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    元スレ春香「ドッキリ企画」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - ただのバラエティ番組 + - アイドルマスター + - ドッキリ + - 寒い + - 時間の無駄 + - 生っすか!?サンデー + - 草生やしすぎィ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    春香「はい! 皆さんこんにち‥‥じゃなかった。皆さんこんばんは! 天海春香です!」

    千早「如月千早です」

    美希「星井美希でーっす」

    春香「いやいや、遂にこの日が来ちゃいました! 生っすかが、待ちに待ったゴールデン進出!」

    美希「それも、今日はたっぷり、2時間スペシャルなの!」

    千早「そこで今日は、いつもと少し趣旨を変え、スペシャルならではの企画を用意しています。もちろん、他のアイドルも、続々登場しますよ」

    美希「千早さん。スペシャルな企画って、一体何なの?」

    春香「確かに気になるね!」

    千早「それじゃあ発表しましょう。企画の内容は‥‥」

    春香「ドキドキ」

    美希「ワクワク」

    千早「続きはCMの後で」

    春香美希「たはー」



    『この番組は、世界に羽ばたく水瀬電機、夢を生み出す水瀬出版、佐藤水産、わかさいも本舗、ご覧のスポンサーの提供でお送り致します』

    2 = 1 :

    『北海でとれた新鮮プチプチイクラと肉厚なずわい蟹を贅沢に‥‥』


    春香「美味しそうだったねえ」

    美希「ミキ、お腹すいてきちゃった‥‥」

    千早「ちょっと二人とも! カメラ回ってるわよ!」

    春香「はっ! ご、ごめんなさい!」

    美希「そ、それじゃあ気を取り直して、企画の発表いってみるの!」

    千早「私達、アイドルの仕事とは、一体なんでしょうか?」

    美希「上手な歌を歌う事? 華麗なダンスを踊る事?」

    春香「もちろん、それも重要です! だけど一番大切なのは!」

    千早「みんなを笑顔にする事です!」

    春香「そこで今日は、テレビの前の皆様に!」

    美希「たっぷり笑ってもらっちゃおう!」

    千早「題して! 765プロオールスターズ!」

    美希「ビックリドッキリ!」

    春香「フェスティバルーッ!」

    3 = 1 :

    春香「‥‥と、いうわけで、バラエティの金字塔、ドッキリをお届けしたいと思います!」

    美希「実は今日は、いつもロケに行ってるメンバーも、このスタジオに全員集合しているの!」

    千早「事前に仕掛けたドッキリのVTRを見ながら、皆でワイワイと楽しもうというわけね」

    美希「でも、ドッキリの内容によっては、苦笑いしかできない人もいるかも知れないの」

    春香「まあまあ、スタッフさんだって大人なんだから、その辺の加減は‥‥ん? 何? あのカンペ」

    美希「「ガチです」‥‥って、書いてあるの‥‥ww」

    春香「wwwww」

    千早「www‥‥ま、まあ何はともあれ、早速一人目の犠牲者‥‥じゃない。ターゲットに登場してもらいましょう」

    美希「犠牲者って‥‥ww」

    春香「響チャレンジでお馴染みの、我那覇響ちゃんでーす!」


    ヒューヒューッ パチパチパチ メンソーレ


    「はいさーい! テレビの前のみんな! スタジオのみんなも、元気してるかなー! 我那覇響だぞ!」


    イヨッ! カワイイ!

    4 = 1 :

    「あと、そこに座ってる司会の三人!」

    春香「?」

    「後で殴るから」

    三人「wwwwwww」

    千早「ア、アイドルが開口一番、殴るって‥‥www」

    春香「そんなにひどい目にあったの?ww」

    「ひどいも何も無いさー! 自分、あんな怖い思いしたのは‥‥ま、まあ、その辺はVTRで確認してほしいぞ!」

    春香「そうだね! じゃあ早速‥‥」

    「VTR!キューッ!」



    『我那覇 響。
     本番組では、響チャレンジのコーナーを受け持ち、様々な無理難題にも果敢に挑戦する、沖縄の生んだスーパーアイドル。
     持ち前の天真爛漫さと、漲る元気に、心を打たれたファンも多いだろう。
     そんな彼女の、動物好きは非常に有名である。
     我々が考えた、彼女に対するドッキリ。それは‥‥』

    5 = 1 :

