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    元スレエレン「進撃の巨根」

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    101 :

    いい感じだ

    103 = 1 :

    あの日から四年、ミカサとエレンの性的関係は続いていた。
    純粋な異性関係ではなく、エレンの性処理をミカサが行うだけなのだが、それはそれでミカサも満足な様子なので問題はない。

    そして、現在の二人は、対巨人用の教育部隊であるところの訓練兵団に所属し、日夜努力を重ねている。
    今は夜。数少ない自由時間であり、二人が密会出来る唯一の機会で、そこでエレンの性処理を行っていたのである。

    エレン「まだ時間はあるよな?」

    ミカサ「あと三十分は大丈夫なはず。本番、する?」

    ミカサがベルトに手をかけたところを、エレンが制止する。

    エレン「いや、今日は話がある」

    ミカサ「話?」

    若干不服そうな表情を見せながら、ミカサが尋ねる。

    エレン「俺たちが訓練兵になってから二年。もうそろそろ我慢の限界だ」

    ミカサ「?」

    エレン「おいおい、忘れたのかよ。新しい性処理係を作るって言ってただろ」

    ミカサ「ああ」

    106 = 1 :

    性処理はミカサが行っている。しかし、ミカサだけではどうしても補えない部分があった。
    というのも、自由時間は全員一律に与えられている訳ではない。水汲みなどの当番活動や、個人訓練の有無によって、左右される。

    つまり、ミカサとエレンは毎日のように自由時間を共に過ごせるわけではなく、当然性処理も毎日行えないのだ。
    今のところ、三日に一度行えれば上出来である。これにエレンはフラストレーションを溜めていた。

    エレン「贅沢な悩みだが、ミカサの性処理が上手すぎて、俺はオナニーじゃ満足できねぇ」

    ミカサ「うん。頑張った甲斐があった」

    エレン「だが、出来れば毎日射精したい。出ないと、金玉が爆発しそうだ」

    ミカサ「それは困る。エレンの精液がないと私は生きていけない」

    エレン「だから、他にも性処理係を作って、ミカサが性処理を行えない日は、そいつにやってもらう」

    ミカサ「不本意だが、エレンが望むならしょうがない」

    エレン「つーわけで、誰を性処理係にするかを悩んでいた訳なんだが」

    ミカサ「決まったの?」

    エレン「ああ、こいつらだ」

    エレンは一枚の紙をミカサに手渡した。そこには四人の名前が書かれている。

    107 = 83 :

    安価

    108 = 1 :

    エレン「どうだ?」

    ミカサ「納得できる人選もあるが……難しそうなのも一人、二人」

    エレン「そう言うと思っていた。だが、大丈夫だ。少しだが、作戦がある」

    ミカサ「そう?」

    エレン「ああ。もっとも、それにはミカサに手伝って貰わないといけないんだが……」

    ミカサ「大丈夫。私はエレンの為ならなんだってする」

    エレン「そうか。それを聞いて安心した」

    ミカサ「その代わり」

    言って、エレンに擦り寄る。

    ミカサ「……この先、他の女とするようになっても、私を一番に扱って欲しい」

    エレン「なんだ、そんな心配してたのか」

    ミカサ「……」

    エレン「安心しろ。お前以上のテクニックを持った女なんてそうそういやしねーよ」

    そういう意味で言った訳ではないのだが、意味は違えどエレンの一番であることには変わりがないため、
    ミカサは肩を抱きかかえられたまま、静かに目を閉じた。

    109 = 1 :

    ―――三日後、自由時間、夜


    サシャ「えーっと……」

    エレン「よぉ、サシャ。こっちだこっち」

    ようやくエレンを見つけ、小走りで近づくサシャ。

    エレン「悪いな、急に呼びだして」

    サシャ「いえ、時間に余裕があるので大丈夫ですが」

    きょろきょろと辺りを見渡すサシャ。

    サシャ「こんなところに呼び出して、一体なんの話ですか?」

    エレン「ん……ちょっと、これを見てくれ」

    小さな小包を取りだし、広げると。

    サシャ「そ、それは!?」

    エレン「サンドイッチだ。ハムとチーズが挟まってる」

    110 = 1 :

