元スレ咲「私が勇者?」

みんなの評価 : ☆
1 :
cYBVmQZk0の代行
2 :
>>1
代行ありがとうございます
とある王宮
恒子「やっほー勇者さん」
咲「……夢ですか?」
恒子「んー?今起きたのかな?」
咲「気がついたらここに居ました」
恒子「そっか。大変だね」
咲「まぁ……。それと、お訊きしてよろしいですか?」
恒子「おっけー。何でも訊いて」
咲「何でそんなファンタジックな服を着てるんですか?まるで王様ですよ」
恒子「いや、王様だから私」
3 :
ふむなるー
4 = 2 :
咲「はぁ。それで私が勇者ってどう言うことですか?」
恒子「そりゃもう勇者は勇者。魔王を討伐する使命を持ったうんたらこんたら」
咲「無理ですよ。私、運動すら出来ないんですから」
恒子「いやいや、できるって。一回自分のステータス覗いてみ?」
咲「どうやって覗くんですか?」
恒子「それっぽいこと考えたら出来るんじゃない?」
咲「それっぽいことそれっぽいこと……」
宮永 咲
性別:女
職業:勇者?
Lv:1
最大HP:30
最大MP:250
ちから:5
すばやさ:31
みのまもり:15
かしこさ:208
うんのよさ:255
6 = 2 :
咲(私のステータス片寄りすぎじゃないかな。あっ、装備と呪文も見れるんだ)
武器:なし
鎧:清澄の制服
兜:なし
盾:なし
装飾品:なし
魔法
嶺上開花・プラスマイナス0
咲(カオスだよこれ)
恒子「出来たみたいだね。それじゃあ頑張ってね。これ、軍資金ね」
咲「はぁ。ありがとうございます」
――――――
7 :
やっぱり通貨は点棒なんだろうか
8 = 2 :
咲(一体何が起きてるんだろう?それに軍資金、少いよ。うまい棒一本しか買えないよ)
咲(それ以前にこの世界……夢なんだから気にしちゃ負けだ)
咲(それより、町に出たんだけど中世な雰囲気だな。宿屋と武器屋、道具屋。あと、カジノしかないよ……お金増やそう)
――――――
9 = 2 :
町中→カジノ
咲「すいません。ここってお金を賭けるとこありますか?」
咲(……バニー……)
霞「コイン一枚10円で換金するわ」
咲「お金じゃダメなんですか?」
霞「お金をコインに替えてそのコインがここのお金になるの」
咲(買えるのはコイン一枚……麻雀以外でも支配は効くかな?)
咲「じゃあコイン一枚下さい」
霞「はい。頑張ってね」
咲「ありがとうございます」
霞「行っちゃった。けど、彼女のあのオーラは……」
――――――
10 :
咲わからんけど期待してる
11 = 2 :
咲(スロット、ブラックジャック、ポーカー、ルーレット……低レートでできるのはこれだけ……ポーカーしよう)
咲「すいません、ポーカーいいですか?」
初美「いいですよー。それじゃあお客様、先にコインを頂けますかー?」
咲「どうぞ」
初美「では、いきますよー」
咲「……交換要らないです」
初美「そうですかー。では、手札を」
AAAAjoker
咲「ファイブカードですので配当下さい」
初美「はいですよー。次やりますかー?」
咲「いえ。元手が出来たので次行きますね」
初美「貴女なら何でも出来そうな気がしますよー」
咲「あはは。ありがとうございます」
12 = 2 :
咲(支配が効いてよかったよ。次はルーレットしようかな)
咲「ルーレットって今できます?」
春「できる。どう賭ける?」
咲「0に全部で」
春「分かった。それじゃあやる」
咲(初めて見たけど案外早いんだ)
――――――
咲「賭けたのが150枚でその36倍ですから5400枚下さい」
春「どうぞ」
咲「ありがとうございます。それじゃあ行きますね」
咲(カジノって簡単だな。スロットしよう)
――――――
13 :
支援でござる
14 = 2 :
咲「バニーさん、換金していただいていいですか?」
霞「それじゃあ貯まったコインを頂戴ね」
咲「どうぞ」
霞「10000コインの入れ物ね。100000円でいいかしら?」
咲「あっ、いえ、それだけじゃないんです。あと、それより10倍の価値があるコインがその20倍ほど数があるんですよ」
霞「口座を作って差し上げようろうかしら?」
所持金10円→210万円
――――――
15 = 2 :
咲「あれだけあったコインがカード一枚になると少し寂しいな」
咲「装備を整えよう」
――――――
銀行→武器屋
誠子「いらっしゃい。おや、小さなお客様ですね」
咲「武器と防具を見繕っていただきたいんです」
誠子「そうですね。少女となると……資金はいくらで?」
咲「お金のことは気にしないで下さい。軽くて扱いやすいのでお願いします」
誠子「それなら、護身用にM1911。戦闘用にMP5と夜戦用に黒く塗装した大型のサバイバルナイフでいいかな。あと、デリンジャー」
咲(何で銃があるの?)
