元スレほむら「まどかの幸せと、みんなの幸せ……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
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織莉子「あら……さやかさんは来られないんですか?」
さやか「へっ?あたしも行って良いんですか?」
織莉子「もちろん。大勢の方が楽しいでしょう?
まどかさんも、お友達が一緒の方が気が楽でしょうし」
さやか「あー……なら、まどかが行くならあたしも一緒に行きます」
まどか「え、っと……それじゃあ、ご馳走してもらっても、良いですか?」
織莉子「まぁ、良かったわ!それじゃあ早速日時を……いつがご都合よろしいかしら?」
まどか「ん……だったら……」
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さやか「それじゃ、さよなら!織莉子さん」
まどか「その……お茶会、楽しみにしてますね!」
織莉子「えぇ。私もとっても楽しみだわ。それじゃあまたね、まどかさん、さやかさん」
まどか「……織莉子さん、ステキな先輩だね」
さやか「いやー、ほんと……お嬢様って感じだし、1個しか違わないのにすっごくオトナだし。
憧れちゃいますね、あんな先輩!明日、いろいろ話して教えてもらいたいなー」
まどか「そしたらわたしたちも、織莉子さんみたいな先輩になれるかな?」
さやか「あははっ、まどかが織莉子さんみたいに?それはちょっと想像できないなー。
後輩からも可愛がられちゃうんじゃないの?まどか先輩かわいー、とか言って!」
まどか「え~、さやかちゃん酷いよぉ」
さやか「良いじゃん、まどかはそれでさ!なんせあたしの嫁なんだから!」
まどか「きゃっ!?もう、さやかちゃんってば……えへへっ」
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学校
まどか「さやかちゃん……何もお手洗いにまで付いて来なくても」
さやか「良いの良いの。あたしもちょうど行きたいと思ってたところだからさ」
まどか「そう?だったら良いんだけど……」
イジメの件を知って以来、あたしは出来るだけまどかと一緒に居るようにしてる。
だって、いつ何が起こるか分からないんだから……。
まどか「それより楽しみだね、今日の放課後……あれ?」
さやか「ん?何、どうしたのまどか」
まどか「おかしいな……ハンカチが無いの」
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さやか「え……?」
まどか「うーん……どこかで落としちゃったのかなぁ?」
さやか「……も、もー!仕方ないなぁまどかは。
ほら、あたしのハンカチ使いなよ!」
まさか……まさか……。
そんな、いつの間に!
あたしの気付かない間に……!
ほ、ほむらに報告しなきゃ!
始まったんだ……思ってたより、ずっと早く……。
またイジメが、始まったんだ……!
308 = 170 :
ほむらちゃんかわいい!
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ほむら「そんな……!」
さやか「ど、どうする?もうこうなったら、犯人の奴を直接問い詰めて……」
ほむら「いえ……証拠もないし、いくらでもただの偶然だと言い張れる……。
それに、もう説明したはずよ。そんなことをしても、解決にはならない……。
鹿目さんを傷付けてしまうだけ……」
さやか「じゃ、じゃあどうすんのよ!このまま放っておいたらまた……!」
ほむら「そんなこと分かってる!あなたももっと自分で考えて!」
さやか「っ……!」
ほむら「考えるのよ……!何か方法を、考えるの……!」
310 = 170 :
ほむらちゃんかわいい!
311 = 168 :
どうする、どうする、どうする……!
まだ何も思い浮かんでない、まどかを傷付けずに済む方法が、見付からない……!
いくらまどかでも、また不幸が続けば流石に気付く。
悪意に気付く……。
悲しむ、傷付く、怯える……!
そうなればもう、契約してしまっても、おかしくない……!
ほむら「っ……とりあえず、次の授業からは欠席するわ。
保健室に行くことにして、あいつを監視する……。
せめて、今日この後の被害だけでも、食い止めないと……!
あなたは、鹿目さんに付いていて……」
さやか「わ……わかった。あたしも授業中、考えておくよ。何か良い方法……」
312 = 170 :
ほ
313 = 168 :
放課後
さやか「どうだった……?」
ほむら「何も、なかったわ……。流石に、1日に2回も何かする気は、なかったみたい……。
でも、明日は違う……明日はきっと、何かする気だわ……明後日も、次の日も……」
さやか「ほ、ほむら……本当に大丈夫?ちょっと休んだ方が……」
ほむら「こんな時に休めるわけなんてないでしょう!?馬鹿なことを言わないで!」
さやか「っ……」
ほむら「……鹿目さんは?鹿目さんは今、どこに……」
さやか「き、教室であたしのこと、待ってるよ」
ほむら「そう……とりあえず、あなたは鹿目さんを家まで送って。
その後、また集まって、話し合いましょう……」
314 = 170 :
ほむらちゃんかわいい!
315 = 168 :
さやか「あ、えっと……じ、実はこれから、まどかと2人で用事があるんだけど……。
その後でも、良いかな……?」
ほむら「……良いわ。キャンセルすれば、あの子が悲しむでしょうし……。
それじゃあ、用事が終わったら連絡してちょうだい……」
さやか「う……うん。それじゃ、また後で……」
そうして美樹さんは教室へと戻り、私はそのまま学校を出ることにした。
あの子たちの用事が終わるまでの間も、私1人で可能な限り考えないと。
何か、ないか……より良い方法が、ないか……。
……校門を出て少し歩いたところで、
誰かを待っているように佇んでいる人が目に入った。
ほむら「ッ……!?」
その顔を見た瞬間に私は……まるで全身の血液が凍ったような、
内臓がすべて裏返ったような……喩えようもない感覚に襲われた。
316 = 170 :
ほむーっ!
