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    元スレえり「今度結婚することになりました」咏「えっ」

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    501 = 437 :

    はやりんの悪びれなさにワロタ

    502 = 469 :

    はやり「これで、すこやんとえりりんは…解決かな?」

    えり「まだ問題は沢山残っていますがね…」

    健夜「お父さんとお母さんになんて言おう…」ズーン

    えり「……携帯電話を見るのが怖い…」プルプル

    健夜「帰りたくない………」ドンヨリ

    はやり「だぁかぁらぁ!はやり、まだ言ってないことがあるんだけどぉっ!」

    えり「まだなにか?」

    健夜「ていうかさ、もっと早く言ってよ…瑞原さん」

    えり「そうですよ。早く言ってくだされば良かったのに」

    はやり「あぁんっイタイとこ突かれたァ~…」

    503 :

    はやりさんww

    504 = 469 :

    はやり「だってだってぇ…ホントに、幸せそうだったしぃ…」

    はやり「クッキーの効果を解くなんて思わなかったしぃ……」

    健夜「………効果を、……解く……?」

    はやり「あ、そうそう、その話ね。二人は、いつ効果が解かれたかわかる?」

    えり「倒れる…直前?」

    はやり「それって?」

    健夜「……あ……」

    はやり「…クッキーの効果を永遠にするためには、神様の前で…誓いのキスをすればいい」

    はやり「逆もまた然りで…クッキーの効果を解くためには、神様の前で…誓いを」


    咏・恒子『『愛してる』』

    チュッ…


    健夜「え………」

    えり「な………」

    健夜・えり「「えええええええええ!?///」」

    505 = 437 :

    しえん

    506 = 469 :

    えり「え、あ、そ、それ、って、あの、えぇっ!?」

    健夜「だって、こ、こーこちゃんが、そんな、いやだって、えええええ?」

    はやり「え?それ本気の反応?」

    えり「そりゃそうですよ!だって、そんなわけ、ねぇ!?」

    健夜「そー!そうそうそう!」コクコクコク

    はやり「……ありゃりゃ……☆」ハー

    はやり「あのねぇ…結婚式邪魔してまであの二人、クッキー魔法解除したかったんだよ?」

    はやり「神様の前で、って条件だったからあの日あの時を逃したらチャンスはなし」

    はやり「あの二人なりに考えた結果が、アレ。……ここまで言って、まだわからないかな?」

    健夜「うぐ………///」

    えり「ぅぅ………///」

    509 = 469 :

    はやり「さってとぉ、はやりのお話はこれでおーしまいっ」

    えり「…………」

    健夜「…………」

    はやり「……ごめん。はやりが、説明書読むのを面倒だったばかりに、こんなこと……」

    はやり「正直、謝っても謝りきれないんだけど……」

    えり「そう、ですね…」

    健夜「じゃあ…罰ゲームでもしてもらおうかな……」

    えり「あー。それでスッキリするなら、まぁ」

    はやり「え゛」

    健夜「そうだなぁ……」

    えり「あ、あれなんかどうですかね」

    健夜「なになに?」

    えり「えっと……」コソコソ

    510 = 469 :

    >>509
    × はやり「……ごめん。はやりが、説明書読むのを面倒だったばかりに、こんなこと……」
    ○ はやり「……ごめん。はやりが、説明書読むのを面倒くさがったばっかりに、こんなこと……」

    512 = 385 :

    しえ

    513 = 469 :

    健夜「ふむふむ。…あーなるほどね」

    えり「ま、ちょうど良いんじゃないですかね」

    健夜「そうだねー」

    はやり「は、はやりは、何をするのかなー?☆」ドキドキ

    えり「えーっと、瑞原プロ」

    はやり「は、はいっ」

    健夜「今すぐ、好きなヒトに愛の告白をしてきてください」

    はやり「………へっ」

    えり「クッキーの力なんて借りずに、会って直接目を見て、自分の気持ちを正直に言ってきてください」

    はやり「ええええっ!?でもっそんなっ」オロオロ

    514 = 476 :

    はやよし

    515 = 503 :

    しえん

    516 = 469 :

    健夜「でももだってもなーし!」

    えり「行ってらっしゃいませ」グイグイグイ

    はやり「ち、ちょっと、押さないでっ…」

    健夜「良い報告、期待してますよー」

    はやり「そんn」

    パタンッ

    えり「……よし」

    健夜「ふふ。恋には恋で制す?」

    えり「なんですか、それ」

    健夜「恋に笑うものは恋に泣け、みたいな」

    えり「……つまり?」

    健夜「クッキーなんて反則使わないで、少し、味わったほうがいいよね。…恋の、ツラさを」

    えり「………」クスッ

    518 = 469 :