咲「じゃあそれで。お会計はいくらになりますか?」
誠子「銃弾はまけといてあげるから、45万円になります」
16 = 2 :
咲「それじゃあカードで支払いますね」
誠子「まいどあり。接客終わりっと。それで、お客様」
咲「どうしました?」
誠子「何をするつもり?」
咲「私が訊きたいです。気がついたら魔王を討伐してこいって言われましたから」
誠子「じゃあ勇者なんだ」
咲「らしいですね」
誠子「それなら宿屋の地下にある酒場に行ってみたらいいよ。仲間になる人もいるかもしれないし」
咲「ありがとうございます。それじゃあ失礼します」
――――――
17 = 1 :
世界観が意味不明すぎるwwwww
18 = 2 :
武器屋→酒場
咲(お酒臭い……けど、仲間になってくれそうな人を探さないと)
咲「すいません」
美穂子「あら?お父さんを探しに来たの?」
咲「いえ、仲間になってくれそうな人を探しに来ました」
美穂子「そうなの。ジュースでも飲むかな?」
咲「オレンジジュースを一つ」
美穂子「はい。オレンジジュース。
飲んでからゆっくり探してくださいな」
咲「ありがとうございます」
「気持ち悪い……」
咲「えっ?」
19 = 2 :
「おえっ」
咲「吐かないで!今おトイレ連れていくから!おトイレどこですか!?」
美穂子「突き当たりを右。頑張ってね」
咲「ありがとうございます。ほら、立てる?」
「無理。おぶってお願い」
咲「おぶるのは無理だけど肩は貸すから。ほら、立ってね?」
「うん……」
――――――
淡「いやー助かったよ。ありがとう」
咲「なんで私がこんな目に……」
美穂子「ありがとうね。その代わりオレンジジュースのお代はいいから」
淡「よかったねー。ならマスター、私のお代もチャラにしてよ」
美穂子「それは無理な相談ね。きっちり払ってもらうわ」
20 = 2 :
淡「じゃあつけといて。さっきお金盗まれたし」
美穂子「つけといてって言われても……うちも商売だから」
淡「そこをなんとか!私に免じて」
咲「いいですよ。私が払います。その代わり、私と旅をしてね?」
美穂子「払うって言っても結構な額よ?」
咲「構いません。それより、そっちの返事はいいかな?」
淡「おっけーおっけー。地の果てでもお供するよー」
咲「ありがとう。私は宮永 咲よろしくね」
淡「よろしくねサキー。私は大星 淡
。職業は盗賊だよ」
大星 淡
性別:女
職業:盗賊100年目
Lv:2
最大HP:45
最大MP:13
ちから:11
すばやさ:38
みのまもり:15
かしこさ:29
うんのよさ:220
21 = 2 :
装備
武器:コンバットナイフ
鎧:白糸台の制服
兜:なし
盾:なし
装飾品:なし
魔法
絶対安全圏・口笛・鍵開け
咲(淡ちゃんのステータスもカオスだったよ……)
23 = 2 :
美穂子「よかったわね」
咲「よかったのかな?それじゃあ、上に上がりますね。お休みなさい」
淡「おやすみー」
美穂子「はいはい。お休みなさい」
咲「淡ちゃん、もうお酒は駄目だからね」
淡「いいじゃん別に」
咲「未成年のうちは駄目だよ」
24 = 2 :
淡「いや、私成人してるよ?」
咲「え?淡ちゃん、今何歳?」
淡「15だけど?」
咲「そうなんだ。15から成人なんだ……」
