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    元スレえり「今度結婚することになりました」咏「えっ」

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    1 :

    3 :

    よし早くしろ

    4 :

    「あ、相手は誰なんだい……?」

    えり「小鍛治プロです」

    「」

    ここから咏ちゃんとこーこちゃんが手を組んで互いの想い人を奪還する感じてよろしく

    5 :

    >>4
    こんな感じではよ

    6 :

    「だ、だって、いつの間にそんな話が……」

    えり「それは、その……」

    えり「……………」

    えり「こ、心の準備がありまして、と言うか……」

    えり「…………な、なんだか、気恥ずかしくて……」カァァ

    「」

    (やべぇ、この反応はマジだ……)

    8 = 6 :

    「ふ、二人は付き合ってたの…?」

    えり「…………」コクリ

    「えっ……ええええええ!?」

    えり「実は、数ヶ月前に小鍛治プロに……こ、告白……され、まして…」モジモジ

    「…お、オッケーしたんだ……?」

    えり「は、はい………///」

    (すこやん……そうだったん……?)

    えり「最初は、私なんかが小鍛治プロとなんて、と思っていたんですが……」

    えり「その……なんというか……」

    えり「一緒にいると、お互い自然体でいられるというか……」

    えり「……ああ、もう。何言ってるんだろう、私……」カァァ

    (………かわいい………///) 

    9 :

    一瞬『えなり「今度結婚――』に見えた

    11 = 6 :

    (でも……でもでも……)

    えり「………うぅぅ………///」

    (この表情は……すこやんがさせてて……すこやんが、えりちゃんをこんなに可愛くしてて……)

    (っつーことは…私では、ないわけで……)ズキッ

    (………出遅れちまったか………)ズキズキ

    えり「三尋木プロ……?」

    「…………ん?」

    えり「どうなさったんですか?顔色が優れないようで…」

    「な、なんでもないよ」

    えり「しかし、」

    「なんでもねーっつーの!」

    えり「っ!」ビクッ

    12 = 6 :

    「あ……ご、ごめん」

    えり「い、いえ……」

    「き、急な話で、こっちもビビっててさ。つい…」

    えり「私も、言うのが遅くなってしまって……すみません」ペコリ

    「い、いいんだよ。心の準備ってやつがあったんでしょ?」

    えり「………………」

    「そ、それにしてもすこやんか~真面目そうなのがくっついたねぃ~」

    「二人の子どもは、きっとめちゃくちゃ真面目なのができるんだろーなぁ~」

    えり「こ、子どもなんて、そんな……まだ婚約したばかりで……///」

    13 :

    続けて

    14 = 6 :

    「……こ、婚約ってのは……」

    えり「先週、す……こ、小鍛治プロに…ゆ、指輪…を……」

    えり「……~~~っ///」

    えり「そんな根掘り葉掘り聞かないでください。さっきも言いましたが、…恥ずかしいんですよ……?」カァァ

    「………………」ムカッ

    (………あーあ、もう。……祝うしか、ないのかねぃ……)

    えり「…でも、良かった。ちゃんと話せて」

    「え?」

    15 = 6 :

    えり「三尋木プロには、一番に聞いてほしくて……」

    「………」

    えり「今までずっと、仕事のパートナーとしてお世話になりましたから」

    (…仕事の、ねぇ…)

    えり「これから……小鍛治えりとして、お仕事は続けていきます」

    えり「これからもご迷惑かけることが多々あるかと思いますが、よろしくお願いします」ペコリ

    「お、おう………」

    (小鍛治、えり……)

    (……えりちゃんには、三尋木えりのが一番合うだろうが……)

    16 :

    ほう

    17 :

    もうガバッといっちゃえYO!