    健夜「なぁに?」

    えり「いや、ホント……見かけによらず、いい性格をしていますよね」クスクス

    健夜「…この罰ゲーム考えたのはえりちゃんだよ」

    えり「そこまで深く考えていたわけじゃありませんから」

    健夜「む」

    えり「………さて、と」

    健夜「?」

    えり「…私も、勇気を出してみようかな」

    健夜「……ああ……」

    健夜(……咏ちゃん……か……)

    えり「あぁ…嫌になっちゃう」ドンヨリ

    健夜「そんなに?」

    519 = 476 :

    えりちゃそー

    520 :

    おはよう支援

    521 = 469 :

    えり「だって、色々言われるでしょう?」

    健夜「まぁ、それはね……」

    えり「どう言えば良いんでしょうね…」

    健夜「……自分の、正直な気持ちをいいんだよ」

    えり「正直な……言えるかなぁ……」

    健夜「もう、さっき瑞原さんに自分で言ってたじゃない」

    えり「あ、あれはまた少し違います/よ」

    健夜「そう?同じなんじゃないかな?」

    えり「…そうですかぁ?」

    健夜「そうそう。……あの、なんでそんなに疑うのかな」

    522 = 469 :

    >>521
    × 健夜「……自分の、正直な気持ちをいいんだよ」
    ○ 健夜「……自分の、正直な気持ちを言えばいいんだよ」

    × えり「あ、あれはまた少し違います/よ」
    ○ えり「あ、あれはまた少し違いますよ」

    523 = 385 :

    みんなかわいい!

    524 = 469 :

    えり「え?いや、だって…正直に言ったところで、信じてもらえるかどうか……」

    健夜「えりちゃんを疑うようなこと、しないと思うけどなぁ」

    えり「…それは…でも、これは、少し種類が違うじゃないですか」

    健夜「種類?」

    えり「なんというか…オカルトチックな…」

    健夜「?…クッキーのことだよね?」

    えり「ええ」

    健夜「知ってるんじゃない?」

    えり「え?」

    健夜「だって、解き方知ってたし」

    えり「……あの。誰の話してます?」

    健夜「えっ?」

    えり「えっ?」

    526 = 437 :

    え?

    528 = 469 :

    健夜「咏ちゃんのこと…じゃないの?」

    えり「いや、あの…私がしていたのは、両親の話で…」

    健夜「えっ」

    えり「…携帯電話の電源を入れたら、メールとか着信…凄いことになってそうだなぁ…と」

    健夜「あ…っ……」

    えり「……………」

    健夜「……………」

    えり「………っ…ふふふ…」クスクス

    健夜「プッ…あははははっ」

    えり「すごい、会話が噛み合って……」クスクス

    健夜「もう!早く言ってよぉ~」

    えり「健夜さんが早とちりしただけですー」

    529 = 437 :

    すこえり続行かとオモタ

    530 = 476 :

    続行ワンチャン残ってる

    531 = 469 :

    健夜「あっはははっ………はぁーもう。久しぶりに笑った気がするー」

    えり「涙目、なってますよ?」

    健夜「えりちゃんが泣かせたー」

    えり「何を言ってるんですか、もう」

    健夜「ふふ。……えりちゃん」

    えり「はい?」

    健夜「ありがとう、…大好きだよ」

    えり「……ええ。私も好きです」

    健夜「……私たち、親友だね」ニコッ

    えり「…もちろん」ニコッ

    532 = 469 :

    健夜「…あんな事までしちゃったけどねー」

    えり「うぐ……まぁ、あれは、その」

    健夜「コイビトが出来たら一番に教えてね?えりちゃんの弱いところ、全部伝授するから」

    えり「なッ!?///」

    健夜「まずはー唇のここをー」

    えり「ちょ、ま、やめっ」

    健夜「舌で、こう…」

    えり「いやぁああぁああぁ!!!///」

    看護師「あの、病院内ではお静かに」

    えり「すっすみません!」

    健夜「ほらーえりちゃん注意されちゃったー」

    えり「誰のせいでっ……うぅー……っ!」

    533 = 476 :

    ノーチャンでしたねはい

    534 = 469 :

    ……………
    退院 当日

    えり「お世話になりました」ペコッ

    健夜「ありがとうございました」ペコッ

    医師「お大事に」

    「おっ!えりちゃーん!」

    恒子「すこやーん!」

    えり「あ…」

    健夜「咏ちゃん…こーこちゃん…」

    「退院おめっとー!」

    恒子「むっかえに来ーたよーっ♪」

    えり「あ……わざわざ、ありがとうございます」

    健夜「ありがとう、こーこちゃん」

    恒子「なんのなんの」

    535 = 359 :

    解せぬ・・・

    537 :

    あれ?