淡「そうだよ。サキーは何歳?」
咲「同い年だよ」
淡「そーなんだ」
咲「うん。明日から冒険だから今晩はゆっくり寝ようね」
淡「だね。おやすみサキー」
咲「おやすみ淡ちゃん」
――――――
25 = 2 :
宿屋→フィールド
咲「なんだろうねこれ」
淡「……モンスターじゃないかな?」
カナ「お前らなんて余裕だし!」
マコ「なんや?やんのかわれ?」
淡「むかつくなぁ。戦う?」
咲「いや、淡ちゃんはいいよ。私に任せて」
淡「いやいやいやサキー、任せて以前にそれ武器なの?」
26 = 1 :
支援
27 = 2 :
咲「うん。M1911って銃。使ってみようかなって」
淡「へー。じゃ、頑張ってね」
咲「ありがとう。けど、一瞬だよ」
ダンッダンッ
カナ「」
マコ「」
淡「うわぁグロ……」
咲「気持ち悪い。吐きそう」
淡「サキーしっかり、吐くならそこの川で吐いて」
咲「うん。肩借りるね?」
――――――
28 = 2 :
淡「それにしてもその武器めちゃめちゃだね」
咲「うん。まだ腕痛いけど」
淡「大丈夫?」
咲「多分。それより、さっきの戦利品は?」
淡「これ」
咲「猫耳と尻尾。それに……ワカメ?」
淡「アイテム欄覗いたらそれがあったよ」
咲(アイテム欄……この世界じゃ常識なのかな?)
咲「装備品みたいだし淡ちゃん、装備してみたら?猫耳と尻尾」
淡「うん」
大星 淡
武器:コンバットナイフ
鎧:白糸台の制服
兜:猫耳
盾:なし
装飾品:尻尾
29 = 2 :
咲「似合ってるよ淡ちゃん。けど、この猫耳と尻尾黒くなかった?」
淡「私からじゃ見えないから分かんない」
咲「茶トラみたいになってるよ」
淡「へー。それじゃ、サキーにはこれね!」
咲「」
宮永 咲
武器:M1911
鎧:清澄の制服
兜:生ワカメ(呪い)
盾:なし
装飾品:なし
30 = 2 :
淡「おー。サキー似合ってるよ。似合ってるよワカメ」
咲「淡ちゃん、少し黙ろうか?」
淡「スイマセンゴメンナサイ。だから銃を下ろして」
咲「分かったならいいよ。それじゃ、外すね……え?」
淡「サキー、どうしたの?」
咲「外れないよぉ」
淡「……呪いの防具だったんだ。解呪するまでそのままだね」
咲「……死のう」
淡「ストーップ!口に銃を入れないで!」
――――――
31 = 2 :
フィールド→町
咲「教会どこなの?」
淡「ほら、あそこ。あの十字架の建物」
咲「早く行こうよ淡ちゃん」
淡(本当に嫌なんだなー)
淡「分かったから引っ張らないでサキー」
町→教会
怜「で?呪いを解きたいんやな?」
咲「はい。一秒でも早く解きたいです」
怜「ええけどさ、自分らお金あるん?」
咲「カードでお願いします」
怜「ごっつ金持ちやん。私も養ってや」
咲「何でもいいんで早くしてください」
怜「ほんまやな?私この仕事で最後やからな?」
32 = 2 :
淡(あー、連れていくんだ。ステータス覗こう)
園城寺 怜
性別:女
職業:病弱僧侶
Lv:4
最大HP:20
最大MP:46
ちから:8
すばやさ:15
みのまもり:14
かしこさ:36
うんのよさ:18
装備
武器:レイピア
鎧:僧侶の服
兜:服のフード
盾:なし
魔法
回復小・解呪・未来透視・病弱アピール
淡(未来透視?超能力者じゃん!)
