私的良スレ書庫
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元スレアスカ「気持ち悪い」
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おし。保守どうもね。
次から投下。猿なければ2~3分置きくらい。
次から投下。猿なければ2~3分置きくらい。
しかし。
アスカ「ちょっと」
シンジ「……」
アスカ「ちょっと!!」
シンジ「あ、アス―――惣流さん」
アスカ「なんで言いなおすのよ」
シンジ「それは……」
アスカ「カッコよく割り込んできた癖に、締まらないわね」
シンジ「ごめん」
アスカ「あ、その、カッコよくは……なかったけど」
シンジ「?」
アスカ「ちょっと」
シンジ「……」
アスカ「ちょっと!!」
シンジ「あ、アス―――惣流さん」
アスカ「なんで言いなおすのよ」
シンジ「それは……」
アスカ「カッコよく割り込んできた癖に、締まらないわね」
シンジ「ごめん」
アスカ「あ、その、カッコよくは……なかったけど」
シンジ「?」
シンジ「体、大丈夫?」
アスカ「少し痛むくらい」
シンジ「そっか……良かった」
彼女が無事なら、それでいい。
帰ろうとする。
アスカ「は? どこ行く気?」
シンジ「どこって……帰るんだよ」
アスカ「はぁ!?」
シンジ「え?」
アスカ「説明していきなさいよ!」
シンジ「説明?」
アスカ「私が私じゃないって言ってたのとか、さっきの超能力のこととか、全部!!」
シンジ「……」
アスカ「少し痛むくらい」
シンジ「そっか……良かった」
彼女が無事なら、それでいい。
帰ろうとする。
アスカ「は? どこ行く気?」
シンジ「どこって……帰るんだよ」
アスカ「はぁ!?」
シンジ「え?」
アスカ「説明していきなさいよ!」
シンジ「説明?」
アスカ「私が私じゃないって言ってたのとか、さっきの超能力のこととか、全部!!」
シンジ「……」
ここ1年で臭くなったとか新参丸出しすぎんだろww
少なくとも3年以上はVIPSSスレはこんな感じだわ
少なくとも3年以上はVIPSSスレはこんな感じだわ
シンジ「ごめん、話せない」
アスカ「どうして?」
シンジ「どうしても」
アスカ「……」
シンジ「ねぇ、惣流さん」
アスカ「なによ」
シンジ「巻き込んじゃって、ごめん」
アスカ「別に」
シンジ「でも、分かったろ。僕なんかに関わっても、良いことはなにもないんだ」
アスカ「……」
シンジ「だから、もう放っておいてくれないかな」
アスカ「……」
アスカ「どうして?」
シンジ「どうしても」
アスカ「……」
シンジ「ねぇ、惣流さん」
アスカ「なによ」
シンジ「巻き込んじゃって、ごめん」
アスカ「別に」
シンジ「でも、分かったろ。僕なんかに関わっても、良いことはなにもないんだ」
アスカ「……」
シンジ「だから、もう放っておいてくれないかな」
アスカ「……」
アスカ「嫌よ」
シンジ「……なんで」
アスカ「この私が言いなりになると思う?」
シンジ「それは」
アスカ「そもそも……私はアンタと関わって良いことなかったなんて、言った覚えないんだけど」
シンジ「……!」
アスカ「どうして頑なに人を拒絶するの? アンタが隠してることと関係があるの?」
シンジ「……」
アスカ「だったら聞かせてよ。今度こそ」
シンジ「……」
シンジ「……なんで」
アスカ「この私が言いなりになると思う?」
シンジ「それは」
アスカ「そもそも……私はアンタと関わって良いことなかったなんて、言った覚えないんだけど」
シンジ「……!」
アスカ「どうして頑なに人を拒絶するの? アンタが隠してることと関係があるの?」
シンジ「……」
アスカ「だったら聞かせてよ。今度こそ」
シンジ「……」
シンジ(僕は話した方がいいの?)
僕に聞かないで。
僕自身で決めないといけない。
シンジ(でも、分からないんだ)
シンジ(いくら考えても……)
答えが出ないのが結論なんだ。
そのまま話せばいい。
シンジ(それは駄目だよ)
どうして?
シンジ(だって、そんなの)
シンジ(……他人に全てを委ねる行為じゃないか)
シンジ(心を開くってことじゃないか)
僕に聞かないで。
僕自身で決めないといけない。
シンジ(でも、分からないんだ)
シンジ(いくら考えても……)
答えが出ないのが結論なんだ。
そのまま話せばいい。
シンジ(それは駄目だよ)
どうして?
シンジ(だって、そんなの)
シンジ(……他人に全てを委ねる行為じゃないか)
シンジ(心を開くってことじゃないか)
シンジ「……」
アスカ「……」
僕はなにも話さない。
僕はなにも話せない。
無言のまま、隣り合う。
拒絶しているとは、とても言えない距離。
答えは出ている。
あとは一歩踏み出すだけ。
しかし、その一歩が踏み出せない。
そうして、口を開いたのは。
アスカ「ねぇ……シンジ」
彼女の方だった。
アスカ「……」
僕はなにも話さない。
僕はなにも話せない。
無言のまま、隣り合う。
拒絶しているとは、とても言えない距離。
答えは出ている。
あとは一歩踏み出すだけ。
しかし、その一歩が踏み出せない。
そうして、口を開いたのは。
アスカ「ねぇ……シンジ」
彼女の方だった。
シンジ「……なに?」
アスカ「さっきの、超能力みたいなやつ。名前なんだっけ?」
シンジ「ATフィールド?」
アスカ「そう、ATフィールド」
シンジ「それがどうかした?」
アスカ「あれ……私に向かってやってみてよ」
シンジ「……え!?」
思いがけない言動。
シンジ「出来ないよ、そんなこと!」
アスカ「どうして?」
シンジ「あ、危ないから」
アスカ「ふーん」
シンジ「ふーんって……」
アスカ「さっきの、超能力みたいなやつ。名前なんだっけ?」
シンジ「ATフィールド?」
アスカ「そう、ATフィールド」
シンジ「それがどうかした?」
アスカ「あれ……私に向かってやってみてよ」
シンジ「……え!?」
思いがけない言動。
シンジ「出来ないよ、そんなこと!」
アスカ「どうして?」
シンジ「あ、危ないから」
アスカ「ふーん」
シンジ「ふーんって……」
アスカ「いいから、やってみて」
シンジ「そんな……」
やってみなよ。
シンジ(え?)
