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    元スレ許嫁「こんなのが気持ちいいなんて変態ね」

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    みんなの評価 : ★★
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    651 = 630 :

    「昔は気に入られようと必死だったな」

    「許嫁ちゃんと結婚するんだーって、まさかもう決まってたなんて思わなかった」

    「あの時は結婚した先のことなんて何も考えなかったけど」

    「就職して、子どもが出来て、年をとって、それでもこうしていられるのか」

    「あぁー可愛いなぁ、でもやっぱり可愛いなぁ、普段こういうこと言ったら怒られるな」

    許嫁「ん…」ゴロン

    「あん、向こう向いちゃった、もういけずぅ」

    「いかん、寝よう」

    652 :

    しえん

    653 :

    癒される

    654 :

    わたし、アメリカから読んでます!日本の文化面白い!
    わたしも許嫁欲しい!ブロンドやだ!

    655 = 630 :

    「んぁ」

    「許嫁はもう起きてるのか」



    「おはよー」

    許嫁「おはよう、昨日はありがとう」

    「むしろお礼を言うのはこっちのレベルだよ」

    許嫁「?」

    「いや、一緒に眠ったのとっても嬉しかったなーと」

    許嫁「…変なこと言ってないで、朝ごはん食べちゃいなさい」

    「まだまだ気に入られるには足りないようだ」モグモク

    656 :

    この二人って両親はいないの?
    お約束の海外赴任か?

    657 = 630 :

    「じゃあいってきます」

    許嫁「あら、もう行くの?いつもより早いじゃない」

    「いや、ちょっと友達と約束があってさ」

    許嫁「ふーん、いいわ、はいお弁当」

    「ありがとう、じゃあ明日からまた一緒に行こうね!」

    許嫁「早く行きなさいよ、恥ずかしい、隣の奥さんに見られるじゃないの」ゲシ

    許嫁「おはようございます!」

    658 :

    きょよめ可愛い

    659 = 630 :

    「あ、許嫁ちゃん」

    許嫁「おはよう」

    「聞いて聞いてよ許嫁ちゃん、今日男君がさぁ」

    「すっごく綺麗な女の人と歩いてたよ」

    許嫁「ふーん、それで?」

    「あれ、怒り狂うかと思ってたのに」

    「私が正妻!他のメスはどうでもいい?ってスタンスなのかしらきゃー」

    許嫁「それで、男はその人と一緒に何をしてたのかしら?」

    「あれ、これはお怒りなのかな?」

    660 = 642 :

    これは嫉妬フラグ!

    661 = 646 :

    来たか

    662 = 630 :

    「学年証から見て先輩だったと思うけど」

    「ほら、男君のクラスって向こうじゃん?そっちに歩いてったからわかんなかった」

    許嫁「そう、ならいいわ…」

    「大丈夫?」

    許嫁「大丈夫って何がよ、別に女の人と関わらないで生きていけなんて、私言ってないわ」

    「懐の深い女だねー、君は」

    「でも放任主義はよくないと思うな―」

    664 = 630 :

    許嫁「あんまり面倒な女にはなりたくないんだけど」

    「男君だって男の子だもの、きっとおサルさんだよ!」

    許嫁「なっ…」

    「(許嫁ちゃんにね、多分問題ないと思うけど)」

    許嫁「とにかく、私には関係ないわ、そんなことじゃないもの」

    「だといいけどねぇー」

    「あと、その先輩も黒ストッキングでした」

    許嫁「!?」

    665 :

    これは自分の飼い猫と念話出来るようになりますか支援

    667 = 630 :

    許嫁「女ちゃん…」

    「許嫁ちゃん、急に黒ストッキング履いてくるようになったでしょー」

    「あれ、絶対男君の好みでしょ?ねぇねぇ」

    許嫁「…関係ないわ」

    「むふふ、許嫁ちゃんと男君はなかなか」

    許嫁「いいから!もう授業が始まるわ」

    「ぶー」

    668 = 630 :

    先輩「じゃあ、そういうことでよろしくー」

    「分かりました、あ、でもこの件はどうしましょう…」

    先輩「んー…明日でいいよ」

    先輩「…もういい加減にしないとこわーい人がこっちを睨んでるからね」ボソ

    「え」

    先輩「じゃあね、男君、また明日楽しみにしてるっ」

    「は、はい、さようなら」


    許嫁「…」コソ

    669 :

    まだ残ってたのか

    670 = 630 :

    「(気のせいだろうか、許嫁の機嫌が悪い)」

    許嫁「…」

    「あのさ」

    許嫁「何」

    「(うっ…機嫌悪い)今日の晩御飯、何にしようか」

    許嫁「そうね…何が食べたい?」

    「んー、魚の煮つけかな」

    許嫁「生姜焼きにするわ」

    「(夫婦始まって以来の危機である)」

    671 :

    (もう夫婦だったのか…)

    672 = 630 :

    「おやすみ」

    許嫁「おやすみなさい」

    「(差し障りのない会話だけして1日が過ぎた)」

    「うーん…」

    「謝る理由が思い当たらない」

    「理由もなく謝ったら怒るのが許嫁の性格だ」

    「少し原因を考えよう」

    673 = 630 :

