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    元スレ淡「なんです、照隠しって?」

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    タグ : - + - 大星淡 + - 弘世菫 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    あなたは今どこで何をしてますか?

    2 = 1 :

    まだオチまでできてないけど




    「あれ、菫先輩じゃないですか?」

    渋谷「…ご無沙汰してます」

    亦野「連絡頂ければお茶の用意ぐらいしましたのに。どうされたんですか?」

    「ああ、急にすまんな。 …ふん、やはりいないか」

    「え? どなたかお探しですか」

    「いや、照なんだがここに来ていないよな?」

    3 = 1 :


    渋谷「…いえ、お見えになっていませんが」

    亦野「どうされたんですか? お急ぎなら携帯にでも…」

    「…最近、アイツがこっちに姿を見せたことないか?」

    「……?」

    渋谷「いいえ、ご卒業後は一度も…」

    「そうか… じゃあメールや電話で連絡した者はいないか?」

    渋谷「…いいえ、私は」

    亦野「…私もご卒業後は連絡していませんでした」

    4 = 1 :


    「…弘世先輩、もしかして宮永先輩と連絡とれないんですか?」

    「…私だけじゃない。大学の者もだ」

    渋谷「あの… 何時ごろから連絡が?」

    「…この前の連休ぐらいからだ」

    亦野「えっ、それじゃあもう2か月近いじゃないですか!?」

    「…あの、確か宮永先輩は長野のご実家から通ってるんじゃ?」

    6 :

    天江の岩戸にお籠り

    7 = 1 :


    「…とっくに家にも連絡したさ」

    渋谷「御実家にもいらっしゃらないのですか?」

    「…いや、いるにはいるらしい」

    「…らしい?」

    「部の顧問や教職員の話では、毎朝家を出ているそうだ」

    亦野「…あの、もしかして大学で何かあって登校拒否みたいなのって…?」

    「いや、私の知る限りでは思い当たる節はないな」

    8 = 1 :


    「まぁその辺りは本人じゃないとわかりませんもんね」

    亦野「…それじゃあ、あの妹さんに様子を聞いてみたら?」

    「…宮永、咲か」

    渋谷「…そうですね、彼女なら宮永先輩のことを」

    「顧問や先輩に言われてな、『宮永はどうしたんだ?』と」

    「…はい」

    「それで私もあの妹を思い出し、連絡を取ろうとしたんだがな…」

    9 :

    てるてる公園で時間でも潰してるん?イスで寝ると背中がいたいよ

    10 = 1 :

    ちょっと待って、あのバレってコラ…でしょ…?




    亦野「…どうされたんですか?」

    「いや、直接の連絡先が分からんので学校に電話をしたが麻雀部はもうない、と…」

    渋谷「…麻雀部がない?」

    「ああ。 部がなければ口実すらできん。家族でもないから妹を電話口に出さす訳にもいかんしな…」

    「そうだったんですか… 困りましたね」

    「このままだと除籍もあり得る… こうなったら今度の休みにでも長野に行くしかないかな」

    渋谷「…わかりました。 もし宮永先輩から連絡があったらご一報します」

    「ああ、頼む… 全く世話がかかる奴だよ」

    11 :

    現物しか信じないぞ!

    13 = 1 :

    ま、まだ慌てる時間いzじゃななに




    ~で~


    渋谷「…昨日の弘世先輩の話」

    亦野「うん。試しに宮永先輩に連絡したけど返事なかった」

    渋谷「…私も。宮永先輩どうしたんだろう?」

    亦野「心配だね。 …あれ、大星からメールがきた」

    渋谷「…こっちもきた。 欠席のお知らせ?」

    『先輩こんにちわ。宮永先輩探しにちょっと長野行ってきますので淡はお休みします ☆(ゝω・)v』

    亦野「…まぁ、あの淡があんな話聞いたらこうなるかなぁ、って予想はしてた」

    渋谷「…あの馬鹿。帰ってきたらセッキョー決定」

    15 = 1 :


    (…なんて先輩たち怒ってるんだろうなぁ~ ま、しちゃったことは仕方ないもんね)

    (…にしても田舎って本当に不便。電車が1時間に1本ってどういうこと?)

    (清澄に着くの、もうちょっと早い予定だったんだけどな~)

    (…って、駅前に自販もないってどんだけ田舎なの、ここ? ええっと清澄高校は…)

    (うわ、アンテナ1本しか立ってないし! う”、高校もけっこう駅から遠いじゃん)

    「…はぁ、タクシーも拾えないし歩いていくしかないのかなぁ」

    17 :

    は?痰?






















    痰?

    18 = 1 :

    バレ画像で絶賛動揺中のため、書き溜め完全ストップ。




    「景色はいいんだけど… ここ何処ぉ~?」トボトボ

    「…あ~、ちょっといいかな? 君、清澄の子じゃないよね?」

    「…え? あ、はいそうですけど」

    「学生さんだよね? こんな時間に何しているのかな?どこの生徒さん?」

    「はぁ、白糸台の者ですけど… あの、どなたです?」

    「あ、はいこういう者ですけどこんな時間に学生さんが何してるのかな?」

    (ヤバッ、これってもしかして補導ってヤツ?)

