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    元スレ咲「えっ、麻雀大会ですか?」

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    タグ : - クロスオーバー ×2+ - 全国選抜学年対抗戦 ×2+ - ×2+ - けいおん! + - ひだまりスケッチ + - ゆるゆり + - アイドルマスター + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 1 :

    東三局一本場 親:琴吹紬
    結衣:92000 まこ:106500 紬:115900 沙英:85600


    「ツモ。4100オール~」

    結衣(この人、またか! これで三連続和了だぞ……)

    沙英(調子付いてるなぁ。参ったな……)

    まこ「……」ジーッ

    まこ(ふむ……三人とも特に変わった特徴は無さそうじゃな)

    まこ(琴吹っちゅう人が少し調子良さそうじゃが、おそらくオカルト的なものではないじゃろう)

    まこ(いやオカルトにせよ何にせよ、似たような状況はいくらでも見て来たけえ)

    まこ(そろそろ仕掛けるとするかのう)カチャッ


    清澄高校麻雀部控え室――

    京太郎「先輩がメガネを外した……」

    優希「勝負はここからってことだじぇ!」

    102 = 1 :

    東三局二本場 親:琴吹紬 ドラ④
    結衣:87900 まこ:102400 紬:128200 沙英:81500


    「リーチ」トンッ 二

    まこ「ロン、1600」ジャラッ

    「あら……」

    まこ:一三四五六七八九中中 678 

    (イッツーのみ……?)

    結衣(その手で鳴いたのか……)

    沙英(もったいない手だなぁ)

    まこ(無理にでも流さんと親がヤバげな手を和了りそうな気がしてのう)

    紬:三四五④④④(⑤)34(5)東東東

    (うーん、いい手だったのに残念ね……)

    103 = 13 :

    固有の能力とかあるのかな

    104 = 1 :

    清澄高校麻雀部控え室――

    「始まるわね……」


    まこ『ロン。3900』


    まこ『ツモ。1000・2000』


    (この中にまこの経験を上回る相手は居ないみたいね)

    (まこの想定内の打ち方しか出来ないのなら苦戦を強いられるでしょう……)

    京太郎「相変わらずすごいですね、染谷先輩は」

    「そうね。普通の人が相手だと相当強いわよ」

    京太郎「普通、ですか……」

    105 = 1 :

    後半戦・南四局 親:染谷まこ
    紬:128200 沙英:81500 結衣:87900 まこ:102400


    沙英「ツモ、1300・2600」

    『後半戦終了です!!』


    まこ:125200 (+15500)
    沙英:94200 (+5700)
    結衣:93600 (-6500)
    紬:87000 (-14700)


    まこ「お疲れさん!」

    沙英「お疲れ様ー」

    結衣「お疲れ様でした」

    「お疲れ様~」

    106 = 17 :

    ミスってね?

    107 = 1 :

    放課後ティータイム控え室――

    「ただいま~」ガチャッ

    「おお、お疲れムギ」

    「ごめんなさい、途中から調子が乱れちゃって……」

    「最初は勢いづいてたんだけどなぁ」

    「あのメガネの人が和了り出してからだよね~」

    「いやメガネの人は二人居たしお前が言ってる方は途中で眼鏡外してたけどな……」

    「あれ……そうだっけ?」

    「まぁ何にしても、さすがはインハイで活躍した選手ってところですね」

    「ああ。そしてついに私の出番だ……」

    「相手は部長……強敵ですが、がんばって下さい」

    「安心しろ。私も部長だ!」

    108 :

    決勝まで書くなら絶対このスレじゃ終わらないよね

    109 :

    圧巻のキンクリ

    110 = 1 :

