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    元スレエレン「進撃の巨根」

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    351 :

    追いついた
    アニ最強伝説

    352 :

    ハヤクヨミタイ

    353 = 1 :

    単刀直入な物言いに、アニは一息ついて返した。

    アニ「そう。そんなに改めて言うってことは、私が避けているのに気付いてたんだ?」

    エレン「まぁな。なんでそうしてるのかっていうのまでは、分からねぇが」

    アニ「理由を聞きたい?」

    エレン「ああ」

    視線を外し、しばらく間を置いてからアニは語る。

    アニ「……なんて言うのかな。私にとって、今までのは遊びの範疇だったんだ。
        間抜け面して感じてるあんたを見るのは気分が良かったし、単純に自分自身が気持ちいいってのもあった」

    だが。

    アニ「それをするっていうのは……そういう話じゃ済まないだろ?
        今さら何言ってんだって思うかもしれないけど……上手く言えないな……。つまり……本気にならないといけないってことでしょ?」

    エレン「本気?」

    エレンが聞き返すと、アニは嘆息した。

    アニ「そして、私はあんたがこの話に対して、そういう反応を示すだろうというのも、薄々感付いていた。
        だから、拒むようにしていたんだ」

    354 = 71 :

    ほう

    355 = 309 :

    このエレンにとっちゃセックスも遊びだよな

    356 = 184 :

    セックスは戦争だっておばあちゃんが言ってた

    357 :

    今北産業

    358 = 1 :

    エレン「いや、分かんねぇな。俺はいつだって本気でお前としたいと考えていたぞ?」

    アニ「……まぁ、そうだろうね。そうやって、衝動に身を任せるのもいいかもしれないけど、私はそこまで馬鹿になれない」

    そう言い残して、アニはエレンの手を振り払い、場を後にした。
    確かにそうしようとした―――のだが。

    アニ「……」

    エレン「な、なんだよ?」

    自身の腕を掴んでいるエレンの手を、アニはじっと見ていた。
    意図が掴めず、エレンは思わず力を込める。

    去ろうとする人間を引きとめるのを目的とするには、大袈裟すぎるほどの力が込められたエレンの手。
    アニは不平を漏らさなかった。そして、その手に自分の手を重ねる。

    アニ「馬鹿には……ならないつもりだったんだけど」

    エレン「……アニ?」

    アニ「あんたのがうつったのかもしれない」

    エレン「お前、何言って……」

    そして、アニはエレンの胸に顔を埋めた。

    アニ「いいよ、やらせてあげる。その代わり、手は握ったままでね。初めては、痛いらしいから」

    359 = 187 :

    難攻不落と思いきやミカサの次にチョロかった件に関して

    360 = 128 :

    想像したらどきっとした

    361 = 1 :

    こうして、エレンは当初の目的通り、四人の女を我がものとした。
    元々自分のものだったミカサを含めれば、五人だ。全員を代わる代わる呼び出し、その巨根を咥えさせた。

    有意義なセックスライフだった。
    全員にはそれぞれ異なった長所がある。

    例えばミカサは、エレンの全てを知りつくしているし、それを昇華させるテクニックを有している。
    膣内の動きも凄まじく、ただ快楽を貪るだけならこの女の右に出る者はない。選択に迷った時はとりあえずミカサにしておいて間違いない。

    サシャは口技に長けていた。美味そうに肉棒をしゃぶる様を見れば、それだけで興奮が倍増する。
    感じやすい体質らしく、セックスの後半ではいつも目が蕩けていて、普段とのギャップにまたそそられる。

    クリスタの性欲には舌を巻く。体力のなさがネックだが、積極的に新たな性行為のやり方を提案してくるので飽きが来ない。
    他の男が夢見ているその体を好きなように貪れるという優越感もたまらない。
    そのことを本人に伝えてみれば、意気揚々とその腹に『エレン専用』という文字を書き込んできた。

    ユミルは従順だ。堕とした時の経験のせいもあるが、元々マゾの気が強かったのだろう。
    口では生意気を言いつつも、秘部を触ればいつも濡れている。それを指摘すると、顔を赤くするのもいい。

    アニは情熱的だった。性交渉の時だけは性格が変わるように乱れる。そして、エレンの無限大の性欲に付き合うだけの体力があった。
    エレンと自由時間いっぱいにセックスして、無事でいられるのはアニだけだ。

    素晴らしい日々だった。一切の不満をもつこともなく、幸福な時間が過ぎる。
    しかし、そんな毎日も、当然終わりは訪れる。それも、唐突に。

    362 = 342 :

    アニ可愛い

    363 = 275 :

    お?

    365 :

    急展開キター

    367 = 128 :

    んお

    368 :

    NTRだけは勘弁してくれよ・・・

    370 = 1 :

    ―――数ヵ月後、自由時間


    ユミルに呼び出されたエレンがその場所へ向かうと、そこには五人の女がいた。
    当然、エレンの性処理道具として扱われていた五人である。ユミルが詰め寄ってくる。

    ユミル「よぉ、エレン。この状況を見れば、どういう理由で呼び出したのかは分かるな?」

    エレン「……いや、まぁ、その、なんだ。とりあえず落ち着けよ」

    ユミル「どの口がそんなことをほざきやがる!! あぁ!?」

    五人の視線が突き刺さる。
    それぞれに思惑があるようではあったが、少なくとも目の前にいるユミルが激昂しているのだけは間違いなかった。

    エレン「一つ聞きたいんだが、どうしてこうなった」

    サシャ「……実はですね、私が」

    恐る恐る手を上げたのは、サシャだった。

    サシャ「宿舎で集まって他愛ない話をしてたんですけどね。その中で経験があるかないかっていう話になりまして
         一人が『サシャは当然ないよね』なんて言ってきたもんですから、ムキになって反論してしまって」

    となれば、相手は誰かと尋問されるわけで。
    その結果、サシャは翌日のパンを余分にもらえる代わりに、エレンの名前を暴露したのであった。

    371 = 219 :

    知らなかったのか

    373 :

    それでもこの鬼畜王エレンならここから6pに持ってける……はず!

