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元スレほむら「まどかの幸せと、みんなの幸せ……」
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和子「はあい、それじゃ!自己紹介、行ってみよう!」
ほむら「……暁美ほむらです。よろしくお願いします」
いつも通りだった。
この教室に入る、それまでは。
でも、入った瞬間、私は一瞬だけ、混乱した。
……まどかが、居なかったから。
もちろん、この時間軸にまどかが存在していないということはない。
あの子の存在は転校前に既に確認済み。
なのに、今日この日に居ないということは……欠席か、遅刻か……。
普通は気にするようなことじゃないはずだけど、どうしても気になってしまう。
だって、今まで一度もそんなことはなかったから……。
ほむら「……暁美ほむらです。よろしくお願いします」
いつも通りだった。
この教室に入る、それまでは。
でも、入った瞬間、私は一瞬だけ、混乱した。
……まどかが、居なかったから。
もちろん、この時間軸にまどかが存在していないということはない。
あの子の存在は転校前に既に確認済み。
なのに、今日この日に居ないということは……欠席か、遅刻か……。
普通は気にするようなことじゃないはずだけど、どうしても気になってしまう。
だって、今まで一度もそんなことはなかったから……。
和子「暁美さんは心臓の病気で……」
先生が説明を始めたその時、教室の後ろの扉が、静かに開いた。
教室の大半の目が後ろに向けられる。
まどか「っ……ぁ、す、すみません……。遅刻、しました……」
和子「あら……。とりあえず、席に着きましょうか。理由はまたHRの後で教えてね」
まどか「はい……」
……まどかの姿を見て、少し安心した。
ただの遅刻だったらしい。
そうよね、あの子だって遅刻することくらいあるわ。
先生が説明を始めたその時、教室の後ろの扉が、静かに開いた。
教室の大半の目が後ろに向けられる。
まどか「っ……ぁ、す、すみません……。遅刻、しました……」
和子「あら……。とりあえず、席に着きましょうか。理由はまたHRの後で教えてね」
まどか「はい……」
……まどかの姿を見て、少し安心した。
ただの遅刻だったらしい。
そうよね、あの子だって遅刻することくらいあるわ。
・
・
・
まどか「…………」
ほむら「…………」
“いつも通り”、口実をつけてまどかに保健室へと案内してもらう。
でも、どこかおかしい。
なんとなく、まどかの様子に違和感がある。
なんというか……簡単に言ってしまえば、元気がない。
元々契約する前はあまり自分に自信のない子だったけれど、
でも今のこの様子は、明らかに……。
まさか……私の知らない間にキュゥべえの接触を?
今朝の遅刻はそのせいで……?
一応、探りを入れておいた方が良さそうね。
ほむら「……大丈夫かしら」
まどか「えっ……?」
・
・
まどか「…………」
ほむら「…………」
“いつも通り”、口実をつけてまどかに保健室へと案内してもらう。
でも、どこかおかしい。
なんとなく、まどかの様子に違和感がある。
なんというか……簡単に言ってしまえば、元気がない。
元々契約する前はあまり自分に自信のない子だったけれど、
でも今のこの様子は、明らかに……。
まさか……私の知らない間にキュゥべえの接触を?
今朝の遅刻はそのせいで……?
一応、探りを入れておいた方が良さそうね。
ほむら「……大丈夫かしら」
まどか「えっ……?」
ほむら「私が言うのもおかしな話だけど、あまり体調が良いようには見えないわ」
まどか「ぁ、え、っと、そ、そう、かな?そんなこと、ないと思うけど……」
ほむら「……何か、困っていることがあるの?」
まどか「っ……う、ううん、大丈夫だよっ。そんなことないよ……」
……何かあったのね。
ほむら「あなたに、一つ言っておきたいことがあるわ」
まどか「え……?」
ほむら「もし何か困っていることがあっても……自分を変えようだなんて思っては駄目よ。
あなたは、このままで居れば良い。変わろうだなんて思わないで。さもなければ……」
私、その続きを口にすることは出来なかった。
まどかは……泣いていた。
まどか「ぁ、え、っと、そ、そう、かな?そんなこと、ないと思うけど……」
ほむら「……何か、困っていることがあるの?」
まどか「っ……う、ううん、大丈夫だよっ。そんなことないよ……」
……何かあったのね。
ほむら「あなたに、一つ言っておきたいことがあるわ」
まどか「え……?」
ほむら「もし何か困っていることがあっても……自分を変えようだなんて思っては駄目よ。
あなたは、このままで居れば良い。変わろうだなんて思わないで。さもなければ……」
私、その続きを口にすることは出来なかった。
まどかは……泣いていた。
ほむら「……!」
まどか「ぁっ……あ、あれ?変だな、目に、ゴミが入っちゃった、のかな?
