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    元スレ響「ぷ、プロデューサーが……ガンに……?」

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    101 :

    貴音ww

    103 = 1 :

    (ダダダダッ)

    貴音「ここで一句。夕ご飯 ああ夕ご飯 夕ご飯。貴音」

    「た、貴音むちゃくちゃ速いぞ!!」

    伊織「それでも私達が追い付かれないのは、やっぱり人間も動物ということかしら」

    雪歩「生命の危機に瀕すると、普段以上の力が出るものですぅ」

    あずさ「そんな悠長なこと言ってる場合じゃないわよ」シャカシャカシャカシャカ

    亜美「あ、あずさお姉ちゃんすらもが必死だ!!」

    (ダダッ)

    「ち、千早!!」

    千早「あ、さっきの真だったのね。悪いけど話なら後に」

    「いや、重要なことだから! 簡潔に伝えるよ、その雁はプロデューサーなんだ!」

    千早「えっ」

    雁P「クワックワッ」

    「り、理由は分からないけれど、急にそうなっちゃって……とにかく! 絶対逃がさないでね!」

    千早「……雁……プロデューサー……逃がさない……はっ! 分かったわ、真!」

    104 = 7 :

    きがくるっとる

    105 = 12 :

    急展開

    106 :

    なんだこのSS

    107 = 1 :

    (ダダッ)

    伊織「えっ、ちょっとどこに行くのよ!」

    千早「プロデューサー、このままどこかへ飛んで行って駆け落ちしましょう!」ダダダッ

    雁P「クワッ」

    「うわぁそう来たかあ!」

    千早「これが呪いか何かだというなら、解く方法はあるはず……二人きりになってから、じっくり探させていただくわ!」

    「せっかくめんどくさいのは美希と春香で片付いたと思ったのになあ!」

    律子「ち、千早を捕まえなさい!」

    「だ、ダメだ! プロデューサーの速度も加わってるから、自分達でも追いつけないぞ!」

    千早「プロデューサー、私達二人だけのarcadiaへ旅立ちましょう! さぁ、ふたつの翼であの天空(そら)へ!」

    (ググッ)

    「っ?! そ、それはダメだぞ、千早ぁっ!!」

    千早「翔べっ!」


    (タンッ)

    109 = 1 :

    ――その時の様子を、のちに萩原雪歩はこう語った。


    雪歩「ええと、その時千早ちゃんは、プロデューサーの足を持っていたんですぅ。こう、足首に当たる部分をギュッと」

    雪歩「その状態で……飛べると、心の底から信じてたんだと思います。タンッて、地面を蹴ったんです」

    雪歩「ええ、いい音がしました。アスファルトを叩く綺麗な音……あんなステップで、私もダンスを踊りたいですぅ」

    雪歩「でも、私はひんそーでちんちくりんだからあんなに上手くは……」

    雪歩「はわわっ! は、話が逸れちゃいましたぁ」

    雪歩「それで、ええと……千早ちゃんはジャンプしたんです。きっと、そのまま空へ飛んで行けると信じて」

    雪歩「まるで、イカロスのお話みたいですね」

    雪歩「でも……千早ちゃんが羽ばたこうとしたその羽は、蝋で固められた翼のように、脆かったんです……」

    雪歩「当たり前ですけれど……」


    雪歩「……雁に、人間一人を支える力は、ありません」

    111 :

    死んだな

    112 = 13 :

    ありえないことだらけのSSで急に当たり前のことを言われると逆にびっくりするわ!

    113 = 18 :

    ですよねー

    114 = 6 :

    スレンダーな千早だとしても、そら無理だわな

    115 = 15 :

    空気抵抗少ないちーちゃんでもダメか

    116 :

    あずささんならエアバックがあるから大丈夫なのにな

    117 = 20 :

    本体重量は軽そうなのにな
    主に一部

    118 :

    グルグルのアヒルマン思いだした

    119 :

    そん72言うなよ

    120 = 1 :

    雁P「クワッ?!」ガクンッ

    千早「えっ!?」ガクゥッ

    「手を放してぇ!!」

    千早「だ、ダメ、今放したら、プロデューサーは、私の手から――」






    (ボキッ)

    121 = 23 :

    ガーン…

    123 = 13 :

    何が折れたんだ……

    124 :

    さっきから響がちょいちょい優しい

    125 = 1 :

    雁P「ク、ワ…」ドサッ

    千早「あっ!?」ドサッ

    雁P「……」

    千早「ぷ、プロデューサーの、足が……!」

    「ぁ……あぁっ……!」


    千早「「折れちゃったぁーーーッ!!!!!」」



    「っ」グルッ

    亜美「まこちん!?」

    貴音「夕餉夕餉夕餉夕餉夕餉夕餉夕餉」

    「ごめん、貴音……せいっ!」ドスッ

    貴音「に゙ゃっ」

    (ガクッ)

    伊織「鳩尾への、一撃……」

    「あと僅かに突きが遅かったら……ボクが喰われていた……」

    126 = 18 :

    進撃のタカネ

    127 :

    ボクが喰われていた(意味深)

    128 :

    怒り喰らう四条貴音

    129 = 1 :

    書いてたら夕餉の餉がゲシュタルト崩壊して青鬼に見えてきた

    130 = 1 :

