです」
やよい「春香さんたちみたいな、特別なチカラが、私にも入ってきた……そんな感覚が、あるんです」スゥゥゥ
P「!! 変質者の体が、癒えてゆく……」
響「おお、すごいなやよい!」
社長「うむ、傷を癒やす……それが高槻くんの“チカラ”のようだね」
やよい「うっうー! こんなチカラなら、とっても嬉しいです!」
P「やよいは良い子だなぁ」ナデナデ
律子「ええ、そうみたいですね……物騒なのよりは全然良いですけど」
P「とにかく、生きてるんなら救急車を呼ぶべきか? いや、警察?」
やよい「……」スッ
伊織「や、やよい! 何してるの!?」
千早「高槻さん、そいつから離れて!」
やよい「……いくら悪い人でも、大火傷してるのに何もしてあげないのは可哀想かなーって」
P「何をするつもりだ?」
やよい「えへへ、なんとなくですけど……今の私なら、できるような気がするんです」
やよい「春香さんたちみたいな、特別なチカラが、私にも入ってきた……そんな感覚が、あるんです」スゥゥゥ
P「!! 変質者の体が、癒えてゆく……」
響「おお、すごいなやよい!」
社長「うむ、傷を癒やす……それが高槻くんの“チカラ”のようだね」
やよい「うっうー! こんなチカラなら、とっても嬉しいです!」
P「やよいは良い子だなぁ」ナデナデ
変質者「本当に、すみませんでした!!!」
P(全快したらしたでなんか嫌だな)
社長「……結果的には(プロデューサー君以外)誰にも被害はなかったとはいえ、キミのしたことは許されることではない。分かっているね?」
変質者「……警察に突き出される覚悟はできています」
律子「とはいえこっちとしても大事にすると面倒なのよね」
社長「うむ……もうこんなことはしないと誓えるかね?」
変質者「はい……誓います!」
社長「……!」ティン
社長「その言葉、信じよう。帰っていいぞ」
P「社長! 良いんですか!?」
社長「プロデューサー君……私が変質者、つまり彼の来訪を言い当てたのを覚えているだろう?」
P「はい、まあ」
社長「恐らくそれが、未来予知こそが、例の隕石によって引き出された私のチカラなのだろう」
P「……つまり?」
社長「私には、見えたのだよ。この男が真人間として立派に働く……そんな未来が、ね」
P(全快したらしたでなんか嫌だな)
社長「……結果的には(プロデューサー君以外)誰にも被害はなかったとはいえ、キミのしたことは許されることではない。分かっているね?」
変質者「……警察に突き出される覚悟はできています」
律子「とはいえこっちとしても大事にすると面倒なのよね」
社長「うむ……もうこんなことはしないと誓えるかね?」
変質者「はい……誓います!」
社長「……!」ティン
社長「その言葉、信じよう。帰っていいぞ」
P「社長! 良いんですか!?」
社長「プロデューサー君……私が変質者、つまり彼の来訪を言い当てたのを覚えているだろう?」
P「はい、まあ」
社長「恐らくそれが、未来予知こそが、例の隕石によって引き出された私のチカラなのだろう」
P「……つまり?」
社長「私には、見えたのだよ。この男が真人間として立派に働く……そんな未来が、ね」
変質者「あ……ありがとうございます!!」スタコラサッサ
亜美「……あの兄ちゃん、きっと強くなるね」
真美「これから先色んな苦難があるだろうけど、きっと乗り越えていけるよ……」
社長「うむ、これにて一件落着、だな!」ハハハ
P(不当にボコられた俺としてはちょっと納得いかないところもあるが、なんか皆満足気だし黙っとこう)
美希「あ! ハニー見て見て! 空飛べた!」フワフワ
P「おおすごいな」
P(しかしこいつらのチカラ……上手く使えば良いものなのかもしれんが……うーむ)
P「……みんなよく聞け。お前たちのチカラ、絶対に他言するな」
亜美「えーっ! なんでさ!」
P「世間にバレたら恐れられてファン減っちゃうかもしれないだろ」
亜美「でもでも、また別の層からのじゅよーはあるんじゃ?」
P「それで仮に人気アイドルになれても、それはアイドルとしての人気じゃない。お前たちはアイドルとしての実力だけでトップアイドルまで登りつめるんだ」キリッ
P「だから、トップアイドルになるまではこの事は周りには絶対に言うなよ」
P「いいか、絶対にだぞ!!」
亜美「……あの兄ちゃん、きっと強くなるね」
真美「これから先色んな苦難があるだろうけど、きっと乗り越えていけるよ……」
社長「うむ、これにて一件落着、だな!」ハハハ
P(不当にボコられた俺としてはちょっと納得いかないところもあるが、なんか皆満足気だし黙っとこう)
美希「あ! ハニー見て見て! 空飛べた!」フワフワ
P「おおすごいな」
P(しかしこいつらのチカラ……上手く使えば良いものなのかもしれんが……うーむ)
P「……みんなよく聞け。お前たちのチカラ、絶対に他言するな」
亜美「えーっ! なんでさ!」
P「世間にバレたら恐れられてファン減っちゃうかもしれないだろ」
亜美「でもでも、また別の層からのじゅよーはあるんじゃ?」
P「それで仮に人気アイドルになれても、それはアイドルとしての人気じゃない。お前たちはアイドルとしての実力だけでトップアイドルまで登りつめるんだ」キリッ
