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    元スレハルヒ「ねえ、朝倉涼子って今なにしてると思う?」キョン「しらん」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - キョン + - 朝倉 + - 朝倉涼子 + - 涼宮ハルヒ + - 涼宮ハルヒの憂鬱 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 7 :

    むしろ朝倉涼子さんの美しさの前では、地位や序列なんて塵芥に等しいよ

    102 = 13 :

    おお神よ

    103 = 1 :

    古泉『そこまではなんとも言えませんが、涼宮さんの力を分け与えられた存在ならあるいは、といったところですか』

    キョン(末恐ろしいことだ。ハルヒみたいな何でもありの能力者がもう一人いるなんて)

    古泉『こちらも警戒しておきます。それにもう一つ』

    キョン「なんだ?」

    古泉『長門さんが存在を感知できないのも非常に興味深いです。人間の五感でのみその存在を認識できる生命体など、中々いませんからね』

    キョン(銀河を探しても一人もいないだろうな。いや、そもそも朝倉ぐらいしかいないんじゃねえか?)

    古泉『長門さんの傍に居る限りは大丈夫でしょうが、注意はしてください。知らない間に貴方がこの世から消えたなんてことになれば、僕は首を吊らねばなりませんからね』

    キョン「俺だって目を開けたら三途の川が広がってるなんていやだぜ」

    古泉『とはいえ、涼宮さんから生まれた存在であれば、貴方に危害を加えるような行動は取らないでしょう。貴方に依存するかのごとく信頼しているのは涼宮さんの思考が影響しているかもしれませんし』

    キョン「そうだといいな。朝倉はただの美人な女子高生に格下げでいいし」

    古泉『では、また明日。くれぐれも涼宮さんと朝倉涼子は邂逅させないようにしましょう。涼宮さんの設定通りなら、それが引き金となって貴方を殺害しようとするかもしれません』

    キョン「言われなくても分かってる」

    古泉『おやすみなさい』

    キョン(古泉のは全部想像。確かな情報でもなんでもない。チラシの裏に書くようなことだ)

    キョン(だが、聞いちまった以上、意識はするな。以前の朝倉とは違い、俺を襲ったりはしないってことを)

    104 = 13 :

    襲われないなら
    襲うか

    105 = 21 :

    ナイフ持って襲えば涙目でいう事きくんじゃねこの朝倉

    106 = 1 :

    朝倉「ふぅ……さっぱりした」

    キョン「……っ」

    朝倉「どうしたの?」

    キョン「いや、なんでもない」

    キョン(風呂上りは外見的魅力が5割増しだな……)

    長門「貴方もシャワーどうぞ。着替えはある」

    キョン「お、おう……」

    朝倉「キョンくん、お風呂はいるの?」

    キョン「まぁ、入らないとな」

    朝倉「そうなると私は長門さんと二人っきりになるのね」

    長門「……私も入浴する」

    キョン「俺はいい!!1日ぐらい入らなくても大丈夫だ!!」

    長門「……そう」

    朝倉「キョンくん、いいの?私は嬉しいけど……」

    キョン(よくはないが、長門が乱入してくるならそれは避けないといけない。おれ自身のためにも長門のためにもな)

    107 :

    なんだって?俺の嫁が神になったって?

    108 = 87 :

    いや長門と入れよ

    109 = 1 :

    キョン「朝倉、明日はここで一人で留守番しておいてくれるか?」

    朝倉「私もついて行っちゃダメなの?」

    キョン「ああ。悪いがな」

    朝倉「涼宮さんと会うなら、是非とも連れて行って欲しいわ。私のことを知っている人には出来るだけ会っておきたいし」

    キョン(それをしたらお前が暴走するかもしれないんだよ)

    朝倉「そう。キョンくんがそういうなら。……ここに帰ってきてくれる?」

    キョン「それは……」

    キョン(明日は流石に家に帰らないとヤバい。ここにずっといることはできないしな。長門にだって迷惑がかかる)

    朝倉「キョンくん……」

    キョン「ああ、帰ってくる」

    朝倉「約束よ?小指だして」

    キョン「なにをするんだ?」

    朝倉「指きり」ギュッ

    キョン「やれやれ……」

    キョン(この女の子が半年前にナイフを振りかざしていたとは思えないな)

    110 = 7 :

    ねむひ
    朝倉まで残っててくださいおやすみ

    111 :

    頑張って

    113 = 1 :

    キョン「……やることもないし、そろそろ寝るか?」

    長門「……」コクッ

    朝倉「どこで寝るの?」

    長門「寝室で」

    キョン「長門、三人並んで寝るのか?」

    長門「そうなる」

    朝倉「私はキョンくんの隣じゃないと寝ないから」

    キョン「お、おい」

    長門「分かっている。彼を中心にして就寝する」

    キョン「長門。それは……」

    長門「我慢して」

    キョン(できるか……一晩って長いぜ……?)

