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    元スレ久「演劇をすることになりました」 咲「え?」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - + - 清澄 + - 良スレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「なんですか急に」

    まこ「何があったんじゃ」

    「いや~、ほら全国大会終了したじゃない」

    「演劇部の人が今度の文化祭で合同創作として私達5人と劇がしたいって言い出してきてね」

    「前々からTVには写ってたからその頃から考えてたみたいだけどね」

    優希「5人ってことは…」

    「俺はハブりですか…」

    「元気出して京ちゃん」

    「そうよ。あなたには…」

    「小道具係ですか」

    「あら分かってるじゃない」

    「いや、もう予想できますし」

    2 = 1 :

    「と言うことでこれが役になります。配役は任せるとのこと」

    まこ「どれどれ、勇者、姫、魔王、魔王手下(魔女)か」

    優希「あれ?4つしか無いじぇ」

    「ああ、私はもう決まったのよ。後はどうぞ」

    「なんの役なんですか?」

    「え?……いや、別にいいじゃない」

    まこ「あやしいのぉ・・・優希!部長の持ってる紙を取るんじゃー!」

    優希「おうだじぇー」

    4 :

    ひとひらだっけ

    5 :

    咲は魔王役か

    6 = 1 :

    「えっ、あ、こら…やめっ…」

    パシッ

    「いただいていきます」

    「ああー、和ー」

    「どれどれ」

       木


    京太郎「……木?」

    優希「木だじょ」

    7 = 1 :


    まこ「ああー!セリフ覚えるの面倒じゃからって一人だけ楽しようとしたなー!」

    「うっ…」

    「私も木がいいです」

    「わ…私も!」

    「ん~、あなたは出来たらメインになってほしいわね」

    「何故ですか?」

    「いや…実はね」

    8 :

    福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい

    9 :

    ちなみに、文化祭当日、うちのクラスは休憩所になった。

    10 :

    木のハリボテの後ろでイチャつく部長はよ

    11 = 1 :

    ~~~

    「和を貸してほしい?」

    演劇部部長「そうです。お願いします!!」

    「何故、和を?」

    演部長「前々から原村さんを劇に出したいと案はあったのです」

    演部長「ただ全国大会があるので言いだしづらくて」

    演部長「大会が終わった今、姫役としてお願いします!!」

    部員A「何言ってるんですか、巨乳勇者こそ正義だって賛同してくれたじゃないですか!?」

    演部長「してねーし!だからお前だけの願望だそれは」

    部員B「ここは魔王だろ!ほら見ろこのセクシー衣装を」

    演部長「R-18にする気か」

    部員C「勇者に助けを乞う村人がいいですって。質素な感じがもうっ」

    演部長「モブじゃねーか。出番そこだけッ!」

    ワーワーワー

    12 = 1 :

    「ああ、もう。ちょっとストップ!」

    「まずは本人の意志を確認してから、ね」

    「和もそういうのはあまり気乗りしないと思うし…」

    部員C「なら麻雀部のメンバーで劇に出ませんか?」

    「え?」

    演部長「そうだ。そうしましょう!」

    「え?いや、ちょっと!?」

    部員B「うぉぉぉぉ、燃えてきたー」

    部員A「ドジっ娘勇者、ロリ勇者、メガネ勇者…」ブツブツ

    「あはは、参ったわね…」



    「とりあえず、配役に 木 頂戴」

    演部長「はい?」

    ~~~

    13 = 1 :

    「というわけでして…」

    「そんなことが…」

    京太郎「部長も大変だったんっすね…」

    「なら仕方ありませんね…」

    まこ、久(セクハラ発言はいいのか…)

    14 = 1 :

    優希「それで配役はどうするんだじぇ?」

    「ん~、ならくじ引きで行きましょう」

    「配役の名前が書かれた棒をこの箱に入れて…」

    「王様ゲームの要領ですね」

    「そうそう」

    京太郎(王様ゲーム!?)

