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    元スレつかさ「シャブって気持ちいいなぁ~」

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    1 :

    つかさ「はあはあはあ……きっ気持ちいいなぁ」

    つかさ「私、すごくすごいなぁ~」

    つかさ「きっ……キラキラしたいなぁ~」

    かがみ「どうしたのよつかさ、目ギラギラさせて……熱でもあるんじゃない?」

    つかさ「ないよっお姉ちゃんっ!えへへ~そんなのないないないないっ!」

    つかさ「ふーっふーっふーっ」

    v

    2 :

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    3 = 1 :

    かがみ「……ならいいけど、あんた最近テンションおかしいわよ」

    つかさ「んぎっ!?そ、そうかなぁ~、へ、へ、へんかなぁ~?」

    かがみ「まぁ、つかさが元気ならそれでいいんだけど」

    つかさ「えへっ☆つかさは元気だよ~」

    つかさ「お姉ちゃんだあああああああああああああいぃすきぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」

    4 :

    懐かしい

    5 :

    懐かしいな

    6 = 1 :

    始めまして、柊つかさです。

    みなさんはもう気づいていますか?

    そう、今シャブをキめいてます。
    本当はいけないものだって分かってるんだけど……
    量と使い方さえちゃんと守れば安全なお薬だし、いつでもやめれるし、むしろ助けてもらえることのほうが多いから

    ふだんの全国模試での平均偏差値が40に満たないクズ以下の私ですが
    今回はこの子(シャブ)のおかげですっごく勉強に集中できて

    テストの点数もこなちゃんよりいい結果を出せたんですよ。


    だから私はこの子と一緒に生きていくって決めたんです。大丈夫、ずっと一緒だよ。

    v

    7 = 1 :

    つかさ「おじゃましまーす」

    小野「おお、つかさちゃんいらっしゃい、今日はやけに元気だね」

    つかさ「えへへ~、さっき家でポンプ(注射器)打って来たところなんだ~」

    小野「そっか、どうりで^^ でもほどほどにしなきゃダメだよ」

    つかさ「うん!ありがと~」


    この人の名前は小野だいすけ。
    私にシャブを教えてくれた人です。

    古アパートのひみつの部屋でプッシャー(薬の売人)のお仕事をしています。
    いつも安い値段で質のいいシャブを提供してくれる優しいお兄さんです。
    私は親愛の意をこめて「だいちゃん」って呼んでます。

    8 = 1 :

    つかさ「だいちゃん見て見て~、この前のテスト返ってきたんだよ~」

    小野「へぇ、見せてくれるかい?」

    小野「おぉっ!英語が75点!?すごいじゃないかつかさちゃん!頑張ったね!」

    つかさ「えへへ/// 他の科目はまだまだだけどね~、、」

    小野「それだけでも大した成長だよ、もう少し足りない子かと思っていたけど……やっぱりつかさちゃんはやればできる子だね^^」

    つかさ「そんなことないよぉ、みんなお姉ちゃんやだいちゃんのおかげだよ~///」



    小野「そうだ!つかさちゃんにいいもの見せてあげるよ」

    つかさ「?」

    9 = 1 :

    だいちゃんが見せてくれたのはパケ袋に入れられた1cmくらいの透明な結晶
    まるで氷砂糖のようなその塊は蛍光灯の明かりに反射してチカチカと濡れたように輝いていました。



    つかさ「これ……もしかして!?」

    小野「そう、純粋な北朝鮮産のガンゴロ(シャブの結晶)だよ、もちろん混ぜ物もゼロ」

    つかさ「すごい、私こんな綺麗な結晶はじめて見たよ~」

    小野「こいつは混ぜ物が入ってないからね」

    小野「だから、以前よくつかさちゃんが言ってた頭痛や吐き気も殆ど起きないんだよ」



    つかさ「(そっか、あの頭痛は混ぜ物のせいだったんだ)」

    つかさ「(私てっきり何かの病気かと思ってたよ~、えへ)」

    10 = 1 :

