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    元スレ縁「唯ちゃんを監禁しちゃった」

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    51 = 15 :

    いつ入れるの!?

    52 = 1 :

    (もしかして……もしかしなくても)

    (私、結構すごいことやってたんじゃないだろうか)

    (でも……ゆかりだって、嫌がってはいなかったよね?)

    (最後、何言いかけてたんだろう)

    ( 縁「唯ちゃん、わ、わたしね! 唯ちゃんのこと!」 )

    (……!?)

    (ま、まさかね……)

    がちゃ

    「おまたせー、唯ちゃん」

    「……ッ」

    53 :

    「どうしたの、唯ちゃん」

    「ううん、なんでもない、なんでもないよ」

    「そう? えへへ、ミルクティと一緒にクッキーも持ってきちゃった」

    「あはは、ありがと、ゆかり」

    「どういたしましてー」

    (か、顔に出てないよね)

    「えへへ、ささ、どうぞどうぞ」

    「じゃあ、遠慮なく、いただきます」

    「どう?」

    「ん? おいしいよ」

    「そっか」

    54 :

    何仕込みやがった

    55 = 53 :

    「ねえ、唯ちゃん」

    「んー?」

    「ゆずこちゃんのこと、どう想ってる?」

    「……ッ、ごほっ……ごほっ、ど、どうって?」

    「そのままだよ」

    「……と、友達だと思ってるよ」

    「そう……じゃ、じゃあ」

    「……」

    「わたしのこと……は?」

    「えっ……」

    56 = 53 :

    「わたしのこと、どう想ってる?」

    「どう……って」

    「……」

    「ゆかりは……幼馴染で……それで……」

    「……」


    「……友達だよ」


    「そっか……」

    57 :

    唯ちゃん、アウトー

    58 = 53 :

    「ゆかり?」

    「そっか、そうだよね、ごめんねー、変なこと聞いて」

    「ううん、大丈夫だけど」

    (まさか……やっぱり……)

    「あ、このクッキーおすすめだよ、食べて食べて」

    「あ、ああ……うん」

    「どう?」

    「うん、クッキーもおいしい」

    「よかった」ニコニコ

    59 :

    今後も病んだゆずこと縁にいろんな事されるんだろうな唯ちゃん

    60 = 53 :

    「ん……なんか眠たくなってきた」

    「唯ちゃん、大丈夫?」

    「ごめん、ちょっとだけ一眠りさせてもらっていいかな」

    「いいけど……じゃあ、わたしのベッド使って!」

    「そんな、床で良いよ」

    「いいからいいから、立てる?」

    「じゃあお言葉に甘えようかな」

    「えへへ」

    61 = 53 :

    「じゃあ、1時間くらいしたら起こしてもらっていい?」

    「うん、わかったよー」

    「ん……おやすみ」

    「……」

    「すぅ……すぅ……」

    「……」



    「ごめんね」

    62 = 53 :

    すまん、ちょっ風呂

    63 = 57 :

    おう

    64 = 59 :

    風呂なら俺もう入ったんだけど

    66 :

    2時間鼻血

    68 = 53 :

    (ん……)

    (あ、これ、夢だ)

    (夢ってわかる夢ってあるよね)

    (ん、あれは……)

    (ちっちゃいゆかり?)

    (なんかうずくまって……泣いてる?)

    (歳は……はじめて会った頃くらいかな)

    (……かわいいな)

    69 = 66 :

    70 :

    ktkr

    71 = 53 :

    (あれ、こっちに歩いて……)

    『ゆいちゃん、ぐすっ……あのね……』

    (ん? 私が見えてる!?)

    『わたし、ゆいちゃんのこと、大好き!』

    (……ッ)

    『ゆいちゃんは、わたしのこと好き?』

    (……それは)

    『えへへ、ありがとう』

    (ん? 私はなにも……)

    『ゆいちゃん、これからもずっと』

    (……えっ)


    からんからん


    ワタシダケ ヲ ミテイテネ

    72 = 53 :

    「……ッ」

    (なに今の!)

