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    元スレ女「君が思っているよりも、ボクは……」

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    101 = 34 :

    ごめんなさい。寝ます。

    オチまで話はまとまってるので、もし良ければ保守お願いします。

    朝に書けたら書きます。

    明日は半日家にいないので、携帯から少しずつ書けたらと思います……。
    ここまで見ていただきありがとうございました。

    104 :

    寝る前の保守

    107 :

    108 :

    ほう

    109 = 102 :

    ねる

    112 :

    そう言うと決まって少し照れるけど、からかってなどいないよ

    113 = 105 :

    うん

    120 :

    121 :

    いもスレは文化

    123 = 120 :

    124 = 120 :

    125 = 110 :

    思ったより寝てしまった。
    自分で保守しなくても良かったんだね。

    ありがとうございます。
    今からPC開けて行けるところまで行きます。

    127 = 34 :

    「お前……!」

    「全裸です。きゃっ☆」

    きゃっ☆ じゃねええええ!

    「戻れ、早く!」

    「おや、どうしてかな?」

    巻きタオルを内側からワサワサするな!

    こうなったら力づくでも……。

    「その手はなんだい?」

    「ッ……!」

    触れない……!!

    128 = 34 :

    コイツは今、全裸だ。

    変にどこか触ったりできない。

    「ふふ、どうしたのかな?」

    肩あたりなら平気だが、それでも、だ。

    「いいよ、君にならどこを触られても感じるから」

    感じるな!

    この言い草だと、どこかしら触ったら声を出しそうだ。

    さらに触りづらいじゃねえか。

    こうならヤケだ。

    「俺が悪かった。頼むから戻ってくださいお願いします」

    俺は、意地を捨てて、何も悪くないのに深々と頭を下げた。

    129 = 34 :

    「ふふ、了解」

    そういうと、ヤツは突然巻きタオルのボタンを外した。

    「は!?」

    そして、巻かれたタオルを外したのである。

    「ッ……! ……?」

    ヤツの姿は、既に衣服を着ていた。

    「もう、着替えているんだけどね」

    ニッコリとして、俺は騙されたのであった。

    はあ。

    勘弁してくれ。

    130 = 34 :

    「ただいま」

    怒濤の夏休み初日に学校以上に疲れた体で俺は帰宅した。

    「……おかえり」

    ひょこっと、妹が居間につながるドアから顔を出した。

    「ただいま」

    ん、なんか機嫌が悪いな。

    海に連れて行ってやらなかったのが、相当嫌だったのだろうか。

    「ごめんな、今日は」

    とりあえず謝っておこう。

    「別に、大丈夫だよ」

    ん?

    靴を脱いで、妹に近寄ると、ゆっくりと距離を置かれる。

    な、なんだ?

    132 = 34 :

    「お、おい?」

    「き、気にしないで」

    俺が一歩近寄ると、妹も一歩離れる。

    いや、気にする。

    「ど、どうしたんだよ」

    こんな反応されて気にしないなんて無理だぞ。

    グッと妹に近づく。

    すると、目を見開いて俺をまじまじと見て

    「な、なんでもないからー!!」

    と言うや否やダッシュで二階の自分の部屋へ行ってしまった。

    な、なぜだ……めちゃくちゃ引かれている。

    やっぱり連れていってやればよかったか……くっ。

    133 = 34 :

    妹に避けられて、落ち込んだ夜は過ぎて。

    次の日のことである。

    「やあ」

    玄関を開けるなりヤツはアクビをした。

    「ふふ、昨日の疲れがまだ残っているみたいだ」

    「ちゃんと寝たのか」

    「うーん、あまり」

    そうか、と返事してヤツの顔を見る。

    本当に、日焼けしないんだな。

    昨日と変わらず白い。

    「おや、ボクの顔に何かついているかな?」

    「白いな」

    「え、誰かの体液がかかったのかな」

    取り違えるな。

    134 :

    もっとやれ

    135 = 34 :

    「そうじゃなくて、肌! 焼けてないんだな」

    「あ、そっちか」

    そっちしかねーよ。

    「たくさんすれば少しくらいは黒くなると思うんだけど」

    「半日遊んで焼けないんじゃ無理じゃないか」

    それ以上やっても結果は同じかもな。

    「そうかもね」

    ニコッと笑って、背を向けながら、顔はこっちに向けて。

    「それじゃあ、行こ?」

    136 = 120 :

    なんか切なくなる

    137 = 34 :

    カラオケに行くのは久しぶりだ。

    コイツと行ったのが俺にとって前回になるわけだが。

    ああ、既に緊張している。

    受付から部屋の番号の書いてある紙を渡される。そして、その番号の部屋に俺たちは入った。

    ヤツは早速マイクを持って、

    「マイクを持つとついついやってしまうね」

    「擦るな」

    あと股間に見立てるな。

    入るなり何をしてるんだお前は。

    そういうのは女子がやるもんじゃない。

    138 = 34 :

    「それにしても、ドキドキするね」

    「何が?」

    「密室に二人きりだよ?」

    と言って、ヤツはゆっくりと俺との距離を縮める。

    「変なことになるかもしれない」

    どんどん近づき、体が触れ合いかける。

    既に息はかかっている。

    「暑苦しい」

    俺はヤツの頭にちょこんとチョップをかます。

    「んっ……もっとぉ」

    「変な声を出すな」

    叩かれて喜ぶとはなんというやつだ。

    139 :

    後輩の巨乳に顔を埋められますか?

    140 = 34 :

    「急に手を出すなんて」

    服をズラして肩を見せるな。

    「お前が悪い」

    「『お前が悪い……そうやって誘惑するから!』」

    「妄想やめろ」

    タチの悪い妄想だ。

    「ああ、襲われる! 服を脱がれ押し倒され……!」

    「やめろソファーで暴れるな!」

    パンツ見えるぞ!

    141 = 34 :

    動きまくるヤツを止めようと近づくと、

    「本当に近づいてきた!」

    近づいちゃ悪いか?

    「ああ、ダメだよ……こんなところで淫らだよ……」

    「ぐっ……もういい!」

    俺はヤツを後目に曲を入れた。

    「おや」

    ピタリと動きが止まる。

    「……時間がもったいねーから歌うぞ」

    「……うん、君の言う通りだ」

    ヤツはしっかりと背筋を伸ばして。

    俺のボロボロな歌を聴いていた。

    できれば恥ずかしいのでもうすこし姿勢を崩して聴くなら聴いて欲しい。

    142 = 34 :

    すいません、出ます。

    携帯からゆっくりと投下していきます。

    多分普通に1時間おきに投下になるかもしれないので、もしよろしければこまめに保守していただけると嬉しいです。


    本当にごめんなさい。

    143 :

    読んでるで

    144 = 120 :

    なんてこった…

    145 = 52 :

    147 = 120 :

    148 = 110 :

    一曲目終了。

    ヤツはニコニコしながら拍手を送ってきた。

    逆に嘲笑の方がマシな気がする。

    「やっぱり君の声は素敵だよ。やっぱり来て良かった」

    「うるせー」

    俺は酷く落ち込んだ。

    下手だ、俺。

    「次はボクの番かな?」

    「ああ、そうだ」

    ああ、俺は更に落ち込むぞ。

    こいつの歌唱力にひれ伏すのだ……。

    149 = 120 :


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