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    元スレ縁「唯ちゃんを監禁しちゃった」

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    タグ : - ゆゆ式 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    まかせた

    3 :

    ゆゆ豚はなんでも他人任せか
    流石人間のクズだな
    ゆゆ豚www

    4 = 1 :

    -放課後-

    「唯ちゃん、かえろーかえろー」

    「あれ、ゆずこは?」

    「ゆずちゃんは、なんか新しい本の発売日ーとかでチャイム鳴ってすぐ出て行ったよ」

    「あいつはほんと、そういう熱意を別に向けたら、もっとマシな人間になるのにな」

    「でも、ゆずちゃんらしいよー」

    「急ぎすぎて事故にあわなきゃいいけど……心配だな」

    「……」

    「ああ、じゃあ二人で帰ろうか」

    「うんっ!」



    あとはまかせた

    5 = 1 :

    「ねーねー、唯ちゃん」

    「ん?」

    「こうやって、二人だけで帰るの久しぶりだね!」

    「んー、言われてみれば確かに。最近は三人で帰ることが多かったからなあ」

    「うんうん」

    「まあ、ゆずこがいないと静かでいいな」

    「んー、わたしとだけじゃ、つまらないかな?」

    「そんなことないよ。騒がさ二分の一になって、ちょうどいいかなって」

    「えへへー、ほめられたー」

    「念のために言っとくけど

    「んー?」

    「褒めてないから」

    「えへへ」

    6 = 1 :

    「たーんたーんたぬきのキンチョールー」

    「なにその歌」

    「えー、なんだろうね」

    「また思いつきか……そんなふらふらしてるとまた転ぶぞ」

    「だーいじょーぶだよー」

    ぶろろろろろっ

    「……って! ゆかり、危ない!」

    「えっ」

    7 = 1 :

    「あぶねーぞ、気をつけろ!!」

    ぶろろろろろっ

    「……」

    「……」

    「なんだよ、あの運転! こんな道幅の狭いところで……」

    「……」

    「ゆかり、大丈夫? 怪我してない?」

    「……えっ、あ……うん、だいじょうぶ……だよ」

    「ほんとに?」

    「うん」

    8 = 1 :

    「私が途中で気づいたから良かったけど……一歩間違えたらどうなってたか」

    「……」

    「気をつけないと駄目だぞ、ゆかり」

    「うん、ごめんね、唯ちゃん。それにありがとうね」

    「まあ、今後こういうことがないようにしてくれるなら、許すかな」

    「うん、気をつけるね……」

    「……」

    「……」

    「ん? ああ、ごめんな。いつまでも抱きついてて」

    「あっ……」

    「歩けそう?」

    「うん……」

    9 = 1 :

    「……」

    「……」

    (なんか、ゆかり元気ないな……さっきのが堪えてるんだろうか)

    「ねぇ、ゆか……」

    「唯ちゃん」

    「ん?」

    「今日、このあと暇?」

    「これといって用はないけど……」

    「じゃあ、うちに来ない?」

    「ゆかりんち? 別に良いけど、何かあった?」

    「ううん、特にこれといってないんだけど……」

    (……ああ、なるほど、そういうことか)

    10 = 1 :

    「いいよ、ちゃんと家まで送っていくから」

    「ほ、ほんとに?」

    「ほんとほんと」

    「ありがとうね、唯ちゃん」ニコッ

    「……ッ」

    「……唯ちゃん?」

    「なんでもない、なんでもないから」

    「……?」

    (うぅ……その笑顔は反則だろ……)

    「じゃあ、久しぶりにゆかりんちにお邪魔しようかな」

    「やったぁ」

    11 = 1 :

    -縁の家-

    「はぁ……」

    「どうしたの、唯ちゃん」

    「いや、あらためて、ゆかりがお嬢様なんだなって思って」

    「そんなんじゃないよぉ」

    「まあ、お邪魔します」

    「えへへ、いらっしゃいませー」


    「じゃあ、わたしの部屋で待っててね、飲み物用意してくるから」

    「ゆかりの部屋ね、わかった」


    「……」

    12 :

    貴重な由々しきゆゆ式SSや

    13 = 1 :

