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    元スレ勇者「剣とか持った事が無い」

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    202 :

    いいところで中断とか……

    203 = 187 :

    続きはよ

    204 = 190 :

    風呂入ってんだろ

    206 = 189 :

    お前らがひのきぼうの話するから…

    207 :

    魔王も棍使ってたら熱いな

    209 = 192 :

    俺のせいか?ならすまん。気にせずに書いてくれ

    210 = 202 :

    さる辺りだと思いたいが

    211 :

    いや風呂だから

    213 = 186 :

    余計なことは喋らないことはいい事だが
    風呂の時くらい言ってもいいのよ

    215 = 195 :

    ほす

    217 = 179 :

    魔法「いよいよ魔王領ね……」

    僧侶「緊張しますね」

    魔法「というより僧侶は大丈夫なの?」

    僧侶「何がです?」

    魔法「勇者との好感度、あたしと変わらない気がするわよ」

    僧侶「あ……う、だってあまり効果がないんですよ」

    魔法「何かしらはしていたのね」

    僧侶「二人きりになってお話ししたりしているのですが」

    僧侶「なんというか普通に旅の仲間程度の感覚で接せられて……」

    魔法「まああの勇者はそんな感じよねぇ」

    218 = 194 :

    きた

    219 = 187 :

    おかえりぃぃいいいい!

    220 = 207 :

    イエーイ アフィの皆見てる~?
    続き気になるよね?

    赤文字18フォントで頼む

    221 = 179 :

    魔法「まああたしは応援しているから頑張りなさいな」

    僧侶「……魔法使いさんはそういうのないんですか?」

    魔法「……」

    魔法「別にー」ニタ

    僧侶「え? 何ですかそれ? え? 盗賊さん?」

    魔法「さあてねー」ニタニタ

    僧侶「え、ちょ、教えて下さいよー!」

    222 :

    やっと追いついた
    支援

    223 = 179 :

    勇者「よし出発するか」

    盗賊「こっから先は町が幾つかある程度、その先は魔王領となっている」

    勇者「と言っても、既にその町も放棄され無人だからな。実質この先には町がないようなもの」

    魔法「過酷な話ね」

    僧侶「それでも……行かなくてはなりませんね」

    盗賊「そういうこった。体力温存、無理はするな命大事にって事で」

    魔法「そういえば例の魔石はどうなったのかしら?」

    勇者「今のところ特に反応はしていないよ」

    224 = 187 :

    え?魔法使いちゃん…?

    225 = 179 :

    魔法「朽ちていないゴーストタウンっていうのも怖いものね」パチパチ

    勇者「まあ、お陰で雨風凌げて暖炉にも当たれるんだからいいじゃないか」

    僧侶「けれどベッドの埃があのようですと流石に……」

    盗賊「昼間に着いてりゃ掃除して使えたんだがなぁ……まあここの絨毯は綺麗にできたんだ」

    魔法「そうねぇ……野営に比べればよっぽどマシよねぇ」

    僧侶「何だか屋内で雑魚寝……それも皆でとなると不思議な感じですね」

    勇者「全くだな」

    盗賊「周りに魔物はいないしゆっくり休めそうだな」

    僧侶「あの……勇者様、もうちょっとそちらに寄っても良いでしょうか?」

    勇者「野営よりましと言っても少し寒いもんな」ズリズリ

    僧侶「え、えへへ」

    魔法(可哀想……)

    盗賊(飽くまで異性として見られていないよなぁ)

    226 = 186 :

    魔法使いと盗賊は仲の良い悪友って感じがする

    227 = 179 :

    魔法「……ふぅ……ふぅ」ザッザッ

    盗賊「……」ザッザッ

    勇者「……ふー」ザッ

    僧侶「雪、初めて見ましたけど……この中を歩くのって辛いですね」シンシン

    盗賊「つーか、これ野営する時がやばくないか?」

    勇者「ああ……迂闊だった」

    魔法「とりあえず町跡は今日中に着くけど建物残っているかしら?」

    僧侶「魔王が現れてすぐに放棄されたんですよね……」

    勇者「大きな戦闘は避けられないだろうな」

    228 = 179 :