    サシャ「え、これをくれるんですか!? くれるんですよね!? じゃないと話になりませんよね!? ね、ね!?」

    涎を垂らしながら詰め寄るサシャ。
    片手でその進行を妨げながら、エレンは言う。

    エレン「そうだな、条件を飲むならくれてやっても良い」

    サシャ「条件?」

    エレン「ああ、これをお前にやる代わりに、ヤらせてくれ」

    唐突な言葉に固まるサシャだったが、言葉を咀嚼し、その意味を理解したところで嘆息した。

    サシャ「……エレン、見損ないました。あなたがそんな情けないことを言う人間だったなんて」

    エレン「……」

    サシャ「このことは他の誰にも言いません。だけど、もう二度と私に近寄らないでください」

    踵を返し、宿舎に戻ろうとするサシャ。
    しかし、その手をエレンが掴み、

    111 = 71 :

    あー、サンドイッチの数が足りなかったかー

    112 = 33 :

    ランス化しちゃった

    113 = 20 :

    サシャは理解が早いな

    114 = 61 :

    サシャのくせにバカじゃないだと

    115 = 1 :

    サシャ「なんで―――すっ!?」

    口の中に指を突っ込んだ。
    サシャが不快に思い、その指を噛みちぎろうとするのよりも早く―――生じた、違和感。

    サシャ「…………ほいひい……」

    口の中いっぱいに、濃厚かつ繊細な甘みが広がった。

    日夜の訓練で疲れた体に染みわたるような甘さに、サシャの脳が蕩けていく。
    エレンが指を引っこ抜くと、この世の終わりを見たような表情を見せるほどだった。

    サシャ「な、なんですか、今の……?」

    エレン「蜂蜜だ」

    サシャ「は、蜂蜜!? そんな高級品を、いったいどうやって……」

    エレン「まぁ、独自のルートでな」

    この蜂蜜を調達したのはミカサだったのだが、どうやって調達したのかと尋ねたところ「私はエレンの為ならなんだってする」という返事がきた。
    まったく答えになっていないのだが、深く追求しない方が身のためだろう、とエレンは納得した。

    116 = 1 :

    エレン「なぁサシャ、いきなり変なことを言って悪かった。俺もちょっと正気じゃなかったんだ」

    サシャ「……」

    エレン「ほら、聞いたことがないか? 男は性欲を発散できないと、おかしくなるって」

    サシャ「……たしかに聞いたことはありますが……そんなに辛いものなんですか?」

    エレン「俺の性欲は、お前の食欲とほぼイコールだ」

    サシャ「そ、それは大変ですね」

    エレン「そんな飢えた状態で、お前のような無防備な女に周りをうろちょとされてみろ。そりゃ暴走するってもんだろ?」

    サシャ「…………そういうもんなんですか?」

    エレン「そういうもんなんだ」

    サシャは逡巡したが、やがて頷いた。

    サシャ「分かりました。先ほどの言葉は撤回します」

    エレン「助かる。だが―――」

    サシャ「はい?」

    エレン「依然として、問題は解決していない」

    ふと下を見ると、エレンのズボンの前あたりがぱんぱんに張っていた。

    117 = 1 :

    サシャ「えーっと……それはもしかして」

    エレン「ああ、ちんこが勃起してるんだ」

    サシャ「もうちょっと遠回しな表現は出来ないんですか!?」

    エレン「こっちも必死なんでな」

    サシャ「はぁ……」

    エレン「なぁサシャ。ヤらせてくれとは言わない。だが、俺の性処理を手伝ってくれないか?」

    サシャ「そ、そんなこと言われても……」

    エレン「もちろん、報酬だって用意する」

    そう言って、エレンは先ほどのサンドイッチを投げ渡した。
    夕飯を食べたばかりだというのに、サシャの腹の虫が雄たけびを上げた。

    サシャ「うっ……」

    エレン「そんな無理なことは言わねぇよ。簡単なことでいいんだ」

    サシャ「……例えば?」

    エレン「そうだな……さしあたって、下着を見せてほしい」

    サシャ「下着を?」

    118 = 83 :

    いいっすねー

    119 = 79 :

    珍しいサシャ

    120 = 17 :