    チームひだまり荘控え室――

    なずな「沙英センパイ、お疲れ様です」

    沙英「うん、ただいま。あんまり稼げなくてごめんな」

    ゆの「と、とんでもない! プラスだったってだけでも十分すぎるほどですよ!」

    乃莉「ゆのさんの言うとおりです。現時点で二位ですし……」

    宮子「うんうん。さすが沙英さんだ~」

    沙英「そっか。ありがとみんな」

    ヒロ「沙英、お疲れ様~。お茶入ってるわよ」

    沙英「おっ、ありがとうヒロ。私の試合どうだった……って、麻雀分からないヒロに聞いても仕方ないか」

    ヒロ「うふふ、かっこ良かったわよ~」

    沙英「なっ……! そ、そういうんじゃなくて……まぁいいけどさ……」

    ゆの「あはは。次は宮ちゃんだね、ファイト!」

    宮子「おー。それじゃ行って来るねー」

    111 = 1 :

    七森中ごらく部控え室――

    結衣「うーん、何とかプラスまで持って行きたかったんだけどな」

    ちなつ「結衣先輩……次、私が行きます!! 結衣先輩の仇は私が取ります!!」

    結衣「わっ……お、落ち着けってちなつちゃん。麻雀嫌いだって言ってエントリーすらしてないだろ?」

    ちなつ「ううっ……自分の愚かさが恨めしいです……」

    櫻子「まあまあちなつちゃん。次はわたしに任せておけって!」

    結衣「おっ、生徒会一年生コンビ来てたか。まぁまだ来てなかったら時間的に問題だけどな」

    向日葵「はい、遅れてすみません船見先輩。櫻子が準備に手間取ってしまいまして……」

    櫻子「なっ! 向日葵こそ飲み物何買うか迷ってたくせに!」

    あかり「け、ケンカ始めないでよぉ。ほら、そろそろ櫻子ちゃんの出番だよ?」

    櫻子「っと、そうだった。トップの座を取り戻して来るから見てろよ向日葵!」

    向日葵「はいはい……存分にがんばって来てくださいな」

    ちなつ「取り戻すってまだ一度もトップになってないし……あの子じゃ不安すぎるんだけど……」ブツブツ

    京子「ふふふ、まあ見てろってちなつちゃん!」

    112 :

    完結までこのペースで書くならGWまでかかるな

    113 = 1 :

    清澄高校麻雀部控え室――

    「相変わらず安定した打ちっぷりね」

    優希「惚れ惚れするじぇー」

    まこ「まあ、あのくらいの相手なら最低限こんくらい稼がんとのう」

    京太郎「さすがですね、染谷先輩は」

    「次は部長の番か……」

    「あら、そんな不安そうな顔してどうしたの? もしかして私が心配?」

    「い、いえ……でも癖のある選手が多そうなので気を付けた方がいいかなって……」

    (この子に心配されるとはね……)

    「ふふ、私なら大丈夫よ。いつも通り楽しんでくるから!」

    「がんばって下さい部長……」

    114 = 1 :

    ○第一試合中堅戦○

    『清澄高校麻雀部』 竹井久・三年

    「さて、今回はどんな人たちが相手かしら?」


    『放課後ティータイム』 田井中律・三年

    「めっちゃ緊張する……いやいや落ち着け、クールになるんだ私……」


    『七森中ごらく部』 大室櫻子・中学一年

    櫻子「そういやわたしたちごらく部じゃないんだけどいいのかな」


    『チームひだまり荘』 宮子・二年

    宮子「あーしまった、始まる前にお昼ご飯食べておけば良かったなー」

    116 = 1 :

    東一局 親:大室櫻子 ドラ:④
    櫻子:93600 宮子:94200 久:125200 律:87000


    八巡目――

    (よし、来たわね)

    久:二三四五六③④(⑤)57888 ツモ七

    「リーチ!」トンッ 7

    (来たか……)スッ

    律:三五六七八九⑦⑧⑨579北 ツモ7

    (むぅ、悪待ちで有名な清澄の部長……字牌とかで待っててもおかしくないよなぁ)

    (一枚切れてるし安全そうだからって北持っておいたけど、この人相手だと安牌の気がしないぞ)

    (……とりあえず一発だけは避けておかないとな)トンッ 7

    117 = 20 :

    ちなつは、自分の夢を卓上に描き出す!

