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元スレほむら「まどかの幸せと、みんなの幸せ……」
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ほむら「……さぁ。どうかしらね」
QB「やれやれ……君のことは読めないと思っていたけれど、まさかこれほどとはね。
殺人なんて犯して何の意味があるんだい?相手は魔法少女でもない一般人じゃないか」
ほむら「今はそうだけど、いずれはそうでない可能性もあるわ」
QB「そうなのかい?」
ほむら「……あなた、何を……」
QB「僕はこの子のことは知らないよ。
素質があったなら気付いてもおかしくはないはずだけど……」
……キュゥべえは、美国織莉子のことに気付いていなかった……?
いえ……待って、それより、今なんて言った?
“素質があったなら気付いてもおかしくはない”?
何よ、それ。
それじゃあまるで……。
ほむら「“この”美国織莉子には……素質は、なかったの……?」
QB「やれやれ……君のことは読めないと思っていたけれど、まさかこれほどとはね。
殺人なんて犯して何の意味があるんだい?相手は魔法少女でもない一般人じゃないか」
ほむら「今はそうだけど、いずれはそうでない可能性もあるわ」
QB「そうなのかい?」
ほむら「……あなた、何を……」
QB「僕はこの子のことは知らないよ。
素質があったなら気付いてもおかしくはないはずだけど……」
……キュゥべえは、美国織莉子のことに気付いていなかった……?
いえ……待って、それより、今なんて言った?
“素質があったなら気付いてもおかしくはない”?
何よ、それ。
それじゃあまるで……。
ほむら「“この”美国織莉子には……素質は、なかったの……?」
QB「今となっては本当のところは分からない。
ただ、僕はさっきからこの近くに居たんだけど、この子の存在には気付かなかった。
僕たちは、ある程度近付けば素質のある子には大抵は気付く。
なのにこの子には気付かなかったということは、素質がなかった可能性が高いってことさ。
あくまでも可能性であって、断言できるものじゃないけどね」
そう……そうだ、あくまでも可能性……いや、あり得ない……。
素質がなくなるイレギュラーなんて、あり得ない……。
……本当に……?
本当にそう言える?
この時間軸では、“あり得ない”レベルのイレギュラーが、もう何回起こってる?
巴さんに、杏子に、上条恭介に、まどか……。
それだけおかしいことが起こったなら……
“素質がない”なんてあり得ないイレギュラーも、起こり得る……?
もしそうだとすれば……私は、私は……
本当に何の罪もない人間を……殺してしまったことになる。
ただ、僕はさっきからこの近くに居たんだけど、この子の存在には気付かなかった。
僕たちは、ある程度近付けば素質のある子には大抵は気付く。
なのにこの子には気付かなかったということは、素質がなかった可能性が高いってことさ。
あくまでも可能性であって、断言できるものじゃないけどね」
そう……そうだ、あくまでも可能性……いや、あり得ない……。
素質がなくなるイレギュラーなんて、あり得ない……。
……本当に……?
本当にそう言える?
この時間軸では、“あり得ない”レベルのイレギュラーが、もう何回起こってる?
巴さんに、杏子に、上条恭介に、まどか……。
それだけおかしいことが起こったなら……
“素質がない”なんてあり得ないイレギュラーも、起こり得る……?
もしそうだとすれば……私は、私は……
本当に何の罪もない人間を……殺してしまったことになる。
あり得ない……。
でも、そうは言い切れない……。
でも、そんなことあり得ない……。
でも、でも、でも……。
わからない……わからない……。
私は、殺してしまったの……?
一般人を、罪のない人間を、まどかの友達を……殺してしまったの?
いや……でも仕方なかった。
ああするしかなかった。
たとえそう、本当に素質がないなんてイレギュラーが起こり得たとしても、
本当に起こってたかどうかなんて、分からない。
キュゥべえが気付かなかっただけで、素質はあったかも知れない。
だから、可能性がある以上、私の目的の邪魔になる奴は殺すしかないんだ。
少しでも邪魔する可能性があれば、殺してしまっても、仕方ない。
あれ……?
