私的良スレ書庫
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元スレまどか「あの子の名前を」
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まどか「…」
この寒空の下、まどかはいつもの寝巻き姿のままで。
前と同じように、波打ち際に立って。
澄み切った夜空を見上げていた。
この寒空の下、まどかはいつもの寝巻き姿のままで。
前と同じように、波打ち際に立って。
澄み切った夜空を見上げていた。
ほむら「……」
町中のように余計な光源もなく、遮るものもない、この砂浜から見上げる星空は。
ほむら「…」
まるで海のように深く、大きく。
そこに浮かぶ星たちは彩り豊かな宝石のようで。
――それは誰も手が届かない秘境のように、雄大で、幻想的で。
その美しさに魅入られて、今にも空に落ちていってしまいそうだった。
町中のように余計な光源もなく、遮るものもない、この砂浜から見上げる星空は。
ほむら「…」
まるで海のように深く、大きく。
そこに浮かぶ星たちは彩り豊かな宝石のようで。
――それは誰も手が届かない秘境のように、雄大で、幻想的で。
その美しさに魅入られて、今にも空に落ちていってしまいそうだった。
ほむら「……」
まどか「…」
まどかはそんな空に手を伸ばし――。
ほむら「――っ」
まどか「……」
私はまどかに走り寄り、その体を抱き寄せた。
まどか「…」
まどかはそんな空に手を伸ばし――。
ほむら「――っ」
まどか「……」
私はまどかに走り寄り、その体を抱き寄せた。
ほむら「……」
まどか「……」
まどかが落ちてしまわないように。
――まどかがどこにも行ってしまわないように。
まどか「……」
まどかが落ちてしまわないように。
――まどかがどこにも行ってしまわないように。
まどか「…」
ほむら「……」
まどか「…」
ほむら「……ねぇ…まどか……」
まどか「…」
ほむら「……」
まどか「…」
ほむら「……ねぇ…まどか……」
まどか「…」
ほむら「…どうすれば…ずっと私といてくれる…?」
まどか「…」
ほむら「…どうすれば…あなたのそばにいられるの……?」
まどか「…」
まどか「…」
ほむら「…どうすれば…あなたのそばにいられるの……?」
まどか「…」
ほむら「…ねぇ…まどかぁ…」
……私には、あなたが必要で…。
ほむら「…っ…、…………」
――だから。
わたしをひとりにしないで。
……私には、あなたが必要で…。
ほむら「…っ…、…………」
――だから。
わたしをひとりにしないで。
ほむら「…………」
まどか「…」
ほむら「…っ………」
まどか「……」
まどか「…」
ほむら「…っ………」
まどか「……」
いかにも見よう見まねのファッション鬱って感じ
一言で言うとつまんね
一言で言うとつまんね
まどか「……ねぇ…」
ほむら「…………」
まどか「……みんなは…どこなの……?」
ほむら「――――」
まどか「……」
ほむら「…………」
まどか「……みんなは…どこなの……?」
ほむら「――――」
まどか「……」
……なんでだろう。
そう言うまどかの顔は、いつもと変わらず、感情に乏しいような顔なのに。
その瞳には、今にも零れそうなほど涙をたたえてて。
その顔は、私が見てきたどの表情よりも感情的で。
まどかの言葉は、失ったものを希い。
請い、願うようで。
――とても、哀しげだった。
そう言うまどかの顔は、いつもと変わらず、感情に乏しいような顔なのに。
その瞳には、今にも零れそうなほど涙をたたえてて。
その顔は、私が見てきたどの表情よりも感情的で。
まどかの言葉は、失ったものを希い。
請い、願うようで。
――とても、哀しげだった。
ほむら「……」
まどか「……」
ほむら「…………」
ほむら「……………………」
まどか「……」
ほむら「…………」
ほむら「……………………」
そんなまどかを見ていると、どうしようもない痛みが私を苛み。
どうしようもないいたたまれなさに、身を焼かれる。
どうしようもないいたたまれなさに、身を焼かれる。
――それは私にとってこの上なく辛辣な問いで。
私は答えられない。
答えることが、できない。
だって。
ただでさえヒビだらけのこの世界が、それで決定的に壊れてしまいそうだから。
私は答えられない。
答えることが、できない。
だって。
ただでさえヒビだらけのこの世界が、それで決定的に壊れてしまいそうだから。
どうしてこの世界はこんなに無情なのだろう。
どうして思い通りになってくれないんだろう。
……どうしてこの世界には救いがないんだろう。
私は。
この子が笑っていられるような、そんな幸せな世界を望んだはずなのに。
どうして思い通りになってくれないんだろう。
……どうしてこの世界には救いがないんだろう。
私は。
この子が笑っていられるような、そんな幸せな世界を望んだはずなのに。
――――
―――――――
――――――――――――
ほむら「…」
まどか「…」
どれくらいの時間が過ぎただろう。
気がつけば、二人ならんで空を見上げていた。
―――――――
――――――――――――
ほむら「…」
まどか「…」
どれくらいの時間が過ぎただろう。
気がつけば、二人ならんで空を見上げていた。
ほむら「…」
まどか「…」
私たちは寄り添いながら。
温めあうように。
この世界に確かにある互いを確かめ合うように。
空を見ていた。
まどか「…」
私たちは寄り添いながら。
温めあうように。
この世界に確かにある互いを確かめ合うように。
空を見ていた。
ほむら「…」
まどか「…」
いっそ、このまま世界が終わってもいいと。
そう思えた。
まどか「…」
いっそ、このまま世界が終わってもいいと。
そう思えた。
―――
――――――
―――――――――
「やあ」
ほむら「……」
ほむら「…キュウベぇ」
――――――
―――――――――
「やあ」
ほむら「……」
ほむら「…キュウベぇ」
QB「こんばんは、ほむら」
QB「ちょっといいかな」
ほむら「消えて」
QB「ちょっといいかな」
ほむら「消えて」
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