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元スレP「どしゃ降りの雨、ドアの前に春香」
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P「それも俺の自宅の」
春香「………」
P「帰ってきたら誰かが迎えてくれるっていうのはいいものだけど」
P「そんな外で座り込まれてたら、俺が中に入れないよ」
春香「………」
P「何よりお前がびしょ濡れだし、風邪をひく」
春香「………」
P「何があったんだ、話くらいは聞くから」
P「中、入れって」
春香「………」
P「帰ってきたら誰かが迎えてくれるっていうのはいいものだけど」
P「そんな外で座り込まれてたら、俺が中に入れないよ」
春香「………」
P「何よりお前がびしょ濡れだし、風邪をひく」
春香「………」
P「何があったんだ、話くらいは聞くから」
P「中、入れって」
バタン
春香「……風邪、引いちゃってもいいです」
P「しゃべれる元気はあるみたいだけど内容が支離滅裂だぞ」
P「もう引いちゃってるかもしれない、ああもう、こんなに濡れてお前は」
春香「プロデューサーさんの使ってるタオルとか本当にいりませんから」
P「よかった、こんな時のための新品だ」
ゴシゴシ
春香「………」
P「何でそんな不満そうな顔なんだ」
春香「不満だからです、とても」
春香「……風邪、引いちゃってもいいです」
P「しゃべれる元気はあるみたいだけど内容が支離滅裂だぞ」
P「もう引いちゃってるかもしれない、ああもう、こんなに濡れてお前は」
春香「プロデューサーさんの使ってるタオルとか本当にいりませんから」
P「よかった、こんな時のための新品だ」
ゴシゴシ
春香「………」
P「何でそんな不満そうな顔なんだ」
春香「不満だからです、とても」
P「あんまり困らせないでくれっ」
春香「……じゃあ、帰ります、今すぐ」
P「長らく家の前で体育座りしてた女の子の言うことじゃないぞ」
P「だいたい今何時だまったく」
春香「だいたい九時十七分くらいじゃ」
P「……俺が帰ってくるまで何度時計を確認してたんだろうな」
春香「どうでしょうか、覚えてません」
P「いつからこんなトリッキーな女の子になったんだ、昔は素直ないい子だったのに」
春香「……」
P「ほら、だいたい拭けたから。次は風呂入って芯からあったまってこい」
春香「……じゃあ、帰ります、今すぐ」
P「長らく家の前で体育座りしてた女の子の言うことじゃないぞ」
P「だいたい今何時だまったく」
春香「だいたい九時十七分くらいじゃ」
P「……俺が帰ってくるまで何度時計を確認してたんだろうな」
春香「どうでしょうか、覚えてません」
P「いつからこんなトリッキーな女の子になったんだ、昔は素直ないい子だったのに」
春香「……」
P「ほら、だいたい拭けたから。次は風呂入って芯からあったまってこい」
春香「私……やっぱり帰ります」
P「もう終電終わってるぞ」
春香「まだバリバリ動いてますよね」
P「は、春香は知らないかもしれないが、こんなド田舎だと電車の本数も少ないんだ」
春香「………」
P「そんなここまで来る途中に何軒もコンビニを見たような顔はやめよう」
P「……わかってるだろうに。俺の家に来たのが運の尽きだって」
P「いや、ある意味お前は幸運かもしれないな」
P「もう終電終わってるぞ」
春香「まだバリバリ動いてますよね」
P「は、春香は知らないかもしれないが、こんなド田舎だと電車の本数も少ないんだ」
春香「………」
P「そんなここまで来る途中に何軒もコンビニを見たような顔はやめよう」
P「……わかってるだろうに。俺の家に来たのが運の尽きだって」
P「いや、ある意味お前は幸運かもしれないな」
P「俺が今日早上がりじゃなかったらもっと待つ羽目になっていたかもしれない」
P「ハイエナのような悪徳記者がいたらすでにフラッシュを焚かれてるはずだ」
P「さっきも入る時は周り確認したけど……もう無駄かもしれないけど」
春香「最悪ですね、私」
P「そうでもないさ」
P「『どうせならもっとお世話になっちゃえ!』と考えればいい」
春香「……プロデューサーさんこそ、変なしゃべり方をするようになりました」
P「片方が口数少ないとこうなるんだ、たぶん」