    ホモじゃないのか……

    121 = 1 :

    サシャは悩んでいた。下着を見せるかどうかではない。
    手に持っているサンドイッチを食べるかどうかを、だ。

    ここで提案を断ったとしても、今この手の中にあるサンドイッチは恐らく、自分の物になるだろう。
    エレンも一度渡したものを奪い返そうなんて。せせこましい真似はしないはず。
    このサンドイッチは、交渉のテーブルにつかせるための費用だと推測する。
    だとしたら、今食べてしまったとしても何の問題もないのではないか。いやむしろ食べるべきだ。いやしかし―――

    涎が地面にぽたりと落ちた頃、サシャのそんな思考を見透かし、エレンが言う。

    エレン「食っていいぞ」

    サシャ「!」

    聞くや否や、サンドイッチにかぶりつく。
    ハムのジューシーな肉感、チーズの豊潤な匂い、それらが口の中で交わり合い、至福の調和を描きだす。

    味に酔いしれるサシャの気が緩む。エレンはその一瞬を見逃さなかった。

    エレン「俺の性処理を手伝うなら、これから先、いくらでも美味いものを食わせてやる」

    サシャ「!?」

    嘲られる機会も多いが、サシャとて戦士の一人。
    食い物に釣られて淫らな姿を晒すなどという、不様な真似など見せようはずもない。

    はずは、ないのだが……エレンの心理を読み切った甘言は、サシャの自尊心の壁を崩すには十分だった。

    サシャ「……あ、あまり卑猥なことは……出来ませんからね?」

    122 = 45 :

    流石エレンさん、壁を崩すの慣れてますな

    123 = 1 :

    ―――数十分後

    エレン「はぁっ、はぁっ……」

    静謐な闇夜に、エレンの荒い息が響く。
    中腰になり、一心不乱に肉棒を扱くその様は、自慰に目覚めたばかりの猿のようであった。

    サシャ「……ふぅ……」

    一方で、サシャ。
    そんな剥きだしの性欲をまざまざと見せつけられ、そっぽを向きながら赤面している。

    その格好は、ズボンを膝元まで下ろし、自らの手でシャツをまくりあげて胸元を晒すという、屈辱的なものであった。
    人に見せる用途には作られていないブラとパンツを視姦され、それでも態勢を崩すことは許されない。

    サシャ「……エレン、まだですか?」

    エレン「そんな早漏じゃねーよ」

    ちらりと下を見れば、赤黒い肉棒の先から透明の汁が滴っている。
    その液が潤滑液となり、エレンが手を上下するたびに、粘着質な音を鳴らす。

    そういった知識に疎いサシャでも、その液が先走り汁だということくらいは知っていた。
    即ち、エレンが順調に快感を得ているというのを理解していた。

    124 = 1 :

    サシャ「なんか、こうしていると……」

    エレン「興奮するか?」

    サシャ「ソーセージが食べたくなります」

    エレン「……萎えるからやめろ」

    と軽口を叩きながらも、サシャはなにか下腹部がむず痒くなるような感覚を得ていた。
    その感覚を誤魔化すための軽口なのかもしれない。

    サシャは美人だ。内面が全てを台無しにしているだけで、見てくれは部隊一の人気を誇るクリスタとも遜色ない。
    すらりと伸びた手足。整った顔立ち。着飾った状態で黙っていれば、街行く男たちが振り返るほどの外面をつくりだせる。
    しかし、そんなサシャの姿を見るものはいない。洒落た格好をすることもなければ、美を意識した振る舞いをすることもないからだ。

    だからこそ、エレンは視姦という手法をとった。
    お前は性欲を抱くに値する存在だと目で訴えかけることによって、サシャの中にある女を目覚めさせようとしていた。

    そして、その手法は見事に成果を上げている。
    事実、

    サシャ「……ん」

    サシャが現在浮かべる表情は、今まで見せたことのないものだ。
    ほのかに上気した頬には赤みが差し、もじもじと体をくねらせる姿態に、普段の奇天烈さはまるでない。

    125 = 1 :