    『アニマルパニック! もしも動物園で、人喰いトラが脱走したら?』

    春香「おー」

    千早「なるほどね」

    『某日、我々はターゲットを偽の企画で呼び出した。ドッキリの舞台となるのはここ、ワクワクフジイ動物ランドである』

    『おはようございまーす! 今日はよろしくお願いします!』

    偽D『おはよう響ちゃん。今日も元気だね。台本、確認してくれた?』

    『はい! たくさん動物と遊べるなんて、自分、すっごく楽しみだz‥‥です!』

    『我那覇に伝えられている番組内容は、新設する施設の紹介。及び、そこで暮らす動物達との触れ合い。動物好きの彼女は、非常に浮かれているようだ。だがこれは、これから起こる惨劇の幕開けなのであった‥‥』


    D『こっちから付ける注文は特に無いから、いつも通り、元気にしてくれればいいよ』

    『はーい!』

    偽AD『ディレクター! ちょっと‥‥』

    D『おお、どうした?』

    AD『実は‥‥ヒソヒソ』

    D『何い!? ちゃんと事前に日程決めてあったろうが!』

    6 :

    このペースは書き貯めありか?

    7 = 1 :

    千早「何か、緊迫してるわね」


    D『響ちゃん。ちょっといいかい?』

    『?』

    D『実はね‥‥この動物園に、ある動物が搬入される事になってるんだ』

    『新しい動物!? おおー!』

    D『ただ、その動物ってのが‥‥インドで地元住人50人を食い殺し、捕獲のために派遣されたハンターを3人殺害。その後、搬送中に大勢のスタッフにも重傷を負わせた、凶暴な人喰い虎なんだ』

    『え‥‥』

    D『だが、有識者の見立てによれば、今までに発見された事の無い、新種じゃないかという話が出ていてね。殺処分も出来ず、それどころか、日本の研究室に移送される事になったんだ。そのために、ここでしばらく預かるらしい』

    『はあ‥‥』

    D『もちろん、厳重に管理されてるから問題は無いだろうが、我々としては、アイドルの響ちゃんに万が一の事があったら困るからね。ロケと虎の到着がかち合わないように調整したんだが‥‥』

    『‥‥タイミングがぶつかっちゃった、わけ?』

    D『ああ‥‥しかし、さっきも言ったが、虎は厳重に拘束してあるし、見張りもいるからね。大丈夫だとは思うが‥‥』

    『‥‥なんくるないさー! 自分の安全を考えてくれるのは嬉しいけど、そのためにたくさんの人に迷惑なんて、かけられないもんね!』

    D『響ちゃん!』

    8 = 1 :

    春香「えらいなー、響ちゃん」

    千早「すごいわね」

    「えへへ! 自分、完璧だからな!」


    『こうして、自ら罠へと入り込んだ我那覇。当初の予定通り、ロケは開始された‥‥』

    『はいさい! 「我那覇 響のアニマルタイム」だぞ!』

    『刻一刻と‥‥』

    『来月からオープンする、レッサーパンダゾーンを、一足早く紹介しちゃうぞ!』


    『恐怖の足音は‥‥』


    『わー! これがペンギンの赤ちゃんかー! 可愛いなあ!』

    『近付いていた‥‥』

    AD『お疲れ様です! 午前の撮影はこれで最後です!』

    『お疲れ様でーす!』


    >>6
    ある。VIPで書くの初めてだから、規制されないペースとかよくわかんない

    9 = 1 :

    AD『午後からは、サル山の紹介と、爬虫類館の紹介をお願いします!』

    『わかりましたー!』

    AD『では、一旦休憩という事で。これ、お弁当です』

    『わーい! ん? わあ! これ、この動物園の限定品なんだ!』

    『順調に撮影も進み、上機嫌の我那覇。だが、ここからが本番である‥‥』

    『美味しかったー! あれ? なんだか、周りが騒がしくなってきたぞ‥‥』

    ビーーーッ! ビーーーッ! ビーーーッ!

    『な、なんだ!?』

    アナウンス『全職員に緊急連絡! 至急、中央スタッフルームまで集合してください! 繰り返します!』

    『え? え? え?』

    D『響ちゃん!』

    『ディレクターさん! これって一体‥‥』

    D『落ち着いて聞いてくれ‥‥つい今しがた、ここのスタッフとインド人スタッフ3名が‥‥遺体で発見された』

    『』

    10 :

    何だよ
    みなみけじゃねえのかよ



















    続けてください

    11 = 1 :