    118 = 17 :

    悪夢か

    119 = 1 :

    櫻子(先制されたか……でもこっちもイーシャンテン!)スッ

    櫻子:二三四②③④⑦⑨⑨234(5) ツモ⑧

    櫻子(よし来た! さてどこを切ろうか……)


    七森中ごらく部控え室――

    京子「清澄高校の部長、あの手牌で五索単騎待ちに取るとか!」

    千歳「あの人は悪待ちで有名やからな~」

    結衣「さて、大室さんはどうするかな……」

    あかり「櫻子ちゃんって基本的に降りないんだよね?」

    ちなつ「だとすると振り込む可能性が高いですね」

    向日葵「確かに櫻子は危険牌とか滅多に考えませんけど、もしかしたら大丈夫かもしれませんわ」

    千鶴「何……?」

    120 = 1 :

    櫻子(いやいや迷うまでも無い)

    櫻子「リーチ!」トンッ 2

    櫻子(平和もドラも逃さない完璧な一手!)


    あかり「そ、そこを切るの?」

    向日葵「あの子はドラを重視しすぎる傾向にありますの。つまり……」

    綾乃「まさか、ドラに気を取られて三色を見落としてるっていうの……?」

    千歳「あはは、さすが大室さんやな~」

    京子「ふふふ……私が見込んだとおりだ!」

    結衣「はぁ? 見込んだって何だよ……」

    京子「中堅は曲者が多い……それに惑わされずに打てるのは彼女だけなのだ!」

    ちなつ「でも今回は馬鹿だから助かっただけですよね」

    あかり「ば、馬鹿は酷いよちなつちゃん!」

    122 = 1 :

    櫻子「ツモ! リーチとツモと平和とドラ2で、えっと……4000オール!」

    「あら……」

    (……三色を捨てて私への放銃を回避した? なかなか面白そうな相手じゃない)

    (その打牌……ドラが切りづらかったのか?)

    宮子(んー……)


    清澄高校麻雀部控え室――

    「部長……」

    まこ「大丈夫じゃ。こんくらいでペースを乱されるような人じゃないけえ」

    「そうですね……」

    123 = 1 :

    東一局一本場――

    櫻子「リーチ!」トンッ

    「……通らないな。ロン、4200」ジャラッ

    櫻子「何だとー!?」

    「悪いね」

    (うん、とりあえず一つ和了れたな)


    東二局――

    宮子「リーチ」トンッ

    「ツモ、1000・2000!」ジャラッ

    宮子「おー」

    (よし、いい感じ……)


    (んー……何だか調子出ないわね)

    124 = 1 :

    東三局 親:竹井久 ドラ:三
    櫻子:101400 宮子:87200 久:119200 律:92200


    九巡目――

    久:三四五五③④⑤⑥345東東 ツモ東

    (テンパったか。ここはダマで……二・五萬待ちかしら)トンッ ⑥

    律:二三三六七八②③④3456 ツモ南

    (うーむ、早めにテンパりたいところなんだが……)トンッ 南

    櫻子:四(五)七七(⑤)(⑤)677西西白白 ツモ(5)

    櫻子(やった、赤ドラが全部揃った!)トンッ 7

    宮子「……」スッ

    宮子(ふむー……)

    125 = 1 :

    宮子「リーチ」トンッ 三

    (おっと、追いつかれちゃったわね。ドラ切りリーチか)

    「ポン!」トンッ 二

    櫻子(おお、ドラ3!)

    (鳴いて飛び出る当たり牌……か)

    「それは通らないわ、ロン」ジャラッ

    宮子「ありゃ、私もロンだよ。頭ハネだねー」ジャラッ

    久・「!!」

    宮子:一一二二⑦⑦⑧⑧⑨⑨123 二

    宮子「裏ドラが2つで8000てーん!」

    (三萬切りリーチ……平和とドラ、純チャンの可能性まで捨ててシャボ待ちか……!?)

