のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,057,094人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ男「じゃあ、今日からメイドね」愛玩娘「め、メイドですか?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter
    401 = 2 :

    ほす

    402 = 2 :

    403 = 1 :

    ――



    愛玩娘「良い風ですね」

    「そうだな。このくらいが丁度いい」

    愛玩娘「珍しいですね。男さんが私を誘うなんて」

    「? そうだっけ?」

    愛玩娘「そうですよ。特にここ最近は話しかけても上の空ですし」

    「まぁ、勉強の邪魔をするのも悪いからなぁ……」

    愛玩娘「最近、本当に毎日が楽しいんです。朝起きて、勉強して、御飯食べて、メイドさんと買い物に行って。何だか普通の生活しているみたいで」

    「それは良かった。でも、大学に入ったらもっと楽しいと思うぞ?」

    愛玩娘「そうですか! 男さんも楽しいんですか?」

    「まぁ、俺みたいな奴はちょっと違うけど」

    愛玩娘「? 楽しくないんですか?」

    「うーん。打算的な生活って感じ? あんまり学生らしい事はしてないなー」

    愛玩娘「何だか男さんらしくないですね」

    404 = 2 :

    午前7時からお疲れさん

    ほす

    405 = 36 :

    406 = 1 :

    「周りが周りだけにな。将来の事を考えざるを得ないんだよ」

    愛玩娘「そうなんですか……」

    「……結婚とかってさ、どう思う?」

    愛玩娘「け、結婚ですか!?」

    「ただの世間話だって……」

    愛玩娘「そ、そうですか。結婚……したいです……」

    「ふーん。まぁ、いいんじゃない?」

    愛玩娘「で、でも! 私なんかがしていいのでしょうか!?」

    「えっ? 別にしたらいいだろ? 誰の許可も要らないわけだし」

    愛玩娘「わ、私は……拾われた身ですし……それに男さんも物ですし……」

    「その考えは止めろって言っただろ? 人に所有権なんてないんだから」

    愛玩娘「そ、そうでしょうか……」

    「そうそう。まっ、好きな奴探して、結婚でも何でもすればいいさ。その時は祝ってやるから」

    愛玩娘「好きな人……」

    「……あれ? 今……」

    407 = 2 :

    この展開はっ!?

    408 = 1 :

    ――

    そして次の日の夜

    家の外

    「今日は外に出てこないのか……」

    「あぁ、今寝てると思うからな」

    「え? うわぁぁぁぁ!!」ドタッ

    「昨日も居たよな? 俺の隣の奴を見ながら」

    「すいませんすいません!! 悪い事するつもりじゃなかったんです! 本当です!」

    「はぁ……で、誰? あんたは」

    「わ、私は……あの子の父親です」

    「はぁ?」

    409 = 36 :

    410 = 2 :

    411 = 2 :

    412 = 1 :



    とある店

    「で、その父親が今更何の用なんだよ」

    愛の父「い、いえ。ただ、成長したあの子の姿を一目見ようと……」

    「というか証拠はあるの?」

    愛の父「い、一応……これは小学生の頃の写真ですが……」

    「……ふーん。確かにそっくりだ」

    「……何であいつを捨てたの?」

    愛の父「会社を大きくしようとして……そちらの会社にお金を借りたんですが返せなくて……いろいろ頑張ったんですがどうしようも無く、で、結局あの子を……」

    「……そりゃあ、ショックで記憶も無くなるわな。ま、あいつに洗脳されたのかもしれないけど」

    愛の父「せめて……せめて遠くからでも見るわけにはいかないでしょうか?」

    「……まぁ、聞いてみるよ。あいつにも。もしかしたら会えるかもしれないから」

    愛の父「! あ、有難うございます!!」

    (にしても……流石にこれはやりすぎじゃないのか?)

    「(俺は親父みたいになるつもりは無いけど……でも……)

    413 :

    やっと追いついた。

    414 = 36 :

    415 = 1 :

    次の日

    愛玩娘「おはようございます」

    「あぁ、おはよう」

    メイド「おはよー」

    「なぁ、愛」

    愛玩娘「はい? 何ですか?」

    「今日もさ、夜になったら散歩しに行かないか?」

    愛玩娘「はい。喜んでお供します」

    メイド「えー、私も行きますー」

    「メイドさんはまた今度という事で」

    メイド「ちぇー。私だけはぶられてやんの」

    「まぁまぁ。そう言わずに」

    416 = 2 :

    メイドさん可愛い^^

    >>2からずっと見てるで~

    417 = 1 :

    ――



    愛玩娘「今日もいい風邪ですね」

    「そうだな。このくらいが丁度いいよ」

    愛玩娘「あはは。前も聞きましたよそれ」

    「あれ? そうだっけ?」

    愛玩娘「そうですよ」

    「んー……」

    愛玩娘「……そういえば、大検の受検。もうすぐなんですよ」

    「へー。そうなんだ。どう? いけそう?」

    愛玩娘「正直……ギリギリですね。私はスタートが遅れてしまったので……微妙です」

    「まぁ、愛なら大丈夫だよ。メイドさんも言ってたしな」

    「……えへへ」

    「なぁ、愛。」

    「はい。何ですか?」

    418 = 36 :