P「だから、トップアイドルになるまではこの事は周りには絶対に言うなよ」
P「いいか、絶対にだぞ!!」
一週間後
善永「本日は皆さんのチカラについて記事を書かせていただきます善永です。よろしくお願いします」
P「どうも、代表のプロデューサーです」
P( 何 故 バ レ た )
千早「いつの間にか私たちのチカラのこと、隠し通せないくらい世間中に広まってるわね」ヒソヒソ
美希「ヘンタイさんに口止めしてなかったのが悪かったって思うな」ヒソヒソ
春香「うーん、でもあの人全快してからすごい澄んだ目してたし、言いふらすようなことするかな?」ヒソヒソ
真美「でも真美は誰にも言ってないよ? メールしたり紙に書いて街中にばらまいたりはしたけどさ」ヒソヒソ
亜美「亜美も亜美も、ネットに書き込んで証拠画像うpしたりはしたけど言いふらしたりは決して……」ヒソヒソ
真美&亜美「……はっ!」
P(丸聞こえだ。あいつら……後で教育が必要なようだな)
P「そ、それじゃさっそく応接室へ……」
善永「いや、ここでいいですか? ちょうどこの時間帯はアイドルの皆さんもいるようですし、運が良ければチカラを使う瞬間も見られるかもと思いまして」ニコッ
P「はぁ、まあもうどうでもいいですけど……何があっても驚かないでくださいね」
善永「ありがとうございます!」
善永「本日は皆さんのチカラについて記事を書かせていただきます善永です。よろしくお願いします」
P「どうも、代表のプロデューサーです」
P( 何 故 バ レ た )
千早「いつの間にか私たちのチカラのこと、隠し通せないくらい世間中に広まってるわね」ヒソヒソ
美希「ヘンタイさんに口止めしてなかったのが悪かったって思うな」ヒソヒソ
春香「うーん、でもあの人全快してからすごい澄んだ目してたし、言いふらすようなことするかな?」ヒソヒソ
真美「でも真美は誰にも言ってないよ? メールしたり紙に書いて街中にばらまいたりはしたけどさ」ヒソヒソ
亜美「亜美も亜美も、ネットに書き込んで証拠画像うpしたりはしたけど言いふらしたりは決して……」ヒソヒソ
真美&亜美「……はっ!」
P(丸聞こえだ。あいつら……後で教育が必要なようだな)
P「そ、それじゃさっそく応接室へ……」
善永「いや、ここでいいですか? ちょうどこの時間帯はアイドルの皆さんもいるようですし、運が良ければチカラを使う瞬間も見られるかもと思いまして」ニコッ
P「はぁ、まあもうどうでもいいですけど……何があっても驚かないでくださいね」
善永「ありがとうございます!」
善永「では、早速ですが……事務所に落ちた隕石によって彼女たちのチカラは目覚めたそうですが、その時事務所にいた人は皆チカラに目覚めたということですか?」
P「一応、そうなるんですかね。当時ここには僕、社長、事務員の小鳥さん、そしてうちの全アイドルがいたんですけど……まあ、すごいチカラを使えるのはアイドルだけだと思っていただいていいですよ」
善永「というと?」
P「まず社長なんですが、未来が分かる『予知使い』などと呼ばれています」
善永「すごいじゃないですか」
P「でも予知の内容は選べませんし、ぼんやりとしか予知できなかったりするし、そのくせ内容もしょうもないのばかりでほんとクソ使えないんですよ」
社長「ぐすん」
善永「そ、そうですか……いやそれでも私たち一般人からすると十分すごいんですが」
P「いえいえ、クソみたいなもんですよハハハ。さて次は事務員の音無小鳥さんですが……彼女は妄想を現実にする『妄想使い』です」
善永「えっそれとんでもなくないですか」
P「はい、本人があり得ると思った妄想しか実現しないんですが、それでも十分すぎるほどすごい能力でした」
善永「……でした?」
P「彼女の身に何があったのか。それについては例の隕石についてもう少し詳しく話す必要があります。貴音」
貴音「ここからは私が」
善永「え? まあ、手短に」
P「一応、そうなるんですかね。当時ここには僕、社長、事務員の小鳥さん、そしてうちの全アイドルがいたんですけど……まあ、すごいチカラを使えるのはアイドルだけだと思っていただいていいですよ」
善永「というと?」
P「まず社長なんですが、未来が分かる『予知使い』などと呼ばれています」
善永「すごいじゃないですか」
P「でも予知の内容は選べませんし、ぼんやりとしか予知できなかったりするし、そのくせ内容もしょうもないのばかりでほんとクソ使えないんですよ」
社長「ぐすん」
善永「そ、そうですか……いやそれでも私たち一般人からすると十分すごいんですが」
P「いえいえ、クソみたいなもんですよハハハ。さて次は事務員の音無小鳥さんですが……彼女は妄想を現実にする『妄想使い』です」
善永「えっそれとんでもなくないですか」
P「はい、本人があり得ると思った妄想しか実現しないんですが、それでも十分すぎるほどすごい能力でした」
善永「……でした?」
P「彼女の身に何があったのか。それについては例の隕石についてもう少し詳しく話す必要があります。貴音」
貴音「ここからは私が」