    京太郎「えへ・・・えへ・・・えへへへ~・・・」モワモワ-ン

    優希「京太郎が変な顔してるじぇ」

    まこ「いつものことじゃ。ほっときんしゃい」

    15 = 1 :

    「…これでよし」

    「さぁ、みんな。恨みっこなしの一発勝負よ~」

    「はい!」

    優希(お姫様は頂いたじぇ!)

    まこ(なんでもええんじゃが、お姫様か~…一回なってみたいの~…)

    (分の悪い賭けはいつも勝ってきた。だから木は私に来るはず!)

    (咲さんが勇者で私が姫!でも咲さんが姫で私が勇者もいいですね~)

    (うう…台詞覚えるの苦手だから木きてよ~)

    「せー…のっ!」

    16 :

    しえん

    17 :

    のどっちぷるるん

    18 = 1 :

    優希「ふっ…」

    京太郎「お前の性格のことだ。その様子だと木を引いただろ」

    優希「うえぇぇぇぇん。お姫様が良かったじぇぇぇぇぇ」

    「なら私と交換しない!」

    京太郎「一発勝負って言ったじゃないですか」

    「う…」

    京太郎「と言うことは部長はお姫様か~。期待してますよ」

    「おだてても何も出ないわよ…はぁ~」

    京太郎「それで残りは…」

    19 :

    久まこ
    はよ

    20 = 1 :

    まこ「わしゃぁ、手下の魔女じゃ。お姫様…やってみたかったの~」

    京太郎(魔女…)

    まこ「お主、今凄い似合ってると思うたじゃろう?」

    京太郎「え!?いやいやいやいや、全く!これっぽっちも!全然!」

    まこ「お主はわかりやすいのぉ」

    京太郎「あはは…で残った二人は…」

    京太郎「…orzな和とボー然と立ち尽くす咲」

    21 = 1 :

    京太郎「和は分からないが咲の性格上あれは主役をとった時の反応だ」

    京太郎「と言うことで勇者おめでとう咲」

    「そんなのいらないよぉ…あと何で分かるの?…」

    京太郎「お前と優希は分かりやすいんだよ」

    「うう…主役なんて無理だよぉ…」

    「あ~和?大丈夫?」

    「そんな…咲さんが勇者を引いたのに私が姫じゃないなんて…」

    「私は何のために今まで麻雀をやってきたの!!?」

    まこ「ああ、これは重症じゃのう」

    「少なくともこのためじゃないわね」

    23 = 1 :

    「じゃあ、私は決まったこと伝えに行くわね」

    京太郎「はーい」

    「ほほほほ本当にやるんですか?」

    まこ「もう決まったことじゃ、諦めんしゃい」

    「部長もカンペ用意できないかお願いしますし…ね」

    「うう…」



    そして咲達は芝居の稽古に明け暮れた

    24 :

    麻雀とか全然わかりません。ドンジャラならやったことあるよ。
    読んだことあるのは、カイジ全巻と、コンビニで凍牌をチラッと立ち読み……
    後はまったく知りませんでした。
    おかしいところ、沢山あったと思います。ごめんなさいね。
    ほんのネタスレとして数レスで終わらせるつもりが、だらだらだらだら……
    オチも……うーん。微妙でしたね。無理に終わらせてしまいました。
    以前、SS深夜VIPでSSを書いた時は、書き溜めしてたにもかかわらず、続きを考えられずに放置……
    (ちなみに、けいおんのSSです。)
    今回は即興でしたが、無事に完結させられました。
    レスが色々つくのが楽しかったです。つきあってくれて、どうもありがとう。
    またSSを書くかもしれないので、そのときはよろしくね。

    25 = 1 :

    ―龍門渕高校―

    ハギヨシ「透華お嬢様。清澄高校の竹井様から招待状と招待券です」

    透華「部長から…なにかしら?…まぁ」

    「何々?」

    「今度劇をやることになりましたので良かったらどうぞだって」

    「おおーいつだー?その日は予定大丈夫かー?」

    智樹「その日は特に予定はない」

    「やたー、ならいけるな」

    透華「配役はどうなってますの?」

    ハギヨシ「パンフレットはこちらになります」

    ハギヨシ「ですが写真はなく文字だけとなっております」

    26 = 1 :

