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元スレ苗木「どきどき修学旅行?」
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苗木「あ、いや、もちろんボクにはボクの希望があるよ? でも、キミの希望も素晴らしいっていう事さ!」
十神「ふん、どうせお前の希望とやらも石丸の考えそうな甘いものだろう」
苗木「……うーん、どうかなぁ。キミと似ているかもしれないし、石丸クンと似ているかもしれない」
十神「何を言っている。俺と石丸の望みなど真逆だろうが」
苗木「あはは、それもそうだね」ニコニコ
十神「……だがこれで少し分かった。どうやらお前は俺が想像している以上に警戒すべき人間らしい。理解が及ばない相手というのは厄介だ」
苗木「へぇ、それは光栄だね。ボクは十神クンが素晴らしい人だと分かって嬉しいよ」
十神「ふん、それじゃあな。これ以上お前と話して時間を消費する価値はない」スタスタ
あはは、やっぱりボクの期待通りの人は居るんだ!
でも、ボクは十神クンみたいに弱い希望の人達を見捨てたりはしないよ。
今は弱い希望しかなくても、いつかは強い希望に変わってくれる。だって超高校級の才能を持つ人達なんだから。
だけど、せめてものラインは越えてね?
じゃないとボクが――――。
十神「ふん、どうせお前の希望とやらも石丸の考えそうな甘いものだろう」
苗木「……うーん、どうかなぁ。キミと似ているかもしれないし、石丸クンと似ているかもしれない」
十神「何を言っている。俺と石丸の望みなど真逆だろうが」
苗木「あはは、それもそうだね」ニコニコ
十神「……だがこれで少し分かった。どうやらお前は俺が想像している以上に警戒すべき人間らしい。理解が及ばない相手というのは厄介だ」
苗木「へぇ、それは光栄だね。ボクは十神クンが素晴らしい人だと分かって嬉しいよ」
十神「ふん、それじゃあな。これ以上お前と話して時間を消費する価値はない」スタスタ
あはは、やっぱりボクの期待通りの人は居るんだ!
でも、ボクは十神クンみたいに弱い希望の人達を見捨てたりはしないよ。
今は弱い希望しかなくても、いつかは強い希望に変わってくれる。だって超高校級の才能を持つ人達なんだから。
だけど、せめてものラインは越えてね?
じゃないとボクが――――。
【旧館 大広間】
大広間に戻ると、何やら朝日奈さんが心配そうな表情をしていた。
朝日奈「うーん、石丸大丈夫なのかなー?」
苗木「どうかしたの?」
朝日奈「さっきトイレ行こうとしたんだけど、まだ使っててさー。大丈夫って聞いてみても返事ないし」
苗木「あー、今ボクがここに来る時に聞いて見たけど、中から小さな声で返ってきたよ。朝日奈さんにもよろしくって」
朝日奈「もう、結構本気で重症じゃんか。ちょっと葉隠!! あんた看病してきなよ!!」
葉隠「えっ、男二人でトイレの中で!?」
朝日奈「元々あんたのせいじゃん!!」
苗木「あはは、まぁまぁ朝日奈さん。石丸クンも少しは良くなってきたって言ってたし……あと三十分くらい様子見てもいいんじゃないかな」
朝日奈「むぅ……ならその後ちゃんと行きなよ葉隠!」
葉隠「わ、分かったって…………」
苗木「これに懲りたら葉隠クンも妙なジュースは自重してね」ハァ
あんまり違和感なくね?って思ったけど読み直したら違和感あったわ
葉隠「……にしても、ちっと退屈になってきたべ。確か倉庫に遊べそうなもんなかったっけ?」
苗木「えっ、倉庫はやめた方がいいよ。クモとか凄いし。葉隠クンは見たよね?」
江ノ島「あー、そういえば苗木そんな事言ってたっけ。あたしは行かないから!!」
葉隠「けどこの退屈はきついっつーの!! よし、桑田っちも一緒に行くべ!!」
桑田「俺もかよ!!」
苗木「い、いや、でもさホコリとかも凄いし体にも悪いかも……」
葉隠「そんな長くいねえから大丈夫だべ。ちょっと探してすぐ帰ってくんよ」
そう言って葉隠クンは桑田クンを連れて倉庫へ向かっていった。
そして言葉通り、数分足らずで戻ってくる。
葉隠「あったあった!! ツイスターゲームだべ!!」
舞園「ナイスです葉隠君!! さぁ苗木君!!!」
苗木「やらないよ」
桑田「ナチュラルに無視られてんな俺」