    18 = 6 :

    ――――――
    夜 とある飲み屋

    「はぁぁ………」ゲンナリ

    恒子「はぁぁ………」グッタリ

    「……どうよ」

    恒子「……どーもこーも」

    「だよねぃ………」

    恒子「………あの二人が、なぁ………」

    「………いっつの間に、そんな進んでたんだろーねぃ………」

    恒子「今まで、ずっと恋人同士だったんだなぁ…」


    20 = 6 :

    「そんな中?」

    恒子「私たちの扱いは?」

    咏・恒子「「仕事のパートナー」」

    咏・恒子「「………………」」

    咏・恒子「「はぁぁ………」」

    店主「ヘイお待ち!ビールと熱燗、枝豆、唐揚げ!」

    「うぃっす」

    恒子「あざっす……」

    店主「なんだいなんだい、元気ないねェ!」

    「いやー知らんし。なんもかんもわっかんねーって」

    店主「失恋でもしたのかい?」

    恒子「う゛っ」

    21 = 6 :

    店主「オイオイ、図星か?」

    「…あーもわっかんねー全てがわっかんねー。酒でも飲まねーとやってらんねー」グビー

    店主「そーだそーだ、呑んじまえ。常連さんにそんなショボくれた顔されてちゃ、他の客まで暗くなっちまう」

    恒子「んなこと言ったって大将~コレキツイっす~」

    店主「はっはっは!人生色々!男も女もイロイロってねぇ!」ケラケラ

    「いやもうマジ笑い事じゃねーって」

    店主「で、どーするんだ?」

    恒子「何が?」

    店主「なーに言ってんだよ」

    22 = 10 :

    もーちょー支援だよー
    すばらだよー

    23 = 6 :

    店主「もっかいアタックするんだろ?」

    恒子「えっ……」

    「ムリムリ、相手は婚約してんだぜ?」

    店主「まだ籍入れてないじゃねーか」

    恒子「カンタンに言ってくれるね~」

    店主「お前らだから言ってんだろうが」

    「あン?なんだそりゃ」

    店主「俺の知ってるトッププロとスーパーアナウンサーは、そう簡単に諦めるような人間じゃなかったけどな」

    恒子「……いや、だってエンゲージリングまで……」

    25 :

    えりって見るとコテの方を思い出す

    26 = 6 :

    店主「じゃ、お前らの気持ちはその程度ってことか」

    恒子「ちょッ」

    「…そーれを言うのはどうかと思うぜ?大将」

    店主「エンゲージだかソーセージだか知らねぇが、惚れたヤツにアタックもせずに結婚させんじゃ女が廃るぜ?」

    恒子「だ、だって………だって…………」グスッ

    店主「だって?恋に理由も何もねーだろ?」

    「……………」

    店主「……ま、散々言ったが、これはお前らの問題だから、俺がとやかく言えるわけでもねーか」

    「……大将」

    店主「ンン?」

    「……キッツいのちょーだい。酒」

    店主「ヘイ、まいどあり」

    27 :

    やだ支援ぞ

    28 = 10 :

    大将いうやん

    29 = 6 :

    恒子「……………」

    「………婚約、か………」

    恒子「……すこやん……」

    「……………」ガッ

    恒子「え」

    「んぐっんぐっんぐっ………」グビグビー

    恒子「ちょ、それ私のビール……」

    「プハーッ!」ドンッ

    恒子「もー、一気とか!相変わらず呑むの早いなぁ!」

    「で、どうするよ」

    恒子「え?」

    30 = 6 :

    「決まってんじゃん」

    恒子「いや、私のビール勝手に飲んだのは?」

    「取り返そう」

    恒子「おい無視……、……え?」

    「告らずに終わってんじゃ示しがつかないからねぃ~」

    恒子「…………!」

    「忘れてたよ。私は三尋木咏」

    「欲しいモノは、どんな手を使ったって手に入れる」

    恒子「……三尋木プロ……」

    32 = 6 :

    店主「ヘイ、お待ち!キッツいの持ってきたぜ」

    「うぃっす!」

    店主「あとイカリングな」

    恒子「え?イカリングは頼んで……」

    店主「サービスだ。…しっかりやれよ?」ニカッ

    恒子「……………」

    恒子「やってやろうか!」ニッ

    「そー来なくっちゃねぃ!」

    恒子「タイショー!ビールおかわりーッ!」

    店主「まいどォ!!」

    「……ぜってー、諦めねーからな」

    (私のモノにしてやんよ。……えりちゃん)

    33 :

    あのすこやんが恋人寝取られて戦犯顔しちゃうのか…胸熱

    34 = 6 :