    (まずいわね、このままじゃ乗り遅れてしまうわ……)

    126 = 1 :

    東四局 親:田井中律 ドラ:⑥
    櫻子:101400 宮子:95200 久:119200 律:84200


    十巡目――

    律:三四五五五③③④(⑤)5678 ツモ③

    「よし、リーチ」トンッ 8

    (二五・③⑥の四門張、これは行けるだろ!)

    櫻子:三四②③④⑤⑥⑥⑦⑧⑨西西 ツモ①

    櫻子「じゃあ追っかけだ!」トンッ ⑨


    七森中ごらく部控え室――

    あかり「またドラを抱え込んで安めに取ったね……」

    結衣「そして奇しくもそれがまた放銃を回避する一手になったな」

    京子「まさか……大室さんは能力者だったのか!」

    ちなつ「能力とか意味が分かりません。この状況で追っかけは分が悪いですね」

    127 = 1 :

    櫻子:三四①②③④⑤⑥⑥⑦⑧西西 ツモ(五)

    櫻子「ツモ、3000・6000!」

    「ぐっ……」


    千歳「おお~、またツモったで~。大室さんはドラ抱えると運が巡って来るんか?」

    ちなつ「た、ただの偶然でしょう……」


    (またドラ切りを嫌ってのツモ和了り……にしても、よりによってそこを引くかよ……)

    宮子(そっか、分かったぞ。さっきの東三局で何となく誰かがドラ抱えてる気がしたのはこの子が原因か)

    宮子(ドラの三萬を抱えてる人が居るのなら一萬と二萬は出やすいんじゃないかと思ってたけど……)

    宮子(この子はドラを抱えるのが好きみたいだね~。そしてそれが功を奏しやすいみたいだ)

    (阿知賀には『龍帝』という意味でのドラゴンロードさんが居るけれど)

    (大室さんはドラを抱えることが正解の『道』へと繋がるドラゴンロードなのかしら)

    128 = 1 :

    南一局・七森中ごらく部控え室――

    櫻子『ツモ、4000オール!』

    あかり「す、すごい……」

    向日葵「まさか本当にトップに立つとは思いませんでしたわ……」

    結衣「うん。やるねあの子」

    千歳「ホンマやな~」

    ちなつ(ドラ爆ならぬドラ馬鹿のくせに……)


    清澄高校麻雀部控え室――

    優希「部長、どうしたんだじょ!」

    まこ「今ひとつ調子が出んようじゃのう」

    「まあそういう事は誰にでもありますから……」

    (部長……がんばって下さい)

    129 = 1 :

    南一局一本場 親:大室櫻子 ドラ:五
    櫻子:126400 宮子:88200 久:112200 律:73200


    九巡目――

    櫻子:四五五六六(⑤)⑦2344(5)6 ⑧

    櫻子(むむむ……カンチャンでもドラを取る!)トンッ ⑧

    宮子:三三三四(五)④④④⑥⑥⑥67 三

    宮子(んー、四枚目……?)

    宮子「カン!」

    宮子:四(五)④④④⑥⑥⑥67 ツモ8 □三三□ 新ドラ:7

    宮子(おー、こう来るかー。じゃあここかな)トンッ (五)

    櫻子「ポン!」トンッ 四

    宮子「あっ、それロン。8300てーん」

    櫻子「なっ!?」

    131 = 1 :

    南二局――

    宮子「ツモ、2000オール!」

    (まずい、二位三位だった二人が調子付いてるせいでぶっちぎりの最下位じゃないか……)

    (うーん……少し対抗策を考えないとまずいかしら)


    チームひだまり荘控え室――

    沙英「いい感じだな、宮子」

    乃莉「はい。さすが先輩です」

    なずな「とても初心者とは思えません……」

    ゆの「あはは、まあ宮ちゃんはね」

    ヒロ「あら……一番の経験者のなずなちゃんが自信を失うほどなのね」

    なずな「経験者といってもほとんど小学生の時くらいですし……」

    乃莉「いやいや、まだまだ総合力ではなずなの方が上ですよ」

    沙英「そうだな。なずなは自分に自信が無さすぎるんだよ」

    なずな「うう、すみません……」

    132 :