だったら、“実際に邪魔をしている奴”は?
でも、そうは言い切れない……。
でも、そんなことあり得ない……。
でも、でも、でも……。
わからない……わからない……。
私は、殺してしまったの……?
一般人を、罪のない人間を、まどかの友達を……殺してしまったの?
いや……でも仕方なかった。
ああするしかなかった。
たとえそう、本当に素質がないなんてイレギュラーが起こり得たとしても、
本当に起こってたかどうかなんて、分からない。
キュゥべえが気付かなかっただけで、素質はあったかも知れない。
だから、可能性がある以上、私の目的の邪魔になる奴は殺すしかないんだ。
少しでも邪魔する可能性があれば、殺してしまっても、仕方ない。
あれ……?
だったら、“実際に邪魔をしている奴”は?
もうハッピーエンドにはならないんや……時間遡行するしかないんや……
そうだ……何を躊躇する必要があったんだろう。
殺せば良いんじゃないか。
躊躇う必要なんてない。
まどかを救うために、手段なんて選ぶ必要はない。
どっちにしろ私は、罪がなかったかも知れない人を殺したんだ。
なら、罪がある人間を殺さない理由なんてないじゃないか。
そうだ、殺そう。
あの女を殺そう。
今すぐ殺しに行こう。
まだ校舎に残ってるだろうか。
一応戻ってみよう。
それで、残ってたら殺そう。
転落死、そうだ転落死が良い。
それが一番自然だ。
時間を止めて、屋上にでも連れて行って、そこから突き落とそう。
殺せば良いんじゃないか。
躊躇う必要なんてない。
まどかを救うために、手段なんて選ぶ必要はない。
どっちにしろ私は、罪がなかったかも知れない人を殺したんだ。
なら、罪がある人間を殺さない理由なんてないじゃないか。
そうだ、殺そう。
あの女を殺そう。
今すぐ殺しに行こう。
まだ校舎に残ってるだろうか。
一応戻ってみよう。
それで、残ってたら殺そう。
転落死、そうだ転落死が良い。
それが一番自然だ。
時間を止めて、屋上にでも連れて行って、そこから突き落とそう。
もうほむらアンチ特有の胸糞エンドしか見えない
ここからどう巻き返すのか>>1の腕に期待
ここからどう巻き返すのか>>1の腕に期待
あの女は、すぐに見付かった。
まだ校舎に残ってた。
廊下を歩いている。
……手に、何か持ってる。
あれは……
ほむら「……!」
ハンカチ……見覚えがある柄だ。
あれは、まどかのハンカチ……!
やっぱりそうだったんだ。
あいつだったんだ。
あいつがまどかのハンカチを盗んだんだ。
許せない。
許せない許せない許せない……!
カチッ
ほむら「……さよなら」
まだ校舎に残ってた。
廊下を歩いている。
……手に、何か持ってる。
あれは……
ほむら「……!」
ハンカチ……見覚えがある柄だ。
あれは、まどかのハンカチ……!
やっぱりそうだったんだ。
あいつだったんだ。
あいつがまどかのハンカチを盗んだんだ。
許せない。
許せない許せない許せない……!