善永「え? まあ、手短に」
貴音「私たちはすぅぱぁ・えねるぎぃ・すとぉんによってチカラを得たのですが……」
善永「えっなんて」
P「すいませんスーパーなんちゃらに関してはノータッチでお願いします」
貴音「すとぉんと落ちたその石には、ろっくでもない意思があったのでございます」キリッ
千早「ブフゥッ」
善永「……石に……意思が?」
貴音「知人から聞いた話なのですが……その石は衝撃とともにえねるぎぃを全て放出する際、最期に近くにいる者の中から誰かを選び、唯一無二の特別なえねるぎぃを与えるとのこと」
貴音「我々も得た、ただチカラを引き出すだけのえねるぎぃを『すぅぱぁ・えねるぎぃ』と呼ぶならば……選ばれし者のみに与えられるそのえねるぎぃの名は『すぺしゃる・えねるぎぃ』」
貴音「そのえねるぎぃには、チカラを通常より遥かに強力なものにするという効果があるのですが……代わりに与えられた者には後に高確率で副作用が生じてしまうのです」
貴音「その者の持つ特性の一つが逆転してしまう、という副作用が」
善永「……あっ」
貴音「お気付きのようですね。そう、どうやら選ばれたのは……無類の『妄想好き』で業界でも有名な彼女のようなのです」
貴音「隕石の落下から数日後。彼女は一言『妄想なんてもうしない』と私達に告げまして、それ以来本当に全く妄想をしていないようなのです。副作用が効き始め、妄想が嫌いになってしまったのでしょう」
P「生きがいを失ったんですかね……あの日から彼女は遊ぶことも喋ることもなくただただぼーっとして毎日を過ごしています。まさに悲劇」
善永「そうだったんですか……え、仕事は?」
善永「えっなんて」
P「すいませんスーパーなんちゃらに関してはノータッチでお願いします」
貴音「すとぉんと落ちたその石には、ろっくでもない意思があったのでございます」キリッ
千早「ブフゥッ」
善永「……石に……意思が?」
貴音「知人から聞いた話なのですが……その石は衝撃とともにえねるぎぃを全て放出する際、最期に近くにいる者の中から誰かを選び、唯一無二の特別なえねるぎぃを与えるとのこと」
貴音「我々も得た、ただチカラを引き出すだけのえねるぎぃを『すぅぱぁ・えねるぎぃ』と呼ぶならば……選ばれし者のみに与えられるそのえねるぎぃの名は『すぺしゃる・えねるぎぃ』」
貴音「そのえねるぎぃには、チカラを通常より遥かに強力なものにするという効果があるのですが……代わりに与えられた者には後に高確率で副作用が生じてしまうのです」
貴音「その者の持つ特性の一つが逆転してしまう、という副作用が」
善永「……あっ」
貴音「お気付きのようですね。そう、どうやら選ばれたのは……無類の『妄想好き』で業界でも有名な彼女のようなのです」
貴音「隕石の落下から数日後。彼女は一言『妄想なんてもうしない』と私達に告げまして、それ以来本当に全く妄想をしていないようなのです。副作用が効き始め、妄想が嫌いになってしまったのでしょう」
P「生きがいを失ったんですかね……あの日から彼女は遊ぶことも喋ることもなくただただぼーっとして毎日を過ごしています。まさに悲劇」
善永「そうだったんですか……え、仕事は?」
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P「そんなわけで、社長と小鳥さんは我々の中では無能力者と言っても過言ではないわけなんですよ。まったく、事務所の恥晒しです」
善永「そ、そうだったんですか……それで、貴方は?」
P「それが……分からないんです。俺だけ未だにチカラに目覚めてないみたいで……何故ですか?」
善永「私に聞かれても」
P「納得いかず一人山にこもり滝に打たれたりしながら、それはもう色んなことを試してみましたよ……」
~回想~
P『エターナルフォースブリザード!!』
P『できない』
~回想終わり~
P「けど、無駄でした。きっとすごいチカラだとは思うんですが……現段階では無しということで」
善永「今の回想必要ですかね?」
P「まあ……そんなわけで前置きが長くなりましたが先述した通りうちでまともにチカラを使えるのはアイドルだけ、ということになります」
P「ではそろそろお待ちかねの彼女たちのチカラについて話し……」
春香「美ぃぃ希ぃぃいいいいい!!!!!!」ゴォォォォォ
P「……こんな時に」ハァ
善永「そ、そうだったんですか……それで、貴方は?」
P「それが……分からないんです。俺だけ未だにチカラに目覚めてないみたいで……何故ですか?」
善永「私に聞かれても」
P「納得いかず一人山にこもり滝に打たれたりしながら、それはもう色んなことを試してみましたよ……」
~回想~
P『エターナルフォースブリザード!!』
P『できない』
~回想終わり~
P「けど、無駄でした。きっとすごいチカラだとは思うんですが……現段階では無しということで」
善永「今の回想必要ですかね?」
P「まあ……そんなわけで前置きが長くなりましたが先述した通りうちでまともにチカラを使えるのはアイドルだけ、ということになります」
P「ではそろそろお待ちかねの彼女たちのチカラについて話し……」