    長門「寝るだけ」

    キョン「そうだけどな。朝比奈さんと三年間寝たときはまるで状況が違うぞ?」

    長門「心配いらない。目を閉じれば済む」

    114 = 1 :

    キョン「本当か?」

    長門「横になって、目を閉じて」

    キョン「あ、ああ……」

    キョン(一体、何をするんだ……長門よ。お手柔らかに頼むぜ)

    長門「―――起きて」

    キョン「え?」

    長門「……」

    キョン「……今、何時だ?」

    長門「午前6時」

    キョン「……そ、そうか」

    長門「そう」

    キョン(流石は長門だぜ。一晩のロマンスもないとは。いや、長門に何を期待しているんだ)

    長門「どうかした?」

    キョン「何でもない。朝倉は?」

    長門「向こうにいる」

    115 = 82 :

    長門だけずるい

    116 = 88 :

    よしよし

    117 = 1 :

    キョン「朝倉は寝たのか?」

    長門「貴方が就寝してすぐに」

    キョン「それはいいことだ」

    朝倉「あ、キョンくん。おはようっ」

    キョン「おう、おは―――」

    朝倉「どうかした?」

    キョン「朝倉……何もってやがる……」

    朝倉「包丁」

    キョン「……」

    朝倉「なに、私が包丁もってちゃいけないの?」

    キョン「何を切るつもりだ?」

    朝倉「勿論、お魚だけど」

    キョン「……あ、朝ごはんか?」

    朝倉「ええ。もう少しまっててねっ」

    キョン(やっぱり、トラウマになってるな)

    118 :

    (朝倉涼子うざいなあ・・・宇宙人同士のいさかいみたいな設定で死んでくれないかなあ・・・)

    「キョン!朝倉が急に転校したって!これは事件の香りがするわ!」ニコニコ

    119 = 34 :

    私怨

    120 = 1 :

    キョン「―――さてと、そろそろ行ってくるな」

    朝倉「うんっ。何時頃帰ってくるの?」

    キョン「多分、5時過ぎになるだろうな」

    朝倉「そう……。その間、何をしていようかしら」

    長門「貴方の好きにすればいい。貴方が日頃使っていたものは用意しておいた」

    朝倉「え?」

    キョン「裁縫道具にレシピ本、掃除用具……?朝倉は本当にこんなことをしていたのか?」

    長門「していた」

    朝倉「お掃除や編み物でもしていろっていうのね?」

    長門「そう」

    朝倉「ふぅん……あ」

    キョン「まぁ、いい時間つぶしにはなるんじゃないか?」

    朝倉「……」

    キョン「……朝倉?どうした?漂白剤なんて見つめて」

    朝倉「混ぜるな危険ってあるから、混ぜたどうなるのかなって思って。深い意味はないのだけど」

    121 = 107 :

    あかん

    122 = 1 :

    キョン「混ぜるなよ?」

    朝倉「ええ。気をつけるわ」

    キョン(帰ってきた途端、塩素中毒で死ぬなんてごめんだぞ)

    長門「……そろそろ時間」

    キョン「あ、ああ。それじゃあな、大人しくしてろよ」

    朝倉「いってらっしゃいっ」

    キョン「……長門」

    長門「なに?」

    キョン「いつかのように連結解除でどうにかならないのか?」

    長門「あの朝倉涼子は情報統合思念体は全く異質の存在となっているため、私では彼女を消去することはできない」

    キョン「そうなのか?」

    長門「既に試している」

    キョン(俺の家に来た段階で長門はあらゆる手を尽くしていたんだろうな。それでも朝倉はああして元気でいる。これはハルヒに一任するしかないのか)

    長門「……」

    キョン(表情にこそ出さないが、長門もうんざりしているんだろうか……)

    123 = 13 :

    ぽんこつ朝倉だと…

    124 :

    無垢な朝倉さんにいけない知識を教え込みたい欲求に駆られたどうしよう

    125 :

    あさくらぽんこつ

    126 :

    ぼんくらりょうこ

    128 :

    無垢な朝倉さんとか控え目なハルヒとかいいよね
    普段から大人しい長門とは違う良さを感じる

    129 :

    好奇心旺盛なんだな

    130 :

    駅前

    キョン「長門、いつも約束の1時間前に来てるのか?