淡(にしても、暇だなぁ)
33 = 2 :
淡「サキー、少し外の空気吸ってくるね」
咲「情報収集してくれてたら嬉しいな」
淡「任されたよー」
淡
教会→町
淡(近くにこんな町があったんだ。城下町ほど活気はないけどいい雰囲気だな)
「あら、その猫耳可愛いわね」
淡「でしょー?お姉さん分かってるねー」
久「ありがと。立ち話もなんだし少しお茶でもしながら話さない?」
淡「あっ、私お金ないから奢ってくれるならね」
久「ええ。構わないわ」
34 = 2 :
町→喫茶店
淡「わーこのケーキ美味しー。お姉さんありがとう!」
久「それだけ美味しそうに食べてくれたら嬉しいわ」
淡「それでお姉さんは私と何を話したいの?」
久「冒険の話かしら」
淡(あれ?何で知ってるのこの人。少しステータスを覗かしてもらおう)
竹井 久
性別:女
職業:百戦錬磨の遊び人
特技
口説くこと
淡(百戦錬磨?遊び人?)
35 :
ワカメェ……
36 = 2 :
久「その腰にぶら下がってるナイフを見れば誰だって分かるわ」
淡「エスパーだったのお姉さん?」
久「エスパーもなにもそんなに顔に出てたら誰だって分かるわ」
淡「なるほどねー。冒険って言っても何もしてないよ?私達隣の城下町から来たから」
久「あら、そうなの。モンスターは出なかった?」
淡「あっ、出たよ。だし!とワカメ」
久「ああ、あれね。最近増えてるのよその二体が」
淡「そーなんだ。けど、強くなかったよあれ」
久「ここらのモンスターは弱いからよ。洞窟とか海とかに生息するのは中々強いって噂よ」
淡「へー。おかわりいい?」
久「ええ。好きなだけ注文していいわよ」
淡「お姉さん最高だね」
37 = 2 :
久「ありがとう。それにしてもよく食べるわね。貧乏冒険なの?」
淡「そんなことないと思うよ?昨日も宿屋の一番いい部屋に泊めてもらったからね」
久「羨ましいわ。お金持ちだったのね」
淡「サキー……あっ、勇者は最初は貧乏だったらしいよ。10円しかなかったんだって」
久「別に財政難でもなんでもないのだからもう少し渡したっていいと思うわ。けど、その勇者のやりくりの仕方はうまそうね」
淡「サキーは綺麗なお金じゃないって言ってたけどね」
久「城下町の綺麗なお金じゃないってことはカジノ辺りかしら?」
淡「そうじゃない?私みたいに裕福ないけすかない金持ちの家から猫ババするような子には見えないし」
久「勇者の相棒も相当ね」
淡「私はともかく、サキーはいい子だと思うんだけどね。戦い方はグロかったけど」
38 = 2 :
久「そうなの。一度見てみたいけど、私も仕事が山のようにあるのよね」
淡「遊び人なのに仕事人なんだ」
久「私のステータスを覗いたのね。勝手に覗くのはいけないことだわ」
淡「ごめんねー。けど、百戦錬磨はかっこいいよ」
久「あら?今はそんな風に変わってるのね。そうだ勇者一行なら私の仕事を手伝ってくれないかしら?」
淡「サキーはノーリターンで受けそうだけど私はそこまで優しくないよ」
久「私もそれでいいと思うわ。私も仕事は正当な報酬がなければしないから。それで、依頼を受けてくれるかしら?」
淡「内容によるね」
久「簡単な仕事よ」
淡「中身の見えない箱を運ぶとか?」
久「もっと合法な仕事よ。ここから少し進んだ所に既に荒廃した村があるのは知ってるかしら?」
淡「あー……知らない」
39 = 2 :