春香「美ぃぃ希ぃぃいいいいい!!!!!!」ゴォォォォォ
P「……こんな時に」ハァ
美希「もー、ちょっとからかっただけなのに」ビュウッ
春香「ぐっ、また軽く防いで……今日という今日は、絶対後悔させてやるからっ!!」メラメラ
美希「あはっ、後悔って何? ミキは今が楽しければそれでいいって思うな~」ヒュ~イ
春香「待てぇぇぇい!!!」ゴォォォォォォ
善永「な、何が……」
P「ああ、落ち着いてください。いつものことです」
善永「え!?」
P「炎は風に煽られ激しさを増す。チカラの性質が関係してるのかは知りませんが、美希にからかわれて春香が燃えるっていうのは、もはや日常茶飯事なんですよ」ハハハ
善永「ええっ、ハハハってあんた……だ、大丈夫なんですか?」
P「はい。春香は美希以外に被害が及ばないように炎をコントロールできますし、美希は風で炎を防げます。ちょっと室温が高くなりますが基本的に誰にも被害はありません」
善永「『風使い』美希に『炎使い』春香……噂には聞いてはいましたが、いざ目の当たりにするとすごいものですね」
P「でしょう? せっかくなんでアイドルらしい良い記事お願いしますね」
善永「え? あはは……前向きに善処するよう極力検討する方向で考えておくかもです」
P(よっしゃ!)グッ
P「で、いつも二人の争いを止めるのが彼女、うちのプロデューサー兼アイドル兼事務員兼ツッコミ兼店長兼まとめ役の秋月律子です」
春香「ぐっ、また軽く防いで……今日という今日は、絶対後悔させてやるからっ!!」メラメラ
美希「あはっ、後悔って何? ミキは今が楽しければそれでいいって思うな~」ヒュ~イ
春香「待てぇぇぇい!!!」ゴォォォォォォ
善永「な、何が……」
P「ああ、落ち着いてください。いつものことです」
善永「え!?」
P「炎は風に煽られ激しさを増す。チカラの性質が関係してるのかは知りませんが、美希にからかわれて春香が燃えるっていうのは、もはや日常茶飯事なんですよ」ハハハ
善永「ええっ、ハハハってあんた……だ、大丈夫なんですか?」
P「はい。春香は美希以外に被害が及ばないように炎をコントロールできますし、美希は風で炎を防げます。ちょっと室温が高くなりますが基本的に誰にも被害はありません」
善永「『風使い』美希に『炎使い』春香……噂には聞いてはいましたが、いざ目の当たりにするとすごいものですね」
P「でしょう? せっかくなんでアイドルらしい良い記事お願いしますね」
善永「え? あはは……前向きに善処するよう極力検討する方向で考えておくかもです」
P(よっしゃ!)グッ
P「で、いつも二人の争いを止めるのが彼女、うちのプロデューサー兼アイドル兼事務員兼ツッコミ兼店長兼まとめ役の秋月律子です」
善永「律子さんですか……噂によると彼女が手にしたチカラは、マサイ族を遥かに超える視力だとか」
P「ああ、確かにそういうのも彼女の武器の一つですが……動体視力なんかもすごいですよ」
律子「いい加減に……」スルッ
春香「はっ!?」ガシッ
律子「しなさい!!」ブンッ
春香「わわっ!」ドーン
P「炎を避けながら春香に近付き、炎が出ていないポイントを狙って抑え込む……造作もないことです」
P「律子には、ほとんどの人の動きは止まって見えますからね」
善永「なるほど、律子さんは例にならって呼ぶなら『視力使い』といったところでしょうか」
P「いや律子は『眼鏡使い』ですね」
善永「えっ」
P「眼鏡をかけている間は視力、視野の広さ、動体視力、透視能力等の『視る力』が飛躍的に上昇。また眼鏡を手に取れば強力な武器として使うことも出来る……それが彼女のチカラです」
善永「め、眼鏡使い……ですか……」
春香「なんで私を抑え込むんですか律子さん!悪いのは美希ですよ、美希!!」
千早「もう……困ったものね、春香」スッ
P「ああ、確かにそういうのも彼女の武器の一つですが……動体視力なんかもすごいですよ」
律子「いい加減に……」スルッ
春香「はっ!?」ガシッ
律子「しなさい!!」ブンッ
春香「わわっ!」ドーン
P「炎を避けながら春香に近付き、炎が出ていないポイントを狙って抑え込む……造作もないことです」
P「律子には、ほとんどの人の動きは止まって見えますからね」
善永「なるほど、律子さんは例にならって呼ぶなら『視力使い』といったところでしょうか」
P「いや律子は『眼鏡使い』ですね」
善永「えっ」
P「眼鏡をかけている間は視力、視野の広さ、動体視力、透視能力等の『視る力』が飛躍的に上昇。また眼鏡を手に取れば強力な武器として使うことも出来る……それが彼女のチカラです」
善永「め、眼鏡使い……ですか……」
春香「なんで私を抑え込むんですか律子さん!悪いのは美希ですよ、美希!!」
千早「もう……困ったものね、春香」スッ
P「お、千早も珍しくチカラを使いますよ。あなたラッキーですね」
善永「へえ、どことなく新幹線っぽい色合いの私服を着ていたことからか『B-72系アイドル』の愛称で親しまれている如月千早さんですか」
善永「そういえば彼女のチカラは知りませんね。765プロが誇る歌姫がどんなチカラを手にしたのか……拝見させていただきます」
