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元スレ勇者「俺が考えてた冒険と全然違うんだけど」
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女武「ふーん、あんたが女騎士? なんか未熟そうねぇ」
女騎士「?」
勇者「お前のほうが身長低いだろうが」
女武「あ、今侮辱したわね! 正拳突きかますわよ!」
魔女「……女、騎士」
女騎士「は、はい?」
魔女「……ナイスチューミーチュー」
女騎士「ええっ?」
勇者「よろしくってことだ……と思う」
勇者(わりと不安なメンバーかもしれないな……女騎士以外)
女騎士「?」
勇者「お前のほうが身長低いだろうが」
女武「あ、今侮辱したわね! 正拳突きかますわよ!」
魔女「……女、騎士」
女騎士「は、はい?」
魔女「……ナイスチューミーチュー」
女騎士「ええっ?」
勇者「よろしくってことだ……と思う」
勇者(わりと不安なメンバーかもしれないな……女騎士以外)
>>153
守ってあげたい
守ってあげたい
>>153
そこがいいんだよ
そこがいいんだよ
勇者「ん、女騎士軽装にしたのか?」
女騎士「はい。実は、あれ、男性用だったので」
勇者「そうだったのか。てっきりガタイ良いのかと思ってた」
女騎士「そんなことないですよっ」
勇者「それは女性用なのか?」
女騎士「はい。これなら動きやすくて良いと思って」
勇者「うん、なんかスッキリしてていいな」
女騎士「そうですか?」
勇者「ああ、とっても」
女騎士「ふふ、ありがとうございます」
女武「……話に入れないわ」
魔女「……」
女騎士「はい。実は、あれ、男性用だったので」
勇者「そうだったのか。てっきりガタイ良いのかと思ってた」
女騎士「そんなことないですよっ」
勇者「それは女性用なのか?」
女騎士「はい。これなら動きやすくて良いと思って」
勇者「うん、なんかスッキリしてていいな」
女騎士「そうですか?」
勇者「ああ、とっても」
女騎士「ふふ、ありがとうございます」
女武「……話に入れないわ」
魔女「……」
勇者「ついにこの町にさよならする日が来ようとは」
女武「ま、私たちは結構出てるからねぇ?」
魔女「……そうだっけ?」
女武「ちょ、あんたもギルドのメンバーでしょ! それに、一度一緒に行動したことあったじゃない!」
魔女「……覚えてない」
女武「なんなのよー!」
女騎士「私も、何度か集団で外に出たことはありますが……」
女武「これからは四人だけ」
魔女「……気合、入れる」
勇者「よし……行こう!」
女武「ま、私たちは結構出てるからねぇ?」
魔女「……そうだっけ?」
女武「ちょ、あんたもギルドのメンバーでしょ! それに、一度一緒に行動したことあったじゃない!」
魔女「……覚えてない」
女武「なんなのよー!」
女騎士「私も、何度か集団で外に出たことはありますが……」
女武「これからは四人だけ」
魔女「……気合、入れる」
勇者「よし……行こう!」
女武「って、いきなりスライム!」
魔女「……」
女騎士「せ、せせ、戦闘です!」
勇者「よし、みんなガンガンいこうぜ!」
女武「あんた命令しなさいよ!」
勇者「なんで!?」
魔女「……あなた、リーダー」
勇者「よ、よーし……みんな、『命令させろ!』」
勇者「女騎士、斬れ!」
女騎士「は、はい! てやっ!」
すかっ
女騎士「よ、避けられました!」
魔女「……」
女騎士「せ、せせ、戦闘です!」
勇者「よし、みんなガンガンいこうぜ!」
女武「あんた命令しなさいよ!」
勇者「なんで!?」
魔女「……あなた、リーダー」
勇者「よ、よーし……みんな、『命令させろ!』」
勇者「女騎士、斬れ!」
女騎士「は、はい! てやっ!」
すかっ
女騎士「よ、避けられました!」
転職経験有りで武闘家なのに女騎士より素早さ低いってのはどう言うことだ?
勇者「どんまいっ! 魔女、炎魔法!」
MPが足りない!
勇者「えええ!?」
魔女「……回復するの忘れてた」
勇者「仕方ない、女武なんでもいいから特技!」
女武「なんでもいいって何よ! てやっ!」
がすっ
勇者「おお、よっしょ止めは俺が!」
女武「できんの、あんたに?」
勇者「おうよ、伊達に家で黙々と鍛えてないぜ! でりゃ」
がす ぼか どす
勇者「ぐはー!」
女武「え?」
女騎士「……あれ?」
魔女「……ダメージ大」
MPが足りない!
