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    元スレほむら「まどかの幸せと、みんなの幸せ……」

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    タグ : - 魔法少女まどか☆マギカ ×2+ 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    301 = 168 :

    織莉子「あら……さやかさんは来られないんですか?」

    さやか「へっ?あたしも行って良いんですか?」

    織莉子「もちろん。大勢の方が楽しいでしょう?
         まどかさんも、お友達が一緒の方が気が楽でしょうし」

    さやか「あー……なら、まどかが行くならあたしも一緒に行きます」

    まどか「え、っと……それじゃあ、ご馳走してもらっても、良いですか?」

    織莉子「まぁ、良かったわ!それじゃあ早速日時を……いつがご都合よろしいかしら?」

    まどか「ん……だったら……」

    303 = 168 :




    さやか「それじゃ、さよなら!織莉子さん」

    まどか「その……お茶会、楽しみにしてますね!」

    織莉子「えぇ。私もとっても楽しみだわ。それじゃあまたね、まどかさん、さやかさん」

    まどか「……織莉子さん、ステキな先輩だね」

    さやか「いやー、ほんと……お嬢様って感じだし、1個しか違わないのにすっごくオトナだし。
        憧れちゃいますね、あんな先輩!明日、いろいろ話して教えてもらいたいなー」

    まどか「そしたらわたしたちも、織莉子さんみたいな先輩になれるかな?」

    さやか「あははっ、まどかが織莉子さんみたいに?それはちょっと想像できないなー。
        後輩からも可愛がられちゃうんじゃないの?まどか先輩かわいー、とか言って!」

    まどか「え~、さやかちゃん酷いよぉ」

    さやか「良いじゃん、まどかはそれでさ!なんせあたしの嫁なんだから!」

    まどか「きゃっ!?もう、さやかちゃんってば……えへへっ」

    305 = 168 :




    学校

    まどか「さやかちゃん……何もお手洗いにまで付いて来なくても」

    さやか「良いの良いの。あたしもちょうど行きたいと思ってたところだからさ」

    まどか「そう?だったら良いんだけど……」

    イジメの件を知って以来、あたしは出来るだけまどかと一緒に居るようにしてる。
    だって、いつ何が起こるか分からないんだから……。

    まどか「それより楽しみだね、今日の放課後……あれ?」

    さやか「ん?何、どうしたのまどか」

    まどか「おかしいな……ハンカチが無いの」

    307 = 168 :

    さやか「え……?」

    まどか「うーん……どこかで落としちゃったのかなぁ?」

    さやか「……も、もー!仕方ないなぁまどかは。
        ほら、あたしのハンカチ使いなよ!」

    まさか……まさか……。
    そんな、いつの間に!
    あたしの気付かない間に……!

    ほ、ほむらに報告しなきゃ!
    始まったんだ……思ってたより、ずっと早く……。
    またイジメが、始まったんだ……!

    308 = 170 :

    ほむらちゃんかわいい!

    309 = 168 :




    ほむら「そんな……!」

    さやか「ど、どうする?もうこうなったら、犯人の奴を直接問い詰めて……」

    ほむら「いえ……証拠もないし、いくらでもただの偶然だと言い張れる……。
        それに、もう説明したはずよ。そんなことをしても、解決にはならない……。
        鹿目さんを傷付けてしまうだけ……」

    さやか「じゃ、じゃあどうすんのよ!このまま放っておいたらまた……!」

    ほむら「そんなこと分かってる!あなたももっと自分で考えて!」

    さやか「っ……!」

    ほむら「考えるのよ……!何か方法を、考えるの……!」

    310 = 170 :

    ほむらちゃんかわいい!

    311 = 168 :

    どうする、どうする、どうする……!
    まだ何も思い浮かんでない、まどかを傷付けずに済む方法が、見付からない……!

    いくらまどかでも、また不幸が続けば流石に気付く。
    悪意に気付く……。
    悲しむ、傷付く、怯える……!
    そうなればもう、契約してしまっても、おかしくない……!

    ほむら「っ……とりあえず、次の授業からは欠席するわ。
        保健室に行くことにして、あいつを監視する……。
        せめて、今日この後の被害だけでも、食い止めないと……!
        あなたは、鹿目さんに付いていて……」

    さやか「わ……わかった。あたしも授業中、考えておくよ。何か良い方法……」

    312 = 170 :

    313 = 168 :

    放課後

    さやか「どうだった……?」

    ほむら「何も、なかったわ……。流石に、1日に2回も何かする気は、なかったみたい……。
        でも、明日は違う……明日はきっと、何かする気だわ……明後日も、次の日も……」

    さやか「ほ、ほむら……本当に大丈夫?ちょっと休んだ方が……」

    ほむら「こんな時に休めるわけなんてないでしょう!?馬鹿なことを言わないで!」

    さやか「っ……」

    ほむら「……鹿目さんは?鹿目さんは今、どこに……」

    さやか「き、教室であたしのこと、待ってるよ」

    ほむら「そう……とりあえず、あなたは鹿目さんを家まで送って。
        その後、また集まって、話し合いましょう……」

    314 = 170 :

    ほむらちゃんかわいい!