カチッ
ほむら「……さよなら」
・
・
・
QB「ずいぶん強引な手に出たね、暁美ほむら」
ほむら「何のことかしら」
QB「あの女生徒を殺害したのは君だろう?」
ほむら「…………」
QB「あぁ、そうだ。今更言っても仕方ないことかも知れないけど、一応情報を与えておくよ」
ほむら「……何」
QB「彼女はまどかのハンカチを盗んだわけじゃないよ。
僕は今日1日中、ずっと彼女のことを見ていたからね」
ほむら「何を言ってるの……。それなら何故、あいつはまどかのハンカチを持っていたの」
QB「落ちてたハンカチを拾ったんだよ。
そして君が彼女を発見した時は、君たちの教室へ向かっていたんじゃないかな。
歩いていた方向から考えて、その可能性は高い。つまり……もしかしたら彼女は、
拾ったまどかのハンカチを本人に返そうとしていたんじゃないのかい?」
・
・
QB「ずいぶん強引な手に出たね、暁美ほむら」
ほむら「何のことかしら」
QB「あの女生徒を殺害したのは君だろう?」
ほむら「…………」
QB「あぁ、そうだ。今更言っても仕方ないことかも知れないけど、一応情報を与えておくよ」
ほむら「……何」
QB「彼女はまどかのハンカチを盗んだわけじゃないよ。
僕は今日1日中、ずっと彼女のことを見ていたからね」
ほむら「何を言ってるの……。それなら何故、あいつはまどかのハンカチを持っていたの」
QB「落ちてたハンカチを拾ったんだよ。
そして君が彼女を発見した時は、君たちの教室へ向かっていたんじゃないかな。
歩いていた方向から考えて、その可能性は高い。つまり……もしかしたら彼女は、
拾ったまどかのハンカチを本人に返そうとしていたんじゃないのかい?」
まどマギSSはよっぽどタイトルに惹かれない限りもう読む気起きん
ほむら「……ハンカチはまどかがただ落としただけ、そう言いたいの?」
QB「それだけじゃない。もしかしたら、あの日でイジメは終わっていた可能性もある。
彼女は自分の行為を反省していて、あの日以降まどかを襲った不幸は
本当に全部ただの偶然だったという可能性さ。
そもそも、服の傷や汚れに関してはまどかが気付いていなかっただけで
もっと以前からあったものかも知れないんだしね」
ほむら「…………」
QB「もしそうだとすれば、ほむら。君は罪のない人間を2人も殺してしまったことに……」
ほむら「関係ないわ。もしあなたの言うことが本当だったとしても、
あの女がイジメをしていたことは事実だもの」
QB「……彼女が罪を悔い、反省していたとしてもかい?」
ほむら「えぇ。まどかに危害を加える可能性は残っているでしょう?なら殺すしかない」
QB「君は……随分考え方が極端になったようだね」
ほむら「思い出しただけよ。手段を選んでいる場合じゃないと」
QB「それだけじゃない。もしかしたら、あの日でイジメは終わっていた可能性もある。
彼女は自分の行為を反省していて、あの日以降まどかを襲った不幸は
本当に全部ただの偶然だったという可能性さ。
そもそも、服の傷や汚れに関してはまどかが気付いていなかっただけで
もっと以前からあったものかも知れないんだしね」
ほむら「…………」
QB「もしそうだとすれば、ほむら。君は罪のない人間を2人も殺してしまったことに……」
ほむら「関係ないわ。もしあなたの言うことが本当だったとしても、
あの女がイジメをしていたことは事実だもの」
QB「……彼女が罪を悔い、反省していたとしてもかい?」
ほむら「えぇ。まどかに危害を加える可能性は残っているでしょう?なら殺すしかない」
QB「君は……随分考え方が極端になったようだね」
ほむら「思い出しただけよ。手段を選んでいる場合じゃないと」
QB「仮にまどかが危害を加えられたとしても、死ぬわけじゃない。
殺人まで犯す必要性はあまり感じられないけれど……」
ほむら「死ぬわけじゃなくても契約してしまうでしょう」
QB「まどかに契約させないことがそんなに大事なのかい。
どうやら君の目的は、元を辿ればそこが全てのようだ。
ワルプルギスの夜を倒すのも、まどかに契約させないため……そういうことだね」