    許嫁「…なんて嫌な女なのかしら、私」

    許嫁「私だって男子と話す機会は何度だってあるのに」

    許嫁「…嫉妬」

    許嫁「先輩が綺麗だからかしら…それとも昔のことを思い出したからかしら」

    許嫁「明日の朝、ちゃんと話そう…」



    許嫁「(一人で眠るのはとっても寂しい…)」

    674 = 639 :

    この夫婦可愛いすぎる

    676 :

    嫉妬というよりヤキモチって感じで可愛い

    677 = 630 :

    許嫁「おはよう」

    「おはよう(…今日も先輩に呼ばれてるんだよな)」

    許嫁「あの」

    「今日もちょっと早く行かなくちゃいけないんだ、ごめんな」

    許嫁「…そう、お弁当は出来てるから」

    「ありがとう!行ってきます!」

    許嫁「行ってらっしゃい」



    許嫁「一人でご飯を食べるのもとっても寂しい…)」

    679 = 630 :

    「あの、よろしくお願いします!」

    先輩「いい挨拶だよ、じゃあ始めよっか」



    先輩「ふふ、いい手際だね」

    「ありがとうございます」

    先輩「もっと手首を使ってね、そうそう」

    「こうですか…?」

    先輩「繊細に取り扱ってくれなきゃ困るなぁ」

    「頑張りますっ…」

    先輩「いいよ、とてもいい感じ…」

    先輩「すっごく上手ね」

    680 = 525 :

    おー残ってたか
    支援

    681 :

    ごくり…

    しえん

    682 = 630 :

    先輩「君も偉いねぇ、彼女に誕生日ケーキ作ってあげる練習なんて」

    「いやぁ、いつも三食、お弁当、洗濯、朝起こしてくれてますから」

    先輩「えっ、えっ?」

    「いや、その、とにかく料理は出来るんですけど、お菓子作ったことなくて!」

    先輩「そうだねぇ、調理室を使うのは調理部部長の私が何とかしてあげるんだけど」

    先輩「放課後は部活で使うから、早朝になっちゃって、ごめんねぇ」

    「いや、本当にありがたいですよ。いきなり頼み込んだのに」

    先輩「こっちこそ、あなたの下で修業させてください!なんて料理人として冥利に尽きるよっ」

    683 = 525 :

    お約束キター
    さぁどう演出してくれるのか

    684 :

    ほぁっ

    685 = 630 :

    「おはようございまーす」

    先輩「お、女が来たぞ」

    「おはよう、女」

    「男君、サプライズにかまけるのもいいけど、許嫁をほったらかしにしたらダメだよー」

    「ほったらかしになんてしてないけど…」

    「許嫁は男君のこと大好きなんだから、一緒に学校行かなかったり、そんな感じのことでも機嫌悪くなるよ?」

    「うぇ!?そうなのか…もしかして」

    先輩「ラブラブでいいことじゃないか、とても羨ましいなぁ」

    「ちゃんと今何やってるか話してあげて。サプライズなんかよりも許嫁ちゃんは男君のいつも通りの方が好きなんだから」

    686 = 630 :

    「ただいまー」

    許嫁「おかえり…」

    「お前、目元が赤いぞ…泣いてた?」

    許嫁「バカ、そんなことないわよ…眠たいだけ」

    「そんなことないだろ」ガシッ

    許嫁「なん…にも…ない!」ジワッ

    「!?」

    許嫁「(なんでっ…最悪…こんな時に…)」ポロポロ

    許嫁「うう…うっ…ぐすっ、ふええ…うわぁあぁぁあん」

    「…」

    688 :

    かわいい
    いい子いい子してあげたい

    689 :

    昔の偉い人は言いました
    李下に冠を正さず

    690 :

    俺の股間も泣いちゃうからはよ慰めて

    692 = 630 :

    許嫁「嫌な…女だわ…ぐすっ」

    「…」

    許嫁「重くて…最悪よ、許嫁ってだけで…あなたを自分のものだと…思ってる」

    「…」

    許嫁「他の女の人と何かしてたら…嫌」

    許嫁「こんなに好きだからっ…もうどうしていいか分かんない…」グスグス

    「許嫁ーーーーっ!!」ギュッ

    許嫁「!!?」

    693 :

    >>691
    疑われることはしちゃ駄目

    694 = 646 :

    女と話しただけでグラウンドのトンボ投げてくる人に比べたらこんなの重い内に入らないからおk

    695 = 630 :

    「好きすきすきすきすきすきすき好きだーーーーーーー!!!」

    許嫁「!」

    「もう可愛いなぁ最高だなぁ許嫁は超可愛いなぁ!!」

    許嫁「ばか、変態…」

    「…この髪、サラサラですっごい綺麗だ、とてもいい匂いだ」ナデナデ

    許嫁「うん…」

    「昔っからずっと好きだ…」ナデナデ

    許嫁「うん…」

    「とっても気持ちいい…」ナデナデ

    許嫁「こんなのが気持ちいいなんて…変態ね。…私も好き」


    おわり、お昼寝する

    696 = 653 :

    おい…おい…

    699 = 688 :

    唐突に終わったが

    乙乙


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