元スレ古美門「リ゙ーガル゙ハイ゙!!!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
こいつの人生終わったな
藤原「はぁ……はぁ……」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
レストラン店員が冷蔵庫の中に入った写真をバカッターでうp!拡散希望!
http://……
藤原「……はぁ……はぁ……」 カチ、カチ
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
こいつの名前、藤原って言うらしいぜ
藤原「ッ!?」 ガタッ
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
>>101
特定キター!
2 :
まさかの物語形式
これは予想外
5 :
それだ
6 :
神SSの予感がしなくもない
7 :
なるほど
9 = 1 :
───
東京地方裁判所
古美門「───というわけで、彼は被告である島袋竹子さんに会う為にわーざーわーざーはるばる北海道からやって来たのであります」
古美門「ところが実際に逢った彼女は、出会い系サイトで交換した写真とは似ても似つかないデ……大変にふくよかな女性であった!!」
古美門「この時の花畑牧夫さんの心境やいかに!! ああ!! なんと御辛かったでしょう!!」
黛「……」
古美門「夢にまで見た女性に会えるからと胸を膨らませて遠路はるばる沖縄くんだりまで行ったのに!!」
古美門「出てきたのはBMI30は超えようかというミス・サーターアンダギー!!」
古美門「さぞや……さぞや辛かったでしょうね……」
花畑「はいぃ……」 ポロ…ポロ…
古美門「原告の請求はこうです。 まず、飛行機代、現地移動費、宿泊費、そして出会い系サイトに投じた費用、」
古美門「そして純粋な男心をふかーーーく傷つけられた慰謝料……しめて200万です」
島袋「フッざけんじゃないわよぉぉぉぉ!!!」 バァン!
島袋「アンタだってナーニが自称オダギリジョーよ!! オニギリの間違いじゃないの!!!」
三木「島袋さん、落ち着いてください」 ニコニコ
11 :
これは面白い
12 = 1 :
三木「えー、まず、出会い系サイトに載せる写真というのは……まあ、必ずと言っていいほど実物とは違うわけで……」
三木「それは写真うつりや加工であったり……」
古美門「はたして本当にそうでしょうか? こちらの2枚の写真を見てください」
古美門「一方はバッチリ光をあてて真っ白の肌にし、さらにアプリを使って目、鼻、頬、アゴまで修正している」
古美門「貴方の素顔の写真と見比べても同一人物だとは思えない。 驚きのビフォーアフターだ。 韓流スターだってここまではしない。」
島袋「うるさいわねぇ!! 出会い系ならそれぐらい誰だってやってるわよ!!」
古美門「ほう、つまり貴方は周りがやっているから自分もやっていいと……この詐欺行為を」
島袋「詐欺!?」
古美門「貴方の言い分なら、つまりは周りだって万引きしてるから自分だってやっていいやなんていう不良中学生の戯言と同じことだ」
古美門「まるで法の裁きを受ける段階になって警備員に泣きながら許しを乞うている哀れなクソガキにしか思えないですねぇ」
島袋「アンタ……!」
三木「スッ あー、原告側に一つ言いたい。 あなたはこれを本当に詐欺だと思ってるんですか?」
古美門「当然です」
三木「んーフフフ…… ですが、その写真については詐欺にあたらないですねぇ」
古美門「何……?」
13 :
クオリティたけぇ
14 :
ええな
16 = 1 :
三木「こちらの資料をご覧ください。 これは、出会い系サイトにおける二人のメール送受信履歴をプリントアウトしたものです」
古美門「……」 ペラ
裁判長「……」 ペラ