    長門「……」コクッ

    キョン「何故だ?」

    長門「情報共有のためでもある」

    キョン「それは古泉や朝比奈さんとかと何かやり取りがあるのか?」

    長門「涼宮ハルヒは約束の30分前に到着する。私たちが意見を交換する時間は30分」

    キョン(日頃から俺の知らないところでなんかしてるんだなぁとは思っていたが、小さな時間を見つけてはそんなことをしてたのか)

    キョン(古泉はともかく、長門と朝比奈さんには申し訳ない)

    古泉「おや。貴方と長門さんが一緒ですか。てっきり時間をズラしてくるものかと思いましたが」

    キョン「たまにはハルヒが一番遅くてもいいだろ」

    古泉「後が怖いですがね。今回はそうも言っていられませんが」

    朝比奈「あ、キョンくんっ!大丈夫?!」テテテッ

    キョン「朝比奈さんも聞いたんですね」

    朝比奈「もう、本当に心配しました。怪我はない?」

    131 :

    朝倉涼子の消失

    133 :

    最後まで書いてくれよ私怨

    134 :

    追いついた

    試演

    135 = 130 :

    キョン「ええ。長門もいるんで心配はいりませんよ」

    朝比奈「よかったぁ……。刺し傷がたくさんあったら、どうしようかと……」

    キョン(それはあれですか。俺が血だらけでここまで来ることを想像していたのでしょうか、朝比奈さん)

    古泉「それで現状に変化は?」

    キョン「特にない。朝倉が塩素ガスを発生させていないかだけが気がかりだ」

    古泉「そうですか。ならば、あまり好ましい状況ではありませんね」

    キョン「そんなもん言われなくても分かる」

    古泉「一番の問題は朝倉涼子がどこで自分の使命を思い出すか、です」

    朝比奈「でも、涼宮さんの力で生まれたなら、朝倉さんは別の存在じゃないんですか?」

    キョン「俺もそれは思いました。朝倉は長門が半年前に消した。ハルヒの力で生まれたなら、ありゃ別人じゃないのか」

    古泉「涼宮さんが思い描いた朝倉涼子ということですか?」

    キョン「そうだ。少なくとも宇宙人である朝倉涼子をハルヒは知らないわけだしな」

    朝比奈「わ、わたしもそう思います」

    古泉「涼宮さんの設定はこうです。『良識ある人の家でお世話になりつつ、自分の使命を思い出して、奔走する』。もし涼宮さんの思い描いた朝倉涼子なのだとしたら、その使命とはなんでしょうか?」

    キョン「そりゃ謎でいいんじゃねえか。今居る朝倉は謎の生命体なんだから」

    136 :

    朝倉さんえろかわいい!

    137 :

    138 :

    眠れねぇ。

    試演

    139 = 130 :

    古泉「謎の部分が恐ろしいのですよ。誰かを殺害する使命を持っていてもなんら不思議でありませんからね」

    キョン「ケーキを山ほど食うとかかもしれないだろうが」

    朝比奈「わぁ、それ可愛いですね」

    古泉「如何なるものでも可能性はあります。用心したほうがいいでしょう」

    キョン「用心と言ってもな。もし俺たちが知っている朝倉なら、止められるのは長門ぐらいなもんだぜ?」

    長門「……」

    キョン「その長門も今回はかなり困っているんだ。いくら気をつけていても音速で飛んでくるミサイルを回避なんてできないぜ、古泉」

    古泉「回避はできなくとも予測することはできます」

    キョン「あの朝倉はステルス状態だろ。どうしろっていうんだ」

    古泉「それはまだなんとも」

    キョン「無責任だな」

    古泉「我々も戦々恐々です。長門さんが対処できないものを一人間に手が打てるわけないですからね」

    キョン「手っ取り早いのはハルヒにさっさと朝倉探索を飽きてもらうことだな」

    古泉「それしかないでしょう。涼宮さんが興味を惹かれるものをなんとしても探し出さねばなりません」

    キョン(どっかにツチノコでも這ってないだろうか)

