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    元スレ照「保健室の荒川先生」

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    51 = 2 :

    胡桃「身長を気にしてるなんて普通知られたくないです……」

    「まあそうやわな。普段仲良くしてても、身長に関してはみんなライバルやもんな」

    胡桃「衣に負けたくも無いし、初美にもいつか勝ちたいです。そのために毎日牛乳飲んで9時に寝てるのに……」

    (優等生やなぁ……てか三人ともぱっと見まったく変わらんけども)

    胡桃「先生……どうすれば身長って伸びますか?」

    「難しい質問やなぁ。一般的には胡桃ちゃんがしてるみたいな方法って言われとるけど、結局は遺伝が大きいから」

    胡桃「い、遺伝……」

    「まあその遺伝もあやふややから、体質って言った方がええかな?」

    「身長伸びる人はなーんもせんでも180cm超したりするし、逆に胡桃ちゃんらみたいな子たちもおるし」

    (かなり珍しいけども)

    52 = 2 :

    「背高い人に話聞いたりしたら面白いかもな」

    胡桃「背が高い人って言えば……」

    「胡桃ちゃんらと同じクラスで2年の井上さんとか、あとは有名人で3年生の姉帯さんかな」

    胡桃「純に姉帯さん……」

    「まあ二人とも女の子にしてはかなり規格外やね。姉帯さんは井上さんもびっくりしてたくらい大きいけど」

    胡桃「その二人に話を訊けば、何かヒントが……!」

    「でもまあ正直、あんまし期待できんとは思うかなぁ」

    「あの子らも胡桃ちゃんらがちっちゃいのと同じ理由でおっきい訳やし」アハハ

    胡桃「ですよね……」はぁ

    53 = 7 :


    ええなー

    54 = 2 :

    初美「失礼しまーす……げっ、胡桃」

    胡桃「あ、初美!」

    「あらら。なんとも奇遇やね」ニコ

    初美「な、何してるですか胡桃? こんなところで」

    胡桃「そ、そういう初美こそ保健室に何か用なのかな? 超健康優良児のクセに保健室なんて」

    初美「うるさいですねー……私だって保健室に用の一つや二つくらい……」

    「はっちゃんも身長測りにきたのー?」

    初美「せ、先生それは言わない約束!」

    「まあまあ。胡桃ちゃんもよう来とるから」

    胡桃「ちょ」

    55 = 43 :

    しえんですよー

    56 = 4 :

    しえんなのよー

    57 = 2 :

    「普段仲良いって聞くのに、身長のことになるといがみ合うんやね」アハハ

    初美「同類はみんなライバルですよー……!」ゴゴゴ

    胡桃「ただでさえ小さいのにその中でも小さいなんて屈辱以外の何物でもないからね……!」ゴゴゴ

    「あはは、なるほどなー」

    (二人ともかわええわぁ)

    「それじゃあ早速はっちゃんも測ろうか。ちなみに胡桃ちゃんの身長は」

    胡桃「せせせ、先生!!」

    「トップシークレットらしいわ」

    初美(気になる……)

    58 = 2 :

    「はっちゃんこっち来てー」

    初美「はいですよー」

    胡桃「てか胡桃、水泳部は? この時間帯なら絶賛部活中だと思うけど」

    胡桃(だから鉢合わせにならないようにこの時間帯狙ったのに……)

    初美「排水溝? が壊れたとかでプール使えないらしいんですよー。一日でも水に浸かっていないなんて落ち着かないです」

    胡桃「なるほど。そんなことってあるんだ」

    初美「胡桃も部活は……って、あんなお遊びサークルは基本自由参加ですか」

    胡桃「まあね」

    「んじゃそろそろ身長発表するね。ひゃく……」

    初美「せ、先生!?」

    「あはは、冗談冗談」

    59 = 2 :

    胡桃(気になる……!)

    「そんじゃま、耳打ちで」ニコ

    初美「当たり前ですよー……」ジトー

    「……」ボソボソ

    初美「うぅ……」

    胡桃(よし、伸びてない)

    「ま、はっちゃんも気にしないで。な?」

    初美(胡桃より高いのか気になります……)

    胡桃(たぶん負けてると思うけど、もしかしたら……)

    (熾烈な戦いやなぁ)

    61 = 2 :

    コンコン

    「ん? 今日はえらい多いな。はーい、どうぞー」

    「失礼する」ガラ

    胡桃「あ」

    初美「あ」

    「あっ……お、お前らなんでここに……!?」

    「今日は面白い日やわぁ。三人が同時に揃うなんて初めてやでー」ニコニコ

    胡桃「そ、そういう衣こそ、放課後のこんなところに何の用かな?」

    初美「ひ、引きこもりの衣には似合わない場所ですねー」

    「ふ、二人も十分に似合わないと思うが?」

    63 :