    315 = 168 :

    さやか「あ、えっと……じ、実はこれから、まどかと2人で用事があるんだけど……。
        その後でも、良いかな……?」

    ほむら「……良いわ。キャンセルすれば、あの子が悲しむでしょうし……。
        それじゃあ、用事が終わったら連絡してちょうだい……」

    さやか「う……うん。それじゃ、また後で……」

    そうして美樹さんは教室へと戻り、私はそのまま学校を出ることにした。

    あの子たちの用事が終わるまでの間も、私1人で可能な限り考えないと。
    何か、ないか……より良い方法が、ないか……。

    ……校門を出て少し歩いたところで、
    誰かを待っているように佇んでいる人が目に入った。

    ほむら「ッ……!?」

    その顔を見た瞬間に私は……まるで全身の血液が凍ったような、
    内臓がすべて裏返ったような……喩えようもない感覚に襲われた。

    316 = 170 :

    ほむーっ!

    317 = 170 :

    318 = 168 :

    ……あいつだ。
    忘れられるはずもない。
    あいつだ……!
    いつだったか、せっかく掴みかけた希望を粉々に踏み砕いた張本人……。
    美国織莉子……!

    どうしてあいつがここに居るの?
    見滝原中学校の通学路に居るの?

    何のために?
    ……決まってる。
    待ってるんだ。

    誰を?
    決まってる……。
    まどかを、待ってるんだ。
    待ち伏せしてる……!

    待ち伏せして、殺そうとしてる……!

    320 = 168 :

    あの“イレギュラー”が……よりによってあいつが……!
    いや……今更もう、驚くことじゃない。
    このおかしな時間軸では、もうどんなイレギュラーが発生してもおかしくない……。

    でも……もう嫌だ。
    これ以上問題を増やさないで。

    ……そうだ。
    私は知ってる。
    解決方法を知ってる。
    この問題は、すぐに解決できる。
    あの時だって、そうしたじゃないか。

    殺せば良いんだ。
    美国織莉子を、殺せばすぐに解決だ。
    こいつは殺されても仕方ない。
    だって、まどかを殺そうとしているのだから。

    321 :

    いじめられっ子の発想ね

    322 = 168 :

    でも、どうする?
    ここは結界の外。
    殺せば死体が残るし、それも銃弾による死亡だなんて……。

    いえ、迷ってる暇なんてない。
    そんな理由で躊躇していたら、また取り返しのつかないことになる。

    前は間に合わなかった、でも今回は違う。
    今殺せば間に合う。
    時間を止めて、すぐにでも……。

    その時……運が味方した。
    美国織莉子の向こう側から、大型トラックが走ってきている。
    あれを使えば、事故に見せかけられる……。
    不運な事故として、始末できる。

    ……周りに、人は少ない。
    やるなら今しかない。


     カチッ

    323 = 170 :

    ほむぅ

    324 = 170 :

    325 :

    おいばかやめろ

    326 :

    やめろ!トラックの運ちゃんにも養っていく家族が居るんだよ!

    327 = 170 :

    ほむらちゃんかわいい!

    328 = 228 :

    まどまど

    329 = 228 :

    さる?

    330 = 325 :

    ごりら?

    331 = 205 :

    ぶっちゃけハンカチパクったのQBだろ

    332 :

    寝落ちかな?

    333 :

    科学少女と文学少女

    334 = 228 :

    保守まど

    336 = 170 :

    ほむらちゃんかわいい!

    337 = 228 :

    保守まど

    340 = 167 :

    341 :

    まーーーーた面白くもないオナニー駄文垂れて寝落ちして保守(笑)で無駄に伸びるゴミスレか

    342 :

    >>341
    朝早くから保守ありがとうございます!

    346 = 168 :




    まどか「織莉子さん、もう待ち合わせ場所に居るかな?」

    さやか「今日はなんか学校早く終わる日だとか言ってたし、もう待ってるんじゃないかな?」

    まどか「じゃあ急がなきゃ!待たせちゃったら……あれ?」

    さやか「何、どうしたの……ん、すっごい人だかり。何かあったのかな」

    まどか「……あそこって、待ち合わせにしてた場所、だよね?」

    さやか「う、うん……行ってみよう」

    347 = 168 :

    野次馬1「おい、救急車まだ来ないのかよ……!」

    野次馬2「む、無理じゃないか、あれ……。救急車来たって、もう……」

    ほむら「…………」

    まあ、無理でしょうね。
    だってそういう風にしたから。

    一先ずこれで安心。
    これでもう、まどかは……

    まどか「ひっ……!?ぃ、いやぁあああぁあああッ!?」

    ほむら「え……っ!?」

    さやか「う、うそでしょ!?織莉子さん!織莉子さん!!」

    な……名前を、知ってる?
    まさか……。
    まどかたちは、美国織莉子と知り合っていた……!?

    348 = 169 :

    このSSのほむらが話もせずにいきなり織莉子を殺すとは思えん
    QBに魔法少女がいなかったことは聞いてるんだし

    349 :

    ああ、やっちゃった……

    350 = 168 :

    まどか「織莉子さん……織莉子さぁん……ぅくっ、ぅわぁあああん……!」

    さやか「っ……ぐすっ……ううっ……ひぐっ……!」

    ほむら「…………」

    知り合っていたなら、どうしてまどかは殺されていないの……?
    ……考えられる理由は1つ。
    美国織莉子は……まだ、契約していなかった。

    つまり彼女は、まどかを殺すために待ち伏せしていなんじゃなくて。
    まどかたちの用事は、美国織莉子と会うことで……。
    この様子から考えて、美国織莉子は、まどかと、仲が良くて……。

    ……いえ、そんなこと、関係ない。
    今は契約していなくても、いつかは契約するかも知れない。
    そうなれば、まどかは殺されてしまうかも知れないんだ。
    その可能性がある限り、美国織莉子は殺さなくてはならなかった。

    たとえ、現時点では普通の人間であったとしても……

    QB「彼女を手にかけたのは君かい?ほむら」


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