え、えへへっ、ごめ、ごめん、ね!びっくりしちゃった、よね!や、やだなぁ、もう!」
ほむら「な……何があったの……?」
まどか「あ、あははっ!大丈夫、大丈夫だから、し、心配しないでっ!」
ほむら「ま、まど……」
まどか「あっ、保健室ここだから!じ、じゃあね、暁美さん!元気になったら、またお喋りしようね!」
ほむら「っ……」
間違いない、何かあったんだ。
突然泣いてしまう程の何かが、この時間軸のまどかには……!
まどか「ぁっ……あ、あれ?変だな、目に、ゴミが入っちゃった、のかな?
え、えへへっ、ごめ、ごめん、ね!びっくりしちゃった、よね!や、やだなぁ、もう!」
ほむら「な……何があったの……?」
まどか「あ、あははっ!大丈夫、大丈夫だから、し、心配しないでっ!」
ほむら「ま、まど……」
まどか「あっ、保健室ここだから!じ、じゃあね、暁美さん!元気になったら、またお喋りしようね!」
ほむら「っ……」
間違いない、何かあったんだ。
突然泣いてしまう程の何かが、この時間軸のまどかには……!
・
・
・
さやか「さー、終わった終わったぁ!まどか、仁美、帰ろー!」
まどか「あっ……ごめんね、さやかちゃん。わたし、今日もちょっと用事があって……」
仁美「あら、そうですの?なんだか近頃、なかなか一緒に帰れませんわね……」
さやか「もー、最近付き合い悪いぞ、まどかぁ」
まどか「ほ、本当にごめんね……」
さやか「うーん……ま、仕方ないか。んじゃ、この埋め合わせは絶対してよね!
週末にでも3人でどっか遊びに行こうよ!」
まどか「う、うん!週末だったらきっと大丈夫だよ!」
さやか「約束だぞー?んじゃまたね、まどか!」
仁美「楽しみにしてますわね。ではまどかさん、御機嫌よう」
まどか「うん……ばいばい。さやかちゃん、仁美ちゃん」
・
・
さやか「さー、終わった終わったぁ!まどか、仁美、帰ろー!」
まどか「あっ……ごめんね、さやかちゃん。わたし、今日もちょっと用事があって……」
仁美「あら、そうですの?なんだか近頃、なかなか一緒に帰れませんわね……」
さやか「もー、最近付き合い悪いぞ、まどかぁ」
まどか「ほ、本当にごめんね……」
さやか「うーん……ま、仕方ないか。んじゃ、この埋め合わせは絶対してよね!
週末にでも3人でどっか遊びに行こうよ!」
まどか「う、うん!週末だったらきっと大丈夫だよ!」
さやか「約束だぞー?んじゃまたね、まどか!」
仁美「楽しみにしてますわね。ではまどかさん、御機嫌よう」
まどか「うん……ばいばい。さやかちゃん、仁美ちゃん」
ほむら「…………」
女生徒1「ねぇ暁美さん、一緒に帰らない?」
女生徒2「美味しいカフェ知ってるんだ!寄り道しよう?」
ほむら「……ごめんなさい。今日はちょっと、することがあって」
さっきの美樹さやかとの会話から、まどかの異変の原因は、
この“用事”が何か関係しているかもしれない。
あの子の様子を見る必要がある。
まぁそうでなくても、キュゥべえの接触を防ぐために……。
っ!
まどかが教室を出て行ったわ。
後を追わないと……。
女生徒1「ねぇ暁美さん、一緒に帰らない?」
女生徒2「美味しいカフェ知ってるんだ!寄り道しよう?」
ほむら「……ごめんなさい。今日はちょっと、することがあって」
さっきの美樹さやかとの会話から、まどかの異変の原因は、
この“用事”が何か関係しているかもしれない。
あの子の様子を見る必要がある。
まぁそうでなくても、キュゥべえの接触を防ぐために……。
っ!