    D『確認のために虎の檻を調べたんだが‥‥既に姿は無かったそうだ』

    『え? ちょ‥‥嘘でしょ?』

    D『すぐにでも逃げ出したいところだが、奴の居場所がわからない以上、屋外に出るのは危険だ。わかるね?』

    『は、はい‥‥』

    D『俺はスタッフの会議に参加して、今後の対策を考えてくるから、ここから動かないでくれ。いいね? 奴は、どこに潜んでいるかわからないんだ』

    『わ、わかった‥‥』

    D『じゃあ、待っててくれ。‥‥畜生、なんでこんな事に‥‥』

    『番組スタッフが立ち去り、1人取り残される我那覇』

    『ディ、ディレクター‥‥大丈夫かな‥‥他の皆も‥‥』ソワソワ

    『自分、色んな子達と生活してて、ワニとかいるけど‥‥人を襲う奴だなんて、会った事ないぞ‥‥』ウロウロ


    『部屋の中を歩き回り、落ち着かない様子の我那覇』


    『‥‥あっ!』



    『何かに気が付いた我那覇。一体、どうしたというのか?』

    12 :

    ふむ支援

    13 = 1 :

    『も、猛獣は、食べ物の匂いに寄ってくるんだ! さっきのお弁当‥‥!』ガサガサ

    『し、仕方ない‥‥よね』ガラガラ ポイッ


    『見よ! これが現役アイドル、ポイ捨ての瞬間だ!』

    ガラガラ ポイッ
    ガラガラ ポイッ
    ガラガラ ポイッ


    春香「wwwww」

    「うぎゃー! ち、違う! あの時は仕方なかったんだってば!」

    千早「この編集、悪意あるでしょ‥‥www」

    美希「ちなみに、このゴミはちゃんとスタッフさんが回収して、適切な方法で処理しました! 安心してほしいの!」



    『意外な知識と冷静さを見せた我那覇。その時‥‥』


    アナウンス『飼育係の井川さん、前田さん、矢野さんの行方が分かっていません。彼らの安否に心当たりのある方は、至急連絡してください。繰り返します‥‥』

    アナウンス『現在、園内での死者、及び怪我人の数は確認出来ていません。尚、虎も発見されていません。くれぐれも1人で行動せず、警戒を怠らないでください』

    『』ガタガタガタガタ

    14 = 1 :

    『園内の惨状を告げるアナウンス。我那覇の恐怖もピークに達していた』


    美希「これは怖いの」

    千早「映画みたいね」

    『と、ここで‥‥』


    アナウンス『緊急連絡。ただいま、虎の目撃情報が入りました。中央通路を、西方面に向けて移動していたとの事です。職員は至急‥‥』

    『!? 中央通路を西って‥‥こっちだ‥‥』



    『虎の接近を知らせるアナウンス。ここでドッキリは佳境へ向かい、最後の仕掛けが動き出す‥‥』


    ガタン

    『ひっ!』

    D『ひ、響ちゃん‥‥』

    『ディレク‥‥!?』

    15 = 1 :

    『怯える我那覇の元に現れたのは、なんと、血塗れになった瀕死の番組ディレクター』

    美希「怖い怖い怖い!」

    千早「ドッキリだって知らなかったら、腰を抜かしそうね」

    D『響ちゃん‥‥奴が‥‥奴がここに向かっている‥‥』

    『そんな‥‥ど、どうするんさー!?』

    D『君は、そこのロッカーに隠れるんだ‥‥』

    『ディ、ディレクターは!?』

    D『俺は奴を食い止める!』

    『そ、そんなの無理だぞ! 死んじゃうってば!』

    ガシャーン!

    『!!!』

    D『奴が来た! 早く! 時間がない!』

    『うう‥‥』

    D『さあ、早く中に!』

    『ディレクター‥‥』

    16 = 1 :

    『ロッカーに押し込まれる我那覇。中からは、外の様子を窺い知る事はできない』

    ガシャーン ドタンバタン

    『‥‥っ』


    『我那覇の恐怖を煽るように、格闘する音が室内に響く。その時、意外な展開が!』


    D『響ちゃん! やったぞ! もう大丈夫だ!』

    『え!?』

    D『もう、外に出ても平気だぞ!』

    『ディレクターの言葉に、恐る恐るロッカーの戸を開ける我那覇。彼女の目に飛び込んだものとは!?』






    17 = 1 :

    レフェリー『ギブアップ? ギブアップ!?』

    『ノー! ノー!』

    『‥‥は?』


    春香・千早・美希「wwwwwwww」


    『我那覇の目の前には、謎の覆面レスラーに関節技を仕掛ける、元気なディレクターの姿が。そして‥‥』

    タイガー『‥‥!』パンパンパン

    アナウンス『4分18秒! 勝者、ディレクター!』

    D『うぇーい!』

    『え? ちょ、あの‥‥何?』


    『完全に置いてけぼりの我那覇。ここでネタばらし』

    18 :

    >>16
    くそwwwwwwwwwww

    19 = 1 :