三木「 『ぼく、マリアンヌさんの顔見たいなぁ(>_<)』 」
三木「 『ェェ、ぅちのヵぉ見たってぃぃことなぃょ。。。(T_T)』 」
古美門「……」
三木「 『だいじょうぶ! 絶対かわいいから! (^3^)Chu!』 」
三木「 『ぅんゎヵった、、、ぢゃぁ載せるNe。。。(*^_^*)』 」
古美門「あー、被告代理人。 できれば手身近にお願いしたいのだが。 精神衛生上。」
三木「すぐ終わる。 えー、この後に画像が送信され…… 次のようなやりとりが行われています」
三木「 『超かわいいじゃん!! ガッキーみたい!!』 」
三木「 『そんなァ。。。照 ほんとはもっとおでぶちんだョ、、、(*^_^*)』 」
三木「そう…… きちんと当該画像が現実に忠実に即したものでないことを!! ハッキリと!! 電子書面で!! 記述しているのです!!」
古美門「!!!!」
三木「……それでも会いたいと言ってきたのは花畑さん……貴方の方、ですよねぇ?」 ニコォ
17 = 1 :
【訂正】
×手身近
○手短か
19 :
ふむ
20 :
大体こんなノリだよな
21 :
今日はリーガルハイSS多いな
22 :
脳内再生されるんだが
23 = 1 :
花畑「そ、それは……」
三木「島袋さんは、きちんとアナタに写真のことを伝えている。 あなたはそれを納得ずくで会った。 違いますか?」
花畑「……」 シュン…
三木「裁判長。 改めて申し上げます。」
三木「こちらの島袋さんは……花畑さんを騙そうなんていっっっさい思っておりません!!」
三木「ただ、ただジブンにジシンがモテない女のコが恥じらった……素顔を見せるのはチョット恥ずかしいな……嫌われたらどうしよう……」
三木「ぅん、ちょっと加工しちゃえ!エイッ☆ ……そんな純情な乙女ゴコロが生んでしまった、ほんの僅かなすれ違いなのです!」
三木「それを!! あの弁護士は!! 詐欺だなんだと!! こじつけも甚だしい!!」
古美門「………」
三木(……勝った……!)
24 :
んで?
近藤はいつ出てくんだよ?
25 = 19 :
うまいな
26 = 1 :
古美門「なるほど……なるほど……」
古美門「確かに、詐欺じゃない」
三木「ッ!!」 (<●>∀<●>)
古美門「……ただし」
古美門「 写 真 に つ い て は な 」
三木「何……?」
ペーペーペーペーペー♪ テレレーッテッテーン♪ 「ア゙ーオ゙!!」
古美門「裁判長!! 追加の資料の提出の許可を!!」 バッ
裁判長「許可します」
古美門「こちらをご覧ください。 これは出会い系サイトにおける島袋さんのプロフィールをプリントアウトしたものです」
古美門「血液型A型、星座は牡牛座、髪型はセミロング、スリーサイズは秘密、趣味は卵細工……」
古美門「 体型 ……… や や ぽ ち ゃ !! 」 ギロッ
島袋「ッ……!」
三木「そ、それが……何だっていうんだ!!」
28 = 1 :
古美門「島袋さん…… こちらのサイトの管理者に確認したところ。 体型については「スリム」「ふつう」「ややぽちゃ」「ぽっちゃり」から選ぶことになっていたはずです。」
古美門「なぜ、『ややぽちゃ』を選ばれたんですか?」
島袋「そ、それは……」
島袋「わ、私はぁ、そのぉ、ぽっちゃりまで行かないかなぁ~ ややぽちゃぐらいかなぁ~、と」
古美門「 嘘 だ 」
島袋「ッ!?」
三木「裁判長!! 原告代理人は被告の人権を著しく侵害しています!!」 バッ
古美門「裁判長、これは被告の倫理観念を明らかにする上で非常に重要な論議です。 新資料の許可を」
裁判長「ううむ……認めます」
古美門「ありがとうございます。 黛ぃ!!」
黛「は、はい!」 ポチッ(DVD再生)
古美門「これは島袋さんの友人からのインタビューです」
DVD『えー? うーん、うん、竹っちはぁ、自分のことぽっちゃり~って、良く、うん』
三木「ッ!!?」
29 = 1 :
