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元スレ照「内緒のはなしは…」宥「あいるてるゆーわっと!」

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301 = 299 :

ちょっと連打しとくか

307 :

しえん

308 = 95 :

「フロントで電話番してたらマッサージのお願いがあったから~」

「普通担当の人に取り次ぐでしょ!?」

「もう……そんなに嫌だった?」

「………そんなこと、ないけど」

「じゃあ、おやすみなさい」

「うん」

「宥」

「何?」

「やっぱりもうちょっとお話ししよう」

「うんっ」

311 = 95 :

―――――――哩の部屋


「へー、そら楽しそうな帰省やったね」

「家でゴロゴロしてるよりは万倍有意義だった」

「阿知賀の子たちと麻雀するのも割と楽しかったし」

「そうか、わたしもあん子らと久しぶりに会いたいわ」

「そういえば宥が桜が咲いたら花見に行こうってさ」

「ほぉ、そりゃいいな」

「お弁当と酒もって花見酒と洒落込むか」

「相変わらずだね」

「わたしの血はアルコールで出来ている」キリッ

「死ぬから」

314 = 95 :

「にしても、宥からイベントを計画するとは珍しいな」

「そう?鍋の時は違ったの?」

「いや、アイツ蟹まるごとなんて調理しきらんけんわたしにあげるっつって」

「それはもったいないからとみんなで鍋することにしたんやけど」

「人は変わるってことじゃない」

「また小難しい話をする気か」

「また、って」

オネェチャン、メールダヨ

「ちょっと失礼」

「ああ、メール?どうぞ」


「もしもし」

「って、電話なんかい!」

「哩うるさい」

318 = 95 :

「うん、わかった」

「じゃ」ピッ

「ホントわけわからんなお前」

「電話とメールで2種類録ったんだけど設定の仕方がわからなくて」

「はあ……そういうことじゃないんだが」

「ちょっと貸してみりぃ」

「はい」


「ほいできた」

「これで咲ちゃんの声が2種類も楽しめる」

「はやく電話かかってこないかな」

「ふーん……」

319 = 109 :

しえん

320 = 201 :

しえん

321 = 95 :

オネェチャン、デンワ ブチッ

「おい」

「わざわざ電話で哩の声を聴きたくはない」

「死ね」

「嘘だよ。ありがと」

「はいはい」

「あとこれやるわ」ガサ

「なにこれ」

「梨」

「ありがとう。今夜お母さんに剥いてもらう」

「そろそろ自分でやれよ」

「善処する」

323 = 95 :

「いらっしゃい、照ちゃん。どうしたの」

「哩に梨をもらったからお裾分け」

「そう、ありがとう」

「いや、この間はこちらこそ」

「いえいえ」

「照ちゃんはこっちの友達とは連絡取らないの?」

「弘世さんとか」

「……………」

ポイッ

「あうっ」

「もう……何するの」

「梨の礫」

「照ちゃんってオヤジギャグ好きだよね」

325 = 95 :

「初めての時はあんなに笑ってくれたのに」シクシク

「ご、ごめんね」

「冗談だけど」ケロッ

「…………」

「菫は理系だからとても忙しいらしい」

「休みのたびに遊ぼうと誘ってはいるんだけど」

「ふーん……」

「もともとストイックだし、しかも今は勉強することが楽しくて仕方ないんだと思う」

「ちょっと残念だね」

「高校にはたまに顔を出すけど当時のレギュラーは麻雀特待で進学するからここには来ないだろうね」

「人は変わっていっちゃうものなのかなぁ」

「そうかもね」

「うちの麻雀部も来年廃部になる可能性もあるみたいだし」

326 = 291 :

しえん

327 = 123 :

玄ちゃんがしっかりしてるのもいいな

328 = 95 :

「入部希望者は増えなかったの?」

「うん。夏ごろからそんな話はしていたんだけど」

「そうなんだ」

「……人が抱えて歩ける物には限度があるから」

「わたしも長野にいたころの友人とはもう連絡も取らない」

「その時その時で持っている物が変わっていくのは仕方ないことなのかも」

「あれだけ高校時代仲の良かった菫とも今はこんな有様だし」

「……!」

「そんな物なのかもね」



「ね、ねえ」

「何?」

「あのね……」

330 = 121 :

清澄も心配だな

331 = 95 :

「………」

「………」

(どうしよう)

(聞きたいけど、聞けない)



「照ちゃんは、これからもわたしの傍にいてくれるかな?」

(って、何言ってるのわたし!?これじゃまるで)


「……わからないよ」

「………」

「そう、だよね」

「少なくとも」

「今は傍にいるよ」

「……じゃあ」

「抱きしめてほしいな、って」

「……いいよ」

333 :

しえん

334 = 95 :

―――――松実宥、大学二年の春


「やっぱ妹さんの作る料理うまいなー」モグモグ

「いえ、白水さんにも手伝ってもらいましたし」

「お母さんもこれくらい料理が上手ければいいのに」モグモグ

「み、みんな……少しは桜も見ようよぉ」

「見てる見てる」グビグビ

「花より団子」モグモグ

「もぅ」

「かぁ……っ」

「ほんとにお酒好きだね」

「わたしの血は」

「それはもういい」

「そういや、妹さんは」

「名前呼び捨てでいいですよ?」

「そうか」

336 = 95 :

「玄さんもこいつのことは呼び捨てにしていいから」

「おい」

「あはは……」

「玄は結局宥の隣の部屋に?」

「はい。運よく隣が開いてましたので」

「なるほどね」

「哩、スルメとって」

「ほい」

「玄も飲まん?」

「いえ、わたしは……」

「そう」

「珍しくあっさり引き下がるね」

338 = 95 :

「姉と同じく地雷の匂いがしたけんかな」

「じゃあそもそも勧めるべきじゃないでしょ」

「怖いもの見たさの一種よ」

「はいはい」




「急に雲が出てきたね」

「今日は一日晴れって言いよったっちゃけどなー」

「もう少し降り始めてるよ」

「あちゃー」

「お弁当食べ終わったし、もう撤収で」

「片付けますねー」


「結局ほとんど桜見てない……」

「見た見た」

342 :

死遠

343 = 222 :

しえん

344 = 95 :

「まぁ雨が降って散っちゃう前に来れてよかったよ」

「そうそう」

「準備完了です!」

「よっしゃ解散」

「はぁ」







「友達以上に踏み出したいのに~♪」



「む」

(アパートの前に誰かおる……?)

345 = 222 :

ふんふむ

347 = 121 :

ついにきたかっ!

348 = 118 :

先輩を追って東京の大学に進学、すばらです

350 = 95 :

(って)




「おい、傘も差さんとなんしよん」

姫子「………ッ」

「とりあえずシャワー浴びれ。濡れたままの知り合いをシカトするほど薄情じゃない」

姫子「……お邪魔します」




「おー。上がったか」

姫子「……」

姫子「そんだけですか」

「なんね。言いたいことがあるんならはっきり言いーよ」

姫子「人を置いてけぼりにしとって……!」


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