    「ロリが集まってると聞きました」ガラッ ポロン

    65 = 2 :

    「衣ちゃんも身長測りに来たの?」

    「衣『も』? ってことは……」ジロジロ

    胡桃「な、なに?」

    初美「なにか文句あるですかー……」

    「ふっ」

    初美「あー! 今鼻で笑いましたよコイツ!」

    胡桃「私たちの中で一番ちっちゃいクセに生意気だね……!」

    「何を言う! お前らなんかに遅れを取った覚えなどない! 寝言は寝て言え!」

    (小学生の喧嘩にしか見えない……)

    66 = 2 :

    胡桃「遅れは取らないとか言っちゃって……見た目でも衣が一番『こども』なのは明白なのにね」

    初美「その通りなのですよー。衣ほど乳臭い高校生なんてこの世に存在しないです」

    「そんなことはない! 衣が一番お姉さんだ! てかこども言うな!!」

    「まあまあ三人とも落ち着いて。身長のことで熱くなんのは分かるけども」タハハ

    「憩! この中で誰が一番お姉さんに見える!?」

    「へっ?」

    胡桃「私だよね先生!? こんな小学生にしか見えない二人と比べたら一目瞭然だよね!?」

    「え、っと……」

    初美「何をふざけたことを言ってるですかー!」

    初美「ちんちくりんで色気の欠片もない胡桃と衣に比べたら私が一番レディーに決まってます! そうですよね!?」

    「」

    67 :

    「喧嘩は良くないよー」

    68 = 2 :

    「憩!」

    胡桃「答えを!」

    初美「聞かせてください!」

    (きゅ、究極の選択や……先生としてウチはどういう答えを出せば……)

    「えっと、そうやな……ここは分かりやすく、身長の高さで決めよか」

    「「!」」

    「ほら、ウチの主観が必ずしも正しい答えやとは限らんし」

    「そういう不明瞭な尺度で順序を決めるのは良く無いから……」アセアセ

    「確かに一理ある……」

    胡桃「ちゃんとした基準がある方が言い訳もつかないしね」

    初美「それじゃあそれでいいです。衣、身長ちゃっちゃと測ってください」

    「ふっ、そんな強気でいいのか? 私の身長を聞いたとき、泣く事になるのは貴様だぞ?」

    69 = 2 :

    ラスト修正
    「私の身長を聞いたとき→衣の身長を聞いたとき」

    70 = 2 :

    初美「ほざくのも今のうちですよー……!」

    胡桃「先生! やっちゃって!」

    「了解でーす……」

    (胡桃ちゃんと初美ちゃんの身長は同じやった)

    (まあミリ単位の違いはあるけど、それは伝えてないから問題ないとして……)

    (重要なのは衣ちゃんの身長やな)

    「よ、よろしく頼んだ」ドキドキ

    (もしこの子の身長が130cmより大きかったり小さかったりしたら……)ドキドキ

    胡桃「……」ジーッ

    初美「……」ジーッ

    71 = 2 :

    「うっ」

    (128cm……)

    「な、何センチだ?」

    「……」

    「……」ボソボソ

    「本当に!?」

    胡桃「!?」

    初美「な、何センチですか衣!?」

    「130cm! 2センチも大きくなった!!」

    「「えええ!?」」

    胡桃「ってことは……」

    初美(まったく同じ……)

    72 = 60 :

    これはなきそう

    73 :

    コークスクリュー支援

    74 = 2 :

    「ふっふーん、どうした二人ともー? 私の身長に高さにぐうの音も出ないかー?」

    初美「な、何を言うですか! 私も130cmです!」

    胡桃「ええ!? 初美も!?」

    「ほ、本当なのか憩?」

    「う、うん。全部本当だよ」

    (衣ちゃんの身長以外は……)

    胡桃「ってことは……」

    初美「引き分けですねー……」

    (二人とも意外と大きかった……成長してなければ負けていた……)

    「ふ、ふっ、それでこそ我がライバルであり同胞だ」

    胡桃「まさか衣と同じとはねー……なんかショックだなぁ……」

    初美「私もですよー」

    「失礼なー!」

    75 :

    あれは……折部やすな?!

