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    元スレ兄「こんな妹は可愛い」

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    みんなの評価 : ★★
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    51 = 45 :

    なんで1レスするのに20分以上かかるんだよ

    52 = 1 :

     

    「う、うーん……」

    「あ、起きた」

    「母さん……おはよう」

    「はい、おはよう」

    「あー……俺さ、今おかしな夢見てたよ」

    「へー、どんな?」

    「なんか……妹が俺に抱きついて『大好き』とかいう夢……はは、あの妹がだぜ?」

    「それだったら多分夢じゃないよ」

    「え?」

    「足元見てみ」チョイチョイ

    「……」チラッ

    「お兄ちゃん、お兄ちゃん……」ギュウウウ

    「……これも夢か」

    「現実だよ、そろそろ起きろ」

    53 = 1 :

    食卓―

    「えっへへ、お兄ちゃんと一緒に朝ご飯っ♪」

    「これは一体どういう事だろうか」

    「私が聞こうと思ってた事を先に言われるとは」

    「っていうか本当に何も心当たりないの? 何で妹がアンタの事大好きになってんのよ。もはやアレ誰?」

    「あんたの娘だよ。心当たりは……あるつもりだったけど……流石にここまでくると……」

    (最初は俺を騙して何らかの復讐って線だと思ったけど……コイツがここまで演技をするとか……あるか? いやしかし……)

    「はいっ、お兄ちゃんっ! あーんっ」

    「……え!? きゅ、急にどうした!? サラダをこっちに向けて」

    54 = 1 :

     
    「私が食べさせてあげる! あーんして!」

    「ええっ!? あ、あーんって……お前が……俺に!?」

    「……嫌だった?」ウルッ

    「いいい、嫌とかじゃないけど、いきなりは恥ずかしいっていうか、母さんの前だし……!」

    「あー大丈夫大丈夫。私すみっこの方向いてるから……ぷふぅぅっ!!」

    「おい、今何で笑った!? あんた何面白がってんだ、おい!」

    「お母さんは向こう向いてるよ。ほらお兄ちゃん、あーん」

    「ぅぐっ……あ…………ああーん」

    55 :

    >>1
    頑張って完走してくれ

    56 = 1 :

     

    「」パクッ

    「どう? 美味しい?」

    「う、うん……美味いよ」

    (何かもう味とかよく分かんねーよ! これ演技!? 演技なのか!?)



    「あ、そうだ! お兄ちゃん、さっきの頭の傷はもう大丈夫なの!?」

    「え? あ、ああ。ちょっとたんこぶになっただけだから心配ないよ」

    「もし、ちょっとでも身体に異変を感じたらすぐに言ってね! 我慢はダメだよ!」

    「あ、あはは。大袈裟だなぁ。心配無いって」

    「心配だよぉ! さっきだってお兄ちゃんが気絶しちゃった時とってもとっても心配だったんだよ!? このままお兄ちゃんが起きなかったらどうしようって……」

    「お兄ちゃんがいなくなっちゃったら私……私……うぅ」ポロポロ

    「…………スミマセンデシタ」

    57 :

    一体何が起きたんだ

    58 :

    ノートがデスノート的なアレだったんだろ

    60 :

    それくらいにしておかないと鉄拳が飛んでくるぞ

    65 :

    メンヘラ√

    66 = 6 :

    だから!
    遅いんだよ!

    72 :

    ぁよ

    73 :

    おい

    77 = 1 :

     


     
    兄の部屋―

    「……判決が下りました」

    「アレは演技じゃない! 流石に!」

    「いくら妹でも俺を騙すために抱きついてきたり、あーんしてきたり、たんこぶ程度でボロボロ泣いたりしねーって!」

    「アレが素だとすると……一体何故突然あんなに……何というか……可愛くなったんだ!?」

    「もしかしてアイツ何か新手の精神寄生体にでもやられてるんじゃ……」


    コンコン

    「……おにいちゃーん」

    「噂をすればまたまたやってこられましたよ……」

    80 = 1 :

     
    「ん……今度はどうした、妹よ?」

    「えっとー……そのぉ……」

    (何か歯切れが悪いな……)

    「もしかして少し頼みづらい用事でもあるのか?」

    「んーん……そういうのじゃなくて……」

    「じゃあ何だ? 遠慮しないで何の用事か言ってみな」

    「……用事が無いと来ちゃダメだった?」

    「え?」

    「別に何か頼みたいとか用事がある訳じゃないの……ただ、お兄ちゃんのそばにいたいなぁって思ったから来たんだけど……」モジモジ

    「迷惑だったかなぁ?」

    「」ズキューン

    81 = 57 :

    妹かわいい

    82 = 76 :

    すまらしえん

    83 :

    こんな妹ほちぃ

    84 = 1 :

     
    「め、め、迷惑なんて事ある訳ないぞ! た、ただ俺のそばにきても別に面白い事とか無いけど! だ、大丈夫か?」

    「えへへ……お兄ちゃんだけいれば十分だよ」スタスタ

    「横……座るね?」

    「お、おうっ」

    「……」

    「……」ドキドキ

    「……えへへ」スリスリ

    「…………!!」

    (ぬおおおおおおお!? 妹が……俺にすり寄ってきてるううううううう)

    85 = 68 :

    私怨

    86 :

    かわいい

    87 = 86 :

    落ちそうじゃねーか支援

    88 = 1 :

     
    「お兄ちゃん……温かい」

    「……っ……い、妹……わ、悪いんだけど……一個……聞いていいか?」

    「なぁに?」

    「どうしてお前急に……こ、こんな甘えてくるんだよ? あ、嫌って訳じゃないからな!? ただ昨日までと全然対応が違うのが気になって……」

    「……どうしてだろ? 何かね、前は思わなかったんだけど、今はお兄ちゃんに甘えたくて甘えたくてしょうがないのっ」

    「どうしてかっていうと……私もよく分かんないや。えへへ」

    「そっかー分かんないかー、じゃあしょうがないなー。あはは」




    (うん……もう理由とかどうでもいいや)

    (妹はめちゃくちゃ可愛い! その事実だけあれば十分じゃありませんかぁ!)

    89 = 76 :

    さあ

    91 :

    かわいい

    92 = 1 :

     



    夕食時―

    「お兄ちゃん、はいっ、あーん!」

    「ああーん」パクッ

    「美味しい? お兄ちゃん」

    「ああ! 妹に食べさせてもらうと、普段の平凡なご飯が豪華フルコースのディナーに感じられるよ!」

    「もーっ、お兄ちゃんってばー……それじゃあ私にも食べさせてほしいなっ」

    「お安い御用だよ……あーん」

    「あーん……ん」アムッ

    「美味いか?」

    「うん、ほっぺが落ちちゃいそう!」

    「あはははは」

    「笑ってないでさっさとご飯食えよ」

    94 = 68 :

    捕手

    95 :

    母ちゃんも身体が疼いて仕方がないんだな

    98 :

    恋は一瞬、妹は一生―――。

    99 = 2 :

    Yes,シスコン Yes,タッチ


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