まどかが教室を出て行ったわ。
後を追わないと……。
・
・
・
……まどかは、何をしているんだろう。
校舎の中をあちこち歩き回って……何かを探してる?
用事と言うのは、失くしたものを探すことだったのかしら。
でもそれなら、美樹さんにも手伝ってもらえば良いはず。
何か……見られては都合が悪いもの?
はっきり言って、想像もつかない。
まどかは今、理科室に入って……
そして思ったより早く出てきた。
ほむら「…………」
表情が、少しだけ和らいでいるように見える。
探し物が見付かった……?
どうやらその通りらしく、理科室を出たまどかはその後、昇降口へと直行して、帰宅した。
……一体何を探していたのかしら。
・
・
……まどかは、何をしているんだろう。
校舎の中をあちこち歩き回って……何かを探してる?
用事と言うのは、失くしたものを探すことだったのかしら。
でもそれなら、美樹さんにも手伝ってもらえば良いはず。
何か……見られては都合が悪いもの?
はっきり言って、想像もつかない。
まどかは今、理科室に入って……
そして思ったより早く出てきた。
ほむら「…………」
表情が、少しだけ和らいでいるように見える。
探し物が見付かった……?
どうやらその通りらしく、理科室を出たまどかはその後、昇降口へと直行して、帰宅した。
……一体何を探していたのかしら。
さやかが事情知っててしょうがないって言うって事はイジメとかじゃないよね?
>>15
事情を知ってるって訳でもなくないか?
事情を知ってるって訳でもなくないか?
>>16
よく読んだらそうだった
よく読んだらそうだった
どうする、直接訊いてみる?
いえ、でも……あんな風に誰にも言わずに1人で探すくらいだ。
訊いたところできっと、答えてはくれない。
それに探し物をしているのを私がただ見ていたことを、知られてしまう……。
……帰宅後のまどかの家の様子も、あまり変わったところはない。
昼間のあの子の様子から、家族に何かあったのかとも思ったけれど、杞憂だったみたいだ。
でもそうすると、ますます分からなくなる。
まどかはどうして突然、泣き出したりなんか……。
……今日のところは、もう考えても仕方のないことね。
とりあえず今からは……しばらく結界を探してみましょう。
もしかしたら巴マミに会えるかも知れない。
彼女とは、早めに協力関係になっておく必要があるわ。
いえ、でも……あんな風に誰にも言わずに1人で探すくらいだ。
訊いたところできっと、答えてはくれない。
それに探し物をしているのを私がただ見ていたことを、知られてしまう……。
……帰宅後のまどかの家の様子も、あまり変わったところはない。
昼間のあの子の様子から、家族に何かあったのかとも思ったけれど、杞憂だったみたいだ。
でもそうすると、ますます分からなくなる。
まどかはどうして突然、泣き出したりなんか……。
……今日のところは、もう考えても仕方のないことね。
とりあえず今からは……しばらく結界を探してみましょう。
もしかしたら巴マミに会えるかも知れない。
彼女とは、早めに協力関係になっておく必要があるわ。
・
・
・
ほむら「……この辺りね」
でも多分、この反応は使い魔のもの。
グリーフシードは落とさない……。
巴さんの魔力も感じないし、この結界に入る意味はあまりないかも知れないのだけど……。
「きゃあああああああ!?」
ほむら「っ……!」
結界に、誰か飲み込まれてる……!?
っ……仕方ない、急ぎましょう。
流石に襲われている人を見殺しにはできないわ……!
・
・
ほむら「……この辺りね」
でも多分、この反応は使い魔のもの。
グリーフシードは落とさない……。
巴さんの魔力も感じないし、この結界に入る意味はあまりないかも知れないのだけど……。
「きゃあああああああ!?」
ほむら「っ……!」
結界に、誰か飲み込まれてる……!?
っ……仕方ない、急ぎましょう。
流石に襲われている人を見殺しにはできないわ……!
結界に入り、少し奥へ進むと……倒れている人を見付けた。
そしてその周りには何匹かの使い魔が……。
ほむら「っ……」
カチッ
ほむら「……良かった。間に合った」
ギリギリだった。
あと少し遅ければ、この人は使い魔に殺されていたかもしれない。
とりあえず、時間を止めたまま安全な場所まで……
ほむら「……え?」
そんな……どうして……?
