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元スレ苗木「どきどき修学旅行?」

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霧切「舞園さん……」
舞園「私だったら今のチャンスに思い切り頭を撫でてもらいますよ! おしい事をしましたね」ニヤニヤ
苗木「い、いや、頭くらいならいくらでも撫でてあげるって……」
舞園「ほ、本当ですか!? それではぜひっ!!」スッ
苗木「はいはい」ナデナデ
舞園「えへへ……///」ポー
霧切「…………」
舞園「あれ、何ですか霧切さん。羨ましいんですか? 仕方ないですねぇ、私が十分堪能したら少しだけ代わってあげても……」
霧切「…………」
舞園「……霧切さん? な、何ですかそんな人を哀れむような目で……」
苗木「ん、どうしたの?」
霧切「いえ、何でもないわ」
そう言って霧切さんが目を逸らした瞬間。
ピッ
舞園「私だったら今のチャンスに思い切り頭を撫でてもらいますよ! おしい事をしましたね」ニヤニヤ
苗木「い、いや、頭くらいならいくらでも撫でてあげるって……」
舞園「ほ、本当ですか!? それではぜひっ!!」スッ
苗木「はいはい」ナデナデ
舞園「えへへ……///」ポー
霧切「…………」
舞園「あれ、何ですか霧切さん。羨ましいんですか? 仕方ないですねぇ、私が十分堪能したら少しだけ代わってあげても……」
霧切「…………」
舞園「……霧切さん? な、何ですかそんな人を哀れむような目で……」
苗木「ん、どうしたの?」
霧切「いえ、何でもないわ」
そう言って霧切さんが目を逸らした瞬間。
ピッ
一瞬聞こえた電子音。
しかし、次の瞬間には目の前が真っ暗になっていた。
大広間に居た人達の慌てた声も聞こえてくる。
「て、停電!?」
「またかよクソっ!!!」
「落ち着いて、すぐに点くわ」
その言葉通り、直後には電気は復旧していた。
いきなり光が点いたから、目がパチパチする。
霧切「予め大神さんをブレーカーの近くに待機させておいたわ。懐中電灯も持たせて」
葉隠「い、いきなりでビックリしたべ……」ハァ
桑田「おい少しは説明しとけよなー!!」
霧切「ごめんなさい。でも、これで分かったわ」
苗木「分かった?」
霧切「えぇ、事件の時の停電と今の停電。ハッキリとした違いがあったわ」
苗木「違い…………? って舞園さん腕痛い痛い」
舞園「うぅ……」ブルブル
小刻みに震えながら彼女は腕に抱きついてきていた。
柔らかい感触にはドキドキするんだけど、その前に純粋に力を込めすぎて痛い。
『エアコンのタイマー』←情報追加
【???のコテージ】
その後、霧切さんに連れられてとある人の部屋にやって来た。
勝手に人の部屋に入っていいのかとも思ったけど、モノクマに捜査に必要だと言ったらすんなり入れてくれた。
そして霧切さんはというと、ゴミ箱を漁っている。
苗木「あ、あのさ霧切さん、いきなりそんな所を……」
霧切「……あったわ」
苗木「違い…………? って舞園さん腕痛い痛い」
舞園「うぅ……」ブルブル
小刻みに震えながら彼女は腕に抱きついてきていた。
柔らかい感触にはドキドキするんだけど、その前に純粋に力を込めすぎて痛い。
『エアコンのタイマー』←情報追加
【???のコテージ】
その後、霧切さんに連れられてとある人の部屋にやって来た。
勝手に人の部屋に入っていいのかとも思ったけど、モノクマに捜査に必要だと言ったらすんなり入れてくれた。
そして霧切さんはというと、ゴミ箱を漁っている。
苗木「あ、あのさ霧切さん、いきなりそんな所を……」
霧切「……あったわ」
苗木と舞園が接触するたびに落ちる
雰囲気作るために舞園がエスパーの力で落としてるに違いない
雰囲気作るために舞園がエスパーの力で落としてるに違いない
霧切さんが取り出したのは透明な袋だった。
中はほとんど空だけど、白い粉が少し残っているのが分かる。
苗木「それは……?」
霧切「さぁ、何かしらね。後で本人にでも聞いてみましょう」
そう言って霧切さんは次は机の上を物色し始める。
当たり前だけど、清々しい程お構いなしだなぁ。
霧切「これは何かしら?」
霧切さんが手にした紙に目を通してみると、
苗木「『一回十万円、初回サービス九万円』…………あー、これ彼の商売関係の紙なんじゃないかな」