317 = 170 :
ほ
318 = 168 :
……あいつだ。
忘れられるはずもない。
あいつだ……!
いつだったか、せっかく掴みかけた希望を粉々に踏み砕いた張本人……。
美国織莉子……!
どうしてあいつがここに居るの?
見滝原中学校の通学路に居るの?
何のために?
……決まってる。
待ってるんだ。
誰を?
決まってる……。
まどかを、待ってるんだ。
待ち伏せしてる……!
待ち伏せして、殺そうとしてる……!
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あの“イレギュラー”が……よりによってあいつが……!
いや……今更もう、驚くことじゃない。
このおかしな時間軸では、もうどんなイレギュラーが発生してもおかしくない……。
でも……もう嫌だ。
これ以上問題を増やさないで。
……そうだ。
私は知ってる。
解決方法を知ってる。
この問題は、すぐに解決できる。
あの時だって、そうしたじゃないか。
殺せば良いんだ。
美国織莉子を、殺せばすぐに解決だ。
こいつは殺されても仕方ない。
だって、まどかを殺そうとしているのだから。
321 :
いじめられっ子の発想ね
322 = 168 :
でも、どうする?
ここは結界の外。
殺せば死体が残るし、それも銃弾による死亡だなんて……。
いえ、迷ってる暇なんてない。
そんな理由で躊躇していたら、また取り返しのつかないことになる。
前は間に合わなかった、でも今回は違う。
今殺せば間に合う。
時間を止めて、すぐにでも……。
その時……運が味方した。
美国織莉子の向こう側から、大型トラックが走ってきている。
あれを使えば、事故に見せかけられる……。
不運な事故として、始末できる。
……周りに、人は少ない。
やるなら今しかない。
カチッ
323 = 170 :
ほむぅ
324 = 170 :
ほ
325 :
おいばかやめろ
326 :
やめろ!トラックの運ちゃんにも養っていく家族が居るんだよ!
327 = 170 :
ほむらちゃんかわいい!
328 = 228 :
まどまど
329 = 228 :
さる?
330 = 325 :
ごりら?
331 = 205 :
ぶっちゃけハンカチパクったのQBだろ
332 :
寝落ちかな?
333 :
科学少女と文学少女
334 = 228 :
保守まど
336 = 170 :
ほむらちゃんかわいい!
337 = 228 :
保守まど
339 = 231 :
ほ
340 = 167 :
ほ
341 :
まーーーーた面白くもないオナニー駄文垂れて寝落ちして保守(笑)で無駄に伸びるゴミスレか
342 :
>>341
朝早くから保守ありがとうございます!
346 = 168 :
・
・
・
まどか「織莉子さん、もう待ち合わせ場所に居るかな?」
さやか「今日はなんか学校早く終わる日だとか言ってたし、もう待ってるんじゃないかな?」
まどか「じゃあ急がなきゃ!待たせちゃったら……あれ?」
さやか「何、どうしたの……ん、すっごい人だかり。何かあったのかな」
まどか「……あそこって、待ち合わせにしてた場所、だよね?」
さやか「う、うん……行ってみよう」
347 = 168 :
野次馬1「おい、救急車まだ来ないのかよ……!」
野次馬2「む、無理じゃないか、あれ……。救急車来たって、もう……」
ほむら「…………」
まあ、無理でしょうね。
だってそういう風にしたから。
一先ずこれで安心。
これでもう、まどかは……
まどか「ひっ……!?ぃ、いやぁあああぁあああッ!?」
ほむら「え……っ!?」
さやか「う、うそでしょ!?織莉子さん!織莉子さん!!」
な……名前を、知ってる?
まさか……。
まどかたちは、美国織莉子と知り合っていた……!?
348 = 169 :
このSSのほむらが話もせずにいきなり織莉子を殺すとは思えん
QBに魔法少女がいなかったことは聞いてるんだし
349 :
ああ、やっちゃった……
350 = 168 :
まどか「織莉子さん……織莉子さぁん……ぅくっ、ぅわぁあああん……!」
さやか「っ……ぐすっ……ううっ……ひぐっ……!」
ほむら「…………」
知り合っていたなら、どうしてまどかは殺されていないの……?
……考えられる理由は1つ。
美国織莉子は……まだ、契約していなかった。
つまり彼女は、まどかを殺すために待ち伏せしていなんじゃなくて。
まどかたちの用事は、美国織莉子と会うことで……。
この様子から考えて、美国織莉子は、まどかと、仲が良くて……。
……いえ、そんなこと、関係ない。
今は契約していなくても、いつかは契約するかも知れない。
そうなれば、まどかは殺されてしまうかも知れないんだ。
その可能性がある限り、美国織莉子は殺さなくてはならなかった。
たとえ、現時点では普通の人間であったとしても……
QB「彼女を手にかけたのは君かい?ほむら」
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