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元スレアスカ「気持ち悪い」
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切符を買い、改札を抜ける。
僕は足を止める。歩いていった僕が、振り返る。
シンジ「……どうしたの?」
ここから先は、僕一人で行くべきだと思う。
シンジ「えっ?」
彼女が、アスカと違うように、僕らもどこかが違っている。
そろそろ決別するべきなんだ。
シンジ「そんな……」
僕は足を止める。歩いていった僕が、振り返る。
シンジ「……どうしたの?」
ここから先は、僕一人で行くべきだと思う。
シンジ「えっ?」
彼女が、アスカと違うように、僕らもどこかが違っている。
そろそろ決別するべきなんだ。
シンジ「そんな……」
大丈夫、これでお別れじゃない。
世界は一つだ。個々に分かれていても、全ては完全に分離することはできない。
あの赤い海のように。
シンジ「……」
行きなよ。彼女が待っている。
これ以上遅れたら、怒らせてしまう。
シンジ「……ありがとう」
礼を残し、僕が遠ざかっていく。
そして、僕もまた。
魂だけの存在になった僕。
なによりも自由で、なにものにも縛られていない。
見に行きたいものがある。
だから―――
世界は一つだ。個々に分かれていても、全ては完全に分離することはできない。
あの赤い海のように。
シンジ「……」
行きなよ。彼女が待っている。
これ以上遅れたら、怒らせてしまう。
シンジ「……ありがとう」
礼を残し、僕が遠ざかっていく。
そして、僕もまた。
魂だけの存在になった僕。
なによりも自由で、なにものにも縛られていない。
見に行きたいものがある。
だから―――
―――小さな居酒屋に、彼女たちはいた。
リツコ「結局、結婚しちゃったのね……」
ミサト「まぁ、ねぇ」
加持「人生の絶頂期ってやつだな」
ミサト「別にそこまで幸せじゃないわよ」
加持「そうか? だったら、これからもっと幸せにしてやんないとな」
ミサト「うっ」
リツコ「はいはい、ごちそーさま」
リツコ「結局、結婚しちゃったのね……」
ミサト「まぁ、ねぇ」
加持「人生の絶頂期ってやつだな」
ミサト「別にそこまで幸せじゃないわよ」
加持「そうか? だったら、これからもっと幸せにしてやんないとな」
ミサト「うっ」
リツコ「はいはい、ごちそーさま」
―――公園のベンチに、彼らはいた。
シゲル「あ゛ー、疲れた……」
マヤ「やだ、親父臭いですよ」
マコト「そうは言っても、僕たちも順調に親父に近づいてますよ」
シゲル「仕事してると、時間が経つのはえーもんなぁ」
マコト「となると……」
マヤ「……わ、私はまだまだピチピチですよ!?」
シゲル「ピチピチって」
マコト「そのワードセンスがすでに」
マヤ「い、いやー!」
シゲル「あ゛ー、疲れた……」
マヤ「やだ、親父臭いですよ」
マコト「そうは言っても、僕たちも順調に親父に近づいてますよ」
シゲル「仕事してると、時間が経つのはえーもんなぁ」
マコト「となると……」
マヤ「……わ、私はまだまだピチピチですよ!?」
シゲル「ピチピチって」
マコト「そのワードセンスがすでに」
マヤ「い、いやー!」
―――ショッピングモールに彼と彼女はいた。
ヒカリ「ほら、これなんていいんじゃない?」
トウジ「んー、よくわからん」
ヒカリ「もう、妹さんへのプレゼント探すから、手伝えって言ったのは鈴原の方でしょ!」
トウジ「まぁそうやけど……それは口実っていうか」
ヒカリ「え?」
トウジ「な、なんでもあらへん! よーし、しっかり探すでー!」
ヒカリ「ほら、これなんていいんじゃない?」
トウジ「んー、よくわからん」
ヒカリ「もう、妹さんへのプレゼント探すから、手伝えって言ったのは鈴原の方でしょ!」
トウジ「まぁそうやけど……それは口実っていうか」
ヒカリ「え?」
トウジ「な、なんでもあらへん! よーし、しっかり探すでー!」
―――とある一室に、彼はいた。
ケンスケ「これなんてどうだ! 牛乳をこぼす惣流!」
取り巻きA「買った! 400円!」
取り巻きB「甘い! 600円!」
ケンスケ「よし、600円で売った!!」
取り巻きB「よっしゃあああああああ!!」
取り巻きA「くそ……まぁアスカ様のへそチラ写真をGETしたし、今日はいいか……」
ケンスケ「これなんてどうだ! 牛乳をこぼす惣流!」
取り巻きA「買った! 400円!」
取り巻きB「甘い! 600円!」
ケンスケ「よし、600円で売った!!」
取り巻きB「よっしゃあああああああ!!」
