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    元スレ兄「こんな妹は可愛い」

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    451 :

    スケッチブックに書いてあることを妹がしているということはスケッチブックは妹の存在そのものということ
    書いたこと通りの行動を取っているが・・・もし書くことができなくなったら・・・
    残りがなくなるということはつまり・・・

    452 :

    おいやめろ

    453 :

    なんか最終的にシリアスになりそう

    455 :

    >>449-451
    やめろ







    やめろ

    456 = 363 :

    まだあったのか

    459 :

    ぴぽ

    464 :

    スケッチブックが尽きた時こそ兄の度量が試される

    466 = 360 :

      

    ――――――


    ――――――――――――


    ――――――――――――――――――






    「よっしゃー学校終わりー! さあ家帰るかー!」

    「何だ兄今日も速攻帰宅か」

    「当然だろー? 可愛い可愛い妹が俺の事待ってんだからな!」

    (今日の可愛い妹は『クールだけど怖がり』だ! 一緒に観るホラー映画も用意してあるぜ)

    「まーた妹ちゃんか……本当お前ら仲良し兄妹だなー」

    「へっへっへ。羨ましいだろー」

    「まぁな。でも……何かお前ら元から仲悪くはないと思ってたけど、“ある時期”を境に一気に異常なほど親密になったよな」

     

    468 :

    おはよう

    469 = 360 :

     
    「そうか?」

    「ああ」

    (そりゃ当然……なぁ?)


    「はふぅ……あの頃の妹ちゃんは何処行っちまったんだか」


    「」ピクッ

    「ど、どういう事だ?」

    「お前は前の妹の方が良かったってか?」
     

    470 = 360 :

     
    「ん? ああ、変な風に聞こえたんなら悪い。ただ前とのギャップが凄すぎるんでそう言っただけだ。深い意図はないぜ」

    「……あ、ああ」

    「心配しなくとも別にお前らに嫉妬したとかじゃないから安心しろって。ははは」

    「そ、そんな心配してねーっつの」



    「……それじゃ校門で妹待ってると思うし、俺先行くわ」

    「おうっ、じゃあなっ」

    「また明日」
     

    473 = 360 :

     






    「……」

    「……」ボー

    「…………」ソローリソローリ

    「……」ボー


    「………………わっっっ!!!」

    「うひゃああっっっ!?」ビクーッ


    「あはははは! びっくりした!? びっくりした!?」

    474 = 360 :

     
    「ひゃ……はぁ、はぁ、はぁ……はぁ……はぁ……」バクバク

    「……」


    「はぁ…………はぁ…………ふぅ……」

    「……」


    「…………ふっ」


    「こんな幼稚な事をするなんて、相変わらずおちゃめだね――――兄くん」

    (頑張ってクールに整えたぁぁぁかわええええええええ)
     

    475 :

    ほく

    476 :

    黒幕は俺

    477 = 360 :

     

    「こほん、だけれどね。人を待たせていた場合、まずは言うべき事があるんじゃないかい?」

    「あ、待たせてごめん妹。ていうかいつも待っててくれてありがとな」

    「……ふふっ、そういう言葉がすぐに出てくる兄くんが私は好きだよ。撫でてあげようか?」

    「……い、いいわ。ってか俺の方がかなり背高いから撫でづらいだろ」

    「私が頑張って不格好ながらナデナデする姿に、グッとくるんじゃないか?」

    (分かってるねぇ……じゃなくて)

    「それはいいから、さっさと帰ろうぜ」

    「ふふ……ああ、そうだね」

     

    479 :

    >>83

    480 = 360 :

     



    「あ……そういえば、今日も妹友ちゃんが遊びに来ると言っていたよ」

    「またか。最近さらによく来るようになったな」

    (ホラー映画はまた今度だな……)

    「私達といると本当に執筆が捗るそうだ」

    「漫画家のあれこれは私にはよく分からないが、作品のインスピレーションは何気ない日常に潜んでいるのかもね」

    「はは、そうかもな」

    (俺達の日常は何気ないものじゃないけどな)