    ―――――
    針生宅

    えり「…………」

    健夜「どうしたの?窓の外なんて眺めて」

    えり「あ、い、いえ。別に……」

    健夜「……あ。空綺麗だね」

    えり「……星が、見えますね」

    健夜「……ふふ」

    えり「………?」

    健夜「意外と、ロマンチストなところあるよね」

    えり「そうですか…?」

    35 = 6 :

    健夜「うん。…そんなところも、好きだよ」ギュ

    えり「あ………」

    健夜「夜空は綺麗だけど、冷たいから…」

    健夜「私は、綺麗で暖かいえりちゃんの方が好き」ボソッ

    えり「ん………」

    健夜「…えりちゃんは?」

    えり「?」

    健夜「…私だけに、こんな恥ずかしいセリフ言わせるの?」

    えり「……健夜さん?」

    健夜「なぁに?えりちゃん」

    えり「……だいすき、です」

    健夜「ふふ……知ってる」ニコッ

    36 = 16 :

    これ割り込む余地はあるんですかねぇ・・・

    37 = 10 :

    あああああすこえりもすばらなんだよなぁ・・・すばらだ・・・

    38 :

    >>36
    (隙間すら)ないです

    39 = 6 :

    えり「ぅ………///」

    健夜「ん?どうしたの?」ニヤニヤ

    えり「………は、離してくれませんか………?」

    健夜「どうして?」ギュー

    えり「離して、くれないと……その……」

    健夜「…ん?」

    えり「…………じゃ、ないですか……」ボソッ

    健夜「なぁに?聞こえないよ」

    えり「後ろから、抱きしめられたら……」

    えり「私が、あなたに……」

    えり「………抱き、つけないじゃない………」ボソッ

    健夜「…………」ニコッ

    40 :

    修羅場して気持ちよくなろうや…

    41 = 6 :

    健夜「いいよ」パッ

    えり「あ……」

    健夜「…ほら、おいで?」テヒロゲ

    えり「え………」

    健夜「えりちゃん?」

    えり「…………」

    ギュ

    健夜「よしよし」ナデナデ

    えり「…………///」ギュー

    健夜「ね、えりちゃん」

    えり「…なんですか…?」

    42 = 6 :

    健夜「今、幸せ?」

    えり「…幸せ、ですよ。健夜さんは?」

    健夜「もちろん。とっても幸せだよ」

    えり「…………」ギュー

    健夜「えりちゃん……こっち、向いて?」

    えり「…………?」

    チュッ

    えり「んっ……」

    健夜「……えへへ」

    えり「…もう!勝手に…」

    43 :

    なんだこの剃刀の刃さえ一枚も入らない高密度のダダ甘な空間はッ!

    46 = 6 :

    健夜「嫌いじゃないでしょ?」

    えり「…急にそんな事する健夜さんは、嫌いです」プイッ

    健夜「えー、ごめんごめん。嫌いにならないでよ」

    えり「……………」ムー

    健夜「ねーえりちゃーん」

    えり「知りません」

    健夜「……………」

    グイッ

    えり「きゃっ…!」

    47 = 6 :

    チュッ

    えり「んん……っ」

    健夜「ん、…チュ…」

    えり「ふ、ぁ……っ」ピクンッ

    えり(舌…入ってきて……)

    健夜「ンン……ピチャ……」

    えり(ぁ……だめ、力…ぬけちゃ……)

    健夜「ん……ふぅ」ツゥ

    えり「っ……ぅ…はぁ…はぁ……」クタッ

    健夜「…嫌いなんて、言わないでよ」

    48 = 33 :

    もう(二人に割り込む余地が)ないじゃん…

    49 :

    いい加減咲のプロたちは男と結婚させてやれよ

    50 = 6 :

    えり「…いや、です……急に、こんなことする健夜さんは……きらい……」

    健夜「また、その口塞ぐよ?」

    えり「…そういうところが、き」

    グッ

    えり「あッ……」

    ドサッ

    健夜「…無理矢理でも、好きって言わせるから」

    えり「すこ……っんん……」

    健夜「……優しくできないよ?覚悟してね」

    えり「あ……ぅ……」カァ


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