ほむら「えぇ、その通りよ。私は絶対に、まどかに契約なんかさせない。
そのためなら、どんな手だって使う」
そう……思い出した。
私にとっては、まどかに契約させないことこそが全て。
もう手段は選ばない。
殺人を犯した以上、何を躊躇う必要もない。
私は、あの子のためなら……なんだって犠牲にする。
殺人まで犯す必要性はあまり感じられないけれど……」
ほむら「死ぬわけじゃなくても契約してしまうでしょう」
QB「まどかに契約させないことがそんなに大事なのかい。
どうやら君の目的は、元を辿ればそこが全てのようだ。
ワルプルギスの夜を倒すのも、まどかに契約させないため……そういうことだね」
ほむら「えぇ、その通りよ。私は絶対に、まどかに契約なんかさせない。
そのためなら、どんな手だって使う」
そう……思い出した。
私にとっては、まどかに契約させないことこそが全て。
もう手段は選ばない。
殺人を犯した以上、何を躊躇う必要もない。
私は、あの子のためなら……なんだって犠牲にする。
・
・
・
マミ「そん、な……。その魔女のせいで……」
ほむら「何千人と死ぬでしょうね。もちろん、あなたの家族も……。
でもあなたが居れば、その運命を回避できる」
マミ「ほ、本当なの……?私が魔法少女になれば、何千人の命を助けられるの……?」
ほむら「えぇ。だから、お願い。魔法少女になって、私と一緒に戦って……!」
マミ「っ……わかったわ。私、契約する」
QB「そうか。なら願い事を言うと良い」
マミ「私の願いは……みんなを守ること。そのための力が欲しい……!」
QB「わかった、契約は成立だ。その祈りなら、君はきっととても強い魔法少女になれるよ」
・
・
マミ「そん、な……。その魔女のせいで……」
ほむら「何千人と死ぬでしょうね。もちろん、あなたの家族も……。
でもあなたが居れば、その運命を回避できる」
マミ「ほ、本当なの……?私が魔法少女になれば、何千人の命を助けられるの……?」
ほむら「えぇ。だから、お願い。魔法少女になって、私と一緒に戦って……!」
マミ「っ……わかったわ。私、契約する」
QB「そうか。なら願い事を言うと良い」
マミ「私の願いは……みんなを守ること。そのための力が欲しい……!」
QB「わかった、契約は成立だ。その祈りなら、君はきっととても強い魔法少女になれるよ」
・
・
・
杏子「……そっか、見滝原は、そんな大変なことになってるんだね」
ほむら「風見野のあなたには関係ないかも知れない……。
でもお願い。あなたの力が必要なの。私たちのために、力を貸して……!」
杏子「ちぇっ……。父さんみたいに、そんな力に頼らずにみんなを救えるようになりたかったんだけどな。
そういうことならしょうがないね。良いよ、あたしなんかで良ければいくらでも手伝う。
それで多くの命が助かるってんなら、断る理由もないしね」
ほむら「……ありがとう、杏子」
杏子「ならあたしの願いは……そうだな、家族がみんな幸せに暮らせますように。これで良い」
QB「よし、契約は成立だ。君の祈りは、間違いなく遂げられるよ」
・
・
杏子「……そっか、見滝原は、そんな大変なことになってるんだね」
ほむら「風見野のあなたには関係ないかも知れない……。
でもお願い。あなたの力が必要なの。私たちのために、力を貸して……!」
杏子「ちぇっ……。父さんみたいに、そんな力に頼らずにみんなを救えるようになりたかったんだけどな。
そういうことならしょうがないね。良いよ、あたしなんかで良ければいくらでも手伝う。
それで多くの命が助かるってんなら、断る理由もないしね」
ほむら「……ありがとう、杏子」
杏子「ならあたしの願いは……そうだな、家族がみんな幸せに暮らせますように。これで良い」
QB「よし、契約は成立だ。君の祈りは、間違いなく遂げられるよ」
・
・
・
QB「意外だったよ。君は誰にも契約して欲しくなさそうだったのに、まさか逆に契約を促すなんて。
君にとってワルプルギスの夜を倒すこと……
つまり鹿目まどかの契約を阻止することは、本当に何よりも重要なことらしい」
ほむら「…………」