    538 = 469 :

    恒子「すこやん、ほら、助手席」

    健夜「お邪魔しまーす」

    「ほれっえりちゃん!となりっ!」ポフポフ

    えり「は、はぁ……」

    恒子「んじゃ、シートベルト締めたー?」

    「オッケェイ!」

    恒子「んじゃ、しゅっぱーつ!」

    「ひゃっはー」

    えり「………三尋木プロ?」

    「んー?なになに?えりちゃん」

    えり「別に良いですよ?」

    「なーにがぁ?」フリフリ

    539 = 469 :

    えり「あからさまなカラ元気。…笑顔、強ばってます」

    「げっ」

    えり……不器用ですね」クスッ

    「………知らんしー……」

    えり「なにか言うことは?」

    「うぐ……」

    健夜「こーこちゃんも、なんか無いかなー?」

    恒子「む………」

    「…ちぇー、スッキリした顔しやがって。どこまで知ってる」

    えり「さぁ?」

    「むむむ……」

    540 = 469 :

    >>539
    × えり……不器用ですね」クスッ
    ○ えり「……不器用ですね」クスッ

    541 = 476 :

    お出かけするねほ

    542 = 469 :

    「えーっと、なんだ。結婚式ぶっ壊してすみませんでした」

    えり「……本当に反省してます?」

    「反省はしてるぜ?…後悔はしてないけどな」

    えり「……貴女って人は」ハァ

    「知らんしっ」プイッ

    恒子「私からも…ごめんなさい」シュン

    健夜「……おお」

    恒子「な、なにさ」

    健夜「こんなにショゲたこーこちゃん、初めてみた」

    恒子「…結構、反省してるんだよ…?」

    えり「ですって。三尋木プロ?」

    「だからっ反省してるっつーのっ!」

    544 = 469 :

    「んで、……なにさ」

    えり「なに、とは?」

    「なんだ、その……酷いこと、しちゃったから……」

    恒子「…………」

    「……どんな罰でも、受ける……よ」

    恒子「…うん。なんでも、する」

    えり「…罰、ですか」

    健夜「どーしよっか?」

    えり「そうですねぇ……」

    「…………」グッ

    恒子「…………」ドキドキ

    健夜「……ねぇ、こーこちゃん?」

    恒子「なっ…なに?」ビクッ

    545 = 437 :

    しえーん

    546 :

    健夜「まぁ、そりゃあ怒ってるよ。だって、頑張って準備したものを壊されたわけたし?」

    恒子「ぐっ」グサッ

    えり「…両親には顔向けできないし?」

    「ぐはっ…」グサッ

    健夜「挙句入院させられてるし?」

    恒子「おぶっ」グサグサッ

    えり「…携帯電話が凄いことになってるし?」

    「アウチッ」グサグサッ

    健夜(えりちゃん…両親が苦手なんだろうか…)

    えり「なによりも、…幸せな新婚生活が全部、パァですし?」

    咏・恒子「「ひでぶっ」」グサグサグサッ

    547 = 546 :

    「う~……食らったぁ……」ピクピク

    恒子「ほんっと、申し訳ないっす…」

    えり「………ふふ」クスッ

    健夜「でもね、よく考えたの。今、私達には恋愛感情はなくて…結婚もナシ」

    恒子「…聞いたの?クッキーの話」

    えり「ええ。瑞原プロが」

    「はやりん…」

    健夜「…それでさ、一番最初と比べて何を失って、何が残ったと思う?」

    恒子「………?」

    550 = 546 :

    恒子「一番最初?」

    えり「私と健夜さんがこ、……こ、コイビト……にっなる前…です!」カァ

    「そりゃあ、……ん?」

    健夜「…何にもなくなってないでしょ?」

    恒子「え?ほんとに?」

    「えっと……多分?わかんねーけど」

    えり「多少あったとしても、基本何も失っていないんです。でも…」

    健夜「騒動のあと、私とえりちゃんはもっと仲良くなれた」ニコッ

    えり「……………」ニコッ


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