    インターハイ出場の清澄が完全にカマセだな

    133 :

    スレを開けたらとんでもないことに

    134 = 1 :

    放課後ティータイム控え室――

    「大丈夫か、律のやつ……」

    「りっちゃんを信じましょう」

    「うんうん。りっちゃんなら大丈夫だよー」


    『ロン、4200!』


    「ほらね~」

    「そうですね。律先輩はやる時はやる人ですし」

    「……そうだな」

    (馬鹿だな……私があいつを信じないでどうするんだ……)


    『ツモ! 2000・4000!』

    135 = 1 :

    南四局 親:田井中律
    櫻子:109900 宮子:100500 久:106200 律:83400


    七巡目――

    (前二局で流れは掴んだ。このラス親で挽回するぞ!)トンッ

    櫻子(このままトップで終わらせる!)トンッ

    宮子(やっと前半戦オーラスか。麻雀って長いなー)トンッ

    「……ロン」ジャラッ

    宮子「おっ?」

    「1000点よ」

    (ぴ、平和のみ……?)

    櫻子(やった。ラッキー)

    宮子(ふむー)


    『前半戦終了ー!!』

    櫻子:109900 宮子:99500 久:107200 律:83400

    136 = 1 :

    七森中ごらく部控え室――

    櫻子「疲れたー」

    向日葵「はぁ……まだ前半戦ですわよ?」

    綾乃「でも、トップになったのは素直にすごいと思うわ」

    櫻子「このくらい当然ですって!」

    ちなつ「……三色やイッツーを捨ててドラを取ったのはわざと?」

    櫻子「……ん? あー、そういえばそんな事もあったっけ?」

    ちなつ「どうなの!?」

    櫻子「ど、どしたの急に……何が通るかも分かんないし、自分の好きなドラを取りたかっただけだよ」

    櫻子「まぁその結果役が消えちゃったりもしたかもしれないけど、特に深い意味は無いってば」

    あかり「あはは、櫻子ちゃんらしいね。ちなみにドラ切ってたら結構振り込んでたよ」

    櫻子「マジでっ!」

    138 = 1 :

    チームひだまり荘控え室――

    宮子「んー……」

    ゆの「ど、どうしたの宮ちゃん」

    乃莉「どうやら最後の平和のみが引っかかってるみたいですね……」

    沙英「いや、あれは田井中さんが連荘してたから流しただけじゃない?」

    宮子「まあそんな感じなんでしょうけど、どうにも嫌な予感がするんですよねー」

    ヒロ「宮子ちゃんの予感は当たりそうで怖いわね……」

    なずな「といっても、警戒して打つしかありませんよね……」

    宮子「警戒かぁ……いや、私は私らしくのびのびと戦うよ」

    ゆの「……宮ちゃん?」

    139 = 1 :

    放課後ティータイム控え室――

    「いやー、参った参った」

    「りっちゃんお疲れ~」

    「おう。でもまだ後半戦が残ってるんだよな……はぁ……」

    「おいおい、そう弱気になるなって」

    「そうですよ。このくらいの差ならまだ取り返せます」

    「りっちゃんふぁいとー!」

    「……そうだな。せめて10万点まで戻してみせるさ」

    「よし、その意気だ」

    140 :

    なんか萌え萌えごった返しって感じだな!

    141 = 1 :

    清澄高校麻雀部控え室――

    「みんななかなか手強いわねー」

    まこ「部長、大丈夫か?」

    「ん、大丈夫よ」

    優希「でも、平和のみとか部長らしくないじぇ!」

    「いや……あれはいい傾向だったような気がする……」

    「あら、不思議と私もそう思ったのよね」

    「そんなオカルトありえません。さきほどのオーラスはもっと高い手を狙える場面でした」

    「あはは、和は手厳しいわね」

    「しかし……早和了りで他家の和了を確実に防ぐというのもありだと思います」

    「今は僅差ですしまだ先も長いです。得点より確実な和了りを取るのも悪くないのではないでしょうか」

    「……そうね。そういう意図も無くはなかったわ」

    142 = 1 :