どうしてこの人が、使い魔の結界で、倒れているの?
ほむら「と……巴、さん……」
そしてその周りには何匹かの使い魔が……。
ほむら「っ……」
カチッ
ほむら「……良かった。間に合った」
ギリギリだった。
あと少し遅ければ、この人は使い魔に殺されていたかもしれない。
とりあえず、時間を止めたまま安全な場所まで……
ほむら「……え?」
そんな……どうして……?
どうしてこの人が、使い魔の結界で、倒れているの?
ほむら「と……巴、さん……」
わからない……。
この人が使い魔なんかに遅れを取るはずがない。
まさか、ソウルジェムに穢れが溜まって……?
そう思い、慌てて巴さんのソウルジェムを探す。
だけど……見付からない。
カバンの中やポケット、どこを探しても、ソウルジェムは無かった。
ほむら「そんな……どこかへ、落とした……!?」
首と手首に手を当て、彼女の脈を診る。
……あぁ、そうだ。
時間を止めたままだった。
一度ここから離れて、時間停止を解除してから……。
この人が使い魔なんかに遅れを取るはずがない。
まさか、ソウルジェムに穢れが溜まって……?
そう思い、慌てて巴さんのソウルジェムを探す。
だけど……見付からない。
カバンの中やポケット、どこを探しても、ソウルジェムは無かった。
ほむら「そんな……どこかへ、落とした……!?」
首と手首に手を当て、彼女の脈を診る。
……あぁ、そうだ。
時間を止めたままだった。
一度ここから離れて、時間停止を解除してから……。
そうして、改めて脈を診る。
すると……。
ほむら「……動いてる……」
つまり……ソウルジェムはまだ100m圏内にあるということだ。
そういうことなら、話は早い。
まずはこの使い魔を倒し、結界を消そう。
結界が消えてもソウルジェムは残る。
こいつらを倒してから、ソウルジェムを探せば良い。
使い魔「ケケケケケケ!」
ほむら「悪いけど、さっさと終わらせてもらうわよ」
すると……。
ほむら「……動いてる……」
つまり……ソウルジェムはまだ100m圏内にあるということだ。
そういうことなら、話は早い。
まずはこの使い魔を倒し、結界を消そう。
結界が消えてもソウルジェムは残る。
こいつらを倒してから、ソウルジェムを探せば良い。
使い魔「ケケケケケケ!」
ほむら「悪いけど、さっさと終わらせてもらうわよ」
・
・
・
使い魔「ギャアアアアアア……!」
ほむら「……終わったわね」
結界が消えていく……。
念のため、もう一度巴さんの脈を見ようと、彼女に近付く。
すると……
マミ「ん……」
ほむら「!気が付いたのね」
マミ「あ、あら?私……」
ほむら「早速で悪いけど、あなたのソウルジェムはどこかしら。
使い魔に遅れを取るなんて、余程魔力を消費していたのでしょう?」
マミ「……え?あ、あの……」
・
・
使い魔「ギャアアアアアア……!」
ほむら「……終わったわね」
結界が消えていく……。
念のため、もう一度巴さんの脈を見ようと、彼女に近付く。
すると……
マミ「ん……」
ほむら「!気が付いたのね」
マミ「あ、あら?私……」
ほむら「早速で悪いけど、あなたのソウルジェムはどこかしら。
使い魔に遅れを取るなんて、余程魔力を消費していたのでしょう?」
マミ「……え?あ、あの……」
ほむら「大丈夫。私はあなたの味方だから。
ソウルジェムを浄化してあげるから、早く探して……」
マミ「え、えっと……私、何が……?」
ほむら「……あなた、何も覚えていないの?」
マミ「その……ごめんなさい。お使いに行ってたら突然周りの景色が歪んで、
おかしな迷路になって……。そこから、あんまり覚えて無くて……」
ほむら「おかしな迷路……?使い魔の結界のことでしょう?どうしてそんな言い方を……」
マミ「つ、使い魔?結界……?」
何か、様子がおかしい。
これじゃあまるで、使い魔も結界も知らないみたいじゃない……。
……まさか!