P「ハイエナのような悪徳記者がいたらすでにフラッシュを焚かれてるはずだ」
P「さっきも入る時は周り確認したけど……もう無駄かもしれないけど」
春香「最悪ですね、私」
P「そうでもないさ」
P「『どうせならもっとお世話になっちゃえ!』と考えればいい」
春香「……プロデューサーさんこそ、変なしゃべり方をするようになりました」
P「片方が口数少ないとこうなるんだ、たぶん」
春香「もしかして、困ってますか?」
P「……」
春香「プロデューサーさん?」
P「さ、察してくれよっ、困るんだよっ」
春香「え……?」
P「さっきから、そのっ、目のやり場に」
P「ほら、雨で……透けて……っ」
春香「あ……」
P「……」
春香「……プロデューサーさん」
春香「困ってますか?」
P「今度は何でそんなうれしそうな顔なんだ! ああもう!」
P「……」
春香「プロデューサーさん?」
P「さ、察してくれよっ、困るんだよっ」
春香「え……?」
P「さっきから、そのっ、目のやり場に」
P「ほら、雨で……透けて……っ」
春香「あ……」
P「……」
春香「……プロデューサーさん」
春香「困ってますか?」
P「今度は何でそんなうれしそうな顔なんだ! ああもう!」
>>14
貼られると思ってた
貼られると思ってた
――――――――――……
春香「……あの」
P「ん? ああ」
春香「いいお湯でした。ありがとうございました」
P「どういたしまして。狭い風呂だろ? 文句は社長に言ってくれな」
春香「プロデューサーさん」
P「ん?」
春香「……今日……雨、降ってたんですね」
P「重症だなこれは」
春香「……あの」
P「ん? ああ」
春香「いいお湯でした。ありがとうございました」
P「どういたしまして。狭い風呂だろ? 文句は社長に言ってくれな」
春香「プロデューサーさん」
P「ん?」
春香「……今日……雨、降ってたんですね」
P「重症だなこれは」
春香「わあ、いい匂い」
P「しがないチャーハンで申し訳ないが。料理の得意なお前に出すのは気が引けるが」
春香「私だって基本はスイーツ専ですよ。普段の料理はちょっと作るくらいで」
P「その『ちょっと作るくらい』がメチャメチャうまいのを俺は知ってるけど」
春香「本当ですか? いつ食べましたっけ?」
P「………」
春香「あ、カニが入ってる~」
P「喜んでくれたか。ストックのカニ缶を開けようか最後まで迷って」
春香「私の胃袋をつかみたいんですかっ?」
P「カニチャーハンが食べたいって言ってただろ、昨日」
P「しがないチャーハンで申し訳ないが。料理の得意なお前に出すのは気が引けるが」
春香「私だって基本はスイーツ専ですよ。普段の料理はちょっと作るくらいで」
P「その『ちょっと作るくらい』がメチャメチャうまいのを俺は知ってるけど」
春香「本当ですか? いつ食べましたっけ?」
P「………」
春香「あ、カニが入ってる~」
P「喜んでくれたか。ストックのカニ缶を開けようか最後まで迷って」
春香「私の胃袋をつかみたいんですかっ?」
P「カニチャーハンが食べたいって言ってただろ、昨日」
春香「………言いましたっけ?」
P「昼飯のときに。『どうせなら』って」
P「結局作ってやれなかったから今作ったよ。餞別代わりに受け取るがいいさ」
春香「……餞別、ですか」
P「そりゃそうだよ」
春香「……」
P「それで、今日はどうしたんだ?」
春香「………」
P「どうしてここに来た」
P「昼飯のときに。『どうせなら』って」
P「結局作ってやれなかったから今作ったよ。餞別代わりに受け取るがいいさ」
春香「……餞別、ですか」
P「そりゃそうだよ」
春香「……」
P「それで、今日はどうしたんだ?」
春香「………」
P「どうしてここに来た」
春香「小鳥さんにっ、住所を教えてもらいまして!」
P「今はそういうのはいい」
春香「……」
P「聞かせてくれないか」
春香「どうしてここに……ですか」
P「……」
春香「……私」
春香「すっごく好きだった人に、振られちゃったんです」
P「………」
P「今はそういうのはいい」
春香「……」
P「聞かせてくれないか」
春香「どうしてここに……ですか」
P「……」
春香「……私」
春香「すっごく好きだった人に、振られちゃったんです」
P「………」
>>17
これ目のバランスおかしくね?