    つかさ「でもこれ、すごく高そうだね……」

    小野「そうだなー」

    小野「これだけ質が良いと、安くても1グラム7万はするかなぁ」

    つかさ「えーっ! 7万円もするの!?」

    小野「そもそもシャブの相場自体が上がってきてるからね、低く見てもこれくらいが妥当かな」

    つかさ「そうなんだ……」

    小野「そうそう、そこでなんだけど」

    小野「テストで良い点取ったつかさちゃんに、ご褒美としてこのガンゴロをプレゼントしようと思うんだ」

    つかさ「えっ!?」

    小野「つかさちゃん良く頑張ってたからね^^」

    つかさ「でもそんなの、……悪いよぉ」



    小野「僕ね、学生の頃勉強が嫌いだったから、つかさちゃんみたいな努力家を見ると心の底から尊敬してしまうんだ」

    11 = 1 :

    小野「テスト一週間前になってもなかなか机に頭が向かわなくてさ」

    小野「前日になってからようやく焦り始めて、結局一夜漬けになってしまったりね」

    つかさ「そうなんだ(なんだかこなちゃんみたいだな~)」

    小野「でも、つかさちゃんは1ヶ月以上前からちゃんと勉強してたよね、その結果が点数に反映されたんだよ」

    つかさ「えへへ/// 」

    つかさ「でも、たまに漫画読んじゃったりもしたよ」

    小野「ははは、まあ今回のは僕の気持ちと言うことで受け取ってくれないかな?」

    小野「いつも良く買いに来てくれてるからね、サービスだよ^^」

    つかさ「ありがと~、だいちゃん」

    12 :

    再放送する意味は

    13 = 1 :

    つかさ「だいちゃん」

    小野「なんだい?」

    つかさ「この子大切にするね!きっと、大切に使うからっ」

    小野「ありがとう」

    小野「きっとその子(北朝鮮産)も、つかさちゃんに使って貰えるって喜んでるよ」

    つかさ「えへへ///」

    小野「それじゃあ気をつけて帰るんだよ」

    つかさ「うん」

    つかさ「また遊びにくるねー」

    14 = 12 :

    >>1は連投規制されてイライラしてそう

    15 = 1 :

    ~~~~~~~~夕食の時間~~~~~~~~

    みき「つかさ、今日は少し帰りが遅かったんじゃない?」

    つかさ「……ぅ、うん」

    ただお「友達の家に遊びに行ってたのかい?」

    つかさ「……うん」

    かがみ「あれ? あの後こなたの家にでも行ってたの?」

    つかさ「ええっと、こなちゃんの家じゃないけど……その」

    みき「これから遅くなるときは早めに連絡しなさいよ」

    ただお「そうだな、そのための携帯電話だからね」

    つかさ「……うん」

    つかさ「……」ソワソワ

    16 = 1 :

    ただお「まあそれにしても、今回のテストは二人ともよく頑張ったね」

    みき「そうね」

    かがみ「一緒に夜遅くまで勉強したもんね、つかさ」

    つかさ「……うん」


           はやく


    ただお「つかさは今回英語のテスト、特に良くがんばったね」

    つかさ「……うん」

     
           はやく

    17 = 1 :

    かがみ「あれ? つかさ、さっきからあんたお箸進んでないじゃない?」

    かがみ「食欲ないの?」

    つかさ「えへへ……えっと」

          ああ、はやく


    つかさ「もう……おなかいっぱいかな、えへへ」





        はやく今日もらった子を試したい

    18 = 1 :

    ただお「無理しなくていいさ、また食べたくなったらおいで」

    みき「残りは冷蔵庫に入れてるからね」

    つかさ「……うん」

    つかさ「ありがとう」

    つかさ「私、先に部屋に戻ってるね!」トタタタ バタン!