    激しく上下するエレンの右手。
    なんとなく、サシャは牛の乳しぼりを思い出していた。

    エレン「そろそろ出そうだ」

    サシャ「そうなんですか?」

    エレン「ああ、だから後ろ向いて尻を突き出してくれ」

    サシャ「は?」

    エレン「早く」

    言われるがまま、サシャは木に手をつき、尻をぐっと突き出した。

    エレンは尻が好きだった。というよりも好きにさせられた。ミカサがことあるごとに、エレンを尻の下に敷いたせいだ。
    主導権を握りたい訳ではなく、自分の一番魅力的なパーツとエレンの好みが合致すれば、それ以上の幸福はないと思ったので、そのように仕立て上げた。

    そんなミカサの陰謀にまんまと嵌ったエレンは、今日も尻好きとしての本分を果たす。

    126 = 20 :

    ミカサよりいいな・・

    127 = 45 :

    128 :

    いいぞもっとやれ

    129 = 83 :

    いいぞ

    130 = 20 :

    サシャに餌付けしようとしてたパツキンのことか

    131 = 7 :

    エレンさん調教済みやないか

    132 = 1 :

    エレン「出すぞ!」

    サシャ「……えっ?」

    エレンの巨根から、白濁の性欲が迸った。

    相も変わらずの、常識を越えた量の精液がパンツを汚していく。
    二度、三度体を震わせ、エレンが射精を終えると、サシャは悲鳴に似た声を上げた。

    サシャ「な、なにしてるんですか!?」

    エレン「なにって、射精だろうが」

    サシャ「そんなの分かってますよ! なんで、私の……!!」

    肩越しに辛うじて見える尻には、どろり濃厚特性エレン汁がなめくじのように這い、その痕には焼けるような熱さが残っていた。

    エレン「直接触れてないんだから、セーフだろ?」

    サシャ「馬鹿言わないでくださいよ! ああ、こんなに……」

    エレン「やれやれ。しょうがねぇな、拭いてやるよ」

    サシャ「触らないでください!!」

    サシャはポケットから取り出した布切れで精液を拭う。エレンはやれやれと肩をすくめた。

    133 :

    これちゃんと1スレで完結するのか?
    四円

    134 = 1 :

    サシャ「まったく……エレンがこんな人だったとは」

    エレン「悪かったな。で、これが報酬だ」

    エレンが小瓶を投げ渡す。瓶の中身は、琥珀色に輝いていた。

    サシャ「お、おおおおおお……!!」

    サシャは早速ふたを開け、瓶を口の真上で傾けた。
    中に入っていた蜂蜜が、サシャの口へ垂れ落ちる。

    エレン「しまった。精液を混ぜ込んでおくべきだった」

    サシャ「げぼあっ」

    およそ女性が発したとは思えない奇声を上げ、サシャはむせた。

    サシャ「げほっ、げほっ……な、なんていうことを言うんですか!? せっかくの蜂蜜が台無しですよ!!」

    エレン「ひでぇ言い草だな。お前、精液の味を知ってんのか?」

    サシャ「……美味しいんですか?」

    エレン「俺の知り合いは、精液と水さえあれば生きていけると言っていたな」

    サシャはごくりと唾を飲み込んだが、はっとして、首をふるふると横に振った。

    135 = 1 :

    サシャ「騙されませんよ」

    エレン「嘘は言っていない」

    サシャ「だとしたら、その人は頭がどうかしてるんです」

    「そんなことはない」と言い返すことはどうしても出来なかった。

    エレン「でも、蜂蜜は残しておいた方が良いぜ」

    サシャ「どうしてです?」

    エレン「蜂蜜は単体で食うよりも、もっと美味しい食べ方があるからだ」

    サシャ「……!」

    エレン「やっぱりパンにつけて食うのが一番だろうな。牛乳に混ぜるってのも捨てがたい。
         訓練前の朝飯にでも食べてみろ。その日中は、疲労も感じないくらいに体が満ち溢れるぞ」

    サシャ「……そ、そんな貴族みたいな真似を!?」

    エレン「出来るんだ。その蜂蜜があればな」

    サシャ「ああ、まさか、そんな、あり得ない……」

    サシャは恐怖すら覚えた。

    136 = 1 :