    『へ? ドッキr‥‥もー! ちょ‥‥もーーーっ!』

    タイガー『ガオーッ!』

    『うっさい! あーもう! 本気で怖かったんだぞ!』グスグス

    D『wwwwじゃあ響ちゃん、カメラに向かって‥‥せーの!』

    『ドッキリ、大・成・功!‥‥んもー!』

    チャンチャン♪




    パチパチパチパチ

    春香「いやー‥‥すごいね!」

    千早「ちなみに、途中で血塗れの仕掛け人が登場したでしょう?」

    春香「うん」

    千早「あれ、2時間かけてメイクしたそうよ」

    春香美希「wwwwwww」

    千早「我那覇さん、どうだった? 感想は」

    20 = 1 :

    「どうもこうもないさー! ‥‥あのね、こんな事言いたくないんだけどさ」

    春香「うん」

    「自分、アイドルなんだけど。お笑い芸人とかじゃないんだけど」

    春香「わかってるわかってるwww」

    美希「でもほら、今回のドッキリ、すごく豪華だったの」

    「何が?」

    美希「最後に登場したプロレスラーさんなんだけど‥‥ええと‥‥新日本プロレス所属、四代目のタイガーマスクさんで、巡業で忙しい中、今回は無理を言って参加してもらったの。ご協力、ありがとうございましたー!」

    「知らんさ! っていうか、無理を言って人気レスラーを呼ぶほど高尚な企画じゃないぞ!」

    千早「まあ、たしかに‥‥ww」

    春香「それにしても、ちょっと意外だったなあ。響ちゃん、動物好きでしょ?」

    「うん」

    春香「ワニとかと一緒に暮らしてるんだし、ここまで怖がるとは思わなかったなあ」

    「ああ、その事? スタッフもそう思ったらしいんだけど‥‥自分と一緒に暮らしてる皆は、ずっと一緒にいるから、人を襲うとか絶対にしないって保障できるし」

    春香「うんうん」

    21 :

    タイガーマスクは卑怯wwwww

    22 = 1 :

    「人間だってそうだけど、初対面じゃやっぱり勝手が違うんさー。ひょっとしたら、打ち解ける前にやられる可能性もあるし」

    千早「なるほどね」

    「それに、一回も姿を見なかったっていうのも大きいぞ。もう、自分の中のイメージで考えるしかないから‥‥」

    春香「あ、それはわかるかも」

    「もう、段々イメージの中で怖くなっていってさ。最終的には、虎だって言われてるのに、角とか生えてそうなイメージだったぞ」

    美希「wwwwwww」

    春香「疑問も解消されたところで、そろそろ次のターゲットを呼ぼうか。その前に響ちゃん、カメラに向かって何か一言!」

    「え?‥‥みんな! 楽しんでもらえた?」

    春香「お、ずいぶんアイドルっぽく‥‥w」

    「その内、ここにいる3人とスタッフを殴りつけてやるから、楽しみにしててほしいさ!」

    3人「wwwww」

    24 = 1 :

    春香「いやー、随分と遺恨を残す企画みたいだけど‥‥次はどうする? 誰のを見ようか」

    千早「そうね‥‥我那覇さんに決めてもらえば?」

    「お、いいの?」

    千早「まあ、いいんじゃないかしら」

    「別に、他の誰かが、自分と同じような目に逢うのが見れれば、誰でもいいんだけど‥‥」

    春香「すっかりやさぐれちゃって‥‥w」

    「じゃあ、貴音にしようかな」

    春香「了解! じゃあ、四条貴音さんに登場してもらいましょう! どうぞー!」

    ワーワーワー パチパチパチパチ

    貴音「皆様、こんばんは。四条貴音です」

    春香「貴音さんは、普段あんまりこういう企画に参加しないと思うんですけど‥‥」

    貴音「そうですね‥‥わたくし、今回の企画を受けて、実感した事があります」

    千早「なんですか?」

    貴音「今までの人生で、初めて体験したのですが‥‥人間、過度のすとれすを受けると、体調がおかしくなるという‥‥」

    貴音以外「wwwwwww」

    26 = 1 :

    貴音「撮影後、3日間くらいでしょうか‥‥何やら、耳鳴りが止まりませんでした」

    春香「wwwwちょ、ちょっとスタッフさん! 体壊しちゃってるじゃないですか!」

    千早「私達の仲間に、なんて事をしているんですかw」

    美希「あ、カンペなの‥‥『四条さんのドッキリは、軽かったので反省しています』って‥‥wwwww」

    千早「あなた達はもう‥‥本気を出したら、ドッキリで人を殺せるんじゃないですか?」

    「いやー‥‥あれだな。なんか、楽しくなってきたぞ」

    春香「自分が終わったからって‥‥w まあいいや。そろそろVTR行きましょうか!」

    千早「四条さん、お願いします」

    貴音「はい。それでは‥‥ぶいてぃあーる、すたーと!‥‥へーい!」

    春香「いや、別に面白く言わなくても‥‥w」



    『四条 貴音。
     そのミステリアスな雰囲気と、上品な物腰で、世の男性を魅了する彼女。
     また、ラーメン好きという意外な一面を持ち、当番組でも人気コーナー、四条 貴音のラーメン探訪を担当している。
     そんな彼女にドッキリの魔の手が忍び寄る!
     今宵、秘密のベールに包まれた、本当の姿が明らかになる!』