    -縁の部屋-


    「何度見ても……広い」

    「……」

    「ゆかりにあんな事があったばっかりだし、なんかゆずこが心配になってきた」

    「電話してみるか」

    プルルルル

    「……」

    プルルルル

    (……あれ)

    プルルルル

    (出ないな)

    14 :

    何故ゆゆ式SS来たと思ったら欝展開ばかりなのか

    15 :

    うんこでぶっ潰されたからな

    16 = 1 :

    がちゃ

    (あ、やっと出た)

    『はいはーい! ゆずこちゃんでーす!』

    「あ、もしもし、ゆず……」

    『ただいま、ゆずこちゃんは電話に出ることができません!』

    「……」

    『御用な唯ちゃんは、ぴーっという発信音の後にメッセージをどうぞ!』

    「……」

    『ぴゅっぴゅー!!』

    (うぜぇ……)

    17 = 1 :

    「……メールで良いか」

    がちゃ

    「おまたせー」

    「ああ、ありがとね」

    「ゆずちゃん?」

    「うん、ゆかりにあんな事があったばっかりだし、ゆずこ大丈夫かなと思って」

    「……そうだね」

    (ん?)

    「ああ、ごめんごめん。思い出させちゃった?」

    「ううん、だいじょうぶだよ、だいじょぶ!」

    19 = 1 :

    「あの……唯ちゃん?」

    「ん?」

    「と、となり……座ってもいいかな」

    「隣? いいけど、こんなに広い部屋なのにどうして?」

    「だ、だめかな」

    「別にいいけど……」

    (どうしたんだろ、ゆかり。なんかいつもと雰囲気が……)

    「お、お邪魔します」

    20 :

    なーんつってつっちゃった?

    21 = 1 :

    「あ、いつもの紅茶。ミルクティにしてみたの」

    「……え? あ、ああ、そうなんだ。いただくよ」

    「……」

    「……ゆかり」

    「えっ……な、なにかな」

    「本当にさっきの大丈夫? やっぱり怪我とかしてるんじゃ」

    「も、もう、唯ちゃんは心配性だなー、ほんとに大丈夫だってばー」

    「そ、そう」

    「……」

    「……」


    (なにこの間)

    22 = 1 :

    「あ、あの、唯ちゃん?」

    「な、なに?」

    「その……もしよかったらなんだけど……ね」

    「唯ちゃんに……その……く、くっついてもいい……かな?」

    「く、くっつく?」

    「う、うん……」

    (く、くっつくって何!? あ、もしかして寒いのかなー……なんて)

    「だ、だめ?」

    (……うっ、かわいい)

    23 = 1 :

    「か、構わないけど……もしかして寒かったりする?」

    「う、ううん、寒いとかじゃない……けど」

    「まあ、いいよ」

    「うん。そ、それじゃあ……失礼します」

    ぴたっ

    「……」

    「……」

    (なんだろう)

    (いつもこのくらいのスキンシップなんて、してるはずなのに……)

    「……えへへ」

    (すごく恥ずかしい)

    25 = 1 :

    (でも……嫌じゃないかも)

    「……」

    「……」

    (そっか……やっぱりさっきの出来事が怖くて内心、怯えてるのかも)

    「ゆかり」

    「なぁに?」

    「もう大丈夫だから」

    「……」

    「今いるのはゆかりの家だよ。だからもう、怖くないんだ」

    「……」

    「私がついてるから、ね」

    「……ッ」

    26 = 12 :

    怯えなきゃいけないのは唯ちゃんではないかという疑い

    27 :

    ありがたやありがたや

    28 = 1 :

    「……唯ちゃん」

    「なに、ゆかり」

    「……あのね……その……手」

    「手?」

    「うん……手、繋いでもいいかな?」

    「えっと、こう?」

    「あ、えと……指も……」

    「こう……かな」

    「うん、嬉しい……」

    29 = 12 :

    しっかりと百合してるな

    30 = 27 :

    ゆかりんはなかなかのポテンシャルの持ち主だな

    31 = 1 :

    (なんだろう……)

    「えへへ……」

    (こういうのも、たまには良いかもしれないな)