    (夢? あれ、何の夢だったっけ……それよりも!)

    (何これ! 目が見えない!?)

    (それに手と足も……ぜんぜん動かない!)

    「ゆかり! なんなのこれ! 何かの冗談!?」

    ぎしっぎしっ

    「新しい遊びか何かなの!? ちょっと冗談きつすぎるよ!」

    74 = 53 :

    「んっ! 唯ちゃん!? 唯ちゃんそこにいるの!!」

    「ゆかり!?」

    「目が見えなくて、手足が縛られてるの! 唯ちゃん! 助けて!!」

    「ゆ、ゆかりもなの! よ、よく聞いて。私も同じ状態なの」

    「そ、そんな……どうして」

    「ゆかり、私が寝た後、何が起こったの」

    「何がって……ぐっすり眠ってる唯ちゃん見てたら、わたしも眠くなってきて」

    「それで、一緒に寝ようとして、横になったら……」

    「こうなってたと」

    「うん……」

    75 = 53 :

    (もしかして……日向家を狙った身代金目当ての強盗か何か?)

    「唯ちゃん、こわいよ……」

    「大丈夫、大丈夫だから、私がそばにいるからね」

    「う、うん」

    「だれか! 誰かいるんでしょ!」

    「……」

    「出てきなさいよ!」

    『騒がしいですね』

    「ひっ……」

    (何この声、変声機?)

    「あなた誰なの!」

    『そんなに大声出さなくても聞こえていますよ』

    76 = 70 :

    スタイリッシュやな

    77 = 66 :

    なんか予想外の展開になっとる
    しえしえ

    78 = 53 :

    「いいから答えて!」

    『ご想像のとおりだと思います』

    「くっ、やっぱり身代金目当ての誘拐ね」

    「唯ちゃん、こわいよ……」

    「大丈夫よ、ゆかり。こんなヤツ、すぐに警察に捕まっちゃうんだから」

    ぱちぱちぱち

    『すばらしい友情ですね、惚れ惚れしてしまいます』

    「ふざけないで!」

    80 = 53 :

    『ふざけてはいないのですが、そうですね。少し余興を楽しみましょうか』

    「余興ってなんのこと! そんなくだらないこと誰が……」

    『まあまあ、落ち着いて聞いてください』

    「どうして縛られて目隠しされて落ち着いていられると思ってるの!」

    『もっともです、ただ……』

    チャキ

    「ひっ……」

    『正直ですね、人質は二人も要らないんですよ』

    81 :

    「抵抗したり逃げたら唯ちゃんを殺すよ。」

    「抵抗したり逃げたら縁ちゃんを殺すよ。」

    82 = 53 :

    「なっ! ゆかりに何してるの!」

    『少しは自分たちの状況がわかりましたか?』

    「くっ……」

    「唯ちゃん……」

    「言うこときくから、ゆかりには手を出さないで……」

    『素直でよろしい』

    「……」

    『と言っても、簡単なことですよ。あなたは私の質問に答えさえすればいい』

    83 = 53 :

    『それにしても、あなたの友達想いの心に深く感動しました』

    「な、なにを……」

    『この感動のお礼に、もう一人の目隠しを取ってあげましょう』

    しゅるしゅる

    「んっ……」

    「ゆかり!? 目隠しが取れたの? ここはどこ!」

    「ちょっと待ってね……目が光に慣れなくて……」

    「……」

    「ここは……どこ?」

    「……はぁ、だよね。知ってるところなはずないよね」

    84 = 66 :

    続けて

    85 = 57 :

    縁がこんな頭脳プレイできるのか

    86 = 70 :

    >>85
    お嬢様に不可能はない!

