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    元スレ咲「私が勇者?」

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    202 = 2 :

    「それに結界が全部解けたとしてどうやって落ち合うの?」

    シロ「だるいけどそれくらいは任せて。私が魔法で魔王の城まで送る」

    「いや、あんたはええろうけど他の大陸は分からんやん」

    シロ「それも大丈夫。魔王は勇者が来るのを楽しみにしてるから」

    「結局、問題は誰が残るかですか」

    シロ「そう。早く決めて。後ろがつっかえてるから」

    「そういや、ここって神殿のど真ん中だったね」

    「ほな、場所を変えよう「大丈夫だよ」

    203 = 80 :

    咲と怜のコンビが想像以上にかわいい
    怜もLv上がって移動に影響しなくなってるしいい感じだね

    204 :

    このさくさく進む感じなかなk

    205 = 2 :

    「大丈夫だよ。私が残るから」

    「クロ……」

    「松実さん……」

    「しばらくのお別れやな。達者でな」

    「この大陸のことは松実 玄にお任せあれ!」

    「クロ、頑張ってね」

    「頑張って下さい。それでは、失礼します」

    ――――――

    206 = 2 :

    別の大陸

    「淡ちゃん、船酔い?」

    「多分。少し気持ち悪い」

    「前乗った時はそんなんなかったやん」

    「あれはクロの魔法で耐性をつけて貰っただけ」

    「便利やな魔法って」

    「僧侶が言うことじゃないよ」

    「淡ちゃん、園城寺さんに薬を作ってもらったらよかったんじゃないかな?」

    「あー、トキ作れる?」

    「無理ではないやろうけど今は吐き気止めくらいしか無理やな」

    「それでいいよ」

    「ほな、少し待っててな」

    「…………」

    208 = 2 :

    「淡、できたで」

    「……青色じゃん。これ毒じゃないの?」

    「んなことあるわけないわ。ほら、はよ」

    「いーやーだ。絶対飲まない」

    「淡ちゃん、飲まないと……」

    「いただきます!」

    「咲もけったいなことするなぁ」

    「早く次に進みたいですから」

    「苦い……飲んだから行こうよ」

    「偉い偉い。んで、次の目的地ってどこなん?」

    「…………歩いてたらどこかにたどり着きますよ」

    ――――――

    209 = 2 :

    町中

    「おー凄い。魔法の国だ」

    「えらい発達してんな」

    「それじゃあ自由行動しよう」

    「はーい。宿屋は任せて!」

    「ほな、また適当に落ち合おか」

    「それじゃあ私は――」

    ――――――

    212 = 2 :

    王宮

    「おーよく来たね。疲れてるんじゃないの?知らんけど」

    「まぁ、ほどほどに」

    「それで、何の様かい?」

    「私の魔法がおかしいんですよ」

    「おかしいって。それを王様に報告しに来たのかい?」

    「王様なら何か分かるんじゃないかと思いまして」

    「なるほどね。じゃあ着いてきな」

    「分かりました」

    三尋木 咏
    職業:適当な王様

    特技
    知らんぷり

    213 = 2 :

    王宮→地下室

    「それじゃあその魔法をあれの藁人形に向かって使ってみ」

    「えいっ!」

    「ほー、消えた」

    「魔物に使っても消えたんです」

    「……魔法の名前は?」

    「プラスマイナス0です」

    「プラスマイナス0……多分、この魔法は対象の存在自体を消してるね。知らんけどさ」

    「存在を……」

    「例えば人間だって生まれる前は0だろ?」

    「存在してないですからそうですね」

    215 = 195 :

    完全消滅系呪文 チートやん・・・

    216 = 92 :

    消費いくらくらいなんだろ
    名前からしてコストも低そうだよなあ

    217 = 2 :

    「それでその魔法。魔法ってのは名前が重要でね、火炎魔法なら火。回復魔法なら回復って感じで」

    「なら、私のプラスマイナス0はどうなんですか?」

    「そりゃ簡単なことだろ。対象の存在をプラスマイナス0に戻すだけ。つまり、消してしまう」

    「……」

    「ま、自分で0の地点を決めればある程度自由に使えそうじゃね?」

    「それってどう言うことですか?」

    「そうだな。例えば壊れた物があるとするだろ?なら、壊れる前の状態を0にする。それで魔法を使えばどうなる?」

    「修復される。でいいんですか?」

    「それでいいんじゃね?知らんけど」

    「適当ですね」

    「まーねぃ」

    220 = 2 :

    「後、もうひとつだけよろしいですか?」

    「ん?何?」

    「この大陸の魔物のボスってどこにいますか?」

    「それなら東に一週間歩いたら分かるよ。知らんけど」

    「ありがとうございます」

    「あっそうそう、飯食って行きなよ」

    「いいんですか?」

    「お仲間ちゃんも連れてきな」

    「ありがとうございます」

    「いいっていいって」

    ――――――

    222 = 2 :

    王宮

    「凄い!美味しそう」

    「全部食べていいぜ」

    「咲、何したん?」

    「ちょっと相談しただけですよ」

    「まーね」

    「へー。これ美味しいね」

    ――――――

    225 :