大丈夫。
彼女は傷つかない。
シンジ(でも)
彼女の前に展開するだけでいい。
シンジ(……)
シンジ「そんな……」
やってみなよ。
シンジ(え?)
大丈夫。
彼女は傷つかない。
シンジ(でも)
彼女の前に展開するだけでいい。
シンジ(……)
アスカ「やる気になった?」
シンジ「言っておくけど、さっきみたいにはしないよ」
アスカ「ええ」
シンジ「……」
光の壁を展開する。
可視化されていなくても、圧倒的エネルギーの塊は、その場に存在していることを誇示している。
アスカ「……」
シンジ「惣流さん!?」
アスカ「黙って」
彼女が、ゆっくりと、その光の壁に手を伸ばしていく。
そして、触れた。
シンジ「言っておくけど、さっきみたいにはしないよ」
アスカ「ええ」
シンジ「……」
光の壁を展開する。
可視化されていなくても、圧倒的エネルギーの塊は、その場に存在していることを誇示している。
アスカ「……」
シンジ「惣流さん!?」
アスカ「黙って」
彼女が、ゆっくりと、その光の壁に手を伸ばしていく。
そして、触れた。
シンジ「……!」
ATフィールドが、物理的接触を受けた時の発光を行わない。
彼女の手は、なにもない空間を通過していくだけのようだ。
アスカ「……」
指先が、腕が、右半身が……そして、全身が壁を通り抜ける。
彼女の顔が、目の前にやってくる。
アスカ「ふぅ」
シンジ「そんな、どうして」
アスカ「どうしてって、アンタが言ったんじゃない」
シンジ「……?」
ATフィールドが、物理的接触を受けた時の発光を行わない。
彼女の手は、なにもない空間を通過していくだけのようだ。
アスカ「……」
指先が、腕が、右半身が……そして、全身が壁を通り抜ける。
彼女の顔が、目の前にやってくる。
アスカ「ふぅ」
シンジ「そんな、どうして」
アスカ「どうしてって、アンタが言ったんじゃない」
シンジ「……?」
そう、僕自身が言ったのだ。
ATフィールドは心の壁だと。
シンジ「あ……」
アスカ「なんとなく、出来ると思ったのよね」
シンジ「心の壁……」
アスカ「結局、アンタは心の底では、拒絶なんかしてないのよ」
シンジ「僕は」
アスカ「安心しなさい。私も同じだから」
シンジ「……うん」
アスカ「だから、話して。隠していること全部」
シンジ「……」
ATフィールドは心の壁だと。
シンジ「あ……」
アスカ「なんとなく、出来ると思ったのよね」
シンジ「心の壁……」
アスカ「結局、アンタは心の底では、拒絶なんかしてないのよ」
シンジ「僕は」
アスカ「安心しなさい。私も同じだから」
シンジ「……うん」
アスカ「だから、話して。隠していること全部」
シンジ「……」
シンジ「きっと信じてもらえない」
アスカ「信じるわよ」
シンジ「僕の話で、惣流さんは自分というものを見失ってしまうかもしれない」
アスカ「私を誰だと思ってんの?」
シンジ「……」
アスカ「アンタはなんの心配もしないで、私に任せときゃいいのよ」
シンジ「あはは……男前だね」
アスカ「まぁね」
シンジ「……」
アスカ「……」
シンジ「―――最初に話さないといけないのは、エヴァのこと」
アスカ「信じるわよ」
シンジ「僕の話で、惣流さんは自分というものを見失ってしまうかもしれない」
アスカ「私を誰だと思ってんの?」
シンジ「……」
アスカ「アンタはなんの心配もしないで、私に任せときゃいいのよ」
シンジ「あはは……男前だね」
アスカ「まぁね」
シンジ「……」
アスカ「……」
シンジ「―――最初に話さないといけないのは、エヴァのこと」
僕は彼女に全てを語る。
前の世界。
エヴァ。
父さん、綾波、アスカ。
カヲル君、使徒。
サードインパクト。
彼女は黙って聞いてくれていた。
荒唐無稽な話だ。話について行くだけでも難しいのかもいしれない。
そして、話は最終章。
あの、赤い海へ。
前の世界。
エヴァ。
父さん、綾波、アスカ。
カヲル君、使徒。
サードインパクト。
彼女は黙って聞いてくれていた。
荒唐無稽な話だ。話について行くだけでも難しいのかもいしれない。
そして、話は最終章。
あの、赤い海へ。
アスカ『いつまで泣いてるの』
シンジ『……』
アスカ『黙り続けて、そのまま死ぬ気?』
シンジ『……』
アスカ『それもいいかって、今思ったでしょ』
シンジ『……』
アスカ『そういうとこ……大っ嫌い』
シンジ『……』
シンジ『……』
アスカ『黙り続けて、そのまま死ぬ気?』
シンジ『……』
アスカ『それもいいかって、今思ったでしょ』
シンジ『……』
アスカ『そういうとこ……大っ嫌い』
シンジ『……』
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