    「……!?」

    20 = 1 :


    「ねぇ君、今日は学校どうしたのかな? この辺の子じゃないみたいだし」

    「え? ええっとですね、あの今日はちょっとですね…」

    「ん、どうしたのかな? ちょっとお話し聞きたいから一緒に署まで…」

    「おい淡、一人でフラフラ出歩くなと言っただろ!」

    「あ、弘世先輩!?」

    「全く…、どこ行ったかと探したじゃないか! …ん、この人たちは?」

    「…あ、警察の者ですが君も学生さん? この子のお知り合いみたいだけど」

    21 = 1 :


    「ああ、警察の方でしたか。 この子は私の後輩ですが何か?」

    「ええ、こんな時間に見慣れない制服の子がいたので職務質問を。それで君は?」

    「なるほど。私はこの子たちのOBとして部活動の遠征を手伝って… あ、これ身分証です」スッ

    「…ふむ、大学生ですか。 …わかりました。お引止めして失礼しました」

    「あ、いえ。 …さぁ行くぞ淡。みんな心配してたんだぞ」

    「は、はい!? ごめんなさい、景色がよくってついつい…」

    22 :


    「ありがとうございます弘世先輩。 免許、いつ取ったんです?」

    「…入学前の春だよ。 こんな時間に制服でふらついてたら補導してくださいって言ってるような物だぞ」

    「ほら、私いい子でしたからそういうの知らなくって」

    「…フン、いい子が学校さぼってこんな所に来るか。 渋谷たちから連絡が来てた」

    「ありゃ~、やっぱ先輩たち怒ってましたよね?」

    「当然だ。部に戻ったら覚悟するんだな… さぁ、到着したぞ」

    「…えっ、ここは?」

    「…清澄高校だ」

    23 :

    菫さんマジ保護者
    あわあわかわいいよ

    24 :


    「清澄? あ、そう言われたらどこか見覚えある制服ですね」

    「…ん、警備員? ついてない、余所者が入るのは難しそうだな」

    「今時はどこの学校でも警備員ぐらいいますからね」

    「…ふぅん、そういうものかな。 …おい淡、麻雀部について生徒に聞いてこい」

    「あれ、確かここの麻雀部って廃部になったんじゃ?」

    「ああ、だがどうも腑に落ちん。 IHの決勝に進出したんだぞ?普通なら入部希望者が殺到しそうだがな」

    「…まぁ確かに。 確か清澄って控えもいなかったし、この辺は麻雀の人気ないんじゃないですか?」

    「無い話ではないが… まぁいい。お前は早く聞いてこい」

    「はぁい。じゃあちょっと行ってきま~す」バタン

    26 :

    愛宕絹恵ちゃんの巨乳揉みたい

    27 = 24 :


    「たっだいま~ ふぅ、やっぱ車の中は涼しくていいですね~」バタン

    「ん…、それでどうだった、麻雀部は?」

    「やっぱり廃部になったそうです。 …あ、それと原村和。あの子が春に転校したそうで」

    「ああ、それは知っていた。 …この前、雑誌の記者に聞いた。確か東京の臨海だとか?」

    「あ、なんだもう知ってたんですか? 臨海ねぇ。あの子と関東大会とかで遭うの面倒だなぁ」

    「他には何か?」

    「他ですか?ん~、特には。 …あ、そうそう麻雀部自体、夏には壊しちゃうとか」

    28 = 24 :


    「麻雀部を壊す? …言ってることがよくわからんのだが」

    「麻雀部って向こうの、ほらあそこ! あそこの旧校舎にあったそうで校舎ごと取り壊しらしいですよ」

    「…旧校舎ねぇ。学校にも入れなさそうだし、ちょっと行ってみるか」

    「はぁ、別にいいですけど」

    「あそこまで車で回るのも面倒だな。 …よし、淡歩いていくぞ」バタン

    「えっ、車で行かないんですか? もぅ、こんな暑いのに歩いたら汗かいちゃいますよ~」バタン

    29 = 25 :

    気になる

    31 = 24 :



    「…ふむ、確かに旧そうな建物だな」

    「聞いた話だと一番上の部屋を部室にしてたそうです」

    「電気も点いてないか。 ここ自体、立ち入り禁止なら当然か」

    「なんか薄暗くて気持ち悪い場所ですね…」

    「人気がない校舎なんてこんな物だろう。 さぁ、行くぞ淡」

    「あ、どこに行くんですか弘世先輩! …あれ?」

    「移動するぞ。校門前で妹の下校を待っていても仕方ない… どうかしたか?」

    「あ、いえなんでもないです。 …気のせいか」

    32 :