千早「記者が来てるのよ。少し頭を冷やしなさい、春香」スゥッ
春香「はっ……うう」ピタ
善永「氷の板が天海さんの額に……?」
P「それが彼女のチカラです」
善永「! なるほど、そういうチカラですか」
P「はい、そうです」
善永(氷使い、か……親友である炎使いの天海春香さんとは対照的なチカラなのね。でもだからこそ互いに)
P「千早は『板使い』です」
善永「……」
P「木の板はもちろんのこと、氷、鉄、チョコ等あらゆる板状のものを瞬時に生成可能!」
P「便利でしょう?」
善永「……なんというか、疲れてきました」
善永「へえ、どことなく新幹線っぽい色合いの私服を着ていたことからか『B-72系アイドル』の愛称で親しまれている如月千早さんですか」
善永「そういえば彼女のチカラは知りませんね。765プロが誇る歌姫がどんなチカラを手にしたのか……拝見させていただきます」
千早「記者が来てるのよ。少し頭を冷やしなさい、春香」スゥッ
春香「はっ……うう」ピタ
善永「氷の板が天海さんの額に……?」
P「それが彼女のチカラです」
善永「! なるほど、そういうチカラですか」
P「はい、そうです」
善永(氷使い、か……親友である炎使いの天海春香さんとは対照的なチカラなのね。でもだからこそ互いに)
P「千早は『板使い』です」
善永「……」
P「木の板はもちろんのこと、氷、鉄、チョコ等あらゆる板状のものを瞬時に生成可能!」
P「便利でしょう?」
善永「……なんというか、疲れてきました」
P「お疲れですか? 記者って忙しいんですね。やよい、疲れを癒してあげてくれ」
やよい「うっう~!任せてください!!」
善永「そんな、気を使わなくても……」
やよい「ええい!」タッチ
善永「ひゃっ!」
善永(うそっ……何これ……)
善永(この……感覚…………はぁうっ……!)
P「『元気使い』高槻やよいは触れた相手をたちまち元気に出来るんですよ。怪我してても疲れててもすぐに健康状態。また元気を与えて身体能力を向上させたりなんかもできます」
やよい「えへへ、元気があればなんだってできちゃいます。私、元気だけが取り柄ですから」
P「24時間テレビなどに出れば出演者の眠気も覚ませてみんな大助かりですよ。メインパーソナリティに向いてると思いません?」
善永「……」
善永「クゥー!いいですねぇ!」
P「でしょう?」
やよい「あうぅ……ちょっと元気出し過ぎちゃったかも」
響「ハム蔵~! どこ行ったんだ~!!」
やよい「うっう~!任せてください!!」
善永「そんな、気を使わなくても……」
やよい「ええい!」タッチ
善永「ひゃっ!」
善永(うそっ……何これ……)
善永(この……感覚…………はぁうっ……!)
P「『元気使い』高槻やよいは触れた相手をたちまち元気に出来るんですよ。怪我してても疲れててもすぐに健康状態。また元気を与えて身体能力を向上させたりなんかもできます」
やよい「えへへ、元気があればなんだってできちゃいます。私、元気だけが取り柄ですから」
P「24時間テレビなどに出れば出演者の眠気も覚ませてみんな大助かりですよ。メインパーソナリティに向いてると思いません?」
善永「……」
善永「クゥー!いいですねぇ!」
P「でしょう?」
やよい「あうぅ……ちょっと元気出し過ぎちゃったかも」
響「ハム蔵~! どこ行ったんだ~!!」
善永「ハム蔵って我那覇さんのペットですよねぇ!?探すの手伝いますかぁ!?」
P「大丈夫です。なんですかそのテンション」
響「真美ぃ~!頼む~!」
真美「ガッテンでい♪」
真美「んむむ、あれ、いな……あ! いたよっ!ソファーの下! うまいこと挟まってる!」
律子(私が出るまでもなかったか。透視、ちょっと疲れるし)
善永「真美ちゃんってぇ!ど~んなチカラなんですかぁ!?」
P「真美は『音使い』です。色んな音を出せるのはもちろん、自分の周りの音を支配でき、また様々な音を聞き分けることも出来る音のスペシャリストです」
善永「なっるほどぉ!」
P「超音波の反射を利用して物を探すことも可能。イタズラにさえ使わなければアイドルらしいチカラでしょう?」
善永「確かにぃ!記事にそう書いときますねぇ!」カキカキ
P「ありがとうございます。なんだそのテンション」
響「なんでそんなとこに……待ってろハム蔵!うおおおおおおおおおおお」
響「『響CHANGE』!」シュピーン
ハムスター響「今行くぞ!」ダッ
P「大丈夫です。なんですかそのテンション」
響「真美ぃ~!頼む~!」
真美「ガッテンでい♪」
真美「んむむ、あれ、いな……あ! いたよっ!ソファーの下! うまいこと挟まってる!」
律子(私が出るまでもなかったか。透視、ちょっと疲れるし)
善永「真美ちゃんってぇ!ど~んなチカラなんですかぁ!?」
P「真美は『音使い』です。色んな音を出せるのはもちろん、自分の周りの音を支配でき、また様々な音を聞き分けることも出来る音のスペシャリストです」
善永「なっるほどぉ!」
P「超音波の反射を利用して物を探すことも可能。イタズラにさえ使わなければアイドルらしいチカラでしょう?」