QB「それじゃあ、次はさやかに声をかけるのかな?」
ほむら「いいえ、そのつもりはないわ」
QB「どうしてだい?さやかもきっと、お願いすれば君と一緒に戦ってくれるはずだよ」
ほむら「美樹さんが契約すれば、まどかに影響が出てしまうもの」
QB「まぁ、確かにそうかも知れないね。ただ残念だけど、さやかはもう契約してるよ」
ほむら「……え?」
・
・
QB「意外だったよ。君は誰にも契約して欲しくなさそうだったのに、まさか逆に契約を促すなんて。
君にとってワルプルギスの夜を倒すこと……
つまり鹿目まどかの契約を阻止することは、本当に何よりも重要なことらしい」
ほむら「…………」
QB「それじゃあ、次はさやかに声をかけるのかな?」
ほむら「いいえ、そのつもりはないわ」
QB「どうしてだい?さやかもきっと、お願いすれば君と一緒に戦ってくれるはずだよ」
ほむら「美樹さんが契約すれば、まどかに影響が出てしまうもの」
QB「まぁ、確かにそうかも知れないね。ただ残念だけど、さやかはもう契約してるよ」
ほむら「……え?」
ほむら「そんな……!どういうこと!?今のあの子には、契約する理由なんてないはず!」
QB「契約する理由なら、今日できたじゃないか。それも、君が作り出したものが」
ほむら「な、何、を……」
QB「“美国織莉子を生き返らせて欲しい”。それがさやかの願いだよ」
ほむら「ッ……!」
QB「もちろん自分が辛かったからと言うのもあるだろうけど、
まどかの様子を見ていられなかったというのが大きいかも知れない。
まどかは酷く悲しんでいたようだったからね。
君にとっては残念かも知れないけど、当然の結果じゃないかな」
あの子は、まだ魔女の姿すら見ていない。
だから、認識していないんだ……魔法少女の危険性を……。
もっと……私がもっと詳しく、説明していれば。
……済んだことを悔やんでも、仕方がない。
こうなった以上、もうこのままやるしかない。
美樹さんにも、協力してもらいましょう。
そして4人で……ワルプルギスの夜を、倒す。
QB「契約する理由なら、今日できたじゃないか。それも、君が作り出したものが」
ほむら「な、何、を……」
QB「“美国織莉子を生き返らせて欲しい”。それがさやかの願いだよ」
ほむら「ッ……!」
QB「もちろん自分が辛かったからと言うのもあるだろうけど、
まどかの様子を見ていられなかったというのが大きいかも知れない。
まどかは酷く悲しんでいたようだったからね。
君にとっては残念かも知れないけど、当然の結果じゃないかな」
あの子は、まだ魔女の姿すら見ていない。
だから、認識していないんだ……魔法少女の危険性を……。
もっと……私がもっと詳しく、説明していれば。
……済んだことを悔やんでも、仕方がない。
こうなった以上、もうこのままやるしかない。
美樹さんにも、協力してもらいましょう。
そして4人で……ワルプルギスの夜を、倒す。
まどか宅
まどか「さやかちゃん……魔法少女になっちゃった」
QB「さやかのことが気になるかい、まどか」
まどか「……うん。魔法少女って、すごく、危ないんだよね……?」
QB「そうだね、魔女との戦いは常に命懸けだ。
でも、さやかだってそれは承知の上だろう。
織莉子の命を救うため、そして君のためなら、命を懸けるに値すると判断したんだろうし」
まどか「わ……わたしの、ため?」
QB「あくまでも僕の想像だけどね。君の悲しむ姿を、さやかは見たくなかったんじゃないかな。
即断して契約したのも、自分が先に契約することで君に契約させないためだったかも知れない。
君には危険な戦いなんてさせたくなかったんじゃないかな」
まどか「さやかちゃん……魔法少女になっちゃった」
QB「さやかのことが気になるかい、まどか」
まどか「……うん。魔法少女って、すごく、危ないんだよね……?」
QB「そうだね、魔女との戦いは常に命懸けだ。
でも、さやかだってそれは承知の上だろう。
織莉子の命を救うため、そして君のためなら、命を懸けるに値すると判断したんだろうし」
まどか「わ……わたしの、ため?」
QB「あくまでも僕の想像だけどね。君の悲しむ姿を、さやかは見たくなかったんじゃないかな。