ほむら「あなた、記憶を……!?」
ソウルジェムを浄化してあげるから、早く探して……」
マミ「え、えっと……私、何が……?」
ほむら「……あなた、何も覚えていないの?」
マミ「その……ごめんなさい。お使いに行ってたら突然周りの景色が歪んで、
おかしな迷路になって……。そこから、あんまり覚えて無くて……」
ほむら「おかしな迷路……?使い魔の結界のことでしょう?どうしてそんな言い方を……」
マミ「つ、使い魔?結界……?」
何か、様子がおかしい。
これじゃあまるで、使い魔も結界も知らないみたいじゃない……。
……まさか!
ほむら「あなた、記憶を……!?」
マミ「その……迷路に迷い込んだ後の記憶は……」
ほむら「こ、この宝石に見覚えは?」
マミ「え……?ご、ごめんなさい……分からないわ」
ほむら「そんな……!」
巴さんが記憶喪失になるなんて……!
っ……いえ、今は驚いてる場合じゃない。
早く彼女のソウルジェムを浄化してあげないと……。
ほむら「あなたに、お願いがあるの……。この宝石に似たものが近くにあるはず。
だから、一緒に探して……」
QB「おや……もしかして君は魔法少女かい?」
ほむら「こ、この宝石に見覚えは?」
マミ「え……?ご、ごめんなさい……分からないわ」
ほむら「そんな……!」
巴さんが記憶喪失になるなんて……!
っ……いえ、今は驚いてる場合じゃない。
早く彼女のソウルジェムを浄化してあげないと……。
ほむら「あなたに、お願いがあるの……。この宝石に似たものが近くにあるはず。
だから、一緒に探して……」
QB「おや……もしかして君は魔法少女かい?」
マミ「えっ……!?な、なに?ぬいぐるみ……?」
ほむら「キュゥべえ!」
よりによってこんな時に……!
QB「どうやらソウルジェムを探しているようだけど、誰のソウルジェムを探しているのかな」
ほむら「あなたならもう分かっているはずでしょう……!」
QB「悪いけど、分からないな。近くに君以外の魔法少女も居ないし……」
ほむら「っ……巴さんのソウルジェムに決まっているじゃない!」
QB「……?君が何を言いたいのか分からないよ。
巴マミはまだ契約してない。ソウルジェムを持ってるわけがないじゃないか」
ほむら「……え?」
ほむら「キュゥべえ!」
よりによってこんな時に……!
QB「どうやらソウルジェムを探しているようだけど、誰のソウルジェムを探しているのかな」
ほむら「あなたならもう分かっているはずでしょう……!」
QB「悪いけど、分からないな。近くに君以外の魔法少女も居ないし……」
ほむら「っ……巴さんのソウルジェムに決まっているじゃない!」
QB「……?君が何を言いたいのか分からないよ。
巴マミはまだ契約してない。ソウルジェムを持ってるわけがないじゃないか」
ほむら「……え?」
>>39
IDがQB
IDがQB
ほむら「な、何を……。巴さんが、まだ……?」
QB「もっとも、これからするつもりだけどね」
マミ「えっと……な、何の話を……」
QB「説明の前に改めて自己紹介しておくよ。僕の名前はキュゥべえ!
君にお願いがあって来たんだ、巴マミ」
マミ「お願い……?」
QB「僕と契約して、魔法少女になってよ!」
ほむら「っ……」
本当に、契約していないのね……。
どういうこと?
キュゥべえは、今日初めて巴さんを見付けたと言うの?
でも、そんなこと、今まで一度だって……。
QB「もっとも、これからするつもりだけどね」
マミ「えっと……な、何の話を……」
QB「説明の前に改めて自己紹介しておくよ。僕の名前はキュゥべえ!
君にお願いがあって来たんだ、巴マミ」
マミ「お願い……?」
QB「僕と契約して、魔法少女になってよ!」
ほむら「っ……」
本当に、契約していないのね……。
どういうこと?
キュゥべえは、今日初めて巴さんを見付けたと言うの?