霧切「そう……一応持っておこうかしら」
苗木「えっ、霧切さんそういうのに興味あるの?」
霧切「あると思う?」
苗木「…………って事は事件に関係しているってわけか」
中はほとんど空だけど、白い粉が少し残っているのが分かる。
苗木「それは……?」
霧切「さぁ、何かしらね。後で本人にでも聞いてみましょう」
そう言って霧切さんは次は机の上を物色し始める。
当たり前だけど、清々しい程お構いなしだなぁ。
霧切「これは何かしら?」
霧切さんが手にした紙に目を通してみると、
苗木「『一回十万円、初回サービス九万円』…………あー、これ彼の商売関係の紙なんじゃないかな」
霧切「そう……一応持っておこうかしら」
苗木「えっ、霧切さんそういうのに興味あるの?」
霧切「あると思う?」
苗木「…………って事は事件に関係しているってわけか」
【石丸のコテージ】
次にやって来たのは石丸クンの部屋だ。
さすが超高校級の風紀委員だけあって、どこから持ってきたのか勉強道具が充実している。
霧切「……なるほど、ね」
苗木「えっ、それって!!」
霧切さんが拾い上げた紙には…………。
『今夜、殺人を起こす。超高校級の風紀委員ならば止めてみせろ。もしこれを他の者に話せば、無差別に殺す事になるだろう』
ワープロか何かで打たれたと思われる綺麗な書体。だけど、その意味はとてつもなく恐ろしい。
苗木「これって脅迫状……だよね……」ゴクッ
霧切「……今日みんなで集まろうと言ったのも、これが原因だったみたいね」
苗木「でも、誰がこんなもの……!!」
霧切「…………」
【苗木のコテージ】
そして次はボクの部屋だ。
こうして目の前でゴミ箱を漁られるのは何だかなぁ……。
苗木「や、やっぱりボクも疑われてるんだよね……」
霧切「当たり前じゃない。苗木君だけ特別扱いはできないわ」
苗木「でも、別に何も出てこないよ? ほら、ボクの部屋って無個性だし」
他の人達のコテージを見て分かったけど、ボクの部屋は極端に物が少ない。
まぁ、何かを運び込む気力も湧かなかったからなんだけど。
霧切「……苗木君」
苗木「ん? どうしたの?」
霧切「ベッドの下にこんなものが落ちていたけど、これは?」
そう言って霧切さんが見せたのは、何かの紙袋の切れ端らしきものだった。
苗木「これはって言われても……そんな小さいものよく覚えてないよ……。何かのお菓子のゴミかな?」
霧切「……そう」
苗木「え、えっと……それも何かの手がかりだと思うの……?」
霧切「さぁ……でも一応そう考えた方がいいとは思うわ」
苗木「うぅ……」
この徹底っぷり。クロが彼女から完全に証拠を隠すのは不可能なんだろう。
人間である限り、どこまで完璧にこなしてもどこかでボロを出しているんだ。
『白い粉』
『商売文句を書いた紙』
『脅迫状』
『何かの紙袋の切れ端』
霧切「……そう」
苗木「え、えっと……それも何かの手がかりだと思うの……?」
霧切「さぁ……でも一応そう考えた方がいいとは思うわ」
苗木「うぅ……」
この徹底っぷり。クロが彼女から完全に証拠を隠すのは不可能なんだろう。
人間である限り、どこまで完璧にこなしてもどこかでボロを出しているんだ。
『白い粉』
『商売文句を書いた紙』
『脅迫状』
『何かの紙袋の切れ端』
コテージから出るボク達。
そろそろ夜も更けてくる頃で、今日も頭上には満天の星空が広がっている。
そんな時、目の前にいきなりモノクマが出現した。
モノクマ「うぷ、うぷぷぷぷぷぷぷぷ、お楽しみでしたね苗木君!」
苗木「何が……」
モノクマ「まぁまぁとぼけるなってば。こんな夜更けに若い男女が同じ部屋に。そこまでいったらもうアレしかないよ!!」
苗木「何を想像しているのか知らないけど、ボク達は真面目に捜査しているだけだよ」
モノクマ「うぷぷ、キミが捜査してるのは霧切さんのカラダなんじゃないかな?」ニヤニヤ
苗木「はぁ……もういいよ」
霧切「いえ、ちょっと待ってモノクマ。あなたに聞きたい事があるわ」
苗木「え……ええ!? モノクマに!?」
モノクマ「いいよいいよ、答えられる事なら答えてあげるよ!」
霧切「捜査情報をまとめたいの。この島にワープロとかないかしら?」
モノクマ「むむっ!! ダメだよそんなものに頼っちゃ!! あのねー、スペース押して変換に頼ってると漢字書けなくなるよ?