久「じゃあ、場所だけ伝えるわね。ここから一日歩けばたどり着ける場所にある村よ。そこにモンスターが住み着いたらしいの」
淡「それの討伐?」
久「ええ」
淡「けど、荒廃した村ならほっとけばいいじゃん。何でそんな依頼があるの?」
久「開拓するらしいわ。村を平地にして道を作るんだって」
淡「その時に危ないから討伐する?」
久「そう。モンスターの数は確認されているだけで15ほどの小規模なものよ」
淡「それで、報酬はどれくらい?」
久「今、金欠なの私」
淡「じゃあ話はなかったことにしよう。私の食べた分は払わないけど」
40 = 2 :
久「あら?お金は無いけど、物は持ってるわ私」
淡「へー。何くれるの?」
久「輸入された珍しい剣なんだけど、私は使わないからそれをあげる」
淡(それって仕事を押し付けただけじゃなくて、ゴミを引き取ってって言ってるんじゃないかなお姉さん。けど、珍しい剣も気になるな)
淡「ちなみに輸入ってどこから?」
久「極東の島国。あるかすら分からない国よ。たしか、黄金の国ジパングだっけ?」
淡「おーそんなすごい物くれるの?お姉さんやっぱ最高だよ」
久「嘘はつかないわ。受けてくれるかしら?」
淡「任せて。ちゃちゃっと終わらしちゃうから報酬の用意をしててね。それじゃあ!」
久「はいはい。期待してるわ。終わったらこの町の一番大きな宿屋に私はいるから」
――――――
41 = 2 :
淡「サキーその人は?」
咲「本当に教会を辞めちゃったから」
怜「私だって病弱って理由だけで神に毎日祈らされて栄養を考えて作られた薄いご飯ばっかは嫌や」
淡「それで辞めてきたんだ?言っとくけど教会の方が安全だよ?病弱なら更に危険だし」
怜「それも承知や。縛られた安全な生活より、自由でも危険な冒険の方がいい。それに私だって基本的な魔法は使えんねん」
淡「……私が決めることじゃないから。サキーがいいって言うなら私はそれに従うよ」
咲「辞めちゃったから仕方ないよ。私がカバーするから」
淡「ん。それじゃあ、私からいいかな?」
咲「いいよ。どうしたの?」
淡「えっとね、ここから一日歩けば荒廃した村があるんだ。そこのモンスター退治」
咲「分かったよ。それじゃあ旅の最初はモンスター退治から始めよう」
怜「回復は任せてな」
42 = 2 :
咲「それじゃあ今日は解散しよう。宿はとってあるから明日の十時に町の入り口に集合でいいかな?」
淡「いいよー。じゃあ私は先に宿に行くね」
怜「私もええよ。それじゃあ後腐れ無いように話をしてくるわ」
咲「……行っちゃった。私は練習しないと。戦うたびに腕が痛くたってちゃいけないし」
町→フィールド
咲「……出たよ」
カナ「だし!」
マコ「やんのかわれ? 」
咲(まずは普通に撃ってみよう)
ダンッダンッ
咲(……痛い。何が悪いんだろう?昔見た西部劇じゃこんな風に撃ってたのに……けど、24やダイハードは違ったような……違う銃を使おう)
装備
M1911→MP5
43 = 2 :
咲(片手じゃ持ちにくいから、左手で支えて……あっ、これは持ちやすいや)
カナA「なんかいたし!」
カナB「今晩のおかずだし!」
~~~~
カナQ「皆一斉にかかっていくし!」
咲(さっきの音で集まって来たんだ。って冷静に見てる場合じゃないらよ。戦わないと)
ダララララララララララテレレッテッテー
咲「……え?全滅?……やっぱ気持ち悪いや」
咲(でも、やっぱりこっちの方が撃ちやすいな。両手だからかな?)