    87 = 53 :

    「どこかの地下室みたいだけど……窓もないし」

    「そっか……じゃあ、犯人は! 犯人はいるの!」

    「う、うん……目の前に……って、女の人?」

    「えっ」

    「髪が……長い」

    「女の誘拐犯……」

    『そんなことはどうでもよいのです、さぁ質問を始めましょうか』

    「ゆかり、私たちはどうなってるの」

    「椅子にしばられてるかな……」

    「……だよね」

    88 = 66 :

    犯人は眼鏡とか似合いそうなくらい知的だな

    89 = 53 :

    『あなたたち二人は幼馴染なの?』

    「ああ、そうだよ」

    『親友?』

    「うん、私はそう思ってる」

    「わたしもだよ!」

    『そう、じゃあ、相手のどんなところが好き?』

    「えっ」

    「……」

    『早くしてもらえませんか』

    「え、えっと、ゆかりは……いつもポヤポヤしてて危なっかしいけど……」

    「……」

    90 = 65 :

    フヒッ

    91 = 53 :

    「そんなところが可愛いと思うし……それに」

    「……」

    「私が落ち込んでるときとか、すぐに気づいて励ましてくれたりして」

    「……」

    「優しいところ……かな」

    「唯ちゃん……ありがとうね」

    「ほ、ほんとのことだし!」

    「えへへ」

    『そうですか、わかりました。じゃああなたは?』

    「わたしは……」

    92 = 53 :

    「唯ちゃんはね、かっこいいの!」

    「な! ゆかり、何言って……」

    「いつもわたしを守ってくれて、今日だってわたしの命を救ってくれた」

    「……大げさだよ」

    「唯ちゃんはね、わたしの命の恩人なの」

    「ゆかり……」

    「ううん、恩人としてじゃなくてもね……」

    「……」

    93 = 53 :

    「それを抜きにしても……わたしのこと、とても大事にしてくれてるのがわかるの」

    「……」

    「そんな唯ちゃんと、これからもずっと一緒にいたい、一緒に笑っていたい」

    「ゆかり……」

    「だからわたしは……」


    「唯ちゃんが大好き」

    94 = 53 :

    『そうですか、わかりました』

    「ゆかり、今の……って……」

    「……ッ」

    『では、次の質問です』

    「……」

    『そのお互いへの気持ちは友情ですか? それとも違う感情ですか?』

    「……へっ」

    「……」

    「な、何言ってんだ!」

    『あなたからですよ、唯さん? 早くしてください』

    「わ、私は……」

    「……」

    95 = 65 :

    96 = 53 :

    「私は……ゆかりのこと好きだけど……でも……」

    「……」

    「この感情が友情ではないと言われると……わからない」

    『わからないという回答は受け付けません。どちらなのですか』

    「私は……ゆかりのこと、かわいいと思った。今日だって、そう」

    「……」

    「落ち込んでるゆかりが甘えてくるのが、かわいくてドキドキして……」

    「でも、わからないよ、そんなの……」

    「唯ちゃん……」

    97 = 53 :

    『でも、縁さんは、そうではないみたいですよ』

    「……ッ」

    「……」

    『それにしても、面白い話が聞けました。お礼に縁さんの手足を自由にしてあげましょう』

    「……!?」

    「んっ……」

    しゅるしゅる

    「ゆかり! 自由になったの! 逃げられる!?」

    『変な気を起こさないでくださいね』

    98 = 53 :

    チャキ

    「ピ、ピストル!?」

    「ピストル!? ど、どうせ、ニセモノ……」

    パァン! ガシャーン!

    「きゃぁぁぁ!!」

    「じゅ、銃声!? ほ、ほんもの!?」

    『縁さん、あなたが変な真似をしたら、あなたの大好きな人がどうなるか……』

    「う、うぅ……」

    「ゆかり、大丈夫、大丈夫だから」

    『わかりますね?』

    99 = 53 :

    「何をすれば……」

    『そうですね……』

    「……」

    『唯さんのことが大好きと言っていましたが、言葉だけではよく伝わりませんでした』

    「えっ……」

    『どれくらい大好きなのか、行動で示してください』

    「な、何言って……」

    『縛られてはいますが、あなたの大好きな人が目の前にいるのです。自由にできるのですよ』

    「……ッ」

    『さぁ、早く』

    100 = 59 :

    ゆかりん知能犯なのかあるいは…


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