古美門「さらにこれは、島袋さんが合コンに行ったときに何故か偶然撮られた映像です」
──
島袋『どうも~! 島袋竹子で~す! 竹っちって呼んでくださぁい!☆』
ワーワー よろしくー
島袋「ウチ、ぽっちゃりだけど~ 脱いだらすごいんでぇ~ ドゥフフw」
アハハハ ギャハハハ
島袋「今日はぁ、蘭丸くんの隣、狙っちゃうゾ?☆」
──
プツッ
一同「……」 シーン
古美門「……そう、彼女は……」
古美門「 自身のことを『ぽっちゃり』だと自称……いや、自覚している 」
30 = 1 :
三木「裁判長!! このことは当案件とは一切関係ありません!!」
古美門「彼女は!! 自身のことを!! ぽっちゃりだとハッキリと自覚しているのに!!」
古美門「プロフィールには!! ぽっちゃりを選ぶことができるのに!! ややぽちゃを選んだ!!」
古美門「それは『偽った情報で男を釣ろうとしたから』に他ならない!!」
三木「裁判長! こんなの、こんなのは、ペテンだ!」
古美門「そして花畑さんは……その……その偽られた情報を……」 バッ
古美門「……信じた……」 クッ
花畑「っ…うっ……うぅぅぅ……」 ブワッ
古美門「信じるしか無かった…… いくら嘘で塗り固められた情報であろうと……虚飾にまみれたプロフィールであろうと……」
古美門「ネットの世界では信じる他はない……! だって……だって……」
古美門「そこには希望があるから……!」
花畑「うぅぅぅっ、うぅぅぅうぅぅ……」 ポロ…ポロ…
31 = 11 :
ポチャとかちょいポチャとかどうでもいいわwwwww
34 = 1 :
古美門「……」 肩ポン
花畑「うぅぅ…うぅぅううぅ…ズズッ……」
古美門「裁判長……花畑さんは、心優しいおじ……青年です」
古美門「彼は性善説に基づいて生きてきた……だから人を疑うなんて知らなかった」
古美門「そして、そこに付け込んだ魔性のような女の記した悪辣な嘘に塗り固められた虚構の自己紹介……否、事故紹介を信じる他は無かった」
花畑「ズビッ……」ポロポロ…
古美門「……裁判長…… 彼は…… ひたすらに、ひたすら愚直に、人を信じようとした、彼の生き方は……」
古美門「 間違っていたのでしょうか? 」
裁判長「……」 ポロポロ… ズズッ…
三木「………」 ガク…
───
古美門「いやぁ~~~!!! まーた勝っちゃったねぇ~! ちょろいちょろい!! 敗北を知りたーい!!」 バタバタ
黛「先生はいつもやりすぎです!! 被告の女性が大いに傷付いてましたよ!!」
35 :
いいね
36 = 19 :
ガッキー!
37 = 1 :
古美門「ん~? あんな豚女のことなど知ったことではないわぁ ストレスでも抱えた方が体重減った方がよっぽど本人の為だと思うがねぇ」
黛「何でそんなヒドいことが平気で言えるんですか!! ストレスで逆に太ってしまうことも多いんですよ!!」
古美門「ハッハッハァ! アレ以上太るというなら、そのまま首を切り落としてサングラスかけて国際市場に並べればいい。 おっと、豚足も忘れずにな」
黛「ッ……!!」 プルプル
古美門「そもそも私はあんな仕事などしたくは無かったんだよォ! 貴様が勝手に取ってくるから仕方無しに引き受けてしまったがなぁ!」
黛「それは先生が仕事をしないからでしょう! むしろ取ってきてあげてる私に感謝してほしいくらいです!」
古美門「それなら金になる仕事を持って来いィ! それに私はネット関係の仕事は大っ嫌いなんだ!!もう二度と持ち込むな!!」
黛「……へぇ~ 天下の古美門弁護士も、苦手分野があるんですかぁ」
古美門「天才完璧超常絶対的スーパー優秀な私に苦手分野なぞあるわけが無かろう きーらーいーと言ったんだ きーらーいー リピートアフターミー? きーらー」
黛「嫌いでもなんでも!! これからはネット関係の訴訟だって増えてきますよ! 避けては通れない道です!」