勇者「えええ!?」
魔女「……回復するの忘れてた」
勇者「仕方ない、女武なんでもいいから特技!」
女武「なんでもいいって何よ! てやっ!」
がすっ
勇者「おお、よっしょ止めは俺が!」
女武「できんの、あんたに?」
勇者「おうよ、伊達に家で黙々と鍛えてないぜ! でりゃ」
がす ぼか どす
勇者「ぐはー!」
女武「え?」
女騎士「……あれ?」
魔女「……ダメージ大」
どすっ べきっ ぷよっ
勇者「ちょ、うわ! いてぇ! スライムつええ!」
すかっ
ばしばしっ どしゅっ
女武「ちょ、ちょっと待ちなさいよ……」
女騎士「……ゆ、勇者さん?」
魔女「……」
女武「もしかして……あんた……」
「「「弱い?」」」
勇者「ちょ、うわ! いてぇ! スライムつええ!」
すかっ
ばしばしっ どしゅっ
女武「ちょ、ちょっと待ちなさいよ……」
女騎士「……ゆ、勇者さん?」
魔女「……」
女武「もしかして……あんた……」
「「「弱い?」」」
勇者「……」
女騎士「……」
女武「……」
魔女「……」
勇者「い、いやあ……手強かったなぁ」
女武「どこがよ!」
魔女「……ただのスライム」
女武「あんた町出てソッコーで教会の世話になるつもり!? バカじゃないの!?」
女騎士「ま、まあまあ女武さん……」
女武「スカリガールは黙ってて」
女騎士「す、スカリ……」
女騎士「……」
女武「……」
魔女「……」
勇者「い、いやあ……手強かったなぁ」
女武「どこがよ!」
魔女「……ただのスライム」
女武「あんた町出てソッコーで教会の世話になるつもり!? バカじゃないの!?」
女騎士「ま、まあまあ女武さん……」
女武「スカリガールは黙ってて」
女騎士「す、スカリ……」
>>166
これなかなかヒドイな
これなかなかヒドイな
女武「大体ねえ、あんた考えてみれば町出るの初めてなんでしょ?」
勇者「は、はい……」
女武「何でしゃばってんのよ、バカ丸出し!」
勇者「……」
女武「スライムに攻撃当てられないで、死にかけるなんて前代未聞よ!」
女騎士(攻撃当てられない……くぅっ)
魔女「……レベル、いくつ?」
勇者「レベル?」
女武「レベル知らないの? 教会にいかないとわからないかもしれないわね」
勇者「は、はい……」
女武「何でしゃばってんのよ、バカ丸出し!」
勇者「……」
女武「スライムに攻撃当てられないで、死にかけるなんて前代未聞よ!」
女騎士(攻撃当てられない……くぅっ)
魔女「……レベル、いくつ?」
勇者「レベル?」
女武「レベル知らないの? 教会にいかないとわからないかもしれないわね」
勇者「……た、多分だが、1だと思う」
女武「はぁ?」
魔女「……ワン」
女騎士「い、いち……」
女武「……え、なんでそんなにザコなの?」
魔女「……驚き」
女騎士「……」
勇者(ああ、女騎士が助け舟も出せず俯いた!)
女武「はぁ?」
魔女「……ワン」
女騎士「い、いち……」
女武「……え、なんでそんなにザコなの?」
魔女「……驚き」
女騎士「……」
勇者(ああ、女騎士が助け舟も出せず俯いた!)
>>175
レベル1と5くらいなら結構差がある
レベル1と5くらいなら結構差がある
勇者「仕方ないんだ。勇者は旅に出るまでレベルが上がらないようになってるらしい」
魔女「……呪い?」
勇者「いや、よくわかんないんだけど」
勇者(そういえば、外に出ようと思ってもどうしてもいけなかったのは……)
『旅に出るまで外に出ることは許されない』
勇者(やっぱり、書いてある)
女騎士「な、なら……鍛えるしかないですね」
女武「そうなるわね……勇者なんだから、見込みがないわけじゃないだろうし」
魔女「……化ける」
女騎士「と、とりあえず今日は寝ましょう。ね?」
女武「そうね。なんか色々ビックリして眠くなってきたかも」
魔女「……見張り、する」
女騎士「ありがとうございます」
女武「まかせたわーおやすみー」
魔女「……呪い?」
勇者「いや、よくわかんないんだけど」
勇者(そういえば、外に出ようと思ってもどうしてもいけなかったのは……)
『旅に出るまで外に出ることは許されない』
勇者(やっぱり、書いてある)
女騎士「な、なら……鍛えるしかないですね」
女武「そうなるわね……勇者なんだから、見込みがないわけじゃないだろうし」
魔女「……化ける」
女騎士「と、とりあえず今日は寝ましょう。ね?」
女武「そうね。なんか色々ビックリして眠くなってきたかも」
魔女「……見張り、する」
女騎士「ありがとうございます」
女武「まかせたわーおやすみー」
女騎士「おやすみなさい」
魔女「……おやすみ」
勇者「あ、俺が見張り」
魔女「……意味ない」
勇者「そ、そうだよな。……お、おやすみ」
勇者(くそ、なんつー体に生まれたんだ……!)
