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    元スレ古美門「リ゙ーガル゙ハイ゙!!!」

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    301 = 1 :

     
    三木「多大なストレスに耐え切れなくなった被告は! 卑劣にも写真をネットに晒し店を窮地に追いやり!」

    三木「挙句、自分勝手にもその記憶を捏造し、忘れた!!」

    三木「言語道断であります!!」

    藤原「……」 ワナワナ

    三木「裁判長、どうか厳正な審理を……」

     
    ───

     東京拘置所

    古美門「……何とか判決は次回に持ち越したか」

    「うぅ……」 ガクー

    藤原「……いいんです……もう……」

    「そんな……!」
     

    302 = 1 :

     
    藤原「何だか……相手の弁護士の言い分を聞いていたら……本当に自分がやったみたいに思えてきて……」 シュン…

    古美門「ま、三木の本当の狙いはそこだろうなぁ 尤もらしい理屈を捲し立てることで、曖昧な記憶に有利な情報を刷り込んだ」

    古美門「あとはジリ貧だぁ 敵の弁護士と依頼人が音を上げるのを待てばいい」

    「そ、そうです! だめですよ! 諦めちゃ……」

    古美門「その原因を作ったのは愛だの恋だのくっだらない論議で裁判長の心象をいーちじるしく下げたどっかのガニ股女だがねぇ~」

    「……」 ズーン

    藤原「いいんです…… きっと僕がやっちゃったんです…… スマホも新しく買ったばかりで、操作もミスが多かったし……」

    古美門「ほう、それは良い情報だ 過失責任の方に切り替えるかね? 今までの100のビハインドを1ぐらいは返せるだろう」

    「うぅぅぅ……」 ズズーン

    古美門「で、その携帯は?」

    藤原「……今は警察に預かってもらってます……」
     

    304 :

    面白いな

    306 = 1 :

     
    ───

     【古美門事務所】
     
    「先生、どうして藤原さんの携帯を預かってきたんですか?」

    古美門「実際に操作してみて、誤操作が起こるようだったらそこが突破口になる可能性もある ミジンコ程度の頭でもそれぐらいは分かるだろう」

    「なるほど…… ミジンコ?」

    古美門「ハネケイソウの方が良かったか?」

    「そういう意味じゃ…… って植物性プランクトンじゃないですか!!」

    古美門「で、どうだった 携帯会社からの回答は」

    「関係各所に問い合わせてみましたが……今回の案件に関連する初期不良や誤動作の報告は無いようです……」

    古美門「ふむ……こうやって使ってみても特に不具合は無いようだ」

    「そうですねぇ…… あっ!そうだ!ウイルスとか!」

    古美門「ざっと見た感じ、妙なアプリや履歴は見当たらない。 トゥウィッター、RINE、Googleマップ……アプリもメジャーなものばかりだ」

    古美門「何せこの新しいスマホを使い始めて2週間程度で起こった事件だ。 ウイルスやハッキングの線は薄いだろう」

    「そうですか……」
     

    307 = 1 :

     
    古美門「あと考えられる線は……」

    「……ゴクリ」

    古美門「二重人格」

    「却下」

    古美門「死神がやった」

    「却下」

    古美門「ノートに操ら」

    「ストップストップ!」

    蘭丸「は~い 先生ー!」 ビュン

    古美門「おお! 蘭丸クーン! 頼んでた情報は見つかったかねぇ!」

    「頼んでた情報……?」

    蘭丸「はい。 店長の周囲を洗ってみたよ。 まだ途中だけどね」 バサッ

    古美門「ふむ…ふむふむ……」 パラパラ
     

    308 = 1 :

     
    古美門「あの店の経営状況はかなり悪かったようだなぁ……」
     
    蘭丸「うん。 なんか設備投資とかが下手だったらしくって……店は物理的にもガタガタだったみたいだねぇ」

    古美門「……古臭い店構えは演出ではなくそのものだったのか……」

    「あの、どうして店長を調べてるんです……?」

    古美門「敵を知り己を知らばという言葉を知らんのか 私が作った」

    「嘘だ! 国語の授業でやりました!」

    古美門「その教科書を書いたのも私だぁ。 蘭丸、ご苦労、引き続き近辺を洗ってくれたまえ 特に資金の流れを重点にな」

    蘭丸「了解~  どろん!」 タッ タッ タッ
     

    310 = 11 :

    >>307
    これドラマで聞けたらフジ見直す

    312 = 1 :

     
    古美門「……さて、私もちょっと出かけてくる」

    「えぇっ? もうだいぶ遅い時間ですよ?」

    古美門「うーるーさーいー 私のプライベートタイムに口を挟むな 夜に外で女性と会う。これ以上に説明がいるのか? なんなら動画付きで説明するかぁ~?」

    「早く出てけ────!!」 ガシャーン!