善永「確かにぃ!記事にそう書いときますねぇ!」カキカキ
P「ありがとうございます。なんだそのテンション」
響「なんでそんなとこに……待ってろハム蔵!うおおおおおおおおおおお」
響「『響CHANGE』!」シュピーン
ハムスター響「今行くぞ!」ダッ
善永「我那覇さんは変身能力なんですねぇ!!いいですねぇ!」
P「はい、『動物使い』ですんで、知っている動物の要素を自己に取り込むことで色んな動物に変身出来ます」
ハムスター響「うぅ~、ソファーの下暗くてよく見えないぞ~」
伊織「まぁそれはしょうがないわね、このスーパーアイドル水瀬伊織ちゃんが照らしてあげるわ!」チラッチラッ
P「あ、伊織は『光使い』です。おでこからビームとか出せます」
善永「それは知ってます!ずっと前から周知の事実ですよぉ!!」
P「はは、チカラに目覚めたのつい最近のはずなんですけどね」
伊織「んー……あれ? 響しかいないみたいだけど」ピカー
律子「あら、ハム蔵もう普通に自力で脱出してるわね」
ハム蔵「ヂュイ!」ドヤァ
伊織「だそうよ。出てきなさい響」
ハムスター響「……」
ハムスター響「挟まった……」
伊織「……」
ハム蔵(やれやれ、困った御主人だ)
P「はい、『動物使い』ですんで、知っている動物の要素を自己に取り込むことで色んな動物に変身出来ます」
ハムスター響「うぅ~、ソファーの下暗くてよく見えないぞ~」
伊織「まぁそれはしょうがないわね、このスーパーアイドル水瀬伊織ちゃんが照らしてあげるわ!」チラッチラッ
P「あ、伊織は『光使い』です。おでこからビームとか出せます」
善永「それは知ってます!ずっと前から周知の事実ですよぉ!!」
P「はは、チカラに目覚めたのつい最近のはずなんですけどね」
伊織「んー……あれ? 響しかいないみたいだけど」ピカー
律子「あら、ハム蔵もう普通に自力で脱出してるわね」
ハム蔵「ヂュイ!」ドヤァ
伊織「だそうよ。出てきなさい響」
ハムスター響「……」
ハムスター響「挟まった……」
伊織「……」
ハム蔵(やれやれ、困った御主人だ)
善永「あ、もうこんな時間!! そろそろ失礼します!」
P「えっ、時間ですか?まだ紹介してない子も何人かいるんですけど……」
善永「帰りたいんでまた次の機会にでも!! あっりがとうございましたぁ!」タタタッ
P「えっ、あっ、こちらこそー……」
P「……さて、よっこいしょ」ヒョイ
ハムスター響「あっ」
P「ここなら普通にソファー持ち上げりゃいいだろ……無理にチカラ使わなくても」
響「そ、その手があったか!」
伊織(記者にアピールしようと思ってチカラ使ったけど……やっぱり不自然だったかしら)
P「ったく……まあいいやどうでも。それより」チラッ
真美「ん、どったの兄ちゃん」
亜美「亜美たちのこと見て……はっ! さてはエッチなこと考えてるっしょ~? このHP! 体力!」
真美「んっふっふ~、だめだよ兄ちゃん、中学生に手を出したら犯罪なんだよ?」
P(こいつら……どう教育してやろうか)
社長「あっティンときた」
P「えっ、時間ですか?まだ紹介してない子も何人かいるんですけど……」
善永「帰りたいんでまた次の機会にでも!! あっりがとうございましたぁ!」タタタッ
P「えっ、あっ、こちらこそー……」
P「……さて、よっこいしょ」ヒョイ
ハムスター響「あっ」
P「ここなら普通にソファー持ち上げりゃいいだろ……無理にチカラ使わなくても」
響「そ、その手があったか!」
伊織(記者にアピールしようと思ってチカラ使ったけど……やっぱり不自然だったかしら)
P「ったく……まあいいやどうでも。それより」チラッ
真美「ん、どったの兄ちゃん」
亜美「亜美たちのこと見て……はっ! さてはエッチなこと考えてるっしょ~? このHP! 体力!」
真美「んっふっふ~、だめだよ兄ちゃん、中学生に手を出したら犯罪なんだよ?」
P(こいつら……どう教育してやろうか)
社長「あっティンときた」
P「……社長、今こいつらに説教するとこなんで黙っててもらえませんか」
社長「しかしだねキミィ、ティンときたんだから仕方が無いだろう」
亜美「ティンときたんならちかたないね。ここは亜美たちはおいといて社長の話を聞こうではないか」
P「どうせいつもみたく、近くの動物園でライオンの赤ちゃんが生まれるようだよ、やったな!みたいなしょうもない予言でしょう?」
社長「いや、それがだね……」
P「そんなのより秘密をバラした悪ガキたちの教育の方が大切ですよ。亜美真美、覚悟はいいか?」
真美「うえぇっ!? 待ってよ! 話せば分かるって!」
亜美「言いふらさないって約束は守ったじゃん!」
P「そんな屁理屈が」
社長「今日この事務所の誰かが死ぬようだ」
P「通用す……」
P「………………」
P「えっなんて」
社長「今日この事務所の誰かが死ぬ、そう言ったのだよ」
社長「見えてしまったんだ……ついさっき、な」
社長「しかしだねキミィ、ティンときたんだから仕方が無いだろう」
亜美「ティンときたんならちかたないね。ここは亜美たちはおいといて社長の話を聞こうではないか」