    76 = 7 :


    >>75
    衣がツインテールになって銃持つことになるからNG

    77 = 2 :

    (まあ、優しい嘘ってことで……)

    「いやぁ、三人ともまったく同じ身長なんてびっくりやわー」

    胡桃「ま、良い勝負だったね」

    初美「次やるときは私が一番でしょうけどねー。運動してるし」

    「成長期に入った衣に勝てるわけあるまい! 次来たときには3cmは伸びてるはず!」

    胡桃「どうせ2年くらい測ってなくてその結果でしょ」

    初美「なるほど。それなら納得です」

    「そんなわけあるか!」

    「まあまあその辺にしといて」

    78 = 1 :

    キルミーベイベーうんたらのAAはよ

    80 = 2 :

    初美「しかし、なんか気が抜けちゃいましたよー……」

    胡桃「まさかの展開だしね……」

    「衣は身長が伸びて嬉しい!」

    胡桃(素直に羨ましいなぁ……)

    初美「そんじゃま、衣の130cm祝いに三人でどこか行きましょうか」

    「おお! それは良いはみれす行こう!」

    胡桃「なんでお嬢様なのにそこでファミレス?」

    初美「お嬢様だからこそじゃないんですかー」

    (ふふ、仲良しで微笑ましいわ……)

    胡桃「っと、先生、今日はどうもありがとうございました。またよろしくお願いします」ペッコリン

    「喜んで」ニコ

    初美「次来る時はなんかお土産持ってくるですよー」

    「ばいばい憩! また会おう!」

    81 = 2 :

    次の来訪者>>83

    82 = 1 :

    池田ァ!

    83 :

    ジョインジョイントキィ

    84 :

    モモ

    85 = 73 :

    86 = 2 :

    >>83
    ワロタ
    あと今更ですけど>>60は僕です

    87 = 2 :


    ――――――――――

    「昨日はなんだかんだで忙しかったなぁ」

    「一日誰も来ないときもあるし……今日はどんなもんでしょう」

    コンコンコン

    「お、3限目にして遂に」

    (しかもこのノックは……)

    「どうぞ、園城寺さん」

    「こんばんは。ノックで分かるとは、先生は流石やなぁ」

    「アンタが一番保健室によう来るからな。んで、今日はどないしたの? はい入室確認書」

    「今日は、まあ……こんなところで」カキカキ

    「……持病て」

    88 = 43 :

    北斗神拳伝承者候補か何か?(すっとぼけ)

    89 :

    癒されたい

    90 :

    太ももに関してはチャンピオン

    91 = 2 :

    「せめて症状くらい書きなさいよ」ハァ

    「別にええやん。ウチと先生の仲やし」

    「サボりやったら帰って欲しいんやけどもなー」

    「そんな殺生なこと言わんとってや。藤田先生の理科がウチには難解過ぎて、頭痛が酷くなったんや」

    「藤田先生にそのまま言っときますわ」

    「やめてー」

    「ふふ。ま、いつもの場所空いてるから、寝ていき」

    「おおきに」

    92 = 49 :

    怜はやはり常連さんか

    93 = 4 :

    北大阪組ええなぁー

    94 = 2 :


    ―――――――――

    「……なぁ、憩」

    「学校でその呼び方はやめて欲しいんやけど……」

    「ええやん。どうせウチら二人きりやし」

    「はぁ……」

    「ところで、なんかナース服変わってない?」

    「!」

    「図星か」

    「まさか気付かれるとは……」

    「ウチで気付かんかったら誰も気付かんやろ」

    「ふふ、まあそやろな」

    95 = 49 :

    ナース服新調したんかー

    96 = 2 :

    「スカートの丈短くなってるよな?」

    「うっ」

    「寒くなってくる季節やのにまたなんでやろ、思って」

    「……別になんでもええやろ。黙って寝とき」

    「ええー、気になるやん。教えてや。誰かに色目使ってたり?」

    「そんなことしてません」

    「またまたー。でも憩と仲良い人なんてパッと思い浮かばんしなぁ……ウチくらいしか」

    「と、友達少ないみたいな言い方やめてくれへん?」

    「だって本当のことやん。年の差結構あって、先生らとも心の底から打ち解けてる雰囲気なさそうやし」

    「それは怜が先生らと過ごしてるウチを知らんだけや」

    「……へぇ」

    97 = 49 :

    スカートの丈が短くなった?
    膝枕ソムリエさんチャンスやで

    98 = 2 :

    「先生らの中でもここによう来る人はおるから、その人らとは仲ええつもりやでー」

    「例えば?」

    「恒子さん……じゃなくて福与先生とか、えり……じゃなくて、針生先生とか」

    「ふーん」

    「あと誰やろ。あー、理事長とか三尋木先生もたまに来るわ」

    「あの二人が……想像できん……」

    「スクールカウンセラーは生徒以外の相談にも乗るからなー」

    「……どんな話すんの?」

    「えらい突っ込んでくるんやね。らしくないやん、園城寺さん」

    「その呼び方やめて」

    99 :

    怜と憩は相性良さそうだな

    100 = 49 :

    怜と憩は普通に仲良さそう


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