これ目のバランスおかしくね?
P「……そうだったか」
春香「もうこの人としか恋はしないだろうなっていうくらい、好きだったんです」
春香「振られてすごくショックで、そんなわけないのに、世界が終わっちゃったみたいに感じて」
春香「とにかくどこかにすがりつきたくて、自分でもわけもわからないまま」
春香「気がついたら、ここにいて」
P「……春香」
春香「もうこの人としか恋はしないだろうなっていうくらい、好きだったんです」
春香「振られてすごくショックで、そんなわけないのに、世界が終わっちゃったみたいに感じて」
春香「とにかくどこかにすがりつきたくて、自分でもわけもわからないまま」
春香「気がついたら、ここにいて」
P「……春香」
P「俺の記憶が間違ってなければ、風呂に入る前は制服を着てたよな」
P「それと今日は学校に行くって、お前言ってたよな」
P「そしてちゃんと自宅に帰るとも言っていた。だから鍵は渡さなかった」
春香「……」
P「そこで今、ナチュラルに自分に合った俺の服を着てるようなお前に聞きたい」
P「何でまた舞い戻ってきた?」
P「これでもう三日目だ」
P「どうしてこんな家に戻ってきたんだ」
P「それと今日は学校に行くって、お前言ってたよな」
P「そしてちゃんと自宅に帰るとも言っていた。だから鍵は渡さなかった」
春香「……」
P「そこで今、ナチュラルに自分に合った俺の服を着てるようなお前に聞きたい」
P「何でまた舞い戻ってきた?」
P「これでもう三日目だ」
P「どうしてこんな家に戻ってきたんだ」
Pは大天使伊織ちゃんと結婚するっていうのにハルカスさんときたら…
春香「っ」
春香「だから……好きだった人に、振られちゃったから」
P「質問の答えになってない」
春香「なってます……多分」
P「それは一昨日の話だろう」
春香「そうですね、振られた当人が振った男の人の家に転がり込んだのが一昨日、今日で三日目」
P「……」
P「どうかしてるよな。来るほうも、入れるほうも」
春香「そうですね……でも強いて言うなら、その場の空気ってやつじゃないでしょうか」
春香「だから……好きだった人に、振られちゃったから」
P「質問の答えになってない」
春香「なってます……多分」
P「それは一昨日の話だろう」
春香「そうですね、振られた当人が振った男の人の家に転がり込んだのが一昨日、今日で三日目」
P「……」
P「どうかしてるよな。来るほうも、入れるほうも」
春香「そうですね……でも強いて言うなら、その場の空気ってやつじゃないでしょうか」
P「……なるほど」
春香「その割には、お、男の人の方は何もしませんでしたけど」
P「それはそうだ。振ったのはその男だろう。できるはずない」
P「そんな状況で手を出すほうが間違ってるよ」
P「それと個人的な事情と社会的な通念上、無理だったんだ」
春香「……よくわからないです、私には」
P「……そんなに」
P「そんなにその男のことが好きだったのか」
春香「……」
春香「はい……とっても」
春香「その割には、お、男の人の方は何もしませんでしたけど」
P「それはそうだ。振ったのはその男だろう。できるはずない」
P「そんな状況で手を出すほうが間違ってるよ」
P「それと個人的な事情と社会的な通念上、無理だったんだ」
春香「……よくわからないです、私には」
P「……そんなに」
P「そんなにその男のことが好きだったのか」
春香「……」
春香「はい……とっても」
P「その男は本当に、お前にそこまで好きになってもらうのに値する男だったのか」
P「純粋で尊い好意を無下にするしかできないダメ野郎じゃなかったか」
春香「……確かにその男の人は鈍感で」
春香「鈍感すぎるほど鈍感で、告白するまで何度やきもきさせられたかわかりませんけど」
P「じゃあダメ野郎だな」
春香「私の告白を断る時、それまで見たこともないくらい苦しそうな顔をしていて」
春香「ああ、この人は本当に私のことを考えてくれてるんだなあって」
春香「振られちゃったはずなのに、恨むでも後悔するでもなく」
春香「ますます……好きになっちゃって……」
P「……春香」
P「純粋で尊い好意を無下にするしかできないダメ野郎じゃなかったか」