    あわあわあわ

    33 = 24 :


    「それで今度はどこに行くんですか?」

    「…去年のIHに出場していた次鋒のとこだ」

    「ああ、あのメガネかけた弘世先輩と戦った… ええっと、確か」

    「…染谷まこ。 2年生だったからな。たぶんまだ在校はしているはずだ」

    「お知り合いだったんですか? それなら最初からその人に連絡すれば…」

    「…いや、知り合いではない。 お前が聞き込みに言ってる間、検索しててな」

    「…はぁ。それで何か?」

    「どうも実家で雀荘を経営してるそうだ。 地図だとそんな遠くはないようなので行ってみよう、と」

    「なるほど、その方が確実に宮永先輩の妹さんに連絡とれますもんね」

    34 :

    気のせいです ←気のせいじゃない

    35 = 24 :

    >>34
    紳士ならそういうのは生暖かい目でスルーしよう




    「…ねぇ、弘世先輩。本当にここなんですか?」

    「…検索した住所が正しければ、ここで間違いないはずだ」

    「潰れちゃったのかな…」

    「そうみたいだな… 淡、近所の家に行ってここが雀荘だったか聞いてこい」

    「え、また聞いてくるんですか~ もぅ、刑事でもないのに何でこんなこと…」ブツクサ

    「…偶然、なのかな?」

    「…あの、もしかして白糸台にいた弘世さん?」

    36 = 25 :

    雰囲気いい

    37 = 24 :


    「……ッ!?」ガタッ

    西田「あ、やっぱり!ねぇ弘世さんよね? ご無沙汰してます、WEEKLY麻雀TODAYの…」

    「ああ、西田…さん。 こんにちは。こんなとこでどうして?」

    西田「それはこっちの台詞よ。私たちは清澄の取材の帰り」

    「清澄の取材? 確かあそこの麻雀部は廃部になったんじゃ?」

    西田「…あら、なんで貴女も知ってるの? そう、廃部になった話は聞いてたんだけどね」

    山口「…去年活躍した宮永咲選手。 あの子、個人戦には出場するのかと聞きにきたんですけどね」

    西田「…結局空振り。 で、弘世さんこそこんなとこで何してたの?」

    「せんぱ~い、やっぱそこが雀荘だったみた… あれ、どなたですか?」

    38 = 24 :


    山口「…あれ、あの子は確か白糸台の大星、淡…?」

    (……チッ)

    西田「あら、弘世さんだけじゃなくって大星さんまで一緒なんて。ますます珍しいわね」

    「…ええっと、確か麻雀の雑詩の記者さんで、確かお名前は…」

    西田「…西田よ。 春季大会の取材以来だったかしら。お元気?」

    「あ~、西田さん。 ごめんなさい、淡もの覚え悪くって」

    「…あ、大星と私はその、こっちに観光に来ていて。 それでちょっと寄ってみただけで」

    西田「…ふぅん、そうだったの」

    40 = 32 :

    淡ちゃんきゃわわ

    41 = 32 :

    うん?神隠し→照隠し→照れ隠し?

    42 = 24 :


    「え、何を言ってるんですか。私たちは宮永先p …!?」モゴッ

    (…余計なことを言うな、この馬鹿ッ!! 照のことバレたらマズいだろうが!!)ボソッ

    (モゴモゴモゴッ~!! …はぁ、苦しかったぁ。別にいいじゃないですかバレだって~)ボソッ

    (照が2か月近く連絡取れない、なんて知られたら記事にされて大事になるだろッ!)ボソ

    (え~、記者さんなんし色々聞けば教えてくれるかもしれませんよぉ)ボソ

    山口「…まぁ、君達二人だけなら暗くならない内に早く帰った方がいいよ。物騒だからね」

    「…あ、はい」

    山口「…嫌な事件だったね。まだ足しか見つかってないんだろ?」

    「……!?」

    43 :

    ひぐらし懐かしい

    44 = 34 :

    えっ

    45 = 23 :

    えっ

    46 :

    えっ

    47 :

    あの角の部分が足に当たるんだろ

    48 = 25 :

    足だと…

    49 :

    まさかの展開

    50 = 24 :


    西田「…ッッ!? ちょっとこの馬鹿ッ、何を言ってんのよッ!!」

    「…えっ、足?」

    「……西田さん、どういうことですか?」

    西田「あ、これはそのコイツの冗談よ、冗談! 可愛い子をこうして脅かす…」

    「……西田さん?」

    西田「………貴女たち、どこまで知っているの?」

    「……いえ、特には何も」

    西田「……じゃあ、貴女たちがここにいるのも本当にただの偶然なの?」

    「…偶然、と言うにはちょっと語弊がありますね」

    西田「…ふぅん。 …もしかして宮永、照さん。何か関係あるのかしら?」

    「……」ギロッ

    西田「…ビンゴ、か。 …弘世さん、大星さん。ちょっとお話しましょうか?」


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