結局ツイスターゲームはジャンケンで負けた人がやるという事になって、葉隠クンが山田クンに潰される結果になった。
しかもジャンケンの時は男子はなぜかボクを睨んで敵意全開だし、霧切さん達は危ない目をしてるしで居心地は最悪だった。
それから少しして。
苗木「あ、そうだ。食後のデザート事務室に置きっぱなしだった。ちょっと行ってくるよ」
舞園「それでは私も!」
霧切「私も行くわ」
セレス「もちろんわたくしも」
苗木「そんな何人も行ってどうするのさ……じゃあ一番速かった舞園さんで」
舞園「やった!!!」
霧切セレス「「ちっ!!」」
桑田「おいコラ苗木!! テメー舞園ちゃんと二人きりになって何かするんじゃねえだろうな!!」
苗木「しないよ!!」
舞園「え、しないんですか?」
苗木「だからしないってば!!!」
【事務室】
入り口近くの事務室に入る。そこは物がいくつも乱雑に置かれており、あまり片付いていない。
そして、大広間から一つだけ持ってきてある丸テーブル。そのテーブルクロスの上に、目当てのデザートは置いてある。
舞園「わぁ、これって結構高級なクッキーじゃないですか!」
苗木「へぇ、そうなんだ。知らなかったよ」
舞園「ふふ、ちょっとだけ二人で食べませんか? あーんし合ったりして!」
苗木「霧切さん達にバレたら怖いから遠慮するよ……」
舞園「大丈夫ですって、バレませんから! ねっ?」ニコニコ
二人きりになるという事である程度は覚悟していたが、想像以上に攻めてくる。
だけど、流されてはいけない。そういう人は結局包丁で刺される無残なエンドを迎えるからだ。
そう考えて、何とか彼女をなだめようと口を開いた時。
ピッ
【大広間】
ピッ
霧切「……? 今何か音しなかった?」
大神「我にも聞こえたな……どこからだ?」
大広間に居た何人かはどこからか聞こえてきた電子音にキョロキョロと辺りを見回す。
そして今度は別の音も聞こえてくる。
ゴォォ……
戦刃「あっ、この音。たぶん、あそこのエアコンじゃ…………」
プツッ
戦刃の言葉の直後、大広間は完全な暗闇に包まれた。
「何これ!? 何も見えない!!!」
「あああああんた達暗闇に乗じて卑猥な事したら許さないわよ!!!」
「ふひひひひ、これはラッキースケベのチャンスですな!!!」
「いってえええええええええ!!!!! おい誰か思いっきり足踏みやがっただろ!!!!!」
「な、なぁ、あんまり動かねえ方がいいんじゃねえか? あぶねえべ」
「そうね。みんな落ち着いて、まずは目を慣らすのよ」
「けどさー、こんだけ真っ暗だと慣れるも何も…………あ、お姉ちゃんが居た!!」
「う、うん……もう少し待って。見えてくると思うから……」
「みなさん大丈夫でちゅかー!!」
「あ、あの声はよく分かるね……」
「あれ、苗木君? 舞園さん? ブレーカーはその部屋でちゅよ!」
「むっ、そういえばモノミは大広間の扉の前に居たか……」
「……あれ、石丸クンでちゅか? 体調は大丈夫なんでちゅか?」
「おいおい今出てくんなよ石丸は……」
「…………見えてきたよ!!」
「あああああんた達暗闇に乗じて卑猥な事したら許さないわよ!!!」
「ふひひひひ、これはラッキースケベのチャンスですな!!!」
「いってえええええええええ!!!!! おい誰か思いっきり足踏みやがっただろ!!!!!」
「な、なぁ、あんまり動かねえ方がいいんじゃねえか? あぶねえべ」
「そうね。みんな落ち着いて、まずは目を慣らすのよ」
「けどさー、こんだけ真っ暗だと慣れるも何も…………あ、お姉ちゃんが居た!!」
「う、うん……もう少し待って。見えてくると思うから……」
「みなさん大丈夫でちゅかー!!」
「あ、あの声はよく分かるね……」
「あれ、苗木君? 舞園さん? ブレーカーはその部屋でちゅよ!」
「むっ、そういえばモノミは大広間の扉の前に居たか……」
「……あれ、石丸クンでちゅか? 体調は大丈夫なんでちゅか?」
「おいおい今出てくんなよ石丸は……」
「…………見えてきたよ!!」
「すごい、お姉ちゃんが残念じゃない!!」
「それではお願いいたしますわ戦刃さん」
「うん、分かった! 行ってくるね!」
バタン
それから少しして。
パチッ
桑田「お、点いた…………な」
朝日奈「はぁ、怖かったぁ……」
霧切「みんなは…………居るわね」
バタン!!!