    町跡
    勇者「はあああ!」ズババン

    盗賊「よっと、そこぉ」シュバヒュン

    魔物「ギャアアアア!」ドッ

    魔法「爆炎魔法!!」ドォォォ

    魔物「ガアアアア!」

    勇者「くっ! たあ!」ガッドシュ

    僧侶「軽傷治癒魔法!」

    勇者「すまない!」シュバ

    230 = 179 :

    魔法「何とか寝床を確保できたけども」

    盗賊「これから先が思いやられるな……」

    僧侶「食料にも限りがありますからね……」

    勇者「盗賊は弓とか使えないのか? 探せば野兎くらいは生息しているよな」

    盗賊「大抵は罠で何とかしていたんだ……が、悪いな。雪国で生活した事が無くてな」

    僧侶「深刻ですね……」

    勇者「こりゃあ温存している余裕はなさそうだな」

    231 = 179 :

    勇者「……妙だな」ザッザッ

    盗賊「だよな」ザッザッ

    魔法「え? 何が?」

    勇者「極端に魔物との遭遇が減った」

    盗賊「昨日は町跡での戦いを除いても、7,8回は戦ったはずだが、今日はたったの2回だ」

    僧侶「そう言われてみれば……」

    勇者「何が起こっているんだ?」

    魔法「もう魔物が殆どいないとか?」

    盗賊「だったら残党まとめて魔王が指揮して打って出てくるだろうなぁ」

    勇者「まさか……魔王城に戦力を集結とかか?」

    盗賊「あー……」

    僧侶「そんな……私達に勝ち目はあるのでしょうか?」

    魔法「ここまで来たのよ……覚悟を決めるしかないの」

    盗賊「そういうこった」

    234 = 179 :

    勇者 熟練度
     棍 85
     剣 67
     斧 61
     槌 56
     槍 51
     盾 50
    短剣 38

    盗賊「ほれ聖剣」

    勇者「おう」パシ

    *勇者は装備に必要な熟練度が足りていません*

    236 = 179 :

    魔法「その聖剣に必要な熟練度っていくつなのかしら?」

    僧侶「70? 80?」

    勇者「まあ……持っている事はできるけどさぁ」

    盗賊「荷物と一緒じゃ格好がつかないよなぁ」ヒュォォォ

    僧侶「風、出てきましたね」

    勇者「休憩も終わりにしてそろそろ進むか」

    盗賊「今日中にどっか過ごせる場所が見つけられりゃあいいんだがな」

    237 :

    何でそんなに剣にこだわるのか
    自分の強みを押し付ける戦法は相手が対応策練ってなかったら一方的に嬲れるんだぞ

    238 = 179 :

    ビュオオォォ
    勇者「……くそ」ブルブル

    盗賊「まさか雪原のど真ん中でビバークする事になるとはな」ブルル

    魔法「ね、ねえ……これ、あたし達大丈夫なの?」ガタガタ

    僧侶「か、かまくらが……私達の命を繋ぐなんて」ガチガチ

    勇者「できる事はやった……後は祈るしかない」ガタガタ

    魔法「死にたくない……しかも、こんな凍死なんて……」ブルル

    盗賊「死にたくなけりゃあもっと寄れ……いや寄っても駄目かも分からんね、これは」ガタガタ

    239 = 179 :

    ……
    勇者「はっ!」ガバ

    勇者「部屋……? ここは? 俺は夢を見て?」パチパチ

    勇者「それともまさか今までが……いやそんな、盗賊? おい、起きろ!」

    盗賊「んん……? ん? なんだ?!」ガバ

    勇者「俺達……吹雪にあってかまくらで凌ごうとしたよな?」

    盗賊「ああ、それで間違いないが……こりゃあ一体?」コンコン

    「失礼致します、お食事のご用意ができましたのでお運び致しました」ガラガラ

    勇者「え、ああ助かる……じゃない! ここは何処だ? 俺達は一体……」

    「まずはお食事を。冷めてしまいますよ?」

    勇盗「……」グゥー

    240 = 179 :

