元スレニート「七つの大罪……?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
51 :
DQNがひでぇ
52 = 1 :
天使「…………」ゴクッ…
天使「いよいよ始まりましたね……」
神「うむ……」
天使「相手のルールに従わなきゃならないというのは不利ですが……」
天使「“七つの大罪”ならきっと勝ってくれるハズです……!」
神「…………」
天使「どうしました?」
神「できれば、共倒れが理想だ……」
天使「もちろん、私も本音はそうです」
53 :
ブラック社長頼もしすぎワロタ
55 :
寝ようと思ってる時に限って面白いスレを開く現象
56 = 26 :
本音www
57 = 1 :
“強欲”セレブ VS “F”占い師
占い師「さあ、いくわよ」
占い師「この水晶玉からあふれ出る、閃光を受けてごらんなさい!」
ピカァァァ……!
占い師(決まったわ……)
占い師「やはり占い通り、この勝負は私の勝ち──」
セレブ「あ~ら、この程度ですの?」
占い師「!?」
占い師「な、なんで!? なんで私の光が通じないのよ!」
セレブ「オホホ、決まっているでしょう」
セレブ「ご覧あそばせ! わたくしの服を!」バサッ
占い師「!?」
58 = 35 :
見てるぞ
59 = 1 :
キラキラキラキラキラ……
占い師「な、なにこれ……」
占い師(上着を脱いだら……全身にダイヤやルビーをはじめとした宝石が……)
占い師(これじゃ光が乱反射して、威力が弱まってしまう!)
セレブ「この太陽のような輝きに比べれば」キラキラ…
セレブ「アナタの光なんて、月の光も同然ですことよ」キラキラ…
占い師「くっ……!」
セレブ「しかも、この時価数百億円の宝石たちを使えば──」
セレブ「あなたが放った光を、まとめてお返しすることも可能ですのよぉ~」
占い師「な、なんですって!?」
セレブ「光を集積して……お返しいたしますわ!」ピカッ
バシュゥッ!
ズガァァァンッ!!!
占い師「あ、あがが……」プスプス…
“傲慢”セレブ ○ ─ × “F”占い師
60 = 1 :
“暴食”デブ VS “C”料理人
料理人「お待たせェ!」
デブ「うん、うまい!」ガツガツ…
デブ「おかわりィ~!」
料理人(よく食う奴だ……しかも早い! たった五分で二十人前は食べている……)
料理人(しかし、なぜだ……?)
料理人(ワタシの料理に感銘を受けた者は、魂を奪われるはずなのに……)
料理人(なんで、コイツの魂は奪えないんだァ!?)
デブ「うん、うまい!」ガツガツ…
デブ「おかわりィ~!」
料理人「……ちょ、ちょっと待て!」
デブ「なに~?」
63 = 35 :
セレブはなかなかつじつまが会ってるな
64 :
これは酷い
66 = 1 :
料理人「なぜだ! なぜ魂を奪われない!?」
料理人「キミは、ワタシの料理がおいしくないのかァ!?」
デブ「えぇ~、おいしいよぉ」ゲップ…
デブ「でも、オレの場合、ある程度の味なら何でもおいしく食べられるからね」
デブ「レトルト食品も、あなたの料理も、みぃ~んな美味しい!」
料理人「!」ガーン
料理人(レトルトと……ワタシの料理が……同レベル!?)ピシッ…
料理人(ワタシの……料理人としてのプライドが……崩れていくゥ……)ピシピシ…
パリィンッ!
ドサッ……
デブ「あれ、倒れちゃった! どうしたんだろう?」
デブ「ま、いっか。キッチンにある食べ物、全部食べちゃお~っと」
“暴食”デブ ○ ─ × “C”料理人
67 = 1 :
“嫉妬”ヤンデレ女 VS “B”剣士
キィンッ! ガキンッ! キンッ!
ヤンデレ女「ウフフ……やるじゃない……。私が見込んだ通りの男性だわ……」
剣士「吾輩と互角とは……なぜお前、ここまでの剣の腕が!?」
ヤンデレ女「あれは大変だったわぁ……」
剣士「?」
ヤンデレ女「剣道の有段者だった彼が、もう別れようっていった時は……」
ヤンデレ女「常に木刀を持っている彼を包丁で刺すため、猛特訓したもの……」
ヤンデレ女「死闘の末、脇腹を刺して病院送りにすることに成功したわ……」
剣士(こ、こいつ……)
剣士(剣道経験者を刺すためだけに、これほどの腕に!? どんな執念だ!?)
剣士(イ、イカれている……!)