    「当日のお楽しみってやつだね」

    「どれどれ、あいつは…木?」

    智樹「染谷まこは魔女…」

    「部長さんは…お姫様か」

    「嶺上使いは勇者かー」

    透華「となりますと原村和は…」

    「魔王…だね」

    「どんな魔王になるとこやら」

    透華「ふ…ふふふ…ふふふふふふ」

    「と、透華?」

    透華「おーっほっほっほ」

    「透華ー?こわれたー?」

    27 :

    支援しますよー

    28 = 1 :

    透華「ハギヨシ」

    ハギヨシ「はっ!」

    透華「この情報をネットにばら撒きなさい」

    ハギヨシ「かしこまりました」

    透華「これで劇を見る人は急増」

    透華「和が失敗すれば即恥さらし…まさに完璧ですわ」

    「よかったな~。これで清澄は賑わうぞ~」

    透華「べ、別に和を目立たせようと思ってやったわけじゃありませんからね」

    「へいへい。でも…」

    「嫌な予感がするね…」

    29 :

    まあのどっちならなんだかんだでノリノリでやってくれるから安心できる

    30 = 1 :

    そして文化祭当日


    ―清澄高校―

    ワイワイガヤガヤ

    透華「おーっほっほっほ、大盛況ですわね」

    「ああ、たしかに賑わってるな……って多すぎだろどう見ても!!」

    ギュウギュウ

    「き、きつい」

    智樹「せまい…」

    「」スーッ

    「お、おい。衣が流されてるぞ!」

    透華「いやぁー、衣ォ!」

    31 :

    支援やな

    32 = 1 :

    「はぁはぁ…な、何とか落ち着ける場所が…あったな…」

    透華「ご…ゼェゼェ…ごめんなさいね、衣」

    透華「珍しく早起き…して…人ごみにも…付き合いましたのに…」

    「よ…よい、これも…一興だ…」

    「あれ?…」

    「ん?どうした?」

    「い、いや別に…」

    (あれは確か…宮永照…)

    33 = 1 :

    「…」スイスイ

    「着いた…遅いわよあなた達」

    「ゼェゼェ…し、死ぬかと思った…」

    「な、なんで…こんなぎゅう詰め…なのに…スイスイ…行けるんですか…」

    誠子「日頃の…鍛錬?…」

    尭深「読書しか…ハァ…ハァ…見たこと無い…」

    「ではここからは自由行動だ。解散」

    「え?解散って…」

    「」スイスイ

    「あ、おい!」

    「行っちゃった…」

    34 = 31 :

    てるてる流石

    35 = 3 :

    絶対コークスクリューでぶん殴ってどかして進んでる

    36 :

    おいともきーは智紀だ間違えんなよハゲ

    38 :

    キスシーンとかあったら和が発狂するな

    39 = 1 :

    誠子「文化祭だから当然、色んな店があるけどこうぎゅう詰めでは…」

    「しかし凄い人ですね…」

    「全てはネットのせいだろうな」

    「原村和の知名度があったとはいえ全国大会で清澄は有名になった」

    誠子「必見!エロかわいい魔王・和!」

    尭深「清澄部長、当日限りの可憐なる姿…」

    「妖艶なる魔女・染谷まこにも注目。そして…」

    「百花繚乱、勇者・咲」

    「…画像もないのによくこんなキャッチフレーズが出回ったものだ」

    40 = 1 :

    >>36
    すまない、次から気をつける


    誠子「でも人の想像力を掻き立てるには持って来いですよ。原村さんのアレは」

    「確かに」

    「宮永先輩は妹に釣られたみたいですけどね」

    「照には困ったものだ。招待状が来た途端、練習試合があったのに急遽変更して」

    尭深「交通代も部費から…」

    誠子「恐るべし宮永ァ照ッ!」

    「言ってろ。だが息抜きにはいいな」

    「ぎゅう詰めですけどね…」

    尭深「あ…あそこの喫茶店空いたみたいです…」

    「本当だ。あそこで休むか」

    誠子「はーい」

    41 :