    かがみ「ちょっとつかさ、大丈夫?」

    かがみ「……つかさ」

    19 = 1 :

    私は部屋に入るなり大急ぎでカバンを開いてひみつの七点セットを用意しました。

    注射器、駆血帯、スプーン、耳かき、ライター、ミネラルウォーター
    そしてもちろん、だいちゃんにもらったキラキラのガンゴロ(シャブの結晶)も。


    つかさ「はぁはぁはぁはぁ」ワクワク

    つかさ「はやく、はやく」ドキドキ

    つかさ「あたらしい子はどんな味かな??」ワクワク

    つかさ「わっ、わくわくするよぅ><」ドキドキ


    私は高鳴る胸を押さえながら慣れた手つきで作業を進めました。

    まず砕いたガンゴロを少々耳かきですくいスプーンの上へのせてミネラルウォーターを加えます。
    そしてスプーンの下からライターの弱火でじっくりことこと時間をかけて溶かしていきます。
    ガンゴロが角砂糖のように溶け始めたらそれが合図、蒸発しちゃう前に火を止めます。
    後は少し冷めた頃を見計らって注射器で吸い上げます。このとき空気が入らないよう注意。
    これで準備完了!

    20 = 1 :

    つかさ「えへへ、できあがり~」

    つかさ「あとはこの駆血帯で腕の付け根をしばって~血管を浮かせて~」ギュッ ギュッ

    つかさ「よいしょ!よいしょ!」グッパ グッパ

    つかさ「(そういえば少し前までだいちゃんに打ってもらってたんだよね)」

    つかさ「(注射器を怖がる私に優しく教えてくれたっけ……)」

    つかさ「(まただいちゃんに打ってもらいたいな~)」

    21 = 1 :

    つかさ「(そういえばこの子、北の国からはるばる日本までやってきたんだよね)」

    つかさ「(……そう考えるとなんだか愛おしいな~)」

    そんなことを考えていると血管が浮いてきました。
    私は注射痕のない場所を慎重に選んでゆっくりと針を刺し、中身をすべて注入しました。




    つかさ「いただきまーす」


     プスッ  チューーー……


    つかさ「くあっ」カキーーン!

    つかさ「……あっ……あっ……あっ」ゾクゾクゾク

    22 = 1 :

    そう、その瞬間、1000年もの間溶けなかったアルプスの氷が綺麗な清流となって私の背中から首の後ろを流れました。
    身体中の小さな毛がピンと針のように逆立って、その隙間を銀色の小さなトカゲが這い回るような感覚が襲いました。

    身体の底から得も言えぬ快感、力、勇気、夢、希望、集中力のようなものが沸いて来て
    でも目や頭の中はとても澄み切っていてまさに曇りなしの明瞭止水でした。


    つかさ「だ、だいちゃん……これ、す、すごいよぉ」

    つかさ「すごすぎるよぉ……」

    つかさ「こんなことって……」

    つかさ「そ、そだ……前にだいちゃんがRUSUを一緒にキメると気持ちいいって言ってたっけ」

    つかさ「RUSUどこに直したかなー……」

    つかさ「えーっと、えーっと」ガサガサ

    つかさ「ふーっふーっふーっ」ゴソゴソ

    23 :

    これめちゃくちゃ名作だよな
    VIPのSS史上最高傑作だと思うわ

    24 = 1 :

    RUSHというのはビデオクリーナーの名目で少し前まで普通の雑貨屋さんでも売られていた脱法ドラッグです。
    今じゃ手に入らないんだけど、この前シャブを買いだめしたときにおまけでだいちゃんからもらったのです。
    まだ試したことなかったけど、一回やって見たかったんだよね~。

    私は歯ぎしりをしながら小さな小瓶のふたを開けてその揮発性のジェルから立ちのぼる気体を勢いよく鼻から吸引しました。



    つかさ「んがっ!?」カーーーーーーーーーン!

    つかさ「んああああああああああああ!」パキパキパキ

    つかさ「ど、どんだけぇえええええええ!!!!」パッキーーーーーーーーーーーン!

    25 = 1 :

    つかさ「い、い、い、今なら、私、きっとテスト100点取れるよぉおお!」

    つかさ「今なら、全国の県庁所在地も英語の熟語も歴史の年号も円周率も因数分解も微分積分も全部覚えられるよおおおおおおお!」

    つかさ「ハードル競争も開脚前転もパン食い競争も二点倒立も反復横飛びもできちゃうよおおおおあああ!」

    つかさ「も、も、もう怖いものなんてなにもない!どっからでもかかってこいー><」



    コンコンコン

    かがみ「つかさ……ちょっと入ってもいい?」

    つかさ「はんふっ!?お姉ちゃん!!?」

    つかさ「あわわわわ、ちょっとまってぇー、、えへへへ」ガサゴゾ

    26 = 1 :

    私は大慌てでひみつの七点セットを押入れに隠しました。
    あ!そうだ、ソデも戻して注射痕も隠さなきゃ!


