元スレ古美門「リ゙ーガル゙ハイ゙!!!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
51 :
黛「服部さんなんJ民だったんですか?」
服部さん「他愛のない特技ンゴ」
53 = 11 :
来たな
54 :
レベルたけぇ
55 = 1 :
───
タッ タッ タッ タッ タッ
黛「はぁ……はぁ……」タッタッタッタッ
タッ タッ タッ タッ タッ
───
TV『容疑者、藤原竜夫は既に警察に拘束されており、現在東京拘置所に……』
服部「しかし、この藤原という方も、まさかこんなに大事になるとは思っていなかったのでしょうね」
古美門「ええ、そうでしょうねぇ 大抵こんなバカげた事件を起こすのはオツムの足りない先見性ゼロのマヌケです」
古美門「酒を飲んで運転すれば事故を起こす。おやじ狩りで殴れば相手が死ぬ。ツイッターに写真をアップすれば店が傾く。」
古美門「そんな簡単な未来にも気付かないで、いざコトが起これば"そんなつもりは無かった"、だ」
古美門「同じホモサピエンスかどうかを疑ってしまいますね。 むしろ、違っていた方が我々人類としては安泰だぁ」
TV『被害を受けた店舗は、既にその閉店を決定しており……藤原氏への賠償請求も視野に入れた……』
服部「ほう、お店、閉められてしまうのですか……」
古美門「当然でしょう。 客商売は信頼命だ。 一人の馬鹿バイトのせいで何テラバイトもの情報量がネットを駆け巡るこの時代、」
古美門「失った信用を取り戻すのは絶望的です……」
服部「ふむ…… イヤな世の中に、なりましたなぁ……」 ウーム
56 = 45 :
そういやまだネットネタあんまりやってないから
ドラマの方でもいつかネット犯罪やるのかな
57 = 54 :
>>56今期Twitterネタは絶対やるだろ
58 :
時事ネタ好きだからツイッターはやりそうだな
59 = 51 :
ゆうちゃん冤罪ネタは無理か?
60 :
なにこれリアルに藤原竜也ゲストでやればいいのに
61 :
>>59
ちょっと古い
62 = 1 :
古美門「……そして、この裁判……間違いなく勝ち目は無い。 負け戦だ。」
服部「ほう……」
古美門「こんな仕事を引き受ける弁護士なんて、よっぽどの馬鹿者ですね。 まさに法曹界の馬鹿発見器です。」
ガチャッ
黛「藤原竜夫の弁護、引き受けてきました!!」
古美門「 馬 鹿 者 ぉ ぉ ぉ ォ ォ ォ ォ ォ ォ !!!! 」
テッテレッ テーレッテレッ ♪
───
黛「貴方の弁護を務めることになりました。黛と申します。よろしくお願いしますっ」
藤原「……」 ペコ…
古美門「挨拶はつぶやけないのか」
黛「先生! 彼は! 慣れない取り調べで疲弊してるんです! 優しくしてください!」
63 = 1 :
>>62はミス 無かったことに
64 = 45 :
挨拶は呟けないのかワロタ
65 = 1 :
───
タッ タッ タッ タッ タッ
黛「はぁ……はぁ……」タッタッタッタッ
タッ タッ タッ タッ タッ
───
服部「しかし、賠償請求……ということは、裁判になるんですな」
古美門「でしょうねぇ。 まあ、私には関係の無い話です」
服部「おや、先生のご職業は……」
古美門「ふっふっふー、私はこんなしみったれた奴の弁護を引き受ける気はありませんよ。 金があるなら別ですがねぇ。」
古美門「それに、私はこういうネット関係の訴訟が大っっっ嫌いですからねぇ」
66 = 1 :
古美門「……そして、この裁判……間違いなく勝ち目は無い。 負け戦だ。」
服部「ほう……」
古美門「こんな仕事を引き受ける弁護士なんて、よっぽどの馬鹿者ですね。 まさに法曹界の馬鹿発見器です。」
ガチャッ
黛「藤原竜夫の弁護、引き受けてきました!!」
古美門「 馬 鹿 者 ぉ ぉ ぉ ォ ォ ォ ォ ォ ォ !!!! 」
