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元スレQB「平行世界の窓」

みんなの評価 : ☆
レスフィルター : (試験中)
…名付けて「ボーNASUモード」
ゲーム機の裏に貼ってあったコマンドだ
…でも、それは操作キャラがナスの頭になり
毎回赤いナスが出るようになるだけで、やっぱり刺激の無いゲームである
…もう一度寝よう
外の様子はずっと暗いままだ
寝過ぎてないかな…と思うが、無理にでも眼を閉じる
ゲーム機の裏に貼ってあったコマンドだ
…でも、それは操作キャラがナスの頭になり
毎回赤いナスが出るようになるだけで、やっぱり刺激の無いゲームである
…もう一度寝よう
外の様子はずっと暗いままだ
寝過ぎてないかな…と思うが、無理にでも眼を閉じる
…さて、今度はどこから入れば良いのか
この際、適当に決めてしまおう
私は、自分の左側にあった一番近いドア
時計でいえば、1時の方角にあたるドアを選択する
中々メカニカルなドアだ
SFのような世界をチラと想像して、お邪魔する
この際、適当に決めてしまおう
私は、自分の左側にあった一番近いドア
時計でいえば、1時の方角にあたるドアを選択する
中々メカニカルなドアだ
SFのような世界をチラと想像して、お邪魔する
風呂→寝る→ただいま
この間で自ら保守も頼まなければ保守に対する感謝の言葉も無い
お前らって本当に健気
この間で自ら保守も頼まなければ保守に対する感謝の言葉も無い
お前らって本当に健気
…その世界は、SFとは凡そかけ離れた空間だった
壁には顔のついたファスナーらしきもの
床下にも同じような空間が広がる
通路というのが相応しい場所だった
私は壁伝いに進んでいく
眼下には、赤い数字の羅列が現れている
…覚えても、使わないだろう
壁には顔のついたファスナーらしきもの
床下にも同じような空間が広がる
通路というのが相応しい場所だった
私は壁伝いに進んでいく
眼下には、赤い数字の羅列が現れている
…覚えても、使わないだろう
しばらくして、赤から青へ点滅する扉があった
入ってみると、真っ暗だった
統一感の欠片も無く配置された電灯
光っているのと消えているのが混じっている
闇雲に歩くと、また同じような扉を見つけた
…行き止まりだった
入ってみると、真っ暗だった
統一感の欠片も無く配置された電灯
光っているのと消えているのが混じっている
闇雲に歩くと、また同じような扉を見つけた
…行き止まりだった
…電灯が、歩いている
駆け寄って触れると、やはりエフェクトだった
QB「その力で、暗い通路を十分に照らすことが可能だ」
ほむら「…いかにも、らしいわね」
私は始めて、要所攻略のエフェクトを手に入れた
…ただ、電灯を頭に被るというのは、どうも頂けない
駆け寄って触れると、やはりエフェクトだった
QB「その力で、暗い通路を十分に照らすことが可能だ」
ほむら「…いかにも、らしいわね」
私は始めて、要所攻略のエフェクトを手に入れた
…ただ、電灯を頭に被るというのは、どうも頂けない
また歩みを進め、見尽くしたろうと思ったとき
…小さい電灯を発見した
今まで見てきた電灯は、点いた、点かないは別として
普通の電灯であったが
この電灯は、私より5㎝ほど高いだけで、他のと比べると小さかった
…と突然、私の目に映る暗闇が、またも異質な空間へと変わっていく
…小さい電灯を発見した
今まで見てきた電灯は、点いた、点かないは別として
普通の電灯であったが
この電灯は、私より5㎝ほど高いだけで、他のと比べると小さかった
…と突然、私の目に映る暗闇が、またも異質な空間へと変わっていく
…眼前には紫の背景
…床は白と紫のタイル
さっきとは打って変わって
でもやはり変な場所にいた
…タンスがある
ガチャンと開けて、言葉を失った
…床は白と紫のタイル
さっきとは打って変わって
でもやはり変な場所にいた
…タンスがある
ガチャンと開けて、言葉を失った
…タンスには、私がいた
…本当である
その私は、髪にリボンをつけ、うずくまっていた
私のリボンでは無いと気づくのに、時間はかからなかった
このリボンは、鹿目まどかが身につけていたリボンである
…本当である
その私は、髪にリボンをつけ、うずくまっていた
私のリボンでは無いと気づくのに、時間はかからなかった
このリボンは、鹿目まどかが身につけていたリボンである
…一体なぜ、もう一人の私がこんな所にいるのか
…なぜ、まどかのリボンを持っているのか
私はそれよりも、うれしさがこみ上げた
鹿目まどかの痕跡が見つかったのだから
ホッとして、力が抜けた
…次の瞬間、タンスはバタンと力強く閉まった
…なぜ、まどかのリボンを持っているのか
私はそれよりも、うれしさがこみ上げた
鹿目まどかの痕跡が見つかったのだから
ホッとして、力が抜けた
…次の瞬間、タンスはバタンと力強く閉まった
私は焦った、「まどか」が消えてしまうと思った
何とかこじ開け、タンスの中の私を確認し
つかんで思いっ切り引っ張り上げ…られなかった
ほむら「なっ…!?」
私は理解した
もう一人の私は、手が届かない場所に存在することを
何とかこじ開け、タンスの中の私を確認し
つかんで思いっ切り引っ張り上げ…られなかった
ほむら「なっ…!?」
私は理解した
もう一人の私は、手が届かない場所に存在することを
QB「無駄だ、暁美ほむら」
思いを捨てきれない私にトドメを刺すようにキュゥべえは言う
ほむら「…」
QB「あの暁美ほむらは、前にも言った『まどかとほむらが救われた世界』のほむらだ」
…だったら、尚更
QB「だが、この世界はその副産物であり、決して交わることがないんだ」
QB「だから、すぐ近くにいるのに、触ることが出来ないのさ」
でも、それで向こうの世界が幸せなら
こちら側にいる私にとっては、どれほどの皮肉だろう
思いを捨てきれない私にトドメを刺すようにキュゥべえは言う
ほむら「…」
QB「あの暁美ほむらは、前にも言った『まどかとほむらが救われた世界』のほむらだ」
…だったら、尚更
QB「だが、この世界はその副産物であり、決して交わることがないんだ」
QB「だから、すぐ近くにいるのに、触ることが出来ないのさ」
でも、それで向こうの世界が幸せなら
こちら側にいる私にとっては、どれほどの皮肉だろう
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