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    元スレエイラ「せ、赤軍大粛清……?」

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    1 :

    1945年

     カールスラント崩壊後、リベリオン合衆国へ亡命した研究者、アルバート・アインシュタイン主導による研究成果により『マンハッタン計画』は成功を収めた。

     同年の6月に北アフリカのネウロイの巣攻略戦に複数投入され、人類史上快挙とも言える完全殲滅を成し遂げた。

     8月には同様の爆弾「ファットマン」がヨーロッパ方面でも投入され巨大なネウロイの巣を焦土に変えている。

     なお、余談だがカールスラントが開発した戦略報復兵器V1、V2に搭載されて使用された新型爆弾は後に『世界初のI.C.B.M』と呼ばれることになる。 

     また、戦争末期から戦後にかけて対ネウロイの消耗戦で疲弊した大国オローシャ帝国の王室は倒れ、東ヨーロッパを中心に急速に共産主義が台頭した……

     国土を奪還したカールスラントもこの動きに巻き込まれ資本主義政権と共産主義政権、二つの政府が相次いで樹立。 (なお国土奪還を成し遂げたナチ党は総統の死後、弱体化した)


     翌1946年.....

     首都ベルリンには物々しいチェックポイントが置かれ互いの出入りを厳しく監視していた。

    2 :

    ヨシフの犬サーニャ

    3 = 1 :

    エイラ「戦争が終わったのにオラーシャに入れないってどういうことダヨ!」

    ミーナ「エイラさん……」

    エイラ「一緒に両親を探すって約束したんダ! サーニャと!」

    ミーナ「ええ、でも我慢するしかないわ。 スオムス、オラーシャ国境地帯は今やホットゾーンなのよ」

    エイラ「サーニャぁ……」

    ミーナ「トゥルーデもエーリカも東カールスラント軍属になったわ、あの子達は大丈夫かしら?」


     ネウロイとの生存競争が一応の集結を見たことで多くのウィッチは除隊の道を選んだが、続けて始まった冷戦の渦中に身を投じたウィッチも少なくなかった。

     故国を失い、物心ついた頃より戦いに身を投じていた少女たちに、戦うこと以外の生き方を教えてやれる余裕のある者など多くはなかったのだから……

    4 = 1 :

     そんな中、迎えた1951年暮れ。

     ひとりのカールスラント元エースが東側の飛行脚を手土産にオーバーザフェンスを図ったとの知らせがSRDF(スオムス国防軍緊急展開部隊)で軍務に服していた、エイラの耳に届く。

     エイラはその名前を聞いて、思わず聞き返した。 

     亡命を図ったのはゲルトルート・バルクホルン……規則にうるさい堅物と評したその人であった。

    5 = 1 :

    ベルリン某所。

    エイラ「SRDF所属のエイラ・イルマタル・ユーティライネン ダ。 通るゾ……」

    リーネ「え、エイラさん? ま、待ってください! 今はMI6が取り調べ中で……」

    エイラ「ウルサイ! やっと見つけたサーニャの手掛かりナンダ!」

    バーン!

    MI6局員「っ! なんだ君は!」

    ミーナ「ちょ、エイラさん?」

    バルクホルン「……エイラか、変わらないな」

    エイラ「バルクホルン……カ?」

     懐かしい同僚を前にして、エイラは一瞬固まってしまった。

     別人のようにやつれた顔、生気のない瞳をした目の前の人間が自分の知るバルクホルンとはあまりにかけ離れていたから……

    6 :

    そして誰もいなくなった

    7 = 1 :

    バルクホルン「相変わらず失礼な奴だな……ほかの誰に見えるんだ?」

    エイラ「で、デモ……何があったんダヨ……」

     思わず、そう聞いたエイラにその場にいたエイラと当人以外の全員が顔を晒した。

    バルクホルン「……聞きたいか?」

    エイラ「オ、オウ」

    バルクホルン「私が……」

    ミーナ「トゥルーデ、もういいわ。 私が……」

    バルクホルン「ハルトマンが死んだよ」

    エイラ「!?」

    バルクホルン「勤務態度が目に余ると口を滑らした。 オラーシャの赤軍から視察に来ていた軍事顧問の目の前で」

    エイラ「だ、だからどうしたって言うんダヨ」

    8 = 6 :

    おい
    エーリカはしんじゃいかんやろ
    おい

    9 = 1 :