日本人としてそれはいいのか!? いや、良くない!! というわけで、ボクはキミ達に手書きを強制しているので、この島にそんなものはありません」
ここまで来ちゃうと流石に犯人もトリックもお察しだけど
この見た目と能力が苗木で性格だけ狛枝な誠君は何者なんだ
この見た目と能力が苗木で性格だけ狛枝な誠君は何者なんだ
苗木「い、石丸クンなら凄く同意しそうだけど、やっぱり不便だよそれ……」
モノクマ「うるさいうるさいうるさーい!! ボクが決めたからそうなの!!」
霧切「……分かったわ。それなら毒薬はない? それも欲しいのだけど」
苗木「き、霧切さん!?」
霧切「どうしてそんなに驚くの? 誰にも気付かれないように誰かを殺すなら、毒が手っ取り早いわ」
苗木「え……ええっ……?」
モノクマ「うぷ、うぷぷぷぷぷぷぷぷぷ。どうやら霧切さんも殺る気になってくれたみたいだね!
でも残念! 確か苗木クンと朝日奈さんには言ったけど、今キミ達が行ける範囲では毒は手に入らないんだよ!!」
霧切「そう……残念ね」ショボン
苗木「ざ、残念って……」
モノクマ「だって毒あったらみんなそれに頼っちゃうじゃん。そんなのつまんないじゃん」
霧切「でも、スーパーには薬がいくつかあったわよね? それを混ぜればもしかしたら……」
モノクマ「ぶぶー、残念! どんなに調合しても毒にはならないように一生懸命調整してあるから無駄なんだよね!!
まぁ、ずっと手に入らないとは言ってないじゃん!! コロシアイを進めていけば手に入るようにしてやるから、我慢しろよ!!」ニヤニヤ
霧切「……はぁ、仕方ないわね」
苗木「えーと……霧切さん……?」
モノクマ「うるさいうるさいうるさーい!! ボクが決めたからそうなの!!」
霧切「……分かったわ。それなら毒薬はない? それも欲しいのだけど」
苗木「き、霧切さん!?」
霧切「どうしてそんなに驚くの? 誰にも気付かれないように誰かを殺すなら、毒が手っ取り早いわ」
苗木「え……ええっ……?」
モノクマ「うぷ、うぷぷぷぷぷぷぷぷぷ。どうやら霧切さんも殺る気になってくれたみたいだね!
でも残念! 確か苗木クンと朝日奈さんには言ったけど、今キミ達が行ける範囲では毒は手に入らないんだよ!!」
霧切「そう……残念ね」ショボン
苗木「ざ、残念って……」
モノクマ「だって毒あったらみんなそれに頼っちゃうじゃん。そんなのつまんないじゃん」
霧切「でも、スーパーには薬がいくつかあったわよね? それを混ぜればもしかしたら……」
モノクマ「ぶぶー、残念! どんなに調合しても毒にはならないように一生懸命調整してあるから無駄なんだよね!!