    「どうしたの、唯ちゃん」

    「ん? ああ、なんかこういう、しおらしいゆかりは珍しくて、かわいいなと思って」

    「な、なななな何言ってるの唯ちゃん!」

    「本当だよ?」

    「そ、そんなかわいいなんて、唯ちゃんの方がかわいいよ……」

    「ふふっ、ありがと」

    32 = 1 :

    「唯ちゃ……」

    ぎゅっ

    「あっ……」

    「違った?」

    「……ううん、あ、合ってる……」

    「そう」

    「……」

    「……体温低いね」

    「そうかな」

    「うん、でもあったかい」

    33 = 20 :

    唯ちゃんが総受けって聞いたんですけど本当ですか

    34 = 27 :

    ちょっかい出したくさせる才能の人だから

    35 = 12 :

    ヤる気ビーム(意味深)

    36 = 1 :

    「なんで……してほしいことわかったの?」

    「んー? して欲しいというより、したかったからかな」

    「そ、そうなんだ」

    「うん」

    「……じゃ、じゃあね、笑わないで聞いてね」

    「なぁに?」

    「……あ、頭なでてほしい」

    「……」

    「……」

    37 = 15 :

    たまりませんな

    38 = 1 :

    「ふふっ、あはは!」

    「うぅ……やっぱり笑ったー」

    「ごめんごめん」

    「い、いけない……かな?」

    なでなで

    「ん……」

    「これでどう? いいこいいこ」

    なでなで

    「うん……幸せ……」

    40 = 1 :

    「唯ちゃん」

    「んー?」

    「今日は本当にありがとうね」

    「いいよ、過ぎたことだし」

    「だって……もし唯ちゃんがいなかったらわたし……今ここにいなかったもん」

    「じゃあ、ありがたく撫でなきゃね」

    なでなで

    「も、もう真面目な話なんだよぉ」

    「ごめんごめん」

    「もう……」

    42 = 1 :

    ぐすっ

    「えっ」

    「……何事もなくてよかった」

    「ゆ、唯ちゃん?」

    「ゆかりが無事で、ほんとによかった……」

    「唯ちゃん、泣いて……?」

    「な、泣いてなんかない」

    「ううん、泣いてるよ、唯ちゃん」

    「ぐすっ……ごめん、なんか……ゆかりがいなくなったこと想像しちゃって」

    「……」

    43 = 1 :

    「今こうやって感じてる体温も、全部無くなっちゃうと思ったらさ。なんか急に、ね」

    「唯ちゃん……」

    「一人だけでどこか行ったら許さないから」

    「……」

    なでなで

    「……」

    「唯ちゃん、あの……」

    「なぁに?」

    「唯ちゃん、わ、わたしね! 唯ちゃんのこと!」


    ピリリリリリ

    44 :

    そろそろスレタイの流れか?

    45 = 1 :

    「あ、ゆずこからメールだ」

    「あっ……」

    「ちょっと待ってね」

    「……うん」

    「あはは。ゆずこのやつ、新しい本を家で読もうとしたら一個前の巻、間違えて買っちゃったんだって」

    「そうなんだ」

    「それでダッシュで本屋を往復してたらしい」

    「へぇ」

    「ばかだなあ、あはは」

    「……」

    46 = 12 :

    フラグがたった!!

    47 :

    別にこのままいちゃいちゃしてるだけでも一向に構わん

    48 = 1 :

    「でも、ゆずこも無事でほんとによかったよ」

    「……ッ」

    「ゆかり、そういえば何か言いかけてなかった?」

    「あ、ううん、なんでもないよ」

    「そう?」

    「うん」

    「ああ、せっかくミルクティ入れてくれたのに冷めちゃったかな」

    「あ、わたし、いれ直してくるね」

    「いいよ、そんなわざわざ」

    49 = 27 :

    ゆかりんゆずちゃん殺しちゃだめだよ?

    50 = 1 :

    「せっかく、唯ちゃんのためにいれたんだもん。一番おいしいのを飲んで欲しいから」

    「そう? じゃあお願いするかな」

    「ちょっと待っててね」

    「ありがと、ゆかり」


    がちゃ ばたん


    「……」


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