    420 = 1 :

    「両親にさ、会いたいか?」

    「……分かりません」

    「……そうか」

    「正直、怖いんです……喜んでくれたら嬉しいです。でも、また捨てられると思うと……」

    「……」

    「……私の両親を知ってるんですか?」

    「……まぁ、父親は」

    「そうですか……」

    「会いたいのならいつでも連絡取るから。1人が嫌なら俺とメイドさんも居るし」

    「……会いたくなかったらどうするんですか?」

    「そりゃあ……会わせないよ」

    「……分かりました。有難うございます」

    421 = 36 :

    422 = 36 :

    423 = 2 :

    425 = 36 :

    427 = 1 :

    ――

    それから大検も終わって、合格通知が届くその日。

    愛玩娘「い、いよいよです」

    メイド「緊張しますねー」

    愛玩娘「で、では……開けます!」ビリっ

    メイド「おぉ!!」

    愛玩娘「……!!」

    メイド「ど、どう?」

    愛玩娘「う、受かってましたぁ~」へろへろ

    メイド「やったっ!! おめでとう!!」

    愛玩娘「う゛え゛ぇーん!! ありがどうございまずー!」ぼろぼろ

    メイド「ふむふむ……おぉ! 殆どAばっかじゃん! やるねー!」

    愛玩娘「うわ゛あーん!! よかったでずぅ!!」

    428 = 1 :

    ――

    「ほら、受かったそうですよ」

    愛の父「う、うむ。でもどうすれば……」

    「普通に行けばいいんですよ」

    愛の父「わ、分かった」

    ガチャ

    「愛、おめでとう」

    「男ざぁん!! 私合格じばじだよおぉぉ!!」

    「ははは、泣きすぎだろ。流石に、顔が崩れてるぞ?」

    「今日はいいんでずぅぅ」

    愛の父「……」

    メイド「あれ? 誰ですか? その人」

    「え?…………お父さん?」

    愛の父「ひ、久しぶりだな。愛」

    「……何しに来たんですか」

    430 = 36 :

    431 = 336 :

    親父の顔覚えてるのか

    432 :

    >>429
    読んでないのかよw

    433 = 336 :

    >>432
    愛玩娘の愛なのに親父もそう呼んでるのはおかしいだろjk

    434 = 2 :

    >>433
    逆に深読みだなwww
    まあ気にしないことに

    435 = 1 :

    愛の父「!! っっ」

    「……今更現れて、許されると思っているんですか?」

    愛の父「ほ、本当にすまない……別に許してもらおうだなんて思っていないよ……」

    「……そうですね……私も許そうだなんて思っていません」

    愛の父「ああ。それくらいの事をしたんだ私は。ただ……お前が合格してくれて本当に良かった……」

    「……別にあなたの為にやった訳じゃありませんから」

    愛の父「分かっている。ただ俺は、お前の幸せな姿が見れて俺は……本当に嬉しい……!!」

    「……私はあなたの事を許すつもりはありません」

    愛の父「あぁ。もう十分だよ。これからはここの人達と一緒に幸せに生きてくれ」

    「……でも、あなたは私の父親です。だから……偶になら……会いに来てくれても構いません」

    「よかったですね」

    愛の父「あぁ! 有難う!! 本当に有難う!!」

    436 = 2 :


    437 :

    覚えてんのかよ

    438 = 1 :

    ――

    とある場所で

    親父「おぉ。来たか」

    「あぁ。一段落ついたしな」

    親父「で、決まったのか?」

    「……決めたよ」

    親父「ほう? で、どっちだ?」

    「俺は……結婚しない」

    親父「ほぉ? お前なら相手の事を思ってすると思ったんだがな」

    「最後まで聞いてくれ。結婚はしないが、合併はしてほしい」

    親父「それは無理だ。ルールって物がある」

    「……この半年で俺は色々な物を見てきたと思う。あいつが来てから沢山の物を」

    親父「はっはっは。何を言い出すかと思えば、回想か?」

    「同情を引こうなんて思っちゃいない。だけど、俺は……俺の意見として1つ気付いた」

    親父「……言ってみろ」

    439 = 126 :

    440 = 1 :

    「それは、人は上辺だけで生きてるんじゃないって事。親父のやり方は確かに必要だと思う。綺麗事だけで世の中は回っていないのかもしれない」

    「……」

    「信頼関係ってのは大事な事だ。親父と親父の仕事相手にもそれは築かれていると思う。でも、それこそ上辺だけの物だ。

    親父が相手を切り捨てるように、相手も親父の事を裏切るかもしれない」

    「……ほう」

    「だから、俺が本当の信頼関係を築きあげて、更に大きな会社にしてみせる!」

    「確かに一理ある。だが、お前の理論は自分が裏切られる事を想定