まぁ、ずっと手に入らないとは言ってないじゃん!! コロシアイを進めていけば手に入るようにしてやるから、我慢しろよ!!」ニヤニヤ
霧切「……はぁ、仕方ないわね」
苗木「えーと……霧切さん……?」
モノクマ「それじゃそろそろ学級裁判だからボクはこれで! オマエラ頑張れよー」
楽しげにそんな事を言い残して、モノクマは消えた。
ボクは恐る恐る霧切さんを見て、
苗木「……霧切さんも誰かを殺そうって思ってるの?」
霧切「そんなわけないじゃない。あれはただモノクマの機嫌をとっただけよ。お陰でいい情報が手に入ったわ」
苗木「そ、そっか。そうだよね! 良かった良かった」ニコニコ
霧切「あなたはどうなの、苗木君」ジッ
苗木「えっ?」
霧切「あなたは……人を殺す気はあるの……?」
霧切さんのその目を見て、精一杯強がっているという事はすぐ分かった。
彼女はボクに否定してもらいたいんだろう。『そんな事しないって!』……みたいな感じに。
でも、残念ながらその想いには応えられないんだよね。
苗木「あはは、言ったよね。そんなの分からないって」ニコ
楽しげにそんな事を言い残して、モノクマは消えた。
ボクは恐る恐る霧切さんを見て、
苗木「……霧切さんも誰かを殺そうって思ってるの?」
霧切「そんなわけないじゃない。あれはただモノクマの機嫌をとっただけよ。お陰でいい情報が手に入ったわ」
苗木「そ、そっか。そうだよね! 良かった良かった」ニコニコ
霧切「あなたはどうなの、苗木君」ジッ
苗木「えっ?」
霧切「あなたは……人を殺す気はあるの……?」
霧切さんのその目を見て、精一杯強がっているという事はすぐ分かった。
彼女はボクに否定してもらいたいんだろう。『そんな事しないって!』……みたいな感じに。
でも、残念ながらその想いには応えられないんだよね。
苗木「あはは、言ったよね。そんなの分からないって」ニコ
>>570
しかし狛枝にしては運が悪すぎる
しかし狛枝にしては運が悪すぎる
>>574
狛枝は幸運が不運を帳消しにしてるだけで、境遇は苗木以上に不運だぞ
狛枝は幸運が不運を帳消しにしてるだけで、境遇は苗木以上に不運だぞ
>>576
境遇云々はそうだけど狛枝の不幸は
幸運の代償に前払いで大事故レベルの不幸を起こす事であって
運が絡む小さな事象で自身の望む結果を外す事はないぞ
アイロン全ぶっこ抜きは狛枝の能力じゃありえない
境遇云々はそうだけど狛枝の不幸は
幸運の代償に前払いで大事故レベルの不幸を起こす事であって
運が絡む小さな事象で自身の望む結果を外す事はないぞ
アイロン全ぶっこ抜きは狛枝の能力じゃありえない
霧切「…………」ウルッ
苗木「えっ……」
……待ってよ。どうして目を潤ませているの?
それじゃあ舞園さんと変わらないじゃないか。
そんなのボクが好きな霧切さんじゃない。
ボクが好きな霧切さんはどんな時でも挫けないで、ただ前だけを見て絶望に立ち向かっていく人だ。
やめてよ……泣かないでよ……。
苗木「霧切さん!!」
霧切「っ!!」ビクッ
苗木「どうしちゃったの!? キミはこんな所で立ち止まっている場合じゃないよ!!
石丸クンの為に、みんなの為に、キミは常に強くいなければいけないんだ!!」
霧切「…………ぅぅ」ポロポロ
苗木「泣かないでよ!!!」
苗木「えっ……」
……待ってよ。どうして目を潤ませているの?
それじゃあ舞園さんと変わらないじゃないか。
そんなのボクが好きな霧切さんじゃない。
ボクが好きな霧切さんはどんな時でも挫けないで、ただ前だけを見て絶望に立ち向かっていく人だ。
やめてよ……泣かないでよ……。
苗木「霧切さん!!」
霧切「っ!!」ビクッ
苗木「どうしちゃったの!? キミはこんな所で立ち止まっている場合じゃないよ!!
石丸クンの為に、みんなの為に、キミは常に強くいなければいけないんだ!!」
霧切「…………ぅぅ」ポロポロ
苗木「泣かないでよ!!!」
お前らなら霧切さんのコスプレした俺が泣きだしたらどう優しく接してくれるの・・・?
>>581
お前なに自分が安全圏に居るつもりになってんの?死ぬの?
お前なに自分が安全圏に居るつもりになってんの?死ぬの?
>>580
黙れこの腐れラードが!!!!
黙れこの腐れラードが!!!!
苗木「キミまで弱さを見せちゃダメだ! 石丸クンはもういない、だからこそキミがしっかりしなきゃダメだよ!
ここまで頑張って捜査してきたじゃないか!! それってクロ以外のみんなを助ける為でしょ!?」
霧切「……ひっく…………ぐすっ……」ポロポロ
苗木「ここまできて諦めるの!? そんなのモノクマの思い通りじゃないか!!
クロだってそれ相応の想いがあるんだと思う、でもキミ達もそれに全力で立ち向かわなければいけないんだ!!」
霧切「……で……で、もぉ……ぅぅ……」ポロポロ
苗木「キミならできる!! キミは強い!! とても強い希望を持ってる!! 」
霧切「わ、わたっ……私……は…………」ポロポロ
霧切「私は……強くなんかない…………!!!」
霧切さんが。
いつも冷静で、誰よりも先を見ていて。
本当はとても優しくて、みんなの事をよく見ている。
どんなにみんなが混乱しても慌てず、前へ進んで道を作る。
そんな、最後の希望の砦である彼女が。
膝から崩れ落ちて、ただ泣き続けている。
ここまで頑張って捜査してきたじゃないか!! それってクロ以外のみんなを助ける為でしょ!?」
霧切「……ひっく…………ぐすっ……」ポロポロ
苗木「ここまできて諦めるの!? そんなのモノクマの思い通りじゃないか!!