テッテレッ テーレッテレッ ♪
───
黛「貴方の弁護を務めることになりました。黛と申します。よろしくお願いしますっ」
藤原「……」 ペコ…
古美門「挨拶はつぶやけないのか」
黛「先生! 彼は! 慣れない取り調べで疲弊してるんです! 優しくしてください!」
67 :
無駄にクオリティが高い
68 :
寝れないじゃないか
69 = 60 :
どうやってこんな絶望的な裁判を勝つんだ
70 = 42 :
皮肉や嫌味が本当に言いそう
71 = 1 :
黛「ええと……調書の方、読ませていただきました……」 パラパラ
藤原「……」
黛「自白をなさっているんですね……。 なるほど。、なるほど……」 パラパラ
藤原「……」
黛「大丈夫です。 自白をなさっていることを考慮すれば、情状酌量で……」
藤原「……ない」
黛「え……?」
古美門「……」
藤原「……やって……ない……」
黛「え? え?」
古美門「現実世界でつぶやいたって誰も拡散しちゃくれないぞ」
藤原「……」 …プル、プル
72 = 1 :
藤原「ッ」
藤原「俺は…… 俺はぁ……」
藤原「 や゙っ゙でな゙い゙ん゙だあ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ ッ ッ ッ !!!! 」
ビリ… ビリ…
黛「!? !!?」
古美門「………」
73 :
やっと追いついた
ストーリーもセリフもクオリティ高いな
④
75 :
普通にこれでやっても面白いレベル
76 :
めちゃくちゃ良く出来てるよこれ
77 = 1 :
ガチャッ!
警察「ど、ど、どうしました!?」 バタバタ
黛「えっ!? あ、え、えと」
古美門「いーえ、何の問題もありませんよ。 少々やる気を見せていただいただけです」
黛「先生……?」
藤原「……」
古美門「なるほど……やる気は十分というワケだ…… 少々不安定だがな」
藤原「……」 フーッ フーッ
古美門「ふん、バカ猿と狂犬を引き連れて、ネットの海の鬼が島に挑むのか?」
古美門「黛、この裁判は」
黛「は、はいっ」
古美門「鬼退治だ」
黛「鬼退治……」
黛「鬼……ま、まさか……他に犯人が……」
黛「……って、猿って私!!?」 ガーン
78 :
しえん
79 :
面白い
80 :
これは面白い
81 = 1 :
古美門「さて、君が選択する番だ」 ズイ
藤原「……!」
古美門「きびだんごを受け取るのか 受け取らないのか」
藤原「………」
藤原「…………」
藤原「……」 ギュゥッ
藤原「……」 プルプル…
黛(目を閉じて……必死で考えてる……)
藤原「~~~ッ」
藤原「ッ!」 カッ
藤原「お願いしますッ!!」 ペコッ
黛「! は、はいっ! 一緒にがんばりましょう!」
黛「絶対、絶対無罪を勝ち取りましょうね!」
藤原「は、はい……!」 パァァ…
古美門「…………さて……」
82 :
原作知らないけど面白い
ドラマ見てみるか
83 = 54 :
結構あっさり引き受けたな
84 = 2 :
>>83
引き受けてなくね?
黛が引き受けただけに見えるけど
85 = 1 :
───
黛「やってないって……どういうことなんですか?」
藤原「そもそもあの写真は……イタズラで冷蔵庫に入ったんじゃないんです……」
黛「えぇっ!?」
藤原「あれは……」
───
店長「うわ……やばいなぁ……どうしよう……」
藤原「どうしたんですか?」
店長「ほら、業務用冷蔵庫の中にトマト缶ぶちまけちゃって……」
藤原「あ…… うわぁ、結構ひどいですね……」
店長「どうしよう……俺、腰悪くしてるから、屈んで中を拭いたりできないんだよな……」
藤原「あ、それなら俺がやりますよ!」
店長「え?」
藤原「あの、俺なら……中に入って奥まで拭けるんで……」
店長「本当? 助かるよ~」
86 = 54 :
>>84
黛が仕事とってきても、金積むか他に条件加わらないと駄々こねそうじゃね?