取り巻きA「くそ……まぁアスカ様のへそチラ写真をGETしたし、今日はいいか……」
―――僕の家に、彼はいた。
カヲル「すみません。シンジくんは御在宅でしょうか」
祖母「いいえ、ごめんなさいねぇ。今日は出かけてて」
カヲル「そうですか。じゃあ、また今度」
祖母「あらあら待って、どなたか聞いておかないと」
カヲル「ああ、僕は渚カヲル」
カヲル「碇シンジ君の……友達、です」
カヲル「すみません。シンジくんは御在宅でしょうか」
祖母「いいえ、ごめんなさいねぇ。今日は出かけてて」
カヲル「そうですか。じゃあ、また今度」
祖母「あらあら待って、どなたか聞いておかないと」
カヲル「ああ、僕は渚カヲル」
カヲル「碇シンジ君の……友達、です」
―――マンションの一室に、彼女たちはいた。
冬月「ふむ、美味い」
綾波「本当ですか?」
冬月「ああ、ユイ君に負けず劣らずだな」
ユイ「それはちょっと聞き捨てなりませんけど」
冬月「そうか、済まない」
ユイ「ふふっ」
冬月「しかし、味見係とは……あやつに任せておけばいいのではないか?」
綾波「お父さん?」
冬月「ああ」
冬月「ふむ、美味い」
綾波「本当ですか?」
冬月「ああ、ユイ君に負けず劣らずだな」
ユイ「それはちょっと聞き捨てなりませんけど」
冬月「そうか、済まない」
ユイ「ふふっ」
冬月「しかし、味見係とは……あやつに任せておけばいいのではないか?」
綾波「お父さん?」
冬月「ああ」
綾波「お父さんは、嫌だって」
冬月「何故だ」
綾波「……」
ゲンドウ「……」
冬月「どうした」
ユイ「レイは男の子にお弁当を作るために、料理の勉強してるから、手伝ってあげたくないんですって」
綾波「お母さん!」
冬月「なに、それは本当か?」
ゲンドウ「ああ」
冬月「なるほど、難儀だな」
ゲンドウ「……」
冬月「何故だ」
綾波「……」
ゲンドウ「……」
冬月「どうした」
ユイ「レイは男の子にお弁当を作るために、料理の勉強してるから、手伝ってあげたくないんですって」
綾波「お母さん!」
冬月「なに、それは本当か?」
ゲンドウ「ああ」
冬月「なるほど、難儀だな」
ゲンドウ「……」
―――そして、海岸に僕らがいる。
アスカ「この季節の海っていうのも、悪くないわね」
シンジ「走ったりしたら、危ないよ」
アスカ「あら、無敵のシンジ様が守ってくれるから平気でしょ?」
シンジ「出来る限りはするけど……今の僕は弱いよ」
アスカ「なんで?」
シンジ「ATフィールドは、ついさっき使えなくなったし」
アスカ「え? なんで?」
シンジ「そういうものだから」
アスカ「……アンタって、時折わけわかんないこと言うわね」
アスカ「この季節の海っていうのも、悪くないわね」
シンジ「走ったりしたら、危ないよ」
アスカ「あら、無敵のシンジ様が守ってくれるから平気でしょ?」
シンジ「出来る限りはするけど……今の僕は弱いよ」
アスカ「なんで?」
シンジ「ATフィールドは、ついさっき使えなくなったし」
アスカ「え? なんで?」
シンジ「そういうものだから」
アスカ「……アンタって、時折わけわかんないこと言うわね」
気持ち悪いって言うから糸冬劇って書こうとおもったのにそんな雰囲気じゃなかった
シンジ「格闘技でも始めようかな?」
アスカ「似合わない。やめときなさい」
シンジ「ちゃんとアスカを守れるようになりたいし」
アスカ「守ってもらいたいなんて言ってない」
シンジ「でも」
アスカ「一緒にいるだけで、いいのよ」
シンジ「……!」
アスカ「ね?」
シンジ「……うん!」
アスカ「似合わない。やめときなさい」
シンジ「ちゃんとアスカを守れるようになりたいし」
アスカ「守ってもらいたいなんて言ってない」
シンジ「でも」
アスカ「一緒にいるだけで、いいのよ」
シンジ「……!」
アスカ「ね?」
シンジ「……うん!」
>>487
このくだりは卑怯だろ・・・あぶなかった
このくだりは卑怯だろ・・・あぶなかった
青い海の続く海岸を、二つの人影が歩いていく。
潮風が吹き、独特の匂いが鼻をくすぐる。
僕の方こそ、ありがとう。
また会える日まで、さようなら。
この世界に生まれ落ちて。
おめでとう。
終劇
潮風が吹き、独特の匂いが鼻をくすぐる。
僕の方こそ、ありがとう。
また会える日まで、さようなら。
この世界に生まれ落ちて。
おめでとう。
終劇
>>1乙
アスカも綾波もカヲルくんもその気にさせて今後どうするんだシンちゃん
とりあえず>>1乙
>>1乙
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