即断して契約したのも、自分が先に契約することで君に契約させないためだったかも知れない。
君には危険な戦いなんてさせたくなかったんじゃないかな」
まどか「そう、なのかな……」
うん……そうかも知れない。
さやかちゃんは、昔からずっとわたしのことを守ろうとしてくれてた。
自意識過剰かも知れないけど、そんなさやかちゃんだから、
あの契約だってわたしのためなんだっていうのも……納得できる。
わたし……いつも守られて、助けられてばっかりだ。
さやかちゃんに色んなことで助けてもらって、守ってもらって。
イジメのことだって、誰にも迷惑かけたくなくて、内緒にしてたけど……
結局、転校してきたばっかりのほむらちゃんに助けてもらって。
わたし、こうやってこれからもずっと、誰かに助けてもらってばっかりなのかな。
誰かの役に立つことなんてなくて、迷惑ばっかりかけて。
そうやって、生きていくのかな……。
QB「ところで、まどか。一応訊いておくけど、君の願い事はまだ決まらないかい?」
うん……そうかも知れない。
さやかちゃんは、昔からずっとわたしのことを守ろうとしてくれてた。
自意識過剰かも知れないけど、そんなさやかちゃんだから、
あの契約だってわたしのためなんだっていうのも……納得できる。
わたし……いつも守られて、助けられてばっかりだ。
さやかちゃんに色んなことで助けてもらって、守ってもらって。
イジメのことだって、誰にも迷惑かけたくなくて、内緒にしてたけど……
結局、転校してきたばっかりのほむらちゃんに助けてもらって。
わたし、こうやってこれからもずっと、誰かに助けてもらってばっかりなのかな。
誰かの役に立つことなんてなくて、迷惑ばっかりかけて。
そうやって、生きていくのかな……。
QB「ところで、まどか。一応訊いておくけど、君の願い事はまだ決まらないかい?」
まどか「……わたしは……」
魔法少女になったら、誰かの役に立てるかもしれない。
でも、わたしは……まだ悩んでる。
ほむらちゃんは、わたしに契約なんてして欲しくない。
何度も何度も、そう言ってくれた。
さやかちゃんだって、わたしが契約しないように先に契約してくれたんだ。
もしここでわたしが契約しちゃったら、そんなみんなの思いを、無駄にすることになる。
だからわたしは、そんなに簡単に、契約するわけにはいかない。
もっとしっかり、はっきりした願い事が決まるまで、わたしは……。
まどか「ごめんね、キュゥべえ……。もう少し、考えさせて」
QB「そうか、わかった。僕の準備はいつでも出来てるからね。待ってるよ」
魔法少女になったら、誰かの役に立てるかもしれない。
でも、わたしは……まだ悩んでる。
ほむらちゃんは、わたしに契約なんてして欲しくない。
何度も何度も、そう言ってくれた。
さやかちゃんだって、わたしが契約しないように先に契約してくれたんだ。
もしここでわたしが契約しちゃったら、そんなみんなの思いを、無駄にすることになる。
だからわたしは、そんなに簡単に、契約するわけにはいかない。
もっとしっかり、はっきりした願い事が決まるまで、わたしは……。
まどか「ごめんね、キュゥべえ……。もう少し、考えさせて」
QB「そうか、わかった。僕の準備はいつでも出来てるからね。待ってるよ」
ほむホーム
さやか「その、2人とも契約は最近?」
マミ「えぇ……昨日、暁美さんにお願いされて契約したばかり」
杏子「あたしも、えっと……マミさんと一緒だよ」
さやか「あたしも昨日だから、みんな新人か……」
ほむら「これからワルプルギスの夜が来るまで、あまり日はない。
短期間で作戦会議と訓練をこなす必要があるわ。
少し大変かも知れないけど、みんな頑張ってちょうだい」
マミ「もちろん。たくさんの人の命がかかってるんだもの。全力で挑ませてもらうつもりよ」
杏子「だね。手を抜くつもりなんてこれっぽっちもない。それに、こっちだって命懸けなんだし」
さやか「うん……そうだよね。頑張ろう!」
さやか「その、2人とも契約は最近?」
マミ「えぇ……昨日、暁美さんにお願いされて契約したばかり」