    27 = 1 :

    『過激なグルメ! もしも、取材先のラーメンが激マズだったら?』


    春香「あー、なんか、若手の芸人さんが仕掛けられてるの見た事あるかも」


    『某日、我々は、ラーメン探訪の打ち合わせの名目で、ターゲットを呼び出した。無論、コーナーの担当スタッフは、全員が仕掛け人』


    貴音『おはようございます。本日もよろしくお願いいたします』

    スタッフ達『おはようございまーす!』

    D『おはよう四条さん。すみませんね。お忙しい中、時間とらせて』

    貴音『いいえ、構いません。ですが、不思議ではありますね。普段ならば、事前の打ち合わせはすたっふの皆様だけで行い、わたくしは撮影当日まで何も知らずにいるというのに』

    D『ええ。その方が、素直なリアクションが貰えますからね。けど今回は、ちょっと事情がありましてね‥‥』

    貴音『事情‥‥ですか?』

    D『次の取材先なんすけど‥‥『武藤』ってラーメン屋、聞いた事ありません?』

    貴音『武藤‥‥! 残念ながら実際に味わった事はないのですが、雑誌などではよく! いつかは口にしてみたいと‥‥』

    28 = 1 :

    「貴音、テンション上がってる‥‥w」


    D『ええ。テレビや雑誌での人気ラーメン店ランキングでは不動のトップをキープ。平日の朝からでも、数時間待ちの行列は当たり前、ここで一度ラーメンを食ったら、他の店には行けない者までいるという、凄まじい店なんです』

    貴音『次回は、その武藤に?』

    D『ええ、まあ。でも、問題がありましてね。ここの店主というのが、もの凄く権力を持ってるんですよ。ラーメン業界で』

    貴音『権力、ですか?』

    D『ええ。何せ、ラーメン界のドン、との異名を持つくらいでして‥‥万が一、武藤の店主の機嫌を損ねてしまった場合ですね‥‥』

    貴音『はい』

    D『向こう数年‥‥下手をしたら、永久に、この局はラーメンの番組を作れなくなりますね』

    貴音『なんと!』

    D『現にですね、武藤の店主を怒らせてしまったために、全国のラーメン店に出入り出来なくなって、廃刊に追い込まれた雑誌もあるくらいなんすよ』

    貴音『で、ですが‥‥たかだか一軒のらぁめん屋に、そこまでの力があるとは、俄かには信じられません‥‥』


    『流石に設定に無理があるのか、疑う四条。このままでは、番組が成立しなくなってしまう。そこで‥‥』


    D『お願いします! 知っているかもしれませんけど、テレビにとってラーメンってのは、すごく重要な物なんです! 視聴率の要なんです! もしも何かあったら、俺達全員のクビが飛ぶんです!』ガバッ

    貴音『そ、そんな! どうか、顔をお上げください!』

    29 = 1 :

    スタッフ達『お願いします! 四条さん!』ガバッ

    貴音『!?』


    『アイドル達よ、見るがいい! これが、バラエティに命をかける、男達の生き様だ!』
    (arcadiaのサビに合わせて、スタッフ1人1人の土下座姿がクローズアップ)


    春香「wwwwwwwww」

    美希「くだらないの!www くだらなさすぎるの!wwwwww」

    千早「こんなところで私の曲使わないでwwww」

    美希「ミキもう、ここのスタッフの人たち大好きwwww」

    「お、お腹痛いぞ!wwwww」

    貴音「」イラッ

    30 = 1 :