剣士「お前はイカれている! お前などになびく男がいるものか!」
ヤンデレ女「!」ピクッ
68 = 18 :
デブ悲しいな
69 = 1 :
ヤンデレ女「なんですって……?」
ヤンデレ女「なんですってえええええええええええ!!?」
ヤンデレ女「許さない……許さないィィィィィッ!」
ヤンデレ女「きえええええええええええええッッッ!!!」
ギュオッ!
剣士(消えた!? ──ど、どこにっ!?)
ドスッ……!
剣士(背中……!)グラッ…
剣士「む、無念……」ドサッ…
ヤンデレ女「あなたがいけないのよ……」フゥフゥ…
ヤンデレ女「あなたが浮気なんてするから……!」フゥフゥ…
“嫉妬”ヤンデレ女 ○ ─ × “B”剣士
71 :
メンヘラ強すぎだろ…
72 = 1 :
“色欲”ビッチ VS “H”霊能力者
霊能力者「オ~ッホッホッホ!」
ウォォォン……
霊能力者「霊感のないあなたにも、この地獄の亡者のうめき声が、聞こえるでしょう?」
ウォォォン……
霊能力者「今すぐ、あなたも地獄に──」
ビッチ「えぇ~? よくわかんなぁ~い?」
霊能力者「は?」
ビッチ「ジゴクとかモージャとかいわれても」
ビッチ「アタシ、生きてる男にしかキョーミないしぃ~」
ビッチ「もち、イケメンで金持ってるヤツ限定ね」
霊能力者(な、なんなの……この娘……)
霊能力者「!」ハッ
73 :
追いついた
面白いな
74 = 1 :
オォォ……
霊能力者(聞こえる……)
ウォォォォ……
霊能力者(この娘に弄ばれ、捨てられた、哀れな男たちのうめき声!)
ウオオォォォ……
霊能力者(私の能力が“地獄”なら、この娘の力はまさに“生き地獄”!)
ウウオォォォォォォォ……!
霊能力者(イヤ、やめて! 聞きたくない!)
ウオオオォォォォォォォォン……!!!
霊能力者「イヤァァァァァッ!!!」
ドサッ……
ビッチ「アハハッ、よく分からないけど勝っちゃった」
“色欲”ビッチ ○ ─ × “H”霊能力者
75 = 18 :
ビッチなんもしてねええwwwww
76 = 1 :
天使「す、すごい……すごいですよ!」
天使「あの手強い能力者たちを、すでに四人も倒しました!」
神「うむ……予想以上の強さだ」
神「これならば、きっと残る三人も勝ってくれることであろう」
天使「はいっ!」
神「ところで、今のうちにあの七人の願いを確認しておきたい」
神「七人が書いた“願い”を見せてくれるか」
天使「かしこまりました!」
77 :
追いついた面白い
78 = 1 :
“怠惰” ニート
『一切働かず、幸せに天寿をまっとうできるようにして欲しい』
“傲慢” ブラック社長
『経営者は社員をどのように扱ってもよい世界にして欲しい』
“強欲” セレブ
『100兆円欲しい』
“嫉妬” ヤンデレ女
『私の恋路をジャマした人間は惨死するようにして欲しい』
“憤怒” DQN
『いくら人を傷つけても、罪に問われないようにして欲しい』
“色欲” ビッチ
『イケメンとお金持ち以外の男は消えて欲しい』
“暴食” デブ
『世界中の食べ物を自分のものにしたい』
神(なんだこりゃ……)
79 = 18 :
ひっどwwwww
82 = 1 :
神「なんだこれは!?」
神「もし、この七つの願いが全て成就してしまったら──」
神「世界はとんでもないことになる!」
神「はっきりいって、悪魔に支配された方がまだマシかもしれん!」
天使「し、しかし……もう取り消すことはできませんよ!」
天使「彼らがこの戦いに勝利してしまったら」
天使「これらの願いは叶ってしまうのです!」
神「なんてことだ……!」
神「くそっ……残り三人、誰でもいいから負けてくれ! 頼むっ!」
83 :
地獄なら仕事すれば世界複製すらしてくれるというのに……
84 = 1 :
“傲慢”ブラック社長 VS “G”ゲーマー
ゲーマー(このボードゲームは駒が本当に生きている)
ゲーマー(だから……駒がやられると悲痛な叫び声をあげて、死ぬ……)
\ ギャー / \ タスケテー / \ オカーサーン /
ゲーマー(プレイヤーは罪悪感から、たとえ最善手であっても)
ゲーマー(駒を犠牲にするような手を打てなくなり、ボクに敗れていった……)
ゲーマー(一流のチェスプレイヤーや棋士でさえ、そうだった……)
ゲーマー(なのに……)
ゲーマー(目の前のこの男は、平然とゲームをプレイし続けている!)