勇者(ガイドブックの通りなのか……)
勇者(……もっと読んで、色々知ったほうがいいかも)
勇者「……ん?」
☆夜になったら……
勇者「なんだこれ?」
魔女「……おやすみ」
勇者「あ、俺が見張り」
魔女「……意味ない」
勇者「そ、そうだよな。……お、おやすみ」
勇者(くそ、なんつー体に生まれたんだ……!)
勇者(ガイドブックの通りなのか……)
勇者(……もっと読んで、色々知ったほうがいいかも)
勇者「……ん?」
☆夜になったら……
勇者「なんだこれ?」
勇者「……」
『夜になったら、仲間とより仲良くなるチャンスです』
『秘密の時間を過ごした二人は、少しだけ親しくなれるかも?』
勇者「……なんか、ガイドブックっぽくないなこれ」
勇者(でも、これは良いかも)
勇者「……よし」
魔女「……?」
勇者「よう、魔女」
魔女「……見張りは二人もいらない」
勇者「いや、ちょっと話でもしようかなと思って」
『夜になったら、仲間とより仲良くなるチャンスです』
『秘密の時間を過ごした二人は、少しだけ親しくなれるかも?』
勇者「……なんか、ガイドブックっぽくないなこれ」
勇者(でも、これは良いかも)
勇者「……よし」
魔女「……?」
勇者「よう、魔女」
魔女「……見張りは二人もいらない」
勇者「いや、ちょっと話でもしようかなと思って」
魔女「……いいよ」
勇者「さっきは恥ずかしいところを見せちまったな、ごめん」
魔女「……謝ることない」
魔女「……みんな、最初は弱いから」
勇者「魔女もそうだったのか?」
魔女「……うん」
魔女「……私こそ、ごめんなさい」
勇者「気にしない気にしない。今日で回復するだろ?」
魔女「……でも、見張り」
勇者「ああ、そうか……ごめんな、弱くて」
魔女「……これから、頑張って」
勇者「さっきは恥ずかしいところを見せちまったな、ごめん」
魔女「……謝ることない」
魔女「……みんな、最初は弱いから」
勇者「魔女もそうだったのか?」
魔女「……うん」
魔女「……私こそ、ごめんなさい」
勇者「気にしない気にしない。今日で回復するだろ?」
魔女「……でも、見張り」
勇者「ああ、そうか……ごめんな、弱くて」
魔女「……これから、頑張って」
>>188
ほら、俺のパンツ頭に装備しとけ
ほら、俺のパンツ頭に装備しとけ
勇者「え?」
魔女「……あなたは勇者」
魔女「……きっと、強くなる」
勇者「魔女……」
勇者(そういや、女騎士にもそんなこと言ったな、俺)
勇者(結果は情けねーことになったけど……)
勇者「うん、絶対に強くなるよ」
魔女「……そしたら、魔法教えるから」
勇者「本当か?」
魔女「……」
こくり
勇者「へへっ、よっしゃ。じゃあ今日は寝るよ。見張りさせてごめんな。おやすみ」
魔女「……おやすみなさい」
魔女「……あなたは勇者」
魔女「……きっと、強くなる」
勇者「魔女……」
勇者(そういや、女騎士にもそんなこと言ったな、俺)
勇者(結果は情けねーことになったけど……)
勇者「うん、絶対に強くなるよ」
魔女「……そしたら、魔法教えるから」
勇者「本当か?」
魔女「……」
こくり
勇者「へへっ、よっしゃ。じゃあ今日は寝るよ。見張りさせてごめんな。おやすみ」
魔女「……おやすみなさい」
勇者(うっし、こんな感じでいいのかな?)
勇者(正直、魔女めちゃくちゃイイヤツだなぁ)
勇者(何考えてるのかわかんない感じだと思ってたけど)
勇者(実は結構良いメンバーかも?)
勇者(よーっし、明日から気合入れて頑張ろう!)
勇者「おー!」
女武「うっさい!」
勇者「は、はい……」
勇者(正直、魔女めちゃくちゃイイヤツだなぁ)
勇者(何考えてるのかわかんない感じだと思ってたけど)
勇者(実は結構良いメンバーかも?)
勇者(よーっし、明日から気合入れて頑張ろう!)
勇者「おー!」
女武「うっさい!」
勇者「は、はい……」
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