    バルクホルン「次の日。 ハルトマンはオラーシャの再教育部隊に転属になった」

    ミーナ「……」

    バルクホルン「前日、私はアイツとくだらないことで喧嘩をしていたんだ……そして、その時は「しっかり教育を受けてこい」と尻を叩いて送り出した……」

    MI6局員「君は……」

    バルクホルン「知っていたかと聞きたいのか? 知らなかった! 私は知らなかったんだ!」

    エイラ「なぁ、ミーナ。 どういうことダヨ?」ひそひそ

    ミーナ「……私も詳しいことはしらないわ。 でも、ここ、ベルリンには多くの亡命者がいて……」ひそひそ

    エイラ「そんなことはどうでもイイ、再教育部隊とかなんの話なんダヨ」

    ミーナ「……粛清よ。 共産圏で反共産主義的思考を持つ軍属を銃殺、または強制労働させる」ひそひそ

    エイラ「それじゃ、中尉は……」ひそひそ

    ミーナ「エーリカは……」

    10 :

    難しいスレだ…
    シャーリーぺろぺろ

    11 = 1 :

    バルクホルン「きっと、ハルトマンは知っていたんだ! トラックに連れ込まれる時に泣きながら最後まで私の名前を!」

    バルクホルン「私は! 私はエーリカを売ったんだ! 私があんなことを言わなければエーリカは!」

     そう叫ぶと、バルクホルンは机の上に置いてあったライトを力任せに壁に叩きつけ、スチール製の机を滅茶苦茶に叩き始めた。

     まるで、過去の自分を重ねているかのように……

    ミーナ「トゥルーデ! 落ち着きなさい!!」

    MI6局員「取り押さえろ! 鎮静剤を!」

    リーネ「な、何が……」

     そこから先は、もう私が質問できるような雰囲気じゃなかった。

     ウィッチ三人がかりで魔力開放までして暴れるバルクホルンを押さえつけ、医者が無理やり鎮静剤を打つ。

     その間もバルクホルンは中尉に許しをこい続けていた……

    12 :

    >>10きれいな顔してるだろうそみたいだろそれ死んでるんだぜ

    13 = 1 :

     数時間後
     
     取調室前廊下

     

    ミーナ「残念だったわね。 サーニャさんの事、結局何も聞けずじまい……」

     遠くからわざわざ来たのに、という言葉をミーナは飲み込んだ。
     

    エイラ「ナァ、大佐……」

    ミーナ「何かしら?」

    エイラ「サーニャは無事だヨナ……」

    ミーナ「ええ。 きっと……」

    リーネ「あの……」

    エイラ「?」

    リーネ「バルクホルンさんがエイラさんとお話したいと……」

    エイラ「あ、アァ」

    14 :

    こんなの誰も望んでねーよぉ…

    15 = 1 :

     正直、一度出直そうかとも考えた。

     元とはいえ、肩を並べて飛んだ戦友の変わり果てた姿をこれ以上みるのは……辛かった。

     それでも、再び取調室に足を踏み入れたのは、サーニャの事があったからだ。

     ここまで来て何も分からずじまいで帰れるか。 そんな悲愴な決意もあった。

    バルクホルン「先程はみっともない姿を見せてすまなかったら」

     拘束服を着せられ、鎮静剤の影響かろれつの回らないバルクホルンから思わず目をそらす。

    エイラ「あ、あぁ……イイヨ、ベツニ」

    バルクホルン「……サーニャの事ら」

     まさかのビンゴ。
     
     中尉の事を聞かされていなければ小躍りして飛び出していたかもしれない。

    16 :

    シャーリーは普通のテストパイロットしてそうだな

    17 = 1 :

    バルクホルン「にげらすまえ、わらしは、ハルトマンが生きているとしんひて軍の記録をあさったんら」

     バルクホルン曰く、共産主義圏では軍の情報はトップレベルの機密扱いで、特に「本国」であるオラーシャの情報はほとんどないと言ってもいいらしい。
     
     そんな中、必死で中尉の形跡を追っていたバルクホルンは、とある記録に前戦争のエースの名前を見つけた。

    エイラ「それが、サーニャ?」

    バルクホルン「そうら、戦時中ならともはふ、今の……共産主義の盟主国としてのオラーシャは英雄なんてひつようとしていなかっら」

    エイラ「つ、つまり……なんだって言うんダヨ?」

    バルクホルン「サーニャはベルリン開放に立ち会っら陸軍部隊とともに北極へ派遣されら」

    エイラ「ほ、北極!? なんでダヨ!」

    バルクホルン「わからない、でも、その部隊はそこで……」

    エイラ「そ、そこでどうなったんダヨ! 答エロ! 答エロヨ!」

    バルクホルン「……同時期に派遣されたブリタニア軍のSASと交戦して全滅しれいる」

    18 = 1 :

    エイラ「そ、そんな……そんな馬鹿な話信じるわけないダロ!」

    バルクホルン「……」

    エイラ「なんで、なんでダヨ! どうしてなんダヨ!」

     もっと早く行動していれば助けられたのかもしれないという自責の念がエイラを蝕む。
     
     それは、もう、ずっと前からエイラの心に巣食っていた不安が改めて形を得た化け物だった。
     

    バルクホルン「もし……」

    エイラ「聞きたくない!」

    バルクホルン「聞け! ユーティライネン中尉!」

    エイラ「!?」

    19 = 6 :