P「どうせいつもみたく、近くの動物園でライオンの赤ちゃんが生まれるようだよ、やったな!みたいなしょうもない予言でしょう?」
社長「いや、それがだね……」
P「そんなのより秘密をバラした悪ガキたちの教育の方が大切ですよ。亜美真美、覚悟はいいか?」
真美「うえぇっ!? 待ってよ! 話せば分かるって!」
亜美「言いふらさないって約束は守ったじゃん!」
P「そんな屁理屈が」
社長「今日この事務所の誰かが死ぬようだ」
P「通用す……」
P「………………」
P「えっなんて」
社長「今日この事務所の誰かが死ぬ、そう言ったのだよ」
社長「見えてしまったんだ……ついさっき、な」
P「……マジすか?」
社長「マジだよ。そして私の予知が今まで外れたことがないということは……知っているね?」
P「……」
P「し、死ぬって……誰が?」
社長「それは分からん。今日我々の誰かが死ぬ……私にはその事実が概念として見えただけだからな」
亜美「ちょっ……シャレんなってないって!」
真美「兄ちゃん兄ちゃん、説教とかそんなんもうどーでもいいっしょ!」
P「おっおう、そそそんなことないけどでもやっぱそうっちゃそうだな。ど、どうすれば……」
美希「ねーねー、もし誰か死んじゃったら、やよいのチカラで生き返らせたりできない?」
やよい「うう……いくらなんでもそれは無理かなーって」
春香「ってことは……本当に……!?」
雪歩「い、いやぁあああああ!!!!!」
真「雪歩落ち着いて! 社長、なんとかならないんですか?」
社長「私に聞かれても……何せ私にはただ見えただけなのだからね」
P「くそ……ほんと使えないですね社長のチカラ」
社長「マジだよ。そして私の予知が今まで外れたことがないということは……知っているね?」
P「……」
P「し、死ぬって……誰が?」
社長「それは分からん。今日我々の誰かが死ぬ……私にはその事実が概念として見えただけだからな」
亜美「ちょっ……シャレんなってないって!」
真美「兄ちゃん兄ちゃん、説教とかそんなんもうどーでもいいっしょ!」
P「おっおう、そそそんなことないけどでもやっぱそうっちゃそうだな。ど、どうすれば……」
美希「ねーねー、もし誰か死んじゃったら、やよいのチカラで生き返らせたりできない?」
やよい「うう……いくらなんでもそれは無理かなーって」
春香「ってことは……本当に……!?」
雪歩「い、いやぁあああああ!!!!!」
真「雪歩落ち着いて! 社長、なんとかならないんですか?」
社長「私に聞かれても……何せ私にはただ見えただけなのだからね」
P「くそ……ほんと使えないですね社長のチカラ」
貴音「何か行動を起こせば運命は変えられるかもしれませんが……誰が死する運命なのかが分からなければ対策も取りづらいですね」
千早「……律子。もしかしたらだけれど、あなたのチカラで死相なんて見えたりしないかしら」
律子「んー、分からないけど、見るだけ見てみるわ」
あずさ「なんだか、大変なことになってきたわね……」
やよい「うう、私、皆さんの誰にも死んでほしくないです……でも私が死んだら弟たちが……あうぅ」
P「……律子、どうだ?」スタスタ
律子「うーん……とりあえずざっと皆を見た感じ死相らしきものは無さそうですね。死相なんてものが存在するのかも分かりませんけど」
P「本当か? 念のためもう少しじっくり見てみてくれ」
律子「そうはいってもプロデューサー、そもそもどんなのか分からないものを……」クルッ
律子「!!!!!!!」
P「ん、どうした律子。俺の顔になんかついて……あ!」
律子「い、いや……なんでもないデスヨー」サッ
P「おい、なんで目を逸らした!? なあ! まさか……」
律子「……」
P「え、ウソ……え?」
千早「……律子。もしかしたらだけれど、あなたのチカラで死相なんて見えたりしないかしら」
律子「んー、分からないけど、見るだけ見てみるわ」
あずさ「なんだか、大変なことになってきたわね……」
やよい「うう、私、皆さんの誰にも死んでほしくないです……でも私が死んだら弟たちが……あうぅ」
P「……律子、どうだ?」スタスタ
律子「うーん……とりあえずざっと皆を見た感じ死相らしきものは無さそうですね。死相なんてものが存在するのかも分かりませんけど」
P「本当か? 念のためもう少しじっくり見てみてくれ」
律子「そうはいってもプロデューサー、そもそもどんなのか分からないものを……」クルッ
律子「!!!!!!!」
P「ん、どうした律子。俺の顔になんかついて……あ!」
律子「い、いや……なんでもないデスヨー」サッ
P「おい、なんで目を逸らした!? なあ! まさか……」
律子「……」
P「え、ウソ……え?」
律子「だ、大丈夫! 気のせい!気のせいですから!」
P「じゃあなんで俺の目を見ない! 見えちゃってないよな!? 死相見えちゃってないよな!?」
律子「大丈夫……うん、大丈夫。なんでもありませんよ、プロデューサー」
P「本当か? しっ、信じてもいい、のか?」
律子「当然ですよ。第一死相なんてもの、あるわけないじゃないですか」
美希「……むー」
真美「うう、兄ちゃんのこと、忘れないよ」
亜美「亜美たち、新しい兄ちゃんと一緒にがんばるからね」