杏子「あたしも、えっと……マミさんと一緒だよ」
さやか「あたしも昨日だから、みんな新人か……」
ほむら「これからワルプルギスの夜が来るまで、あまり日はない。
短期間で作戦会議と訓練をこなす必要があるわ。
少し大変かも知れないけど、みんな頑張ってちょうだい」
マミ「もちろん。たくさんの人の命がかかってるんだもの。全力で挑ませてもらうつもりよ」
杏子「だね。手を抜くつもりなんてこれっぽっちもない。それに、こっちだって命懸けなんだし」
さやか「うん……そうだよね。頑張ろう!」
・
・
・
魔女「ギャァアアアアア……!」
さやか「っよし!初陣にして初勝利!」
マミ「良かったぁ……」
杏子「さすがにこれだけ人数が居れば大丈夫だったね。ベテランのほむらも居るしさ」
ほむら「えぇ、そうね。危なげなく勝てたし、これならワルプルギスの夜にも勝てるでしょう」
QB「…………」
さやか「あ、ところでさ。まどかにはその、ワルプルギスの夜のことは話したの?」
ほむら「その必要はないわ。あの子に余計な心配をかけたくない」
さやか「でもさ……避難所にあたしたちが居ないって気付いたら、余計心配しちゃわないかな。
だからその、心配かけないような感じで説明するくらいはしておいた方が良いと思うんだけど……」
・
・
魔女「ギャァアアアアア……!」
さやか「っよし!初陣にして初勝利!」
マミ「良かったぁ……」
杏子「さすがにこれだけ人数が居れば大丈夫だったね。ベテランのほむらも居るしさ」
ほむら「えぇ、そうね。危なげなく勝てたし、これならワルプルギスの夜にも勝てるでしょう」
QB「…………」
さやか「あ、ところでさ。まどかにはその、ワルプルギスの夜のことは話したの?」
ほむら「その必要はないわ。あの子に余計な心配をかけたくない」
さやか「でもさ……避難所にあたしたちが居ないって気付いたら、余計心配しちゃわないかな。
だからその、心配かけないような感じで説明するくらいはしておいた方が良いと思うんだけど……」
もう>>375フラグがビンビン
ぬーべーのアカシックレコードの話思い出した
あのおっちゃんのタフネスは異常だろう
あのおっちゃんのタフネスは異常だろう
ほむら「それは……」
QB「それなら、僕の方から説明しておいても良いよ。君たちは忙しいだろうし」
ほむら「っ……いいえ。私が説明するわ」
QB「そうかい?それならそれで構わないけど」
確かに、美樹さんの言う通りかも知れない。
それに、キュゥべえに余計なことを吹き込まれるくらいなら、
私の口から説明しておいた方が良いに決まってる。
ほむら「とりあえず……今日これからの時間は、さっきの戦いの反省と、作戦会議に使いましょう。
鹿目さんには明日、私が説明するわ。それで良いわね」
杏子「よくわかんないけど……あたしたちのやることは決まってるんだしね」
マミ「えぇ。そうと決まれば早く場所を移しましょう」
QB「それなら、僕の方から説明しておいても良いよ。君たちは忙しいだろうし」
ほむら「っ……いいえ。私が説明するわ」
QB「そうかい?それならそれで構わないけど」
確かに、美樹さんの言う通りかも知れない。
それに、キュゥべえに余計なことを吹き込まれるくらいなら、
私の口から説明しておいた方が良いに決まってる。
ほむら「とりあえず……今日これからの時間は、さっきの戦いの反省と、作戦会議に使いましょう。
鹿目さんには明日、私が説明するわ。それで良いわね」
杏子「よくわかんないけど……あたしたちのやることは決まってるんだしね」
マミ「えぇ。そうと決まれば早く場所を移しましょう」
・
・
・
まどか「……そう、なんだ。そんなすごい魔女が……」
ほむら「えぇ。でも心配しないで。魔法少女が4人も居るんだもの。負けるはずがないわ。
だからあなたは、信じて待っていて。あなたのことは、私たちが必ず守る」
まどか「……うん。大丈夫、信じてる、から」
そう……きっとほむらちゃんも、さやかちゃんも、わたしを守ってくれる。
また、守ってくれる。
そしてわたしは、また守られる。
いつもみたいに、今までみたいに……。
・
・