    かがみ「はいるわよー」ガチャッ

    つかさ「えへへー、どうぞどうぞー」

    かがみ「つかさ」

    つかさ「なぁーにー?お姉ちゃん」ニコニコ

    かがみ「藪から棒だけど……あんた、何か学校で嫌な事でもあったの?」

    つかさ「ええー?どうして?学校大好きだよー?」

    かがみ「いや、ならいいんだけど」

    かがみ「あんた最近、少し変だから……」

    27 :

    懐かしいけど懐かしすぎて結末忘れた
    それとも最後まで見てないのか

    28 = 1 :

    かがみ「突然部屋で大声出したり、無駄にテンション高かったり」

    かがみ「かと思うと全然ご飯食べなかったり……」

    つかさ「そ、そ、そうかなぁ~」

    つかさ「ちゃ、ちゃんとご飯食べてるよぉ」フーッフーッフーッ

    かがみ「……つかさ」

    かがみ「何か悩んでることがあったら言ってよね、私たち家族なんだから」

    つかさ「うん!ありがとおおおおおお!」フーッフーッ

    つかさ「お姉ちゃんだああああああああああいぃすきぃぃいいいいいいいいいいいい!!」フーッフーッフーッ

    29 = 1 :

    かがみ「(つかさ、目の焦点があってなかった……)」

    かがみ「(それに顔色もおかしかったし、しゃべり方も……)」

    かがみ「(まさか、何かの病気ってわけじゃないわよね?)」

    かがみ「(私の思い過ごしならいいんだけど……)」

    30 = 1 :

    つかさ「(えへへ、お姉ちゃんに心配されちゃった☆)」

    つかさ「(やっぱり私お姉ちゃんにヘンって思われてたんだ)」

    つかさ「(でも、きっとバレてないよね!)」

    つかさ「(うん大丈夫!)」

    つかさ「(だって今の私は今までに無いくらいハイだから!)」

    つかさ「どっからでもかかってこいー><」

    31 :

    私は自分の気持ちを抑えることができず気がつくとパジャマ姿のままパッと外へ飛び出していました。
    大丈夫、お姉ちゃんには見られてないし、お父さんやお母さんにも。

    私、すこし出かけてくるね、とくにあては無いけど……この気持ちを抑えたまま部屋でこもってるなんて出来ないんだよぉ。

    私はキラキラしたいんだ。そう、KIRA KIRA したいだけなんだ!

    寒空の下、私は家からとなり町までの急な坂道を全速力で駆け上がりました。

    途中、空の星たちが流れ星となって私を応援してくれてるような気がしました。



    つかさ「私、星になってる……」

    32 = 31 :

    坂道をを全速力で駆け上り、気がつくとそこは高い丘の上の公園でした。
    あれだけ走ったのにちっとも疲れないんだよ~、まるで背中に魔法の翼が生えたみたい。
    シャブの力ってすごいなぁ……

    眼下には民家の窓からのぞく光がキラキラと光っていてとても幻想的でした。


    つかさ「あの光の中に私のおうちもあるんだよね~」

    つかさ「私たちっていつもあんなにキラキラした光のなかで暮らしてたんだ……」

    つかさ「綺麗だな~、まるで光を敷き詰めた宝石箱みたい……」

    つかさ「神様……こんな宝石箱の中に私を生んでくれてありがとう……」



    の子「ねぇあんた、取り込み中のところ悪いんだけどさぁ」

    つかさ「ほぇっ!? ……わ、私?」

    の子「あんた以外誰がいんのよ」

    の子「ねぇライター持ってない?」

    33 = 31 :

    突然話しかけてきたのは背の低い女の子。
    けだるそうな表情で公園のベンチに座っていました。
    歳はゆたかちゃんくらいに見えるんだけど、この子、手にタバコを持ってる……。