    まあ実際ネウロイいたから協力してたけど居なくなった瞬間殺し合いだろうな

    20 = 1 :

    バルクホルン「もし、希望があるとするならば、強制労働収容所ら」

    エイラ「ど、どういうことナンダ?」

    バルクホルン「その部隊に生存者は3名いて、その三人とも名前は伏せてヴォルクタの強制労働収容所に入れられている」

    エイラ「……サーニャかもしれないってことカヨ?」

    バルクホルン「……航空脚を履いて上空にいたのなら逃げられら可能性が高い」

    エイラ「……わかった、ありがとナ」

     エイラはゆっくりと扉を開け廊下へ出る。
     
     そして、思い出したように振り返り……

    エイラ「大尉」

    バルクホルン「ん?」

    エイラ「大尉ダヨ、私の階級」

    バルクホルン「昇進したのか……」

    エイラ「じゃあナ」

     エイラは後ろ手で扉を閉め、いつの間にか目の前に立っていたリーネに向き直った。

    21 :

    この現実世界に近い歴史の流れからすると扶桑も相当ひどいことになってそうだな
    まぁ赤化はしてないだろうけど

    22 = 10 :

    >>12
    シャーリー実世界で現役だからSWでもシブトそう

    23 = 1 :

    リーネ「行くんですか?」

    エイラ「聞いてたノカ?」

     質問を質問で返す。 リーネの背後には先程のMI6の局員も立っており、面会が許されたのは盗聴でもされていたからだろうと当たりをつけた。

    リーネ「自殺行為です」

    エイラ「ソウカモナ」

    MI6局員「SRDFの隊員がオラーシャ国内で確認されたとなれば第二次世界大戦に発展す……」

    エイラ「糞くらえダナ」

    ミーナ「……どうしても行くの? あなたはもう魔女ではないのよ」

    エイラ「なんのことかわからナイナ。 私は国に帰るんダ」

     そう言うと三人を押しのけ、施設の出口へと足を進める。
     
     そこにいる誰もがエイラを止めなければならないと思っていたが、もはやエイラはスイッチの押されたI.C.B.Mと同じで目標に突き進むことしかできなかった。

    24 = 6 :

    >>21
    天皇陛下ばんざアアアアアアアアアアアアあああああああああい

    25 = 12 :

    26 = 2 :

    確かにシャーリーは普通に過ごしてそう

    27 = 1 :


     そして1953年……

     あの後、すぐに本国に飛んで帰ったエイラはその足で軍を除隊した。

     軍のバックアップを全く受けられない状況ということも相まって、準備にまる一年もかかってしまったが東側ゆきの偽装旅券や、リーネに無理を言ってMI6が利用する東側の貿易会社の社員という偽装身分も手に入れた。
     
     そして、今、エイラはコノシャ・コトラス鉄道に揺られている。 エイラの肩書きは亡命スオムス人の労働者、秘密警察にでも押し通す自信があった。

    エイラ「まってろヨ、サーニャ」

     労働者達は皆一様に疲れたような目をしていたが、エイラの目にはギラギラとした光が宿ていた。

    28 = 1 :

     やがて、列車は停止し幾人かの労働者と共にエイラもホームに降りる。
     
     そこは死と石炭の街。 ヴォルクタ。

     他に降りた者達は皆、おのおのの職場へ向かうがエイラの目標は一般の採掘場ではなく、そびえ立つ高い塀の中である。
     
     入口の付近で、あらかじめ、電車の中で金を渡しておいた搬入トラックの運転手が来るのを待つ。
     
    トラックの運ちゃん「本当に行くのかい?」

    エイラ「アア」

    トラックの運ちゃん「……乗りな」

     食料搬入トラックは守衛にほぼノーチェックで入口を抜けた。

    エイラ「中尉がよくいってたっけナ……営倉なんかは外から入るのは案外簡単なんだッテ」

    29 = 1 :

     トラックから降り搬入作業を行うフリをしながら、頃合を見て抜け出し採掘現場へ足を踏み入れる。

     地下に潜り込んでからの中の状態は……はっきり言って想像以上だった。

     不衛生で、収容者達は遠目にも衰弱しているものが多く、赤軍の兵士が怒鳴り散らす。

     エイラは必死に若い女性の姿を探したが、女性はかろうじてそれと分かるだけで煤で汚れた顔や、伸ばしたまま、乱れたままにしている髪のせいでまるで老婆のように見える。

    エイラ「……クソッ」

     こんな環境でサーニャのようなか弱い少女が生きていけるのか……
     
     そんな不吉な思考が頭をよぎるが必死に否定する。
     
    エイラ「まっててくれヨ、サーニャ……」

    ??「ねぇ……」

    30 = 1 :