    エレン「じゃ、ありがとな。中々気持ちよかったぜ」

    サシャは返答しなかった。
    頭の中が明日の朝食のことでいっぱいだったからだ。

    だから、気付けなかった。
    それが悪魔の狡猾な罠だったということに。

    一人悶えるサシャを遠目に振り返りながら、エレンは勝利を確信し、にやりと口の端を吊り上げた。

    137 :

    エレンさん策士
    だがそれを調教済みのミカサ…

    138 = 1 :

    ―――次の日、朝

    がやがやと賑わう食堂の隅で、一人ぽつんと項垂れる者がいた。
    エレンが声をかける。

    エレン「よう、サシャ。隣座るぜ」

    サシャ「ああ、エレン。おはようございます……」

    か細い声で返答するサシャ。
    その顔にはまるで生気がなく、目の下には濃い隈があった。

    エレン「ひでぇ面だな。今日の訓練は素手で巨人に挑むのか?」

    サシャ「笑えませんよ」

    エレン「そうか」

    言って、エレンは懐から小瓶をとりだした。
    ふたを取り外し、瓶を傾かせ、中身を配給されたパンの上へ―――かけようとしたその手を、サシャが掴んで止めた。

    サシャ「え、エレン。それは……?」

    エレン「ん、ああ。『貴族のような真似』を俺もしてみたくなってな」

    サシャ「……まだ、あったんですね」

    エレン「まぁな」

    狼狽するサシャを見て、エレンは一笑し、顔を寄せて囁いた。

    139 = 1 :

    エレン「お前、食っただろ」

    サシャ「!!」

    あからさまな動揺を見せるその姿に、追い打ちをかけるように言葉を紡ぐ。

    エレン「お前が蜂蜜を目の前にして、一夜を我慢できるとは到底思えなかった。
         どうやらその予想は見事に的中したようだな。しかし、俺はあえて全てを平らげないようにと提案した。何故だかわかるか?」

    サシャ「分かりません。一体どうして……そのせいで、私は!」

    エレン「それが答えだ」

    サシャ「……え?」

    エレン「手に入るはずだった至福を逃した気分はどうだ? 
         本当だったらお前は今頃、蜂蜜を塗りたくったパンを食べて、顔を綻ばせているところだった。
         だが、今のお前は、絶望に打ちひしがれるしかない……」

    エレンは体勢を戻し、改めて蜂蜜をパンへと注いだ。
    琥珀色―――いや、黄金色の輝きは、その絶品さを悠然と物語っていた。

    エレン「涎、垂れてるぞ」

    エレンの言葉に、サシャは慌てて口元を拭った。
    しかし、拭っても拭っても、唾液はとめどなく溢れでる。

    140 = 45 :

    じゃあ俺はその涎をパンに塗って食おう

    142 = 1 :

    エレン「だがな、俺だって鬼じゃない。お前が条件を飲むならこのパンをくれてやってもいい」

    サシャ「条件……」

    エレン「ま、昨日よりは過激になるだろうけどな」

    サシャ「……くっ」

    ただぶらさがっているだけのエサなら、サシャもまんまと食いつきはしないだろう。
    人としての尊厳がある。狩猟民族としての誇りがある。与えられるエサだけに満足するような家畜ではない。
    自らの手で掴み取ってこそ、食には意味がある。

    しかし、サシャは知ってしまっている。いや、知らしめられてしまった。
    一度口に入った極上のエサを、掠め取られた。舌先では、その味の片鱗が疼いている。

    もう耐えることなんて、出来なかった。
    腹の虫が、小さく悲鳴を上げた。

    サシャ「……分かりました。条件を飲みましょう」

    エレン「話が分かるな」

    サシャ「でも、昨日も言った通り、あまり卑猥なことは……」

    エレン「大丈夫だ。心配するな」

    舌舐めずりするエレンの姿は、まさに狩人。
    捕食者の目をしていた。

    143 :

    これを薄い本にしてくれ・・・頼む

    144 :

    はたらく魔王さま見てるせいか俺の中のエレンがすげームキムキ

    145 = 1 :

    ―――二度あることは、三度ある。

    この言葉の通り、エレンとの取引はそれを最後には終わらなかった。

    二度もやってしまったのだ。もう一回くらい。
    もっとも陥ってはいけないそんな思考に陥り、サシャは取引を続けていた。
    段々とエレンの要求が過激になっていることにも、薄らと気が付きながら。