    貴音『‥‥本当に、もう顔をお上げくださいませ。皆様のお気持ち、しかと受け止めました』

    D『じゃあ!』

    貴音『はい。私に出来る事ならば、協力は惜しみません』

    D『四条さん‥‥じゃあ、ひとつ約束して欲しいんです。今回、四条さんには、武藤の新作ラーメンをいくつか食べてもらう予定になってます』

    貴音『はい』

    D『それでですね、杞憂だとは思うんですが、万が一口に合わない物が出てきた場合にもですね、それを顔に表さないでもらいたいんです!』

    貴音『‥‥それだけでいいのですか?』

    D『はい! 名店ですんで、心配はいらないと思うんですが、念のためにお願いしたいんです!』

    貴音『承知いたしました。四条 貴音、皆様の熱意を決して無には帰しません』

    D『よろしくお願いします!』

    スタッフ達『よろしくお願いしまーっす!』

    貴音『ふふ‥‥なんと気持ちのいい方達なのでしょう。これは、期待を裏切れませんね』


    『自分が裏切られているとは、夢にも思っていない四条』


    「wwwww」

    31 :

    みなみけ

    32 = 1 :

    『そんな彼女が地獄を味わう、撮影当日がやってきた』


    貴音『らぁめん。それは最早ただの(ry』

    貴音『馬をさえ ながむる雪の あしたかな‥‥雪も降り積もり、寒さが身に凍みる今日この頃。皆さん、如何お過ごしですか? 四条 貴音です』

    貴音『本日はここ、誰もが知る名店、武藤へとお邪魔させて頂いています』

    店主『しゃーぉらあ! よく来たな!』

    貴音『よろしくお願いいたします』

    店主『今日はよ! うちで新しく出すラーメンをいくつか食わせてやるからな! 楽しみにしててくれよ!』

    貴音『はい。私、今から食欲を抑えるのに大変です』

    店主『はっはっは! じゃあよ! 早速食ってもらうとするか!』


    【ドッキリラーメン一品目、単純に不味いラーメン】

    『当番組のADが、説明書きも読まず、目分量と勘を頼りに作った市販の生ラーメン。麺はふやけ、スープは薄い』


    店主『でぃーや! お待ち!』

    貴音『では、いただきます。まずはスープから‥‥』ズズッ

    33 = 1 :

    貴音『‥‥次に、麺も頂いてみましょう』ズルルル

    貴音『‥‥大変あっさりとしていて、えー‥‥』


    美希「いきなりコメントに困ってるのwwww」


    貴音『万人に‥‥そう! 小さな子供から、お年を召した方にまで愛される味ではないでしょうか』


    『上手くコメントをまとめた四条。だが、こんな物を愛する人間はいない』


    貴音『‥‥‥‥』ズルルル ズズッ モグモグ

    貴音『ふう‥‥ご馳走様でした。私、武藤のらぁめんは初めて食しましたが、らんきんぐを上り詰めた理由がわかりますね』


    『四条、最初の関門をクリア。だが、こんな物はまだまだジャブに過ぎない。本番はこれからである』

    店主『いい食いっぷりだな! じゃあよ! 次のラーメンいってみるか!』


    【ドッキリラーメン二品目、酢ラーメン】

    『スープの代わりに、酢を使用したラーメン。酸味と臭いが、容赦なく襲い掛かる』


    店主『これはよ! 疲れた時に元気を出せるように開発したラーメンなんだ!』

    34 :

    もちろん全員分書いてあるんだよな?

    35 :

    サンラータンメン的な

    36 = 1 :

    貴音『客に対するその心遣い‥‥素晴らしいですね。では、今度もスープから‥‥』ズズッ

    貴音『けほっ! けほっ! こ、これは‥‥!』

    貴音『た、確かに、えほっ! 確かに、疲れている時にはうってつけの味ではないでしょうか。夏場にもちょうどいいかも知れませ、けほっけほっ!』

    貴音『で、では次に、麺を‥‥』ズルル

    貴音『ばぶっ!』


    春香「wwwwwwwww」

    「吹いたwwww口に入ったの全部出てきたぞwwwww」

    千早「く、苦し‥‥お腹いたいwwwww」


    貴音『し、失礼いたしました。気を取り直して‥‥』ズルル

    貴音『んぶふっ!』


    美希「wwwwwも、もうやめ‥‥wwww息できな‥‥wwwww」

    千早「wwwwwwwww」


    >>34
    書いてあるよ。後半がメインのつもり

    38 = 1 :

    店主『おう! 何してんださっきからよ!』

    貴音『も、申し訳ありません! 実はその‥‥先日から風邪気味で、喉が少し‥‥あー、あー』


    「wwwwww」

    春香「た、貴音さん、面白すぎ‥‥wwwwww」

    美希「今まで、そんな素振り全然なかったのwwwww」


    店主『それでもお前、これくらいなんともないだろうが! ええ! 貸してみろ!』


    『四条の器を奪い取る店主。予定では、ここで平然と食べ、四条の自信を無くさせる筈なのだが‥‥』


    店主『ぐぶふっ!』


    春香「wwwwwwww」

    美希「何してるの!wwww 何してるの!wwwwww」


    『仕掛け人が、まさかの自爆』


    店主『こ、これはちょっと、失敗だったかも知れないな! 次で口直ししてくれ!』

    39 = 1 :