    の子「ねぇ、火ぃもってんの?もってないの?」

    の子「あたしライターオイル切らしてんのよ」

    つかさ「ええっ…えっとぉ(たしか七点セットのライターをポケットに入れてたような)」

    つかさ「あ、あった!あったよ」

    つかさ「どうぞっ」

    の子「ああ、サンキュー」カチッ シュボッ

    の子「フーーーーー…ッ」

    の子「スパー…」

    つかさ「……」

    34 = 31 :

    つかさ「あ、あの……」

    の子「あん?」

    つかさ「えっと、えっと……」

    の子「あー、はいはい、これ吸いたいんでしょ?」

    の子「少しだけよ?」

    つかさ「わわわ、私はいいよ、タバコは、、」

    の子「はァ?」

    つかさ「ごめんなさい、だって、その……」

    つかさ「私、まだ未成年だし……」

    の子「……へぇ」

    の子「未成年ねぇ………クスクス」

    つかさ「ううっ……何がおかしいのぉ」

    の子「いや、おかしいもなにもさぁー」

    の子「シャブきめてパジャマ姿のまま夜の公園まで走ってきて『神様ありがとー』とか叫んじゃう奴が」

    の子「どの面下げて『未成年だからタバコは吸いません』よ?」

    の子「すごい世の中になったもんねぇーまったく」


    つかさ「なっ!」

    35 = 31 :

    やばいよ、バレてる。

    どうしよう、何でわかったんだろう!?
    だいちゃん以外の誰にも話してないのに。


    つかさ「あ、あ、あ、あの、その、」

    の子「何でわかったんだろう?って?」

    つかさ「えっ!? ちがっ……私、シャブとか、その、、」

    の子「はぁーーーー……」

    の子「あんた、ほんと頭弱そうね」

    の子「パックリ開いた瞳孔、定まらない視点、独特の体臭、不自然な挙動」

    の子「十中八九シャブかMDMAってとこね、どーせそのライターも炙りに使うんでしょ?」

    つかさ「……」

    の子「あーぁ、あんたそんなじゃじきにパクられるよ?」

    の子「なんてゆーかスキだらけ、この世界で生きていこうと思ったら頭つかわないとさぁ」

    つかさ「……」



    つかさ「……(どうしよう)」

    つかさ「……(BADになってきた)」

    36 :

    朝読むわ

    37 = 31 :

    の子「スパー…」

    の子「心配しなくても誰にも喋ったりしないわよ」

    の子「てゆーかチクったらあたしがパクられるし」

    つかさ「……えっ?」

    の子「これタバコじゃなくてガンジャ」

    つかさ「……がん…じゃ?」

    の子「マリファナ、大麻、ポット、クサ……わかる?」

    の子「あたしもあんたの仲間ってこと」

    つかさ「あ、マリファナって……あの、麻薬の……?」

    の子「フー…」

    の子「あんたさァ、さっきからそれ突っ込んで欲しくてやってるの?」

    の子「それともマジで天然?」

    つかさ「……えっ」

    の子「何でシャブやってる奴が ガ ン ジ ャ し ら な い の よ ?」

    38 = 31 :

    つかさ「だって……私」

    つかさ「シャブ以外ほとんどやったこと無いんだもん……」

    の子「ふーん」

    の子「シャブ好きは一途な奴が多いっていうからねぇー」スパー…

    の子「まぁ、私もたまにやるけどね」

    つかさ「え!シャブやるの?」

    つかさ「その……あなたも?」

    の子「あー……」

    の子「そーいや、名前まだ言ってなかったっけ?」

    つかさ「う、うん」

    の子「あたしは小神あきら、あきらでいいよ」

    つかさ「私は柊つかさ!つかさって呼んでね」

    つかさ「あきらちゃんかー、男の子みたいで可愛い名前だね~」

    あきら「ほっとけよ、そこは」

    つかさ「じゃあ、あきちゃんって呼んでいい?」

    あきら「ご自由に」

    39 = 31 :