咲(それなら、こっちも両手で撃てば……でもどこを持つんだろう?まぁ、いいや。帰ろう)
咲Lv1→Lv2
――――――
44 :
ほう
45 = 2 :
淡(サキー、あの僧侶を連れて冒険できると思ってるのかな?魔王を倒す冒険なのに甘く見てるよ)
淡(って私も金を払ってもらっただけだから人のことは言える立場じゃないけど)
「いらっしゃい」
淡「マスター、ビー……ピーチティー」
「お嬢ちゃんよ、ここは酒を飲むところだぜ?」
淡「いいから早く頂戴」
「ねーよ。水でよかったらタダで飲ましてやるけど」
淡「じゃあ水」
「ほれ。にしても不機嫌そうだな嬢ちゃん」
淡「別に。普通だよ」
「そうかい。けど、溜め込みすぎるのは良くないぜ?」
46 = 2 :
淡「ありがと。マスターさ、もし危険な旅に体の弱い子を連れていく?本人が行きたいって言ったら」
「そうだな。俺個人としては無理だな。死なれても責任を取ることは出来ねぇしな」
淡「じゃあ、リーダーがそれを許可したら?その子も仕事も何も捨てて行こうとしてたら?」
「難しいなぁ。リーダーが認めてしまったら責任はリーダーだろ?自分は責任を負うことは無くなるんじゃないか?」
淡「うん。私もそう思う。けど、リーダーにそこまで背負って欲しくない」
「かと言って、全てを捨てさして更に置いていくってのもってか?」
淡「そう。結局連れていくしかないんだけど納得できない」
「一気に納得する必要はないんじゃないか?仕方ないことだしな。ほら、おかわり」
淡「ありがとう――あれ?甘い……これは桃?」
「カクテル用の桃を加工して水で割っただけだがな。心配しなくても悩んでるヤツから金は取らねぇよ」
淡「ありがとうマスター」
「それとよ、それ飲んだら町の中央に行ってみろ。待ち人がいるからよ」
47 = 2 :
淡「へ?じゃあ行ってくるね」
淡
酒場→町中央
淡(あれ?人だかりだ。何々?面白いこと?)
淡「あー、ごめんねー通るよ。はいごめんねー少し退いてね――って何これ?」
淡(えっと、名前なんだっけ……そうだトキだ。なんでトキが土下座して周りから石を投げられてるの?)
淡「ねぇおじさん、何であの子は石を投げられてるの?」
「あの教会を辞めるからだよ」
淡「それだけで何で?」
「あぁ、よそ者か。この町の掟でよ教会を辞めた人間は重罪なんだよ。汚れた物として扱われる」
淡「それだけで何でそこまでするの?」
「さぁな。昔からの掟だから」
48 = 2 :
淡「それで、他に辞めた人はいなかったの?」
「昔に一度いたらしい。その時は散々いたぶられた後、死刑になったそうだ」
淡「間違ってるよそんなの――トキ
!」
怜「淡だっけ?何でここに?」
淡「私の話は後だよ。何してるの?
」
怜「これでケジメになるんやったら仕方ないやん」
淡「バカなの?ケジメとかそんなのどうでもいいじゃん。早く帰ろうよ」
「おい、ガキが何やってるんだ!?」
「引っ込んでろクソガキ!」
「アイツも共犯じゃねぇのか?」
「なら、アイツにも石を投げてやれ!」
淡「……はぁ。ムカつくなぁ。絶対安全圏。これで私達には石は当たらないよ」
49 = 2 :
怜「けったいな力やな。無敵やんそれ」
淡「そうだといいんだけどね。本当に雑魚じゃないと効かないんだよ」
怜「なら、あの人らは雑魚ってことやん」
淡「実際雑魚じゃん。それはそうとさ、どうやって抜け出そう」
怜「何も考えずに入ってきたんか。けど、ありがとうな」
淡「そんなのは後。トキは早く自分の傷を治して」
怜「分かった。淡に任せるわ」
50 = 2 :
淡「うん。サキーにも誉められたいから頑張る」
怜「頑張ってな」
淡「はいはーい、皆さんきいてー。今から私が教会を燃やします。そんな掟は私が気に入らないから元凶を絶たないとね」
ザワザワザワザワ
淡「知っての通り、私には貴方達の攻撃は効かないしね。燃やしてほしくなかったら私とトキ。それと私のツレを一日泊めてほしいな」
怜「無茶苦茶やな」
淡「それじゃあ後二十秒後に燃やすから。私の条件を飲んでくれるなら全員土下座」
怜「ほんまに皆土下座したやん」
淡「別にいいじゃん。悪いのはコイツらなんだしさ。じゃあ行こうか」
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