春香「……確かにその男の人は鈍感で」
春香「鈍感すぎるほど鈍感で、告白するまで何度やきもきさせられたかわかりませんけど」
P「じゃあダメ野郎だな」
春香「私の告白を断る時、それまで見たこともないくらい苦しそうな顔をしていて」
春香「ああ、この人は本当に私のことを考えてくれてるんだなあって」
春香「振られちゃったはずなのに、恨むでも後悔するでもなく」
春香「ますます……好きになっちゃって……」
P「……春香」
春香「私は今でもその時のその人の顔がまぶたに焼き付いていて」
春香「だから、私はまだっ……」
P「春香」
春香「っ!」
P「いつの間にか春香の話になって」
春香「~~~っごめんなさい! ごめんなさい!」
P「いやっ……」
春香「ごめんなさい……っ」
P「ごめん、俺にも責任があることはわかってるんだ、でもな春香」
春香「私っ、自分でもわかってるんです! どれだけ厚かましいことしてるかって!」
春香「だから、私はまだっ……」
P「春香」
春香「っ!」
P「いつの間にか春香の話になって」
春香「~~~っごめんなさい! ごめんなさい!」
P「いやっ……」
春香「ごめんなさい……っ」
P「ごめん、俺にも責任があることはわかってるんだ、でもな春香」
春香「私っ、自分でもわかってるんです! どれだけ厚かましいことしてるかって!」
春香「うっとうしい……いつまでもずるずるひきずって」
春香「プロデューサーさんの優しさにつけこんでるだけなんです」
春香「本当はこんなことしてちゃいけないって気づいてるんです! なのにっ」
P「俺はそんな出来た人間じゃない!」
春香「私……病んじゃってるのかも」
P「そんなこと軽々しく口にするな」
春香「じゃあ、プロデューサーさんも、自分を卑下するのはやめてください」
春香「私がいやですから……」
P「わかったよ、悪かった」
P「……」
P「何なんだろうな……俺たちは」
春香「プロデューサーさんの優しさにつけこんでるだけなんです」
春香「本当はこんなことしてちゃいけないって気づいてるんです! なのにっ」
P「俺はそんな出来た人間じゃない!」
春香「私……病んじゃってるのかも」
P「そんなこと軽々しく口にするな」
春香「じゃあ、プロデューサーさんも、自分を卑下するのはやめてください」
春香「私がいやですから……」
P「わかったよ、悪かった」
P「……」
P「何なんだろうな……俺たちは」
真は女の子扱いすればチョロいだろうな
「かわいい」って耳元で囁いとけばどんな恥ずかしいことでもしそう
「かわいい」って耳元で囁いとけばどんな恥ずかしいことでもしそう
P「春香…すまない!俺には、もうこいつがいるんだ…」
はるかさんa「ヴぁーい」のそのそ
春香「!?」
はるかさんb「かっかー」
はるかさんa「ヴぁーい」のそのそ
春香「!?」
はるかさんb「かっかー」
春香「プロデューサーさんにすごい迷惑をかけているのはわかってます……」
P「……そろそろどうやってお前の親御さんに顔を合わせればいいかは考えてる」
P「それとお前が外で待ってる間、近所の目はどこを向いてたのかっていうのが」
春香「前者についてはホテルに泊まってることになってるはずです」
P「それでも俺が耐えられないんだ。俺個人の誠意の問題だ」
P「それで、後者は?」
春香「………」
P「はぁ……」
P「なあ、春香」
P「今日も、何かあったんじゃないのか」
P「……そろそろどうやってお前の親御さんに顔を合わせればいいかは考えてる」
P「それとお前が外で待ってる間、近所の目はどこを向いてたのかっていうのが」
春香「前者についてはホテルに泊まってることになってるはずです」
P「それでも俺が耐えられないんだ。俺個人の誠意の問題だ」
P「それで、後者は?」
春香「………」
P「はぁ……」
P「なあ、春香」
P「今日も、何かあったんじゃないのか」
春香「え……」
P「学校行ったんだろ。学校で何かあったんじゃないのか」
春香「……」
P「話してくれないならお前のチャーハンのカニを全部いただいてしまおう」
春香「ふふっ。それは……いやですね」
P「話せば気も楽になるぞ」