    あわあわと…いやたんたんとした感じがよい

    226 = 2 :

    東に一週間の地点

    「……ラスボスの城じゃないかなこれ」

    「でっかいね」

    「せやなぁ。扉は開いてるけど」

    「お邪魔します?」

    「そりゃしないと先に進まれへんし」

    「お邪魔しまーす」

    「あっ、いらっしゃい」

    「魔物さんお疲れ様だよ」

    「先に行っちゃいましたよ」

    「私達も行かんとあかんねんなぁ」

    「まぁそうですよね」

    230 = 2 :


    フィールド→城内部王の間

    「……お姉さん……」

    「久しぶりね。元気だった?」

    「うん。それより、何やってるの?」

    「そりゃ見ての通りよ」

    「私達の敵だったんだね」

    「どうかしら。敵でも味方でもあるから」

    231 :

    寝る前支援

    232 :

    「意味がわからないよ」

    「分からなくてもいいわ。それと、その刀使ってくれてるのね」

    「使いやすいよ」

    「そう言ってくれると嬉しいわ。それで、貴女の用は?遊びに来たわけじゃないんじゃないの」


    「結界を解除してほしいんだけど」

    「あー、分かったわ。解除しておくかわりに――私といいことしてくれたらね?」

    「……」

    ――――――

    233 :

    今から寝るけど起きるまで保守しててくれよ・・・・

    235 = 232 :

    「迷いました」

    「咲に着いていくんやなかったわ」

    「すいません、迷惑をかけて」

    「いや、別にええねんで?にしてもあれやな」

    「はい?」

    「勇者のわりにはおとなしいな」

    「どこがですか。銃で戦って魔法で存在自体を消して。それのどこがおとなしいんですか?」

    「……せやったな」

    「まぁ、罪悪感すらもう感じなくなりましたけど」

    「麻痺か……仕方ないわ」

    「そう思いたいです」

    ――――――

    236 = 232 :

    「……」

    「どうするの?」

    「何で私なの?」

    「そりゃあ、貴女が魅力的だからよ」

    「私、こう見えてもそんなことしたことないんだけど」

    「更に貴女が欲しくなったわ」

    「止めてよ。変わりに他のことは何でもするから」

    「ダメね。私は貴女が涙目になるまで虐めたいから」

    「……私が貴方に抱かれれば結界は解除してくれるの?」

    237 = 232 :

    「約束するわ」

    「分かった。その代わり約束を破ったら首から上は無くなるからね」

    「いい返事よ。それじゃあ行こうかしら」

    「行くってどこに?」

    「あら、貴方も暇ね」

    (誰だろう?)

    「早く結界の解除を無償でして」

    「嫌よ。せっかくの可愛い娘なんだから」

    「……いいから。早く」

    「分かったわ。けど、これくらいはいいわよね」

    「ん?むぅ……」

    「ごちそうさま」

    (キスされた……)

    「じゃあ結界の解除してくるわ」

    239 = 232 :

    「私は次に行く。それ以上その娘に手を出したら分かってる?」

    (私……)

    「はいはい。やってきますよ。それじゃあね」

    「お姉さん、あの人は?消えたけど」

    「追々分かるわ」

    「そっか。じゃあいいや。ねぇ、お姉さん」

    「どうしたのかしら?」

    「好きってどんな気持ち?」

    241 = 232 :

    「あれ?今ので私に惚れた?」

    「それはないから。それと私の質問に答えて」

    「それは私にも良く分からないわ」

    「じゃあ、この人を助けたいとかもっと知りたいて気持ちはどうなの?」

    「多分、そうなんじゃないかな?」

    「そっか。ありがとう」

    「それじゃあ少し待ってて」

    「はーい」

    (サキー達はどこに行ったんだろう?)

    ――――――

    242 :

    咲さんじゃなくてあわあわが主役っぽいな

    好きだからいいけど

    243 = 232 :

    「終わったわ。それじゃあね」

    「ありがとう。旅が終わったら顔を出すよ」

    「楽しみにしてるわ」


    城→フィールド

    「二人とも待ってたんだ」

    「うん」

    (本当は散々迷ってたら外に出たんだけど)

    「ほな、行ってらっしゃい」

    「っことはトキが残るの?」

    「せやな。魔法が発達してるんやし、高度な魔法を学ぶわ」

    245 = 232 :

    「園城寺さん、お元気で」

    「また後でね」

    「二人とも気を付けや」

    「分かってるよ」

    「それと、淡」

    「んー?」

    「酔い止め」

    「ありがとう」

    「それじゃあ淡ちゃん、行こう」

    「そうだね」

    ――――――

    247 = 232 :

    また別の大陸

    「……酷いね」

    「うん。村が凍ってる……」

    「何でだろう。人まで凍ってる」

    「サキー、どうにか出来ない?」

    「出来るけど、失敗したらこの人の存在すら消えるよ」

    「誰も見てないんだしやってみなよ」

    「分かった。0の地点を凍る前に設定して……えいっ!」

    「おお!溶けた」


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