    【ドッキリラーメン三品目、苦いラーメン】

    『苦瓜のペーストをベースに、苦味の強い食材を配合したラーメン。体にはいいが、味は最悪』


    貴音『何やら‥‥全体的に、トロトロとしていますね。麺によく絡みそうです』ズズッ

    貴音『んんぅん!』


    春香「声がwww初めて聞くような声がwwwww」

    「貴音wwwwどっからそんな声出してるんさwwwwww」


    貴音『こ、これは‥‥医食同源という言葉がありますが、このらぁめんは、まさにその王道ですね。食べるだけで、体が中からきれいになるようです‥‥』ズルル


    『素晴らしいコメントをしているようだが、その表情は暗い。更に‥‥』


    店主『次はこいつを食ってくれよ! 世にも珍しい、デザート感覚のラーメンだ!』

    貴音『』

    40 = 21 :

    酢オンリーとか無理に決まってんだろ

    41 = 1 :

    【ドッキリラーメン四品目、甘いラーメン】

    『一品目のまずいラーメンに、プリンと生クリーム、サクランボをトッピング。熱でクリームが溶け出し、その様はまさに地獄絵図』


    貴音『これは‥‥』チラッ

    D『‥‥‥‥』プルプル

    貴音『(あの御姿‥‥小刻みに震えていて、でぃれくたー様の不安が手に取るように感じられますね。私も手助けをせねば!)』

    D『‥‥‥‥』←笑いを堪えるのに必死

    貴音『‥‥いただきます』


    『何かにとりつかれたかのように、一心不乱に激マズラーメンに挑む四条。だが、よく見ると‥‥』


    貴音『もぐもぐ‥‥ぐすっ』


    「貴音、涙目になってる‥‥wwww」

    春香「なんで‥‥なんでこんな辛い思いしてラーメン食べなきゃいけないのwww」

    42 = 1 :

    貴音『ふう‥‥ごちそうさまでした』

    店主『いい食いっぷりだな! じゃあ、次はこれだ! こいつで最後だからよ!』


    【ドッキリラーメン、五品目‥‥酢ラーメン】

    春香「ちょwwwwwww」

    千早「wwwwwwwwwww」

    美希「ひどいwwwwひどすぎるのwwww」


    貴音『こ、この香りは‥‥うう‥‥』ズルル

    貴音『はぷっ!』ブーッ


    「ダメだwwww自分、貴音が酢ラーメン食べてる映像見せられたら、多分、親の通夜でも笑っちゃうぞwwwww」

    美希「ひーっ! く、苦しい! 苦しいの!wwww」

    「こ、これ、もうさ‥‥麺が一回貴音を経て器に還ってるだけだぞ‥‥www」

    美希「貴音を経て‥‥」

    春香「器に‥‥」

    千早「還る‥‥w」

    43 = 1 :

    4人「あはははは! 貴音を経て器に還る!wwwwwwwwww」

    貴音「」


    『既に、四条に笑顔は無い。だが、番組のために奮闘するその姿に、我々も罪悪感が芽生えたので、ここでネタばらし』


    春香「罪悪感生まれるの遅いよwwww」


    店主『おい! さっきからよ! まるで、まずい物食ってるみたいな顔じゃねえか!』

    貴音『そ、そんな事は決して‥‥!』

    店主『こんな映像流されたらな! うちも商売あがったりだからよ! 責任者は誰だよ!』

    D『す、すみません! 私です!』

    店主『今後、あんたの局はうちに出入りして欲しくねえな! ええ!?』

    D『そこをなんとか!』

    四条『も、申し訳ありません。全て私の責任なのです。何卒お許しを‥‥』

    店主『じゃあよ、最後のチャンスだ。このラーメンを美味そうに食ってみろよ! ええ!』

    貴音『‥‥はい』

    44 = 1 :

    【ドッキリラーメン六品目は‥‥美味しいラーメン】

    『普段、この店で提供している、正真正銘の看板商品。秘伝の製法で煮込まれた琥珀色のスープ。上質の小麦粉を使用した中華麺。チャーシューは噛み応えのあるしっかりとした嬉しい厚さ』


    貴音『いただきます‥‥まずは‥‥』ズズッ

    貴音『!?』

    貴音『つ、次は、麺をいただいてみます』ズルル

    貴音『!!!!!』

    店主『おう! どうなんだよ!』

    貴音『‥‥しい‥‥』

    店主『?』

    貴音『おいしい‥‥おいひいれすぅ‥‥!』


    「泣wwwいwwwwたwwww」

    千早「四条さんかわいいwwwwww」


    貴音『えぅ‥‥濃厚な味でありながら‥‥ぐすっ‥‥上品な後味で、まさしく、らぁめん界の王者にふさわし‥‥ひっく‥‥』モグモグ

    45 = 1 :