でも、そんなこと、今まで一度だって……。
じゃあ契約前に魔法少女の真実話せるし安全かと思ったら戦力不足だった
ほむら「もういやだわまどかなんてどうでもい」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/17(火) 19:39:42.63 ID:YJdlp23n0
ほむら「………」
いつもの病院、いつもの病室、いつものベッドの上で、わたしは目を開けた。
ほむら(………また……)
また、ダメだった。まどかがワルプルギスの夜を目の前にして、キュゥべえと契約。
ワルプルギスの夜を一撃の元下し、その後すぐに魔女化。
そう、これも『いつも通り』と言えば『いつも通り』だ。
ほむら(……どうして、わかってくれないの……?まどか……)
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/17(火) 19:39:42.63 ID:YJdlp23n0
ほむら「………」
いつもの病院、いつもの病室、いつものベッドの上で、わたしは目を開けた。
ほむら(………また……)
また、ダメだった。まどかがワルプルギスの夜を目の前にして、キュゥべえと契約。
ワルプルギスの夜を一撃の元下し、その後すぐに魔女化。
そう、これも『いつも通り』と言えば『いつも通り』だ。
ほむら(……どうして、わかってくれないの……?まどか……)
ほむら「だからあなたのことなんか嫌いよ……鹿目まどか」
6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:2012/03/12 17:09:38 ID:qtsJRV540 [2/81回(PC)]
ほむら「くっ……」
マミの拘束魔法によって、魔女の結界内に拘束されてどれくらい経っただろうか。
彼女の拘束魔法は、きつくもなく緩くもなく、程良い力加減でわたしを宙にぶら下げていた。
ほむら「マミっ……絶対に、油断しないでっ……!」
マミはまどかと一緒に奥へと向かって行った。恐らく、今のマミはまどかが契約してくれると約束して、浮かれているはずだ。
ここの魔女はまずい。今までの世界でも、高確率でマミはこの魔女にやられている。
今回も、浮かれて油断していたら……!
~~~
マミ「ティロ・フィナーレ!!」
召喚した大砲から、高威力攻撃を仕掛ける。拘束魔法によって縛りあげた魔女に直撃。
これで、倒した。―――そう思っていた。
6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:2012/03/12 17:09:38 ID:qtsJRV540 [2/81回(PC)]
ほむら「くっ……」
マミの拘束魔法によって、魔女の結界内に拘束されてどれくらい経っただろうか。
彼女の拘束魔法は、きつくもなく緩くもなく、程良い力加減でわたしを宙にぶら下げていた。
ほむら「マミっ……絶対に、油断しないでっ……!」
マミはまどかと一緒に奥へと向かって行った。恐らく、今のマミはまどかが契約してくれると約束して、浮かれているはずだ。
ここの魔女はまずい。今までの世界でも、高確率でマミはこの魔女にやられている。
今回も、浮かれて油断していたら……!
~~~
マミ「ティロ・フィナーレ!!」
召喚した大砲から、高威力攻撃を仕掛ける。拘束魔法によって縛りあげた魔女に直撃。
これで、倒した。―――そう思っていた。
私が混乱している間にも、キュゥべえは巴さんに魔法少女についての説明を続ける。
どうする、止めた方が良い?
いえ、でも……もう遅い。
今止めたところで、接触してしまった以上、いずれは……。
QB「――というわけだ。どうだい、マミ。魔法少女になる気はないかい?」
マミ「わ、私に、そんな力が……」
ほむら「……巴さん。今のあなたが魔法少女にどんなイメージを持っているのか分からない。
だけど、これだけは言っておくわ。魔法少女なんて、絶対にならない方が良い」
マミ「えっ……あ、あなたも、魔法少女なのよね?どうして、そんなこと……」
ほむら「あなた……今、家族は?友達は居る?」
マミ「?え、えぇ、もちろん……」
……やっぱり、そういうこと……。
どうする、止めた方が良い?
いえ、でも……もう遅い。
今止めたところで、接触してしまった以上、いずれは……。
QB「――というわけだ。どうだい、マミ。魔法少女になる気はないかい?」
マミ「わ、私に、そんな力が……」
ほむら「……巴さん。今のあなたが魔法少女にどんなイメージを持っているのか分からない。
だけど、これだけは言っておくわ。魔法少女なんて、絶対にならない方が良い」
マミ「えっ……あ、あなたも、魔法少女なのよね?どうして、そんなこと……」
ほむら「あなた……今、家族は?友達は居る?」
マミ「?え、えぇ、もちろん……」
……やっぱり、そういうこと……。
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