まどか「……そう、なんだ。そんなすごい魔女が……」
ほむら「えぇ。でも心配しないで。魔法少女が4人も居るんだもの。負けるはずがないわ。
だからあなたは、信じて待っていて。あなたのことは、私たちが必ず守る」
まどか「……うん。大丈夫、信じてる、から」
そう……きっとほむらちゃんも、さやかちゃんも、わたしを守ってくれる。
また、守ってくれる。
そしてわたしは、また守られる。
いつもみたいに、今までみたいに……。
このままじゃワルプルギスもいなくなるイレギュラーも起きそうだ
当日
マミ「……いよいよね」
ほむら「みんな、覚悟は良いかしら」
さやか「う……うん」
杏子「な、なんだよさやか。怖いのかい?」
さやか「べ、別に怖くなんかないわよ!ただちょっと、そう、武者震いが止まらないだけで……。
それにあんただって、ちょっと声震えてるけど大丈夫なんでしょうね!」
杏子「ふ、震えてなんか!」
ほむら「……巴さん、あなたは大丈夫?」
マミ「怖くないと言えば、嘘になるわ……。でも、そんなこと言ってる場合じゃ、ない。
どんなに怖くても、私たちは……倒さないといけなんだから」
マミ「……いよいよね」
ほむら「みんな、覚悟は良いかしら」
さやか「う……うん」
杏子「な、なんだよさやか。怖いのかい?」
さやか「べ、別に怖くなんかないわよ!ただちょっと、そう、武者震いが止まらないだけで……。
それにあんただって、ちょっと声震えてるけど大丈夫なんでしょうね!」
杏子「ふ、震えてなんか!」
ほむら「……巴さん、あなたは大丈夫?」
マミ「怖くないと言えば、嘘になるわ……。でも、そんなこと言ってる場合じゃ、ない。
どんなに怖くても、私たちは……倒さないといけなんだから」
5
ほむら「っ……!来るわ、みんな準備して!」
4
杏子「も、もう覚悟決めてやる!どんな奴でもかかってこい!」
3
さやか「そうだ、あたしたちは魔法少女なんだ、負けるわけには、いかないんだ……!」
2
マミ「たくさんの命を、救うために……私たちは……!」
1
ほむら「今度こそ……決着をつけてやる!」
ワルプルギス「アハハハハハハ!アハハ、ウフフ、アハ、アハハハハハハハ!」
ほむら「っ……!来るわ、みんな準備して!」
4
杏子「も、もう覚悟決めてやる!どんな奴でもかかってこい!」
3
さやか「そうだ、あたしたちは魔法少女なんだ、負けるわけには、いかないんだ……!」
2
マミ「たくさんの命を、救うために……私たちは……!」
1
ほむら「今度こそ……決着をつけてやる!」
ワルプルギス「アハハハハハハ!アハハ、ウフフ、アハ、アハハハハハハハ!」
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- ほむら「まどかが欲しいと願って寝たら……」 (999) - [66%] - 2011/12/27 6:30 ★★★×5
- ほむら「まどかが割り箸になった……」 (195) - [65%] - 2011/5/16 19:15 ★★★×5
- ほむら「まどかが黒い下着を着けていた……」 (149) - [65%] - 2011/12/5 20:45 ☆
- ほむら「まどかに嫌われてみようかしら」 (169) - [63%] - 2011/7/7 4:16 ★★
- ほむら「まどかがたけのこ厨だった。死にたい……」 (300) - [61%] - 2011/11/19 8:31 ★★
- ほむら「まどかを助けることができた世界」 (278) - [60%] - 2013/12/31 3:15 ☆
- ほむら「どうしてまどかは女の子なの…」 (149) - [60%] - 2012/3/2 5:45 ☆
- ほむら「まどか、好き嫌いはよくないわ」 (297) - [60%] - 2011/10/12 8:15 ★★
- ほむら「まどかは暁美まどかになるのだぁー!」 (266) - [59%] - 2012/2/26 6:30 ★★★
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