    店主『‥‥‥‥』プルプル

    D『‥‥‥‥』プルプル

    貴音『ふう‥‥ぐすっ‥‥ご主人、ご馳走様でした。私、これほど美味しいらぁめんは、今まで口にした事がありません』

    店主『そうかい。それじゃあ仕上げに、丼の底に書いてる文字を大きな声で読んでみてくれよ!』

    貴音『はい? あ、確かに、何か文字が‥‥ど‥‥っき‥‥り?』

    貴音『え? どっき‥‥え?』

    D『し、四条さん、大きい声で』プルプル

    貴音『どっきり大成こ‥‥でぃれくたー様!?』

    D『wwwwwwww』

    貴音『騙したのですか!? 騙したのですね!?』

    D『あ、あんなラーメン作ってwwwwランキングトップになるわけないっしょwwwww』

    店主『それにお嬢ちゃん。いくら美味いラーメンだからって‥‥全国のラーメン屋からテレビ締め出せないからなwww』

    貴音『』

    46 = 1 :

    『で、でもあの、なんで泣いたんすか? 泣くほど美味しかった的な?w』

    貴音『それが‥‥皆様の顔に泥を塗る事が避けられたと安堵した瞬間、何やら抑えが効かなくなりまして‥‥』

    D『マジっすか。いやー‥‥四条さんが如何に、我々スタッフの事を考えてくれているかがわかりました! 今後も四条さんのために、美味しい店を探す熱意が沸きましたよ! な!』

    スタッフ『うぇーい!』

    貴音『な、何やら、きれいに誤魔化されている気もしますが‥‥ここまで騙されては、怒る気にもなりませんね』

    D『それじゃあ四条さん! カメラに向かって、改めて!』

    貴音『はあ‥‥どっきり、大・成・功!』

    チャンチャン♪



    春香「はい! というわけで、貴音さんのVTRでした!」

    千早「はあ‥‥面白かったわね」

    「もう、後の放送時間は、貴音が麺を吹き出す部分ばっかり流してればいいんじゃない? 自分ならそれで2時間笑ってられるぞ」

    47 = 34 :

    これは貴音はキレても許される

    48 :

    かわいい

    49 = 1 :

    美希「ばぶっ!」

    春香「wwwwwww」

    千早「美希wwwwやめてwwwww」

    「苦しーっ! お腹いたーい!wwwww」

    貴音「」イララッ

    春香「はーっ‥‥それで貴音さん。スタッフさん達とは、その後どうなんです?」

    貴音「どう‥‥とは?」

    「ああ。自分の場合、仕掛け人は知らない役者さんだったけど、貴音は知り合いに直接騙されたわけだしね」

    千早「何かこう‥‥遺恨のようなものは」

    貴音「ああ、そういう事ですか。それならば、問題ありませんよ。彼らが番組作りに捧げる熱意は本物だと理解しておりますので」

    美希「貴音、大人なの」

    貴音「それに‥‥すたっふの皆様も、私以上に苦い思いをされたようですので」

    春香「どういう意味です?」

    貴音「わたしのどっきりを行う前に、すたっふ総出で試食をしたらしいのです」

    春香「ええwwww」

    50 = 1 :

    貴音「あいどるに食べさせられる、ぎりぎりの線を見極めるためだそうです。それに、その段階では、ひどく辛いらぁめんも出される予定だったらしいのですが‥‥」

    美希「そういえば、激辛はお約束なの。今回は無かったよね」

    貴音「私の喉を気にかけて下さったようです」

    春香「ああ、なるほど。スタッフさん達の優しさですね」

    貴音「まあ、優しさというならば、こんな事をそもそもしないで欲しいものですが」

    春香「wwwww」

    貴音「とにかく、私だけでなく、自らをも犠牲にするその精神を知って、怒るわけにもいかなくなりました。こういう言い方はどうかと思うのですが‥‥」

    春香「はい」

    貴音「所謂、いい意味で頭の悪い方というのは、実在するのですね」

    春香「wwwwwww」

    美希「あそこにいるの。あそこに立ってる人達が、いい意味で頭の悪い大人達なの」

    千早「ちなみに、色々とラーメンが出てきていましたけど、どれが一番辛かったですか?」

    貴音「そうですね‥‥映像では酢らぁめんの印象が強いですが、甘いらぁめんが‥‥」

    「あー‥‥www」


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