    勇者「ふう……久々にまともな食事だった」

    盗賊「全くだな」

    「最後の晩餐はお楽しみ頂けたでしょうか?」

    勇者「最後……?」ピク

    「我が主、魔王様の取り計らいです。せめてもの情けと、万全を期して戦いたいとの事です」

    盗賊「それってーと、やっぱ俺らはあのまま凍死しかけていたのか」

    「はい」

    勇者「魔王に助けられたか……皮肉だな」

    241 = 179 :

    魔法「ゆ、勇者、盗賊……」

    僧侶「話、聞きましたか?」

    勇者「ああ……食後の休憩まで貰えるとは驚きだったよ」

    盗賊「一泊一食の恩を仇で返すようで悪いが、一丁やりますかねぇ」ギギィィ


    魔王「ふ、よくぞここまで辿り着いた。褒めてつかわそう」

    魔王「だがそれもここまでよ……ここがお前達の墓場だ!」

    242 = 237 :

    正々堂々とした魔王だ
    好感が持てる

    倒した後は葬儀やな

    243 = 179 :

    勇者「いいや、墓場を築くのはお前だ、魔王!」

    魔王「威勢の良い事……だがこれはどうだ」カッ

    「」ズズ

    「」ガシャン ガシャン

    盗賊「な……装飾用の鎧じゃないのか?!」

    僧侶「これが、魔物……?」

    魔法「……こいつらの魔力、魔王のものと同じよ!」

    勇者「操っているのか……これだけの数を」

    勇者(だがわざわざ操る意味は……?)

    244 :

    面白い

    245 = 229 :

    しえん

    246 = 179 :

    勇者「魔法使い! 魔王に魔法で攻撃してくれ!」

    魔法「え? ええ、業火魔法!」ゴアァァァ

    魔王「ふむ」バッ

    盗賊「おいおい……あれだけの魔法をマントで防いでやがる!」

    勇者「逆だ! 魔王は魔力があるだけで魔法が使えない! だから魔力でこいつらを操作するぐらいしか使い道が無いんだ」

    僧侶「魔法が使えないから、攻撃魔法の防御もできない……!」

    魔王「だとしてどうする? その少女をアタッカーとして押し立てるか」バサァ

    勇者(そうだ……この鎧達はその余裕を削る為の)ガシャン ガシャン

    247 = 179 :

    勇者「盗賊と魔法使いは鎧を。俺は魔王を足止めする。僧侶はサポートに回ってくれ!」

    盗賊「お前一人でか?!」

    勇者「そう思うなら早く助けてくれよ」バッ

    魔王「一人でか……面白い!」スラァァ

    勇者「ぐぅっ!」ガキィィン

    魔王「ほう……我が一撃を受け止めたか。腐っても勇者だな」

    勇者「当然、だ!」グググ

    魔王「ふはははは! 良いぞ! 我を楽しませろ!!」

    248 = 179 :

    魔法「爆裂魔法!!」カッ

    盗賊「とりゃ!」シュバッ

    「」ヨロ

    「」ダンッ

    盗賊「おいおい、兜ふっ飛ばしたのに!」

    魔法「こいつらに頭部の意味は無いわ! 全身を崩せば復帰はしないわよ!」

    盗賊「俺の武器じゃどうにもなんねーじゃねーか!」

    鎧剣「」ブォ

    盗賊「うぉ! てんめ、ショルダータックル!!」ドッ

    鎧剣「」フラッドッ

    盗賊「うっぜえええ!」

    249 = 179 :

    勇者「うおおおお!!」ギィンガギィン

    魔王「ふん!」ギィィィン

    勇者「く……」ビリビリ

    勇者(一撃が重たすぎる……こんなの何時までも捌いていられないぞ)

    魔王「どうした……数太刀打ち合っただけで顔色が悪いぞ」

    勇者「くそ……おおおお!!」ヒュォン

    魔王「速い、が!」バキィィン

    勇者「あ……な……」ィィィン


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