     突然、背後から声をかけられる。 と同時に腰に巻いたナイフを抜き取り背後の人間めがけて振り抜く。

    エイラ「ガッ!?」

     だが、ナイフの切っ先が、目標に届く前に腕を抑えられ、次の瞬間に宙を待っていたのはエイラの方だった。

    ??「キミ、外の人だろ……って、嘘……」

     暗くて仰向けに倒れているエイラからでは確認できないが、目の前に立つ人物は少なくとも赤軍の兵士ではないように見えた。

    ??「エイラ?」

     突然、エイラの首筋にポタポタと水滴が落ちる。

     声は長い炭鉱生活ですり減らしたように枯れて、涙に震えているが……エイラには聞き覚えのある声だった。

    32 :

    サーニャちゃんだと思った?残念!エーリカちゃんでした!

    34 = 1 :

    エイラ「もしかして……中尉カ?」

    ??「……うん」

    エイラ「何泣いてんダヨ。 らしくないゾ」

     とりあえず立ち上がってから、元同僚の涙をふく。
     
     この辺の方法は部隊が解散になったあとにミヤフジからレクチャーされたノウハウだ。

    エーリカ「……ぐすっ、どうしてこんな所にエイラがいるのさ?」

    エイラ「そ、そうだ! サーニャ! サーニャはここにはいないノカ!?」

    エーリカ「サーニャ? ううん、見てない」

     ハメられた。
     
     その瞬間、エイラはバルクホルンの思惑に気づいた。

     サーニャをチラつかせればエイラは命をとしてここに乗り込むだろうと踏んで、その実、中尉の救助に向かわせたのだ。
     
     堅物の元同僚らしい、回りくどい、だが確実な作戦だった。

    35 :

    うそ、ごめんね

    36 = 2 :

    最低だなあ

    37 = 6 :

    これは騙される方が悪い

    38 :

    トゥルーデ……

    39 :

    ひでえwww

    40 :

    よくわからんけど全部スターリンが悪いんだろ?
    誰か暗殺してくれ

    41 = 1 :

    ??「サーニャ? 同志リトヴャクの事か?」

     そう言いながら暗がりから現れたのは傷だらけの女性。

    エーリカ「レズノフ!」

    ??「初めましてだな、スオムス人。 私はヴィクトリーヤ・レズノフ……」

    エイラ「あー、私は……」

    レズノフ「君のことは同志エーリカからよく聞いている。 優秀な航空魔女だそうだな」

    エイラ「もう、魔女じゃねェヨ」

    エーリカ「そんなことより、レズノフ。 サーニャの事を?」

    エイラ「そ、そうダヨ! どうなんダ!」

    エーリカ「ちょ、馬鹿! あんまりでかい声で話すなって!」

    42 = 10 :

    レ…百合の婦

    47 = 1 :

    レズノフ「彼女なら、今日開放されるはずだ。 いや、ここにいる同志皆が……」

    エーリカ「……ここにいるんだ?」

    レズノフ「ああ、同士ともよべんゲス共に気に入られている……地上にいるはずだ」

    エイラ「な、なんの話をしてるんダヨ」

    レズノフ「運が良かったな、スオムス人。 歴史的な瞬間が見れれるぞ」

     その時、一発の銃声が響き……

     続いて大勢の人間の叫び声がとどろき始めた。

    レズノフ「自由への一歩目だ」

    エーリカ「鍵を手に入れろ……」

     中尉がポケットから取り出した鍵束を受け取るとレズノフは暗がりに消えていく。

    レズノフ「自由は君たちのものだ! 同志エーリカ!」

     最後にそう言って完全に見えなくなると、中尉はエイラの手を引きレズノフとは別の方向に歩き出した。

    48 = 35 :

    凌辱物にしたら絶対にゆるさーにゃん!

    49 = 45 :

    赤軍将校「サーニャたんぺろぺろ」

    50 = 1 :

    エイラ「お、おい 私たちもあっちから逃げれるんじゃないカ?」

    エーリカ「駄目だよ。 あっちに行った人たちはきっと皆……」

    エイラ「じゃ、じゃあ止めないと!」

    エーリカ「……」

    エイラ「どうしたんだよ中尉!」

    エーリカ「もう……私は嫌なんだよ」

    エイラ「え?」

    エーリカ「エイラはさ……想像したことある? 昼も夜もわからない場所で倒れるまでスコップを振って、倒れたって水もなくそこらへんに転がされるだけで!」

    エイラ「ちゅ、中尉……」

    エーリカ「……とにかく、サーニャを助けるんでしょ?」

    エイラ「そ、そうダ! サーニャはここにいるんだな!?」

    エーリカ「多分、レズノフが嘘をつくとは思えない」

    エイラ「案内してクレ!」

    エーリカ「わかった。 でも、ひとつだけ聞かせて……」


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