戦刃「みんな!!! ちょっと来て!!!!!」
「それではお願いいたしますわ戦刃さん」
「うん、分かった! 行ってくるね!」
バタン
それから少しして。
パチッ
桑田「お、点いた…………な」
朝日奈「はぁ、怖かったぁ……」
霧切「みんなは…………居るわね」
バタン!!!
戦刃「みんな!!! ちょっと来て!!!!!」
不二咲「ど、どうしたのぉ……?」ブルブル
戦刃「じ、事務室で…………とにかく来て!!」
葉隠「なっ、舞園っちに何かあったんか!?」
桑田「はぁ!? くっそ、行くぞ!!!」
ダダダダダダダダダダダッ
大広間の扉を開けると、すぐそこでモノミがどうするべきか分からずにオロオロしていたが、誰も構っている余裕などない。
全員が真っ直ぐ戦刃を追って事務室へ向かう。
そして、部屋の中では。
超高校級のアイドル舞園さやかが。
全身の力が抜けた……まるで人形のように、床に倒れていた。
戦刃「じ、事務室で…………とにかく来て!!」
葉隠「なっ、舞園っちに何かあったんか!?」
桑田「はぁ!? くっそ、行くぞ!!!」
ダダダダダダダダダダダッ
大広間の扉を開けると、すぐそこでモノミがどうするべきか分からずにオロオロしていたが、誰も構っている余裕などない。
全員が真っ直ぐ戦刃を追って事務室へ向かう。
そして、部屋の中では。
超高校級のアイドル舞園さやかが。
全身の力が抜けた……まるで人形のように、床に倒れていた。
一瞬の静寂。
誰も何も考えられない完全な空白。
そして。
朝日奈「きゃああああああああああああああああああ!!!!!」
山田「ひぃぃぃぃぃぃいいいいいいい!!!!!」
セレス「……酷い事を」
大和田「クソがぁ……!!!」ギリッ
桑田「誰だよ!!! 誰がやりやがったオラァァ!!!!!」
霧切「ねぇ、戦刃さん。舞園さんは」
戦刃「み、みんな、落ち着いて! 舞園さんは生きてるよ!!」
再び静寂。
「「え??」」
霧切「そこにスタンガンが捨てられているわ。おそらくそれでやられたんじゃないかしら」
霧切が指差す先には確かにスタンガンが無造作に捨てられていた。
その瞬間、場の緊張が僅かにだが緩まった。
桑田「な……なんだよ……驚かせやがって…………」ガクガク
朝日奈「……ぅぅ……ぅぅぇぇぇええええん……」ポロポロ
葉隠「こ、腰が抜けたべ……」ヘタッ
江ノ島「お姉ちゃんも早く言ってよもー」
戦刃「ご、ごめん慌ててたから……」
不二咲「ひっく……ぐすっ……で、でもぉ……良かったぁ……」ポロポロ
大神「……いや、待て。安心するのはまだ早いぞ」
大和田「な、何だよ?」
腐川「ま、まだ何かあるわけ? もういいわよ!!」
霧切「苗木君は…………どこ…………?」
霧切が指差す先には確かにスタンガンが無造作に捨てられていた。
その瞬間、場の緊張が僅かにだが緩まった。
桑田「な……なんだよ……驚かせやがって…………」ガクガク
朝日奈「……ぅぅ……ぅぅぇぇぇええええん……」ポロポロ
葉隠「こ、腰が抜けたべ……」ヘタッ
江ノ島「お姉ちゃんも早く言ってよもー」
戦刃「ご、ごめん慌ててたから……」
不二咲「ひっく……ぐすっ……で、でもぉ……良かったぁ……」ポロポロ
大神「……いや、待て。安心するのはまだ早いぞ」
大和田「な、何だよ?」
腐川「ま、まだ何かあるわけ? もういいわよ!!」
霧切「苗木君は…………どこ…………?」
>>249
それは違うよ!
それは違うよ!
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