    141 = 130 :

    ハルヒ「……む?」

    キョン「よう、ハルヒ。遅かったな」

    ハルヒ「なんでキョンがいるのよ?」

    キョン「今日は目覚めが良かったんだよ」

    ハルヒ「……」

    キョン「一番遅れた奴は奢り、だよな?」

    ハルヒ「さ、班分けしましょう?」

    キョン「おい、喫茶店はいかねえのかよ」

    ハルヒ「つべこべ言うな」

    キョン(このやろう。つまり俺の奢りじゃないと喫茶店にはいかねえのか)

    古泉「おや、無印です」

    朝比奈「私もです」

    長門「……」

    キョン「俺と長門だな」

    ハルヒ「あ、そ。しっかり探しなさいよ!!キョン!!いい?朝倉涼子を探すんだからねっ!!」

    143 :

    朝倉さんかわいいよな
    支援

    144 = 130 :

    キョン「ハルヒ、聞こうと思ってたんだが。どうして朝倉に拘るんだ?いくらなんでも急すぎるだろ?」

    ハルヒ「別に深い理由はないって言わなかった?」

    キョン「そりゃそうだろうけど、きっかけぐらいあるだろう?」

    ハルヒ「ふと思い出したからよ」

    キョン(こいつの思考回路はどこかでショートしてんじゃないのか?)

    ハルヒ「さ、いくわよ。みくるちゃん、古泉くん!」

    朝比奈「は、はぁい」

    古泉「了解しました」

    キョン「やれやれ。ハルヒが朝倉に何を望んでいるのか分かればいいんだが、あの様子じゃただ朝倉に居てほしいって願ってそうだな」

    長門「……」

    キョン「行くか、長門」

    長門「……」コクッ

    キョン(ただの思いつきで朝倉を蘇生するんじゃねえよ、ハルヒ)

    キョン(はぁ……短期決戦で済むことを心より願うね)

    長門「……」

    145 :

    そういや席替えは操作してたのに班分けは何で一緒じゃないんだろう

    146 :

    うちのキョンが朝倉に全然デレないんだがどうすればいいと思いますか?

    147 :

    ラブレターくれたと思って会いに行ったクラスメイトが宇宙人でいきなり本気で殺しに来たら誰だってトラウマになるだろう

    148 = 130 :

    夕方 駅前

    ハルヒ「成果は?」

    キョン「何もなかったな。それらしい人もいなかった」

    朝比奈「ご、ごめんなさい。よく目を凝らしたんですけど」

    ハルヒ「みくるちゃんとデートしただけじゃないでしょうね!?」

    キョン「あのな、ハルヒ?朝倉はもう日本に居ないんだよ。天狗でも探したほうがマシだって」

    ハルヒ「天狗ですって?」

    キョン「おう」

    ハルヒ「ふんっ。今は朝倉涼子のほうが見つけられる可能性は高いでしょ?」

    キョン「それはそうかもしれんが……って、どっちにしろ0だろ」

    ハルヒ「なら朝倉を探してもいいでしょ?」

    キョン「……」

    ハルヒ「とにかく今日は解散!!月曜日は反省会だからねっ!!」

    古泉「どうやら、一週間延長決定ですね」

    キョン「どうでもいいが、俺はどこで寝泊りすりゃいいんだよ」

    149 = 130 :

    朝比奈「キョンくん、長門さんのところにいるんですよね?」

    キョン「朝倉は長門の傍に置いておかないと危険ですからね。問題はその朝倉が俺から離れようとしないところですが」

    朝比奈「はぁ……」

    古泉「ですが、このままにしておいてはいけませんね」

    キョン「ああ。その通りだ」

    古泉「あなたと長門さんが間違いを犯すかもしれませんし……んふっ」

    キョン「断じてそれはない」

    長門「……」

    キョン(そもそも長門にそんな真似してみろ。ブラックホールの中に放り込まれる)

    古泉「……朝倉涼子に会ってみましょうか」

    キョン「なに?」

    古泉「色々と確かめたいこともありますし、我々のことを信頼してくれるなら貴方の負担も減らせます」

    キョン「まぁな」

    古泉「よろしいですか、長門さん?」

    長門「構わない」


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