    蜘蛛の糸というのは、一瞬で獲物を封じ込めるのではない。
    逃げようともがけば、体全体に糸がまとわりつき、やがて少しの身動きも出来なくなるのだ。

    サシャの現状は、限りなくそれに近い。
    まだ大丈夫。いつでも自分は抜けだせる。
    なんの保証もない自分自身の慰めに、その身を委ねている。

    今日は下着を脱がされた。
    今日は全裸で脚を開かされた。
    今日は性器へ指を入れられた。

    まだ大丈夫。まだ大丈夫……。今日もそんな言葉で自分を騙す。
    どこからどこまでが許されて、どこからどこまでが許してはいけないのか。
    その境界を見失いながらも、サシャはエレンとの取引を続ける。

    消失した境界。もしかしたら、もうずっと前に―――

    146 = 61 :

    避妊すれば大丈夫
    中に出さなきゃ大丈夫
    妊娠しなけりゃ大丈夫
    堕ろせば大丈夫

    147 = 1 :

    ―――数週間後、夜、自由時間

    訓練以外では立ち入ってはいけない小屋に、二つの気配がある。
    どうやって入ったのかと言われれば、それはもちろん、とある男の忠実な僕と化している女の工作があった。
    曰く、鍵を盗むのも、錠をこじ開けるのも、呼吸をするのよりも容易い……らしい。もっとも、それは今特筆すべき内容ではない。

    小屋の中は、窓から入る僅かな月光以外には、光源がなかった。
    そして、今現在、月は雲に隠れているため、完全な暗闇が訪れている。

    そして、その二つの気配の内の一つは、ぼんやりと思考する。

    (あれ……なんでこんなこと、してるんだっけ)

    近くにあるも見えない股の間から、聞き慣れない水音が響いている。どうやら自分の膣に、幾度もモノを出し入れされているらしい。
    冷静になろうと頭を働かせようとしても、快感がそれを邪魔する。脳味噌が蕩けてしまっているようだ。

    (でも、気持ちいいなぁ……)

    それでも、現状を把握しようと、ゆっくりと脳を働かせる。
    今、性器に出し入れされているものは、恐らく男根だろう。
    自分の指よりもずっと太く熱く、大きなモノだ。よくもそんなサイズのものが入るな、と場違いな感想を浮かべてしまうほどに。

    では、その男根の所有者は誰なのか。
    決まっている。自分がそんなこと―――性交渉を行うような相手など一人しかいない。

    エレン「ああ、いいぞサシャ。お前のナカは最高だ」

    雲が流れ、月が再び姿を現した。
    部屋の中、エレンとサシャの姿が、克明に浮かび上がった。

    148 = 1 :

    サシャ「エレン……もうやめ……」

    正常位で犯されているサシャは、朦朧としていた。

    エレンとの性交渉の回数は、すでに二つの手の指では数え切れないほどになっていたが、それでも行為を致す度に正気を失ってしまう。
    エレンがミカサ相手に鍛え続けてきた性技を受け止めるには、サシャには経験がなさすぎた。
    強すぎる快感に、サシャは涙目でいやいやと首を振るが、その希望は一向に叶えられる気配がなかった。

    エレン「疲れたのか? でも、自由時間はまだあるからな。それまでは目いっぱいやらさせてもらうぞ」

    地獄へ突き落すかのような一言。
    だが、こうして好きなように弄ばれるのだって、初めてのことではない。
    こういう時どうするべきかを、サシャは知っている。

    サシャ「キス…………してく……だ、さ……」

    エレン「ん? ああ」

    サシャのおねだりを聞いて、エレンは傍らに置いてある小瓶を拾う。
    その中身を口へと入れると、そのままサシャと口づけを交わした。

    サシャ「んっ……」

    中身はやはり蜂蜜だった。
    エレンの唾液と共に、それがサシャの口の中へと移されていく。

    サシャはこれが好きだった。
    強烈な甘味によって、脳が更に活動を抑え、思考が快楽の中へと溶けていくような気がした。

    149 :

    最高すぎる

    150 :

    なるほど





    なるほど


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