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元スレ妹「これが…お兄様の…」

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みんなの評価 : ★★
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1 :

「…通信簿。2と1しかないです」

「ハハッワロス」

「もうっ!ワロスじゃないです!」

「いいだろ別に…誰にも迷惑かけてないぞ」

「ここまでお兄様がバカだと思いませんでした」

「なにおう」

「私の兄がこんなに成績が悪いなんて…うっうっう…」

「お前は頭いいからなぁ」

3 = 1 :

「お母様はなんと言ってました?」

「体育が5なんてすごいねって」

「体育なんて将来なんの役にもたたないです」

「そうかなぁ」

「幸い今は夏休みですから時間はたっぷりあります…さぁ勉強して下さい」

「や、午後から用事があるし」

「駄目です」

「大事な用事なんだって」

「勉強より大事なものはないです。ささっ、私がみてますから…」

4 = 1 :

「ちなみにお兄様の用事というのは何ですか?」

「えーと…公園で野球?」

「ぶちますよ」

「こわっ」

「野球なんていつでも出来ます!何を考えてるんですかっ」

「お前高校球児に同じ事言えるか?」

「話のすり替えはやめて下さい」

「とっとにかく俺は行くぞっ!」

「あっ…駄目です…っ!」

5 = 1 :

「…行ってしまいました」

「まったく…こんなに私が心配してるのに…」

「長男なんだから…しっかりしてくれないと困ります…」

「最近毎日どこかに遊びにいってるようですし…ぷんぷん」

「はぁ…怒ってるのも…疲れました」

「……」

「……?これは…?」

6 :

ほうほう

8 :

「お兄様のパンツ!」

10 :

妹と姉が現実にいるやつって

一体何に期待するんだろうな

11 = 7 :

>>9
やめてイメージ変わっちゃうから

12 = 7 :

>>10
非現実の姉・妹

13 :

再生厨とかまだいんのかよ

14 = 1 :

「大学の…パンフレット…?」

「お兄様ったら…あんなに成績悪いくせに…!身の程知らずにも程があります」

「ごそごそ…女子大のまで…へ、変態…!」

「見損ないました…」

「…見ちゃったの?」

「お、お母様…お兄様がこんな物を…最低です!」

「妹ちゃんための物よ、それ」

「……?」

15 :

|-`).。oO(・・・・夏は暑い姉の人だった・・・・期待・・・・)

16 :

>>15
今気付いたwktk

17 = 1 :

「ど、どういう事ですか?」

「お兄ちゃんね…妹ちゃんを大学に行かせてあげたいんだって」

「え…?」

「自分と違って、頭もいいし…普通の女の子みたいにって」

「…え?…え?」

「うちはお父さんもいないし…経済的余裕がないんだけど」

「そ、それは知ってます…」

「お兄ちゃん、今もアルバイトに行ってるのよ」

「そ、そんな…!公園で野球だって…お兄様は…」

「あらあら、そんな事言ってたの?ふふ」

18 = 1 :

「このあたりから通える大学、無いでしょ?」

「は、はい…」

「あなたの学費と…1人暮らしのお金、貯めるんだって」
「……っ!」

「高校に入ってからずっとなのよ…だから、あんまり勉強も出来なかったかもね」

「そんな…そんな事、一言も…」

「お兄ちゃん、昔は成績良かったでしょ?」

「そ、そういえばそうだったかも…です…」

19 :

くそ
野球とか話しが出た時点で
カツオとワカメにしか見えなくなった

21 = 1 :

「だから、ね…成績のことであんまりお兄ちゃんを怒らないで」

「わ…私…さっき酷い事…私…」

「お兄ちゃんは怒らないわよ、大丈夫」

「…ぅうっ…え…ぇんっ…!お…母様…どうしよ…う…私…」

「あらあら…」

「私…私がバカ…でした…ごめんなさい…ごめんなさい…」

「お兄ちゃんに言ったら駄目よ?口止めされてるから」

「うっ…うっ……えっ…」

22 = 1 :

「ただいまー」

「お、お帰りなさい…もじもじ」

「…どうかした?もじもじされても困るぞ」

「お兄様…や、野球はどうでしたか?」

「ん、んーと…楽しかった」

「…うちにはバットがありませんね。グローブも」

「あ、あぁ、借してくれるから…」

「服もずいぶん綺麗ですね」

「ヘッスラするまで真剣にはやらないだろ」

「晩ごはん…出来てます。食べましょう…」

「あ、あぁ…」

23 :