    375 = 45 :

    チーズかよ

    376 = 209 :

    絶倫ハゲ

    377 :

    チーズワロタwww

    378 = 1 :

    クリスタ「それで、サシャがそんなことになっているのなら、ユミルと私を含めて三人になるでしょ?
          これはもしかしたらってミカサに尋ねてみたら、ミカサが肯定して」

    ミカサ「……」

    ユミル「四人もいるなら、他にもいるかもしれないと疑うよな?
         そうなると怪しいのは、お前と二人で格闘術の訓練をしていたとかいう目撃談のあったアニだ」

    アニは少し距離を置いた場所で、事の成り行きを黙って見守っている。
    そして、ユミルに投げかけられた視線に頷いた。

    ユミル「ちょっと調べただけで五人だぞ? まさか、他にもいるとか言わねぇよな?」

    エレン「いや、俺が厳選した五人だ。他にはいねぇよ」

    ユミル「なぁーにちょっと誇らしげに言ってやがる……!?」

    ユミルの迫力ある詰問に、エレンの背筋で冷や汗が垂れ落ちる。
    ミカサに救いを求めて目をやるが、無視された。神はエレンを見放したのだ。

    エレン「それで、お前はいったい俺をどうしたいんだ」

    ユミル「刺殺か絞殺か撲殺か」

    エレン「『殺』のつかない選択肢は用意されてないのか……?」

    379 = 309 :

    ミカサがなにを考えているのやら

    380 = 1 :

    この状況をどうやって切り抜けるか。
    エレンが思案していると、またしてもサシャが手を上げた。

    サシャ「あ、あのー」

    ユミル「なんだ」

    サシャ「エレンを殺されると私、困るんですけど」

    ユミル「どういう意味だよ」

    サシャ「え、だって。エレンが殺されたら、誰が私にご飯をくれたり、気持ちよくさせてくれたりするんですか?」

    きょとんとした顔で尋ねるサシャ。
    ユミルは狼狽した。

    ユミル「お、お前。現状が分かってないのか? こいつは私たち五人を弄んでいてだな!」

    サシャ「はぁ……それがなにか?」

    ユミル「な、なんだと……!?」

    サシャ「よく分からないんですが、皆さんはもうエレンを必要としてなくて……つまり私がエレンを独り占めしていいってことですよね?」

    ユミル「ああっ!?」

    382 = 188 :

    サシャだった

    383 = 209 :

    この展開は予想外
    リンチかと思ってた

    384 = 184 :

    もしかしてサシャは女神だったのか

    385 = 79 :

    修羅場なのかなこれ

    386 = 71 :

    そうか、サシャは食欲と性欲の三大欲求のうち2つを制圧されているからな
    そりゃ強いわ

    387 = 203 :

    >>1はなんでニートなんだ
    ラノベでも書けば売れるんじゃね?

    388 = 275 :

    すげぇなこのSS

    389 = 1 :

    衝撃的なサシャの発言に、ミカサは追って口を開く。

    ミカサ「私もエレンを責めるつもりはない」

    ユミル「ミカサ!?」

    ミカサ「そもそも私はエレンがあなたたちと関係を持っていることを知っていた。
         つまり、格が違う。私がエレンの一番の理解者」

    ユミル「なっ……」

    ミカサは、こういう展開に持っていく機会を窺っていた。
    後はどのタイミングで口を出すかということだけだったのだが、流石にサシャがその流れを作ってくれるとは思ってもいなかった。
    これにはミカサも思わずガッツボーズ。サシャには蒸かした芋を貰う権利が与えられる。

    クリスタ「ユミル、私もミカサたちと同じ気持ち」

    ユミル「クリスタ!? お前まで……」

    クリスタ「ユミルと私を一緒に相手にしてくれる時点で、普通じゃなかったわけだし。
          というか、それを自ら頼んだ私が、他の女の子とはしないでなんて言うのは、筋違いだもの」

    ユミル「そ、それは……まぁ」

    390 = 275 :

    プロの犯行

    392 = 7 :

    ちょいちょい笑いを取りに来るな

    393 = 365 :

    ガッツボーズ

    394 = 20 :

    オナニーしながらこれみたら一瞬で萎えてしまった

    395 :

    いろんな意味ですごいスレに来てしまった

    396 = 1 :

    クリスタ「それにきっと、エレンより私たちのことを気持ちよくさせてくれる人なんていないよ」

    ユミル「う……」

    ユミルは返答に詰まった。
    というか、元々大した怒りは抱いていなかったのだ。

    ユミルの従順度はすでにミカサと同様の最大値にまで達しており、エレンがいかなる悪逆を行おうとも、そこで反旗を翻したりはしない。
    今回の件も、クリスタが傷つけられたと思い、エレンを罰しようとしただけだ。
    それが思い違いと分かった今、そこにあるのは空虚な怒りのみで、風船は中身がなければ萎むのみなのである。

    エレン「ユミル?」

    ユミル「はぁ……なんだよ。怒ってた私が馬鹿みたいじゃねぇか」

    エレン「許して、くれるのか?」

    ユミル「……お前がちゃんと全員を満足させられるっていうなら、私はなにも言わねぇよ」

    こうなれば、完全勝利まで残るは後一人である。
    遠巻きに眺めていたアニと目があった。

    397 = 209 :

    こわい

    398 :

    面白いなあ

    399 :

    アニ怖過ぎ

    400 :

    薄い本にして売ってくれ


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