    美穂子愛してる

    42 = 1 :

    ―校舎内―

    桃子「色々あるっすねー」

    加治木「ああ、そうだな」


    「おい、何やってやがる」
    「すみません、お待たせしましたー」
    「おい、こっちだこっち」
    「アレもってこい!」
    「煮玉子トッピングチャーシューお待ち」
    「はいはい、通りまーす」



    蒲原「ワハハ、賑わってるな~」

    桃子「しっちゃかめっちゃかっすね~」

    加治木「清澄も想定してなかったんだろうな」

    蒲原「ほら、モモ。清澄の人達にぶつからないよう」

    蒲原「ユミちんにくっつくんだ」

    桃子「了解っす」ギュッ

    加治木「う…」

    43 = 5 :

    ちなみに透華は原村和って呼んでるぞ

    44 :

    呼び名がちょいちょい違うのはキャラ多いから仕方ないだろう
    内容はかなりおもしろい

    45 = 1 :

    >>43
    フルネームか
    前聞いたときは名前だけと聞いたからてっきり…


    蒲原「しかし、こうなると家の事情で来れなかった佳織とむっきーはついてたな~」

    加治木「二人共行きたがってたがこうなると正解かもな」

    桃子「何かおみやげ買って行きたいっすけどこう混雑してちゃ…」

    桃子「あ、先輩先輩ここ入ってみませんか?」

    加治木「何だ?…お化け屋敷?」

    桃子「そうっす」

    蒲原「ワハハ、面白そうじゃないか」

    加治木「………」

    桃子「どうしたっすか?」

    加治木「あ、ああいや…」

    桃子「?」

    加治木(嫌な予感がする…)

    蒲原「でわ、行こうかー」

    46 = 1 :

    >>44
    そう言ってもらえると助かる 初SSだから不安だった…

    「きゃー!!」
    「う、うわぁぁぁぁ!」
    「ほ、本物ー!?」

    清澄生徒「お疲れ様です。ありがとうございました~」

    蒲原「ワ~ハハ、楽しかったな~」

    加治木「…どこかだ!」

    桃子「失礼なお化けの人達っすね」

    桃子「先輩を見るたびに悲鳴をあげて逃げるなんて」

    蒲原「驚かすほうが驚くなんて斬新なお化け屋敷だったな」

    加治木「言っておくがつっこまんぞ」

    蒲原「今日のユミちんは手厳しいな~」

    加治木「ベタすぎて解説する気になれんだけだ」

    桃子「あ、あの、何の話っすか?」

    蒲原「モモは可愛いな~って話だよ」

    桃子「え?えええー!?」

    47 :

    一番違和感があるのはまこじゃね?
    知らんけど

    48 = 1 :

    >>47
    まこは…いいや



    ざわ…ざわ…

    加治木「ん?何だ?」

    桃子「急に人の流れが」


    「おい、聞いたか?」
    「何がよ」
    「劇だよ、劇。あまりに人が多いから人数制限するみたいだってよ」
    「マジで!?」


    蒲原「あ~、ユミちん」

    加治木「私達は招待券があるから優先的に入れるが一般の人達はそうもいかない…」

    加治木「暴動が起きなければいいが…」

    49 = 1 :

    ―数十分前、体育館内―

    京太郎「ああ、喉が…」

    優希「お疲れ様だじぇ」

    京太郎「ナレーターを務める子が風邪で欠席」

    京太郎「代わりに俺って無茶ぶりもいいとこだろ…」

    優希「でもちゃーんと引き受けるところが京太郎のいいところだじぇ」

    京太郎「うるせっ、しかし優希…」

    優希「ん?」

    京太郎「似合ってげふっ!」

    優希「それ以上言うと殴る!」

    京太郎「もう殴ってるじゃねーか!」

    まこ「なーに、コントやっとるんじゃ」

    50 :

    この時間にこれだけ伸びるとは


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