    「それと、私の雰囲気がころころ変わるのも創作意欲を刺激する……とも言っていたな。よく分からないが」

    「……あぁー……なるほど……」
     

    482 = 360 :

     



    家―

    「さぁさぁ今日も仲良くお話しようお二人さん!」

    「ふふっ、見てるこっちが元気になるぐらいイキイキしているね妹友ちゃん」

    「おうともさ! 妹ちゃんは今日はそのキャラでいくんだね!」

    「いろんな角度からお兄さんを攻めてるんだね! いいよいいよー、その意気だよー」

    「……? 何だか知らないが楽しそうで何よりだ」

    「妹友ちゃん、最近漫画の方は調子いいの?」

    「……んんー……熱意も妄想も勿論絵の練習も……かなりいい具合なんですけどねぇ」
     

    483 :

    まだあった

    484 = 360 :

     
    「ただ……何だろう……何か……何かがあと少し足りない感じですね」

    「それこそ1%のひらめき的な……ビビビっとくるもんが欲しいとこですかねー」

    「そうかー……漫画を描くのも大変だね」

    「はい……で、す、か、ら」

    「私への協力だと思って、妹ちゃんとイチャイチャしてくださいっお兄さん!」



    (…………そういや、妹友ちゃんってどんな漫画描いてるんだろ)

    (……いや、考えなくても大体想像はつくけど)

    (何しろ俺と妹がネタって言ってるぐらいだからなぁ……)
     

    485 = 360 :

     
    「いやーそれにしても本当妹ちゃんってばお兄さん大好きで!」

    「前は全然素振り見せなかったのに“ある時期”から学校でもお兄さんの話ばかりするようになって!」

    「……!」

    「きっと溜まりに溜まったお兄さんへの想いが急に爆発したんでしょうね!」


    「お兄さんの存在を私に隠していたあの頃の妹ちゃんはもういない……」


    「」ピクッ

    「……って感じですよぉ! 新生妹ちゃんですね!」


    (…………また……この感じ)

    「……お兄さん?」
     

    486 :

    書くのが速くなってる!!

    487 = 360 :

     
    「……ごめん、俺用事思い出しちゃったから悪いんだけど二人で遊んでてくれる?」

    「あ……そうなんですか……残念ですね」

    「それじゃ……私達は学校から今日出された宿題でもやろうか」

    「……げっ」







    兄の部屋―


    「……ふー」

    「何か……何だろ……」

    「友と妹友ちゃんから続けざまに同じような事言われたってのもあるけど……すげぇ胸がざわつく……」


    「あの頃の妹はもういない…………か」
     

    488 = 431 :

    いもともが鶴谷さんに変換されるのだが

    にょろーん

    490 = 360 :

    てす

    491 = 399 :

    >>488
    くせぇんだよ死ねくそもし

    492 = 360 :

    あ、やっと書きこめた
    さるさん怖いよ

    493 :

    しえんだ
    しえん

    494 = 360 :

     

    「ふっ……なんてな」

    「そーんな深刻に考えるような事じゃないない!」

    「あの可愛くない妹にまた会いたいとか別に俺は思わねえけど……」

    「ま、久しぶりにちょっと懐かしむってのもまた一興ってやつだし……」

    「ちょっくら呼び戻してやるかー」

    「このスケッチブックに……こう書いて……」

    「……これでいいか」







    「こんな妹は可愛い」

    『可愛い妹になる前のアイツ』

     

    495 :

    結局妹がスケッチブック見てて真似してたってオチですね

    497 :

    分岐点だな
    妹の反応をどうするか

    499 = 360 :

     
    「よし……様子を見に行くか……へへ」




    「おーい、妹ー」

    「あれっ? お兄さん用事はもういいんですか?」

    「あ、それは……ね。そ、それより、妹――」


    「――――どうしたんだい? 私に何か用か? 兄さん」




    「……あ…………れ…………?」

    (ど、どういう事だ!? 変化無し!?)
     

    500 = 375 :

    おそい


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