    「うわぁん! プロデューサーの、プロデューサーの足がぁ!」

    雁P「クワァ…」

    律子「完全に折れてるわね……」

    千早「ごめんなさい、ごめんなさい……私が欲を出したから……!」

    亜美「なぁんだ。カンパネルラ、こいつはお菓子だ」

    真美「本当だね、ジョバンニ。砂糖菓子みたいだ」

    貴音「お菓子っ!?」ガバッ

    「貴音はちょっと黙ってて」ドスッ

    貴音「に゙ゃっ」ガクッ

    雪歩「と、とりあえず安静にしないと……」

    伊織「ちょっと待ってて、今すぐ獣医を――」



    (ババババババババ)

    伊織「へ、ヘリのプロペラ音?!」

    131 = 128 :

    ケンシロウ「バイクのエンジン音…」

    132 = 1 :

    (ババババババ)

    「そう、僕だ」ドジャァ―z_ン!

    伊織「!? 何しに来たのよ!!」

    「動物病院の者です。治療は局の方で致します」ガシィッ

    律子「えっ!?」

    「とりあえず付き添いの方がどなたか……」


    伊織「わ、私が行くわ!」

    千早「い、いえ、責任を取って私が!」

    律子「あなた達が行くとややこしそうだから待ってなさい。私が」

    あずさ「あらあら、年長者に任せていいのよ?」

    亜美「亜美はめどいから先に事務所行ってるYO」

    真美「行こうぜ行こうぜ→」

    雪歩「あ、私もお茶の用意して待ってるね」

    「みんな騒がしいなぁ……」

    135 = 128 :

    訳が分からないまま終了かよ!

    136 = 134 :

    ID変わってるけど、1なのか?

    137 = 1 :

    (ギャーギャー!)

    「このままではいつまで経っても終わらない」

    雁P「クワァ…」

    「あ、じゃあ自分が行くぞ」

    「良い判断だ、掛け値なしに」


    (バババババババババ)


    伊織「私が!」

    千早「いえ、私が!」

    律子「はぁ、勝手にしなさい」

    「もう行っちゃったよ、プロデューサー達」


    ――――――
    ――――
    ――

    138 = 6 :

    >>133
    あせらせんな

    139 = 1 :

    (ガチャッ)

    春香「……ただいま」

    美希「……ただいまなの」

    小鳥「……ご迷惑をおかけしました」

    律子「前二人はとりあえずいいわ。小鳥さんはバッチリアウトなんで始末書書いておいてください」

    小鳥「はい……」


    亜美「ねぇねぇ、兄ちゃん大丈夫なの?」

    雁P「クワッ」

    「なんか回復速度が異常だから一週間もあれば治るって」

    千早「うぅ……良かった……本当に良かった……!」

    雪歩「とりあえずは一安心、だね」

    雁P「クワァーッ」

    「うん! みんなで一生懸命看護して、また飛べるようにしてやるからな!」

    「そうだ、経過を日記に書いておこっと」

    140 = 13 :

    元に戻すという目的がどこかに行ってしまった

    141 = 1 :

    『プロデューサー観察日記』


    ○月×日

    足が折れちゃったプロデューサーは、今日から静養生活。
    お医者さんは治るって言ってたし、一生懸命看てあげないと!

    ○月△日

    プロデューサーはまだ動けない。固定された足がむず痒そうだ。
    もうちょっと我慢してね。頑張って、プロデューサー!

    ○月□日

    怪我をしてから弱ってたプロデューサーだけど、最近元気が出てきたみたい!
    餌を食べる量も増えてきたし、一安心だ。

    ○月▽日

    お医者さんによると、もう骨折は治ったそうだ。
    でも、まだ歩けないみたい。リハビリ、頑張ろうな!

    ○月◇日

    大分歩けるようになってきた! もうちょっと!
    最近は羽をばさばさと羽ばたかせてる。早く飛びたいんだね。


    「プロデューサー、だいぶ元気になってきたな!」

    142 :

    この日記はあかん

    143 = 86 :

    もはや突っ込み不在

    144 = 13 :

    唯一の希望だった響が……

    145 = 18 :

    おう会話しろよ

    146 = 1 :

    ○月◎日

    怪我は治ったし、プロデューサーも無事歩けるように!
    寂しいけど、とうとうお別れの日がきちゃった……。



    「……プロデューサー……」

    雁P「クワッ」

    律子「響」

    「律子……」

    律子「寂しい気持ちは分かるわ。でも、この日が来ることは分かってたでしょ?」

    「うん……」

    雁P「クワァーッ」

    147 :

    もうどこから突っ込めばいいのかわからない

    148 :

    春香「大丈夫だよ、響ちゃん!」

    「春香?」

    春香「雁は渡り鳥。ちゃんと毎年、同じ餌場に戻ってくる。そうでしょ?」

    「……うん」

    美希「ねえ、今年はさ、みんなで稲を植えようよ!」

    「稲を?」

    美希「お米が取れたら、おにぎりがいーっぱい食べられるの!」

    美希「それに、ここ一面に黄金色の稲穂が揺れたあと、そこに、きっとハニーが啄ばみにくるの!」

    あずさ「日本の原風景ね……」

    千早「……今となっては、雁が訪れる環境も、減ってきているでしょうしね」

    149 :

    もう解き放つ態勢やないですか……

    150 :

    こんなん、悲しいわ


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