    つかさ「そだ、ライン交換しよー」

    あきら「……あんた初対面の相手によくやるわね」

    つかさ「えへへー」

    つかさ「あきちゃんいい人そうだし、私平気だよ~」

    あきら「まぁ別にいいけど」

    つかさ「ありがとー!」

    つかさ「ちょっとまっててね」ガサゴソ



    つかさ「……あれ?……おかしいな?」ガサゴソ

    つかさ「……ちょっとまっててね、、」ガサゴソ

    あきら「……」

    40 = 31 :

    つかさ「ううっ……ごめんなさい」

    つかさ「……家に置いてきたみたい」

    あきら「……」

    つかさ「せっかく友達になれたのに……」

    あきら「……別にあんたがあたしに番号教えてくれりゃいいじゃん?」

    あきら「ワンコールするからさ」

    つかさ「その……携帯の番号……まだ覚えてなくって」

    あきら「……」

    つかさ「……ごめんなさい」

    あきら「……」スパー…

    41 :

    新参なので初見だ

    42 :

    えらく古いSS持ってきたな

    43 = 31 :

    あきら「もっかいライター貸して」

    つかさ「はっ、はいっ」

    つかさ「どうぞっ」

    あきら「……」キュキュキュキュー…

    あきら「ほら、あたしの携帯番号、シールの部分に書いといたから」

    つかさ「わあ!ありがとう!あきちゃん」

    つかさ「家に帰ったらすぐに電話するよー」

    あきら「いいよ今日は、めんどくさいから」

    つかさ「……ぁぅ」

    44 = 31 :

    あきら「はー…、冗談だって……………………まぁ、これも何かの因果ね」

    あきら「いつでもかけてきたら? 暇だったら相手してあげるよ」

    つかさ「ほんと!?ありがとう!」

    あきら「……暇だったらね」

    つかさ「うん!」

    つかさ「(えへ、このライターお守りにしよっと)」

    あきら「あんただいぶ抜けてきたんじゃない?」

    つかさ「そういえば……少しおちついてきたかも」

    あきら「抜けきる前に家帰ったほうがいいよ? どーせ遠いところから来たんだろーし」

    つかさ「うん、そうだね」

    つかさ「あきちゃん、今日はいろいろありがと~」

    あきら「別になにもしてないけど」

    つかさ「えへへ」

    45 = 41 :

    気になるな結末

    46 :

    こなたとソープ堕ちだよ

    48 = 31 :

    つかさ「じゃあまた電話するねー」

    つかさ「今度また一緒に遊ぼうねー」

    あきら「はいはい」スパー…

    つかさ「ばいばいー」

    あきら「ばいにー」


    あきら「(変な奴……)」

    49 = 31 :

    家までの帰り道は想像以上に遠く、行きの10倍、20倍の距離があるように感じました。

    シャブは元気の前借りって聞いたことあるけど……もしかしたら本当にそうなのかも。
    効いてるときは何をしても疲れないし眠くもならない、もちろん気分も落ち込んだりしないのに。
    いったん抜けると今まで押さえていたリミッターが外れたみたいに疲れやダルさの波が一気に押し寄せてくる。

    まるで溜め込んでおいた夏休みの宿題みたい。



    つかさ「はぁ…はぁ…はぁ…」

    つかさ「お家、まだかなぁ……」

    つかさ「ケホッ……けっこう遠いところまで歩いたんだなぁ……」

    つかさ「あれ~?行きは歩いたんじゃなくて走ってたんだっけ……?」

    つかさ「えへへ……もう、どっちでもいいや……」

    50 = 31 :

    ガチャッ…


    つかさ「ただいまぁ…(ってもうみんな寝てるよね……)」

    つかさ「(そういえば私、玄関の鍵かけずに出て行ったんだっけ……)」

    つかさ「(お姉ちゃんたち、私が夜中に抜け出したこと知ってるのかな……?)」

    つかさ「(大丈夫だよねきっと、心配のしすぎだよね……)」

    つかさ「(みんなを起こさないように、静かに部屋に戻ろう……)」

    つかさ「(はやく寝なきゃ……)」




    ギシ… ギシ… ギシ…


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