クロだってそれ相応の想いがあるんだと思う、でもキミ達もそれに全力で立ち向かわなければいけないんだ!!」
霧切「……で……で、もぉ……ぅぅ……」ポロポロ
苗木「キミならできる!! キミは強い!! とても強い希望を持ってる!! 」
霧切「わ、わたっ……私……は…………」ポロポロ
霧切「私は……強くなんかない…………!!!」
霧切さんが。
いつも冷静で、誰よりも先を見ていて。
本当はとても優しくて、みんなの事をよく見ている。
どんなにみんなが混乱しても慌てず、前へ進んで道を作る。
そんな、最後の希望の砦である彼女が。
膝から崩れ落ちて、ただ泣き続けている。
>>590
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>>593
氏ね
氏ね
霧切「もう……いや…………真実なんて……知らなくていい……」グスッ
苗木「…………」
霧切「私は……あなたが……苗木君が居てくれたから…………強くいられた……でも」ポロポロ
苗木「霧切さん」
霧切「な、に――――」
ギュッ
ボクは彼女の体を抱きしめた。
それは想像していたよりもずっと小さくて、弱々しかった。
とても華奢で、今にも壊れてしまいそうで。
それでも、ボクは腕の中の震えを止める為に力を強める。
霧切「っ……」
苗木「霧切さん、ボクもキミに居てほしい。キミだけがここから出る事になってもいいって思ってる 」
霧切「いや……苗木君も……一緒に…………」
苗木「…………」
霧切「私は……あなたが……苗木君が居てくれたから…………強くいられた……でも」ポロポロ
苗木「霧切さん」
霧切「な、に――――」
ギュッ
ボクは彼女の体を抱きしめた。
それは想像していたよりもずっと小さくて、弱々しかった。
とても華奢で、今にも壊れてしまいそうで。
それでも、ボクは腕の中の震えを止める為に力を強める。
霧切「っ……」
苗木「霧切さん、ボクもキミに居てほしい。キミだけがここから出る事になってもいいって思ってる 」
霧切「いや……苗木君も……一緒に…………」
苗木「霧切さん、目を閉じてくれる?」
霧切「えっ……分かった……わ……」
無防備に目を閉じた霧切さんの顔。
それはきっと滅多に見ることができない貴重なものなんだろう。
苗木「……初めてボク達が話した時を覚えてる? キミはみんなの輪から外れて一人で本を読んでいた」
霧切「えぇ……忘れるはずがない。私はその時一言であなたを追い払った。でも」
苗木「ボクは何日も繰り返した。ストーカーだとか言われた時もあったかな」ハハ
霧切「ごめんなさい……本当はどうしたらいいか分からなかっただけだったの……」
苗木「大丈夫、気にしてないよ。でも、だんだんキミはボクに構ってくれるようになった。
えーと、ボクが財布落としちゃった時は結局どこにあったんだっけ?」
霧切「葉隠君の机の中よ」
苗木「あー、そうだっけ。霧切さん、見事に探し出してくれたよね。あと、ボクの筆箱が無くなった時はどうだったっけ?」
霧切「桑田君よ。原因は舞園さんとベタベタしていたから」
霧切「えっ……分かった……わ……」
無防備に目を閉じた霧切さんの顔。
それはきっと滅多に見ることができない貴重なものなんだろう。
苗木「……初めてボク達が話した時を覚えてる? キミはみんなの輪から外れて一人で本を読んでいた」
霧切「えぇ……忘れるはずがない。私はその時一言であなたを追い払った。でも」
苗木「ボクは何日も繰り返した。ストーカーだとか言われた時もあったかな」ハハ
霧切「ごめんなさい……本当はどうしたらいいか分からなかっただけだったの……」
苗木「大丈夫、気にしてないよ。でも、だんだんキミはボクに構ってくれるようになった。
えーと、ボクが財布落としちゃった時は結局どこにあったんだっけ?」
霧切「葉隠君の机の中よ」
苗木「あー、そうだっけ。霧切さん、見事に探し出してくれたよね。あと、ボクの筆箱が無くなった時はどうだったっけ?」
霧切「桑田君よ。原因は舞園さんとベタベタしていたから」



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