元スレアムロ「MSトーク」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
551 = 1 :
マイ「…オッゴですね、型式番号MP-02A」
マイ「一年戦争末期、ジオン公国軍の戦局悪化に伴って技術本部が決戦兵器と称して緊急開発した駆逐モビルポッドです」
マイ「従来の生産ラインを活用する事が求められ、基幹ユニットにはザク向けに開発されたパーツを使用、正規の手続きを踏まぬまま、なし崩し的に制式化され量産に入りました」
マイ「固定式に改造したザクマシンガン、ザクバズーカなどを機体上部右側のアタッチメントに装備し、機体各部のアタッチメントやハードポイントにはロケット弾やシュツルム・ファウストなどMSの携行武器を装備することも出来ます」
マイ「また、アタッチメント及びハードポイントは回転させることが可能で姿勢や運動を変更することなく装備した兵器を真後ろに指向して背後の敵に攻撃を加える事も可能です」
マイ「装備運用の柔軟性と良好な運動性能により、総合的な戦闘能力は、計算上ボールを凌ぐとされました」
マイ「しかし、実戦においては急造パーツの精度不良、促成兵である学徒兵が主なパイロットだったこともあり成果は残せてません」
マイ「ア・バオア・クー攻防戦においてEフィールドに35機ほど配備されましたが帰還できたオッゴは10機ほどです」
アムロ「こんなモビルポットがあったのか…」
シャア「対ボール兵器みたいなものだな」
マイ「火力支援機としての性能は廉価兵器としては優秀だったかと」
マイ「またMAビグ・ラングと併用して運用することでオッゴの補給及び応急修理を可能としました」
シャア「ビグ・ラング…マイ中尉の搭乗したMAだったか」
552 :
理系がGNドライヴとかについて考え始めたら禿げそうだな
553 = 355 :
ほ
554 = 413 :
Gジェネではビグラングの武装のひとつと化しているオッゴさん
555 = 1 :
マイ「そうです。MAビグ・ラング。型式番号MA-05Ad」
マイ「私はビグ・ラングのパイロットとしてeフィールドの防衛と脱出する友軍の援護に回っていました」
シャア「撤退戦か…」
マイ「ア・バオア・クー司令部の機能が停止してからジオン軍に継戦能力はありませんでした」
アムロ「停戦命令は出ていなかったのか?」
マイ「連邦には停戦命令なんて関係なかったのでしょう、停戦命令後も連邦は戦闘を続行」
マイ「私たち603技術試験隊は自衛及び防衛戦闘に入りました」
マイ「脱出する友軍の援護のために、学徒兵や戦闘能力のあった他部隊のMS、ヘルベルト・フォン・カスペン大佐…多くの人間が死にました」
マイ「あなたたちエースパイロットにはわからないかもしれませんが、どのような機体、兵器でも命を預け、戦った人間がいます」
マイ「あなたたちが日に当たる人間ならその影で死んでいった人間もたくさんいます」
マイ「私はそんな人間を、機体を見続けてきました」
マイ「兵士達が命を預け戦ったならばどんな兵器でも正しく後世に伝えるのが自分の役目です」
マイ「願います、あなたたちの栄光の影でそんな人間がいたことを忘れないことを」
アムロシャア「「…」」
マイ「…最後に私から説明したいMSがあるのですが、よろしいでしょうか」
556 = 440 :
ほ
557 = 1 :
さっきの電話、休日出勤しろとかwwwww
次やったら終了
そのうちまたスレ立てするし勘弁してくれ
558 :
追い付いた 保守
559 = 550 :
追いついたと思ったら終わりか残念
④
560 = 413 :
来たか、最後の機体
561 = 366 :
ヅダかな
562 :
>>505
アホ運営のせいで産廃になってるぞ
そして連邦もサーベルが異次斬に
563 :
ヅダだよな
トルネードガンダムとかやだぜ
564 = 558 :
トルネードガンダム・・・GジェネPで一回ミッションするごとに一機撃墜する機体だった
565 = 458 :
フェニックスが撃破されてクリアした時の絶望感
566 = 1 :
マイ「私が紹介したいMSは型式番号EMS-10、ヅダです」
アムロ「このMSは…」
マイ「アムロ大尉なら見たことがあるかもしれませんね…1年戦争時人知れず消えていった機体…ゴーストファイターです」
シャア「…プロパカンダ作戦」
マイ「その通りです。ジオン公国が自軍や国民に対する戦意高揚や、地球連邦軍に対する欺瞞のために歴史の影となった機体です」
マイ「宇宙世紀0075初頭、ジオン軍での制式採用を賭けたコンペティションに敗れたEMS-04を改良したとされる機体」
マイ「ですがその真実は、改良点とされる部分も詳細は全く不明で、スペック上もスラスターの最大推力は全く同一」
マイ「コンペティションにおける飛行性能試験の場で空中分解事故を起こし、EMS-10における評価試験においても同様の事故を起こしています」
マイ「その後の運命はアムロ大尉やシャア大佐もご存知でしょう」
アムロ「連邦のプロパガンダ放送…」
マイ「はい、ヅダはゴーストファイターとして戦う事すら許されない機体でした」
マイ「ですが、それでもヅダに命を賭けた、ヅダの性能を証明するという己の信念を貫き通し、散っていった人がいます」
568 = 458 :
ktkr
569 :
ヅダハゴーストファイターナドデハナイ!