春香「……私」
春香「今日、絶交されちゃったんです」
P「――絶交って」
春香「仲の良かった……私はそう思っていた女の子に」
P「学校行ったんだろ。学校で何かあったんじゃないのか」
春香「……」
P「話してくれないならお前のチャーハンのカニを全部いただいてしまおう」
春香「ふふっ。それは……いやですね」
P「話せば気も楽になるぞ」
春香「……私」
春香「今日、絶交されちゃったんです」
P「――絶交って」
春香「仲の良かった……私はそう思っていた女の子に」
春香「何度も遊ぶ約束をしてて、でもやっぱり、私いそがしくて」
春香「きっとそれだけじゃない、小さなすれ違いはいっぱいあったはずで」
春香「そうしたら言われちゃったんです――『それなら最初から、誰にでもいい顔するな』って」
P「逆恨みだな。気にするな」
春香「『みんなに好かれたがるようなマネなんかするな』」
春香「『そのせいで傷つく人間がいることをお前はわかってない』」
春香「『アイドルなんてただの自己満足だろ』」
P「そんな台詞いちいち覚えててどうする」
春香「私……そんな風にしてたつもりないんです……」
春香「きっとそれだけじゃない、小さなすれ違いはいっぱいあったはずで」
春香「そうしたら言われちゃったんです――『それなら最初から、誰にでもいい顔するな』って」
P「逆恨みだな。気にするな」
春香「『みんなに好かれたがるようなマネなんかするな』」
春香「『そのせいで傷つく人間がいることをお前はわかってない』」
春香「『アイドルなんてただの自己満足だろ』」
P「そんな台詞いちいち覚えててどうする」
春香「私……そんな風にしてたつもりないんです……」
春香「もう一人の友達がかばってくれたのは覚えてて」
春香「でも、みんなから好かれることは心の奥で望んでいたんだと思います」
P「誰だってそうだよ、人間なら」
春香「アイドルになって、たくさんのスポットライトを浴びて」
春香「たくさんの人に私の歌と笑顔を届けて」
春香「みんなに笑顔になってもらおうって思っていたから」
春香「でも……わからなくなったんです」
P「……春香」
春香「みんなから好かれることはうれしかったはずなのに」
春香「その子に言われたら、何だか途端に自分が醜いものに思えてきて」
春香「本当に、ただの自己満足だったのかなって……」
春香「でも、みんなから好かれることは心の奥で望んでいたんだと思います」
P「誰だってそうだよ、人間なら」
春香「アイドルになって、たくさんのスポットライトを浴びて」
春香「たくさんの人に私の歌と笑顔を届けて」
春香「みんなに笑顔になってもらおうって思っていたから」
春香「でも……わからなくなったんです」
P「……春香」
春香「みんなから好かれることはうれしかったはずなのに」
春香「その子に言われたら、何だか途端に自分が醜いものに思えてきて」
春香「本当に、ただの自己満足だったのかなって……」
P「そんなわけない。春香は皆を笑顔にしていた。俺が保証する」
春香「逆恨みが間違ってる保証はなくて!」
P「それでも気にする必要がないから逆恨みだ」
春香「皆に笑顔になってもらうためには好きになってもらわなきゃいけなくて」
春香「それすらも正しいのかよくわからなくて、段々イヤになってる自分がいて!」
春香「本当に好きになってもらいたい人にも、うまくいかなくて……っ!」
P「春香……」
春香「ごめんなさいっ、また私っ」
春香「もうわからないんです……プロデューサーさんっ……!!」
春香「逆恨みが間違ってる保証はなくて!」
P「それでも気にする必要がないから逆恨みだ」
春香「皆に笑顔になってもらうためには好きになってもらわなきゃいけなくて」
春香「それすらも正しいのかよくわからなくて、段々イヤになってる自分がいて!」
春香「本当に好きになってもらいたい人にも、うまくいかなくて……っ!」
P「春香……」
春香「ごめんなさいっ、また私っ」
春香「もうわからないんです……プロデューサーさんっ……!!」
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