P「だだだ大丈夫なんだよな律子!」
律子「もー、だから大丈夫ですってアハハ。私が保証します」
千早「それで、結局どうするの?」
春香「提案なんだけど……今日は皆でこの事務所に泊まるって、どう?」
真「なるほど、いいんじゃないかな。もし何かあっても皆がいれば対応できるかもしれないし」
律子「……いや! 今日は皆もう家に帰りましょう。まっすぐにね」
春香「えっ?」
P「じゃあなんで俺の目を見ない! 見えちゃってないよな!? 死相見えちゃってないよな!?」
律子「大丈夫……うん、大丈夫。なんでもありませんよ、プロデューサー」
P「本当か? しっ、信じてもいい、のか?」
律子「当然ですよ。第一死相なんてもの、あるわけないじゃないですか」
美希「……むー」
真美「うう、兄ちゃんのこと、忘れないよ」
亜美「亜美たち、新しい兄ちゃんと一緒にがんばるからね」
P「だだだ大丈夫なんだよな律子!」
律子「もー、だから大丈夫ですってアハハ。私が保証します」
千早「それで、結局どうするの?」
春香「提案なんだけど……今日は皆でこの事務所に泊まるって、どう?」
真「なるほど、いいんじゃないかな。もし何かあっても皆がいれば対応できるかもしれないし」
律子「……いや! 今日は皆もう家に帰りましょう。まっすぐにね」
春香「えっ?」
律子「寄り道せず帰って家にいなさい、と言ったのよ。そうすれば絶対大丈夫だから」
雪歩「し、死ぬかもしれないのに一人なんて怖くて無理ですよぉ!無理無理!」
春香「律子さんが言うからには……何か理由があるんですよね?」
律子「……ええ、実は」
律子「私にも未来が見えたのよ」
社長「なんだと!?」
律子「皆大人しく家にいる限り死なない……曖昧だけどそういう運命が見えたの。だからそうしてくれる?」
P「なるほど、見ることに特化した律子のチカラは未来も見ることができたわけだ。となると社長のチカラの存在意」
社長「言わんでくれ」
律子「そういう訳だから皆、早く帰りましょう」
P「だな。俺と同じくらい仕事の出来る律子が言ってるんなら間違いないだろう」
やよい「あうう、それじゃ……律子さんを信じて、帰ります。皆さん、お疲れ様でした!」ガルーン
雪歩「そういうことなら……お疲れさまでしたぁ」ペコリ
美希(……皆、どーしたんだろ? なんで次々と帰ってってるの?)
美希(律子、どー考えてもウソついてるのに……)
雪歩「し、死ぬかもしれないのに一人なんて怖くて無理ですよぉ!無理無理!」
春香「律子さんが言うからには……何か理由があるんですよね?」
律子「……ええ、実は」
律子「私にも未来が見えたのよ」
社長「なんだと!?」
律子「皆大人しく家にいる限り死なない……曖昧だけどそういう運命が見えたの。だからそうしてくれる?」
P「なるほど、見ることに特化した律子のチカラは未来も見ることができたわけだ。となると社長のチカラの存在意」
社長「言わんでくれ」
律子「そういう訳だから皆、早く帰りましょう」
P「だな。俺と同じくらい仕事の出来る律子が言ってるんなら間違いないだろう」
やよい「あうう、それじゃ……律子さんを信じて、帰ります。皆さん、お疲れ様でした!」ガルーン
雪歩「そういうことなら……お疲れさまでしたぁ」ペコリ
美希(……皆、どーしたんだろ? なんで次々と帰ってってるの?)
美希(律子、どー考えてもウソついてるのに……)
律子「さて……ん?」
美希「……」
律子「どうしたの? もう皆帰ったわよ。あなたも早く……」
美希「律子……なんでウソついたの?」
律子「!!」ドキッ
美希「律子には未来を見るチカラなんてないよね? なんであんなこと言ったの?」
律子「……律子さん、でしょ」
美希「ねぇ!」
律子「……」
律子「なんで、そう思ったの?」
美希「律子がハニーから目を逸らしたとき……あれは死相が見えちゃったから目を逸らしたんだよね」
律子「……だからね、プロデューサーの顔には死相なんて無かったって」
美希「律子が見たのはハニーの顔は顔でも……目、でしょ。律子のチカラなら、そこに映ってた人の死相だって見えちゃうって思うな」
律子「……」
美希「ねぇ律子……律子が見た死相は、律子の死相なんだよね?」
美希「……」
律子「どうしたの? もう皆帰ったわよ。あなたも早く……」
美希「律子……なんでウソついたの?」
律子「!!」ドキッ
美希「律子には未来を見るチカラなんてないよね? なんであんなこと言ったの?」
律子「……律子さん、でしょ」
美希「ねぇ!」
律子「……」
律子「なんで、そう思ったの?」
美希「律子がハニーから目を逸らしたとき……あれは死相が見えちゃったから目を逸らしたんだよね」
律子「……だからね、プロデューサーの顔には死相なんて無かったって」
美希「律子が見たのはハニーの顔は顔でも……目、でしょ。律子のチカラなら、そこに映ってた人の死相だって見えちゃうって思うな」
律子「……」
美希「ねぇ律子……律子が見た死相は、律子の死相なんだよね?」
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