570 = 529 :
ヅダキタ
572 = 562 :
おまえらヅダ好きだな
573 = 396 :
ザクIのときにこれだけの化け物MS開発できるツィマッドやべぇよね。
地上でもドムは傑作機だし。惜しむらくは連邦の主力兵装が大気圏内でもビームだったことか
574 = 431 :
ギレンVで調子にのってたら
ジムにリンチされたのはいい思い出
575 = 413 :
>>573
空間戦闘がメインだからなのかね
まぁそれ言ったら初期ザクも似たようなものだけど
577 = 529 :
ほ
580 = 1 :
マイ「オデッサ作戦で地上を追われた友軍がHLVで宇宙空間へと敗走する中で友軍が連邦に落とされていく中で」
マイ「ヅダは戦っていました。友軍を救うために。確かに1年戦争に存在し、そして散っていきました」
マイ「シャア大佐、あなたはいつかヅダをなぜ開発したのかと聞いたことがあるはずです」
シャア「ああ、確かに聞いたことがある」
マイ「ヅダは間違いなく歴史の影に消えていった機体です。ですがそれに命を賭けた人間がいることとそれに救われた命があることも間違いじゃないはずです」
マイ「アムロ大尉やシャア大佐の乗るようなMSとは歩む道は違ったMSですが」
マイ「そんな機体があったと言うことを傍観者として、記録者として、目撃者として後世に伝えるのが自分の役目です」
マイ「…少しシリアスになってしまいましたが歴史の中に埋もれていった多くのMSを忘れないでいただきたい」
マイ「私が伝えたかったのはそれだけです」
アムロ「…なるほどな、マイ中尉今日はありがとう」
マイ「いえ、私見で話を続けてしまい申し訳ありません」
シャア「ご苦労だった」
マイ「いえ、それでまた機会があれば及びください」
584 = 1 :
シャア「最後はずいぶんとシリアスな話になってしまったが」
アムロ「いろんなMSの話を聞けて楽しかったさ」
アムロ「まだまだ僕の知らないMSもたくさんあるようだし、また話を聞ければいいが」
シャア「またこういう機会を作ればいいさ」
アムロ「そうだな。じゃあまた呼んでくれ」
シャア「そうさせてもらうよ、アムロ」
585 = 1 :
もう後半何かいていいかわかんなくなってた
保守とかいろいろとありがとう
そして急いで仕事に行ってくる
586 = 529 :
おつ
587 :
乙
またやってほしい
588 = 396 :
かなりの良スレ
おつ
589 = 484 :
乙乙
590 = 458 :
おつ
591 = 1 :
ちなみに>>580の
>マイ「シャア大佐、あなたはいつかヅダをなぜ開発したのかと聞いたことがあるはずです」
>シャア「ああ、確かに聞いたことがある」
はEXVSネタです
と言うかこのやり取りがやりたかっただけ
もっとコメディにやりたかったけど
592 = 576 :
乙
この文量でちゃんと完走させたのはすごいと思います
597 = 579 :
俺はこのスレに出会えて本当に良かったと思う。人生で初めて安価が取れたし、ガンダムファンとして凄く楽しめた。また会える日を楽しみに待ってるよ。乙。
598 = 413 :
ヅダは欠陥機ではあるが、良い機体だな
面白かった、乙
600 :
これは2回目も見たい
みんなの評価 : ☆
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