ゲーマー(ボクでさえためらうような手を、眉一つ動かさず選んでくる!)パチッ
\ ウゲェー /
ブラック社長「また一人死んだか。役立たずが」パチッ
ゲーマー(なんでだ!?)
85 = 61 :
ビッチの願いが一番ヤバイ
87 = 71 :
ビッチのが叶ったらお前ら全滅やん
88 = 1 :
ゲーマー「おかしいよ、アンタ!」
ゲーマー「駒は生きているっていっただろう!?」
ゲーマー「なんでそんな残酷な手を打てるんだよ! それでも人間か!?」
ブラック社長「なにをいっている」
ブラック社長「駒が主人のために死ぬのは当然だろう」
ブラック社長「社員が社長のために過労死するのは当然なように、な」
ゲーマー「!」ガーン
\ ウギャッ / \ ギエー / \ ムネン… /
\ グフッ / \ シニタクナーイ / \ ヒデブッ /
\ グエエエッ / \ ヒイッ / \ イヤダー /
ブラック社長「俺の勝ちだな」
ゲーマー「負け……ました……」ガクッ
“傲慢”ブラック社長 ○ ─ × “G”ゲーマー
89 = 80 :
ブラック社長がなんかデスノの火口みたい
90 = 40 :
誰にも迷惑がかからないからか、相対的にニートの願いがまともに思えてくるから困る
91 = 1 :
“憤怒”DQN VS “D”インテリ
インテリ「──以上が、タバコによって当事者及び周囲の人間に想定される害だ」
インテリ「よって、喫煙は規制されるべきである」
DQN「ハァ~!?」
DQN「意味わかんねーんだけど、意味わかんねーんだけど!?」
インテリ「だから……」
DQN「だから、じゃねえよ!」バンッ
インテリ「机を叩くな!」
インテリ「議論する気があるのかい!? 君は!?」
DQN「してんじゃねえかよォ~!? あぁ~~~~~ん!!?」
92 = 1 :
インテリ「一度話を戻そう……」
DQN「何を戻すんだよ!」
DQN「ハァ?」
DQN「ハァ~!?」
DQN「ハァ~~~~~!!?」
DQN「お? お? お? やんのか、コラ! あ? あ? あ?」
インテリ「叫んでちゃ議論にならない。一度落ちついて……」
DQN「ざっけんなよ! 落ちついてんだろうがよッ!!!」
インテリ(もういやだ……)
インテリ(これ以上、こいつと話したくない……関わりたくない……)
インテリ(アメーバを相手に議論する方が、よっぽど有意義だ……)ドサッ…
DQN「あ!? ブッ倒れやがった!」
“憤怒”DQN ○ ─ × “D”インテリ
94 = 80 :
これDQNの負けだろwww
95 = 26 :
大罪強いなー
96 = 1 :
“怠惰”ニート VS “E”坊主
坊主「…………」
ニート「…………」ゴロゴロ…
坊主「…………」
ニート「…………」ゴロゴロ…
坊主「…………」
ニート「…………」ゴロゴロ…
坊主(こんな軟弱そうな男が、なぜこうも“喋らない”ということに耐えられる!?)
ニート(いやぁ~喋らずにいるだけの勝負なんて、楽でいいや)
ニート(そういや、あの天使と会話するまで、俺二年間ぐらい喋ってなかったもんな)
ニート(このまま、ゴロゴロしながら妄想してよっと)
坊主(うぬぬ……)
97 :
あんげる
98 = 1 :
坊主「…………」
ニート「…………」ゴロゴロ…
坊主「…………」
ニート「…………」ゴロゴロ…
坊主「…………」
ニート「…………」ゴロゴロ…
坊主「…………」プルプル…
坊主「なんかしゃべらんかァ!」
ニート(うるせぇな、妄想がいいとこだったのに)
坊主「!」ハッ
坊主「うおおおおおお……ワシの負けぇ……」ドサッ…
ニート(お、勝った)
“怠惰”ニート ○ ─ × “E”坊主
99 = 1 :
??『ほう……』
??『あの七人では歯が立たなかったか……神め、生きのいい人間を集めたようだな』
??『ならば、次は私が相手だ!』
??『七人全員、私の城に招待してやろう!』パチンッ
ニート「ん?」シュンッ
ブラック社長「なんだこの声は」シュンッ
セレブ「あら?」シュンッ
ヤンデレ女「なによ」シュンッ
DQN「あぁ!?」シュンッ
ビッチ「え、なんなの~?」シュンッ
デブ「腹減ったぁ~」シュンッ
100 = 18 :
ハラ減ったなあ
みんなの評価 : ★
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