    東一局 親:宮子
    宮子:99500 久:107200 律:83400 櫻子:109900


    六巡目――

    「リーチ!」トンッ

    (来たな……)トンッ

    櫻子(でもそんなの関係ない、わたしはわたしの道を行く!)トンッ

    「ロン、一発が付いて3900ね」ジャラッ

    櫻子「うっ……」

    宮子(また平和……)

    (悪待ちで和了れないから良形で攻め始めたか?)

    143 :

    なんか想像以上にまともに書いてるな
    懐かしきバンブレ応援

    144 :

    気持ち悪
    しねばいいのに

    145 = 1 :

    東二局――

    久:二二二三四(五)六七33 ツモ八 ④(⑤)⑥ 

    「ツモ。2000オール」

    (また良形……これはチャンスかもしれないぞ)

    宮子(うーん、何だか嫌な気配が……)


    清澄高校麻雀部控え室――

    京太郎「何だかさっきから部長らしくない和了り方だな……」

    「いや、あれでいいと思うよ」

    京太郎「そ、そうなのか?」

    「当然です。いつもの部長が変則的すぎるんですよ」

    (そういう意味じゃないけど……まあそういうことだよね)

    146 = 1 :

    東二局一本場 親:竹井久 ドラ:一
    宮子:97500 久:117100 律:81400 櫻子:104000


    七巡目――

    「ポン!」トンッ 四

    久:□□□□□□□□□□ 二二二

    (ふーむ……テンパったか?)スッ

    律:一一一三四五④(⑤)⑥2234 ツモ3

    (よし、こっちもテンパイだ)

    「リーチ!」トンッ 一

    「……ロン」

    「なにっ!?」

    久:一四(五)六⑥⑦⑧發發發 二二二

    「12300よ」

    (わ、悪待ち!? ここで来るのか……!)

    147 = 1 :

    東三局二本場 親:竹井久
    宮子:97500 久:129400 律:69100 櫻子:104000


    (普通にいい待ちと悪待ちを混ぜてきたか……厄介だな……)スッ

    (次はどう来る? この状況、私はどう戦うべきだ……?)トンッ

    櫻子(ふん、相手がどう来ようが関係ない!)スッ

    櫻子(……っていうか、わたしは自分の打ちたいようにしか打てない!)トンッ

    宮子(ふむ~。基本的な戦術なんだろうけど、竹井さんがやると脅威みたいだね)スッ

    宮子(一番まずいのはそれに気を取られて冷静さを失うこと……)

    宮子(大室さんは大丈夫そうだけど、田井中さんに迷いがあるっぽいなー)トンッ

    「リーチ」トンッ

    宮子「ロン、二本場で3200!」ジャラッ

    「む……」

    (流した……そういえばこの宮子さんはずっと自分のペースを保ってる気がする……)

    (そうだ。相手に惑わされてたら勝てる戦いも勝てなくなってしまう。しっかりしろ私!)

    148 = 1 :

    東四局――

    宮子「ツモ、1000・2000!」

    櫻子(またこの人かよ! 後半戦になってから全然和了れない……)

    (うーん、やるなぁ。私も負けてられないぞ)


    南一局――

    「ロン、3900!」

    櫻子「うぐ……」


    (やっぱり一筋縄では行かない、か……)

    (でも……ふふっ。そうでなくっちゃ楽しくないわよね)

    149 = 1 :

    南四局・オーラス――

    「ツモ! 2000・4000!」

    『後半戦終了です!!』


    久:121800 (-3400)
    宮子:111500 (+17300)
    櫻子:88300 (-5300)
    律:78400 (-8600)


    「お疲れ様。なかなか楽しかったわ」

    宮子「お疲れ様でーす」

    櫻子「おつかれさま!」

    「おつかれー」

    150 :

    咲さん無双止められないだろこれはwww


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