ワクワク

24 :

しえん

25 = 1 :

「お兄様、ご飯おかわりはいかがですか?」

「貰おうかな」

「お兄様、私のコロッケも食べて下さい」

「あ、ありがと」

「お兄様、麦茶に氷を入れてあげますね…はいっ」

「お、お前なんか悪いものでも食ったのか?」

「あ…口元が汚れてますよ。拭いてあげます」

「自分で出来るってば…」

「駄目です…はい、いいですよ」

「うーん絶対におかしい」

28 = 1 :

「母さんは仕事か」

「そうです…帰りは明日の朝です」

「大変だよなぁ」

「…あの、お兄様は明日も野球ですか…?」

「え、えーと…うん…明日は朝から」

「…そうですか」

「よ、夜ちゃんと勉強するから」

「いえ、もういいんです」

「見捨てるなよ」

「そ、そうじゃありません!」

29 = 20 :

男として生まれてきたからには
嘘はつき通していかねばならぬ

30 :

嘘は守る為にあるんだよ←かっこいい

31 = 1 :

「ところで…どこの公園で野球を?」

「な、なんで!?」

「応援に行きたいのです」

「いや、そんな本格的な野球じゃないから…」

「…それなのに明日は朝から、ですか?」

「おうとも」

「くすくす…よっぽど好きなんで…す…ね…ぐすっ…」

「辛子漬けが染みた?」

「違いま…す…じゃなく…て…違いませ…ん…」

「どっちなの」

32 :

なかなかのSSじゃないか
全部書いてね

34 = 1 :

「明日はお弁当作りますね」

「いいって…適当にパンでも食うから」

「だ、駄目です!野球は体力勝負ですよ!」

「家を出るときとの落差が激しい」

「精のつくものを作ってさしあげますね…ふふ」

「はぁ…」

「ニラとニンニクと…肉とウナギと…後は…」

「鼻血が出そうなメニューだな…」

35 :

いもぺろさるよけ

36 = 1 :

「…学校がある時はほとんど毎日友達の家に行ってました」

「別にそれ自体は悪くないと思うが」

「その割に家にはお友達の方を連れて来ません」

「…」

「本当に友達の家に行ってたんですか?毎日?」

「ほ、ほんとほんと」

「…ばか……です」

「酷いこと言うな」

「…ばか…ばか…お兄様の…うっ…うっ…」

37 :

しえん

41 = 1 :

「なんで泣くの?」

「な、泣いていません!辛子漬けのせいですっ…ばくばくばく」

「おい、そんなに食べると」

「うううぅうぅっ…!」

「お前頭いいのにバカだよな」

「お、お兄様のほうがずっと…!」

「バカで悪かったな」

「…格好いい…です…素敵…です…」

「さて…食ったし寝るか」

「ど、どうして聞いてないんでしょう…」

43 :

いもにゃんきゃわわ

44 = 1 :

「おはよ」

「おはようございます、お兄様」

「今日はなんか朝から豪勢だな…おかずが4品も」

「そ、そんなことありません。普段通りです」

「昨日はカップラ渡されて終わりだったような」

「うぅ…昨日の私のばかっ…」

「まぁいいや、食うぞ」

「どうぞ…コーヒーはいかがですか?それともお茶?」

「やけに甲斐甲斐しい」

46 = 1 :

「じゃ行ってくる」

「行ってらっしゃい…野球…頑張ってください」

「おうよ」

「あの…これ…お弁当です…」

「ん、悪いな…って…お、重いな…これ」

「うふふ、特盛です」

「それになんか…臭っ…」

47 = 24 :

デュフフ

48 = 1 :

「……」

「…ささささっ…」

「…なんだか背後に気配が…気のせいか」

「……危ないです…見つかるところでした」

「♪二酸化炭素を吐き出して~」

「お兄様…ずいぶん古い歌を知ってます…」

「ん?」

「はっ…!」

「気のせいか…」

「す、鋭いです…もう少し距離を…」

「……」

「一体…どんなアルバイトをしてるんでしょう…」

49 :

わくわく

50 = 8 :

「ウィーオライオライ」


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