87 = 2 :
>>86
ストーカーの弁護とかなんとか醤油の仕事は黛が勝手に獲ってきて黛が担当で話が進んでなかったか?
89 = 1 :
藤原「いえいえ、吉良店長は奥で休んでてください」
吉良(店長)「あ、でも万が一扉が閉まったりしたら大変だし……一応石井さんにも、一緒にやるように言っておくよ」
藤原「え、石井さんですか……」
吉良「うん、まあこの小さいレストランのたった二人の従業員だからね。 どうせなら一人ずつやるより一緒にやった方が早いでしょ」
藤原「はい……」
藤原(照美ちゃんと一緒にやれるなんてラッキー ……!)
吉良「あ、それとさ、一応、冷蔵庫の中の様子、携帯で撮影しといてくれる? 後で故障とかになると、保険屋に見せるときに有った方がいいんだよね」
藤原「分かりました!」
───
黛「石井照美さん……貴方の同僚の女性ですね?」
藤原「ええ……照美ちゃんは、僕と同じくらいにバイト始めた子で……」
藤原「見た目ギャルっぽいけど、僕と違って仕事もできるし、色々親切にしてくれるし……」
古美門「何だかめんどくさい話になりそうだから、さっきの、続けて」
藤原「あ、はい」
90 = 79 :
ほっほっ
91 :
ほっほっほっ
92 :
起きろ
93 = 1 :
藤原「それで、僕が冷蔵庫を拭いて、照美ちゃんが外でおしぼりを渡したりすることになったんです」
───
藤原「よいしょ……」 フキフキ
藤原「ふぅ、次のお願い」
石井「はーい」 パシ
藤原「ありがとう……」 フキフキ
藤原「よし、こんなもんかな」
石井「おっつかれー」
藤原「あ、そうだ 写真撮らないと」
藤原「俺の携帯でいいかな……あとで店長に送ろう」 スッ ピッピッ
パシャッ
藤原「これでよし」
94 = 1 :
石井「あ、ちょっと貸ーして」
藤原「ん? はい」
石井「んふふ~ はい、チーズ☆」
パシャ
藤原「な、なんで撮るんだよ~」
石井「ほっぺた、トマトついてるぅ」
藤原「えっ!?」 ゴシゴシ
石井「にゃははー」 パシャッ
藤原「もう! やめてよ~」
───
藤原「その時に……僕が冷蔵庫の中に入った写真が……」
古美門「脚色してないか?」
黛「先生! ……とにかく、それなら、無罪を勝ち取れる可能性があります!」
藤原「ほ、ほんとですか!?」
95 = 1 :
黛「ええ。 冷蔵庫の中に入ったのは、正当な理由があってのこと。しかも店長の指示です!」
黛「これは明らかに、訴えた店側がオカシイとしか……」
古美門「まーゆーずーみークン。 君は大事なことを見逃している」
黛「え?」
古美門「藤原君、君の主張はよーく分かった」
古美門「確かに君は非合理な動機、不埒な理由で冷蔵庫の中に涼みを求めて特攻したバカでないことは一旦は信じよう」
古美門「だがしかし、肝心の『Twitterにアップしたかどうか』の方が問題だ」
黛「あ……!」
古美門「仮に例の写真が清掃中に女とイチャこいてる時の写真であろうが無かろうが」
古美門「それをあたかも不衛生な印象を伴った形で『ネットにアップした』かどうかが争点になってくる」
古美門「君は」
古美門「写真をアップしたのか? してないのか?」
藤原「……それは……」
黛「………」
藤原「それは……して……ません……」
96 = 92 :
見てるぞ
97 :
もうだめだ
まとめられることを願うだけだ
99 :
応援
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