    ───


     ピ ン ポ ー ン


    石井「はいはーい? こんな時間に誰……」 ガチャ

    古美門「おこんばんわぁ。 そしてお久しぶりです」

    石井「なんだ……あの時の弁護士のツレか……」

    古美門「ツレとは心外ですねぇ 私だって弁護士です。 いや、私こそが弁護士です お邪魔しまーす」 ズカズカ

    石井「ちょっ、勝手に……! 入んな!」
     

    314 = 285 :

    くそ笑ったww

    315 :

    てってってれってってってれって

    320 :

    これ>>1が著作権フリーにして1話分増量して本家に作ってもらいたいな

    323 :

    >>322
    警察に日夜脅迫まがいの事情聴取受けて、文明から隔絶された拘置所にいたら記憶に自信が持てなくなっても不思議じゃない

    325 = 172 :

    >>323
    そう考えるとゆうすけのメンタルすげぇ

    326 :

    捕手

    327 = 1 :

     
    古美門「もうお邪魔してしまいました~ 申し訳ありませーん おおっ、これは携帯用のポータブルバッテリーですねぇ」

    古美門「流石は携帯中毒の電波ギャル。 狂ったようにスマホを一日中つついていては内臓バッテリーだけでは持たないですもんねぇ」

    古美門「ほー、意外と軽いんですねぇ まるであなたの貞操のようだ ふむふむ、ケーブルも柔軟性に富みすばらしい ちなみに容量は何mA……」

    石井「…」 プルプル… ←金属バット

    古美門「キャァァァァーイ!?」

    石井「早く出ていかねぇと……」

    古美門「分かった! 分かりました! お邪魔しました! さようなら! 」 バタバタ!

    石井「コラァてめぇ覚えてろよ! 訴えてやるからな!」

    古美門「訴訟のご相談はぜひ当事務所までご連絡を~!」 ダダダダダ!

    ───

    【古美門事務所】

     ガチャガチャ バタン!

    古美門「……」 フーッ フーッ

    服部「先生、おかえりなさいませ」
     

    328 = 1 :

     
    「あれ? 早かったですね…… 早かっ……  早……」

    「……何でもないです」

    古美門「変に気を回すな なんだか無性に腹が立つ」

    古美門「それになーんでお前がまだ事務所にいるんだ」

    「いえ、蘭丸くんの資料を見ていたんです…… でも、特に新しい事実は……」

    「……あ、でも、まだ蘭丸くんが頑張ってくれてるんですよね…… もしかしたら何か新しい情報を見つけてきてくれるかも……」

    古美門「……」

    「そしたら……逆転、できますかね……?」

    古美門「いや、厳しいな」

    「そんな……」
     

    329 = 304 :

    >ほー、意外と軽いんですねぇ まるであなたの貞操のようだ

    確かに言いそう

    332 = 11 :

    334 :

    この>>1は天才だな
    下手したら本家の1期よりおもしろい

    335 :

    レディースアンジェトルメレロレロ・・・ 

    336 = 1 :

      
    古美門「店長の周辺を洗って何かが出てきたところで、直接藤原の無罪を証明することなんてできはしない」

    古美門「こちらは情報が圧倒的に足りていない。 完全に出遅れている」

    古美門「いいか。スパイが最も有効に働くのは開戦前に送り込んでいる場合だ。 裁判が始まってしまってからでは……」

    「スパイの本領を発揮できない……」

    古美門「そういうことだ」

    「……」 シュン…

    「裁判前にスパイが潜り込んでくれてたらいいのに……」 膝ギュゥ

    古美門「馬鹿言え。 そんな都合の良い……」

    古美門「……」

    古美門「……スパイ……?   裁判前……?」

    「先生……?」

    古美門「………!」 ハッ

    「先……」

    古美門「……もしかしたら……」

    古美門「………」 ジ…

    337 = 217 :

    これほど続きが気になるSSも珍しい

    339 = 238 :

    文章を書く職業の方ですか?

    340 :

    投稿間隔からして即興だよな?
    すげーなおい

    341 = 117 :

    監視カメラか

    342 = 1 :

    6~8時頃に少し抜けるかもしれません
    残っていたらここで続けます。
    スレが落ちたら立て直します。
    酉だけ付けておきます。

    343 = 1 :

    >>341
    フッフッフ・・・
    そういう謎解きや予想は大歓迎ですよ

    344 = 117 :

    ごめん何も考えずに言った

    345 = 322 :

    ひどすぎワロタ

    346 = 1 :

     
    「あの……」

    古美門「服部さん」

    服部「はい」

    古美門「明日、朝一で出発します。 用意をお願いします。」

    服部「御意」

    「あの……一体どちらへ行かれるんですか……? それにこんなに急に……」

    古美門「誰もが知る新進気鋭の大企業だ…… 黛、お前も来い 腐葉土も山のにぎわいだ」

    「枯れ木ですら無い!?」

    古美門「さて……正念場だ!!」

    ───

    担当「ですからぁ……何をおっしゃってるのやらさっぱり……」

    古美門「ほほう、素直にデータを渡す気は無いわけですね」

    担当「参りましたなぁ……そもそも、我々にはそんなデータなぞ……」

    古美門「わーかーりーましたぁ では続きは法廷で争うことにいたしましょう」

    担当「法廷……?」 ピク

    348 = 226 :

    家具を動かしたのは店長、店長の腰は悪くなかった
    掃除をさせ写真を取らせアップしたのは店長と女がグル
    当たり屋的な訴訟だったんじゃないかなという予想

    349 = 11 :

    予想は言っちゃいかん

    350 = 238 :

    腐葉土も山の賑わいwwww


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