古美門「イヤだと言ったらイヤなんだい!」
黛「子供ですか!」
38 = 19 :
脳内再生されるな
39 = 1 :
古美門「そもそもネット絡みの案件なんてロクなもんが無いんだ! 金銭面も!相談者も!」
黛「訴訟で相談者を差別しないでください!」
古美門「差別だぁ? これは統計に基づいた明確な区別だ! よく聞け!」
古美門「そもそもネット関係で訴訟に発展するということは! それだけネットの世界が自分の人生を侵食しているからに他ならない!」
黛「どういうことですか」
古美門「現実世界に重きを置いている人間は、ネットでいざこざが起ころうがそれ程ダメージは無い」
古美門「だが、ネットの世界に依存している人間だと……?」
黛「ネットで紛争が起こると……訴訟に発展する……」
古美門「そういうことだ。 ヴァァァァーチャルの世界を飛び出してで裁判沙汰にするなんて一日中パソコンにかじりついてるキモオタかヒキニートしかいないんだよ!」
古美門「まぁったく金持ち喧嘩せずとは名言だ。 ヴァーチャルとリアルを履き違えて場外乱闘するのは決まって貧・乏・人・か・社・会・の・底・辺・だ!」
古美門「私は金持ちと美女が好きなんだ! それらと無縁の奴らを弁護する気なんてさらさら無いね!!」
古美門「現実世界じゃ最初に『あ、』を付けなきゃしゃべれない癖に、ネットの掲示板では威勢が良い犯罪者予備軍どもの相手ならきーみーがーやりたまえ朝ドラぁ!!」 ズビシ
黛「人を指ささないでください!! それに、それに、どんな人たちだって、裁判を起こす以上、困っているんです!」
41 :
>>39
ほんとこれ
43 = 1 :
黛「我々弁護士はどんな人であれ救うべきじゃないんですか!?」
古美門「ハッハッハァ、だーからお前はいつまで経ってもひよっこなんだよ朝ドラぁ」
古美門「勝手にネットの海に現実逃避しているヒキコモリニート専門の弁護士にでもなるがいい!
ネットで受注しskypeで相談を受けCGで裁判に参加し自分の葬式はニコ生で流すといい! さぞや多くのお悔みコメントをいただけるだろう!!
最後はネットの海に散骨だな! 好きなだけ死後の世界でネットサーフィンを続けるがいい! ポーズは勿論がに股でなああぁぁ!!」
黛「ッッ……!」 プルプル…
黛「 んィ~~~~~~~~~~~~!!!!! 」
デデデ デデデ デデ ♪
どーんーな試練があろうともー 敵ーはみーかーたーなんだろう♪
リ ー ガ ル ハ イ
44 = 11 :
駄目だwww古美門の長台詞の完成度高すぎwwwwwwww
45 :
まだ少しはましになるだろうは無いのかな
46 :
藤原関係なくね?
47 = 2 :
これから出てくるだろう
48 :
2期も1期のノリでやってほしかったな
最低でも一話は
49 :
これは完璧だな………
50 = 1 :
─── 数日後
タッ タッ タッ タッ タッ
黛「はぁ……はぁ……」 タッタッタッタッタッ
タッ タッ タッ タッ タッ
───
【古美門法律事務所】
TV『えーでは、先日起きた"Twitterイタズラ写真"についてのニュースです』
TV『都内のレストラン、"エスポワール"にて、バイトの男性が冷蔵庫に入った写真を撮影し、それをTwitterにアップするという事件が起きました。』
TV『写真がアップされてから、Twitter上の拡散、某巨大掲示板における話題性もあり、騒動は瞬く間に広がりを見せ……』
古美門「まぁったく……馬鹿発見器とはよく言ったものですねぇ 服部さん」
服部「いやはや……わたくしのような世代の者から致しますと、こう……何やら便利になった反面、不可思議な時代にもなったなぁという感がいたしますな」
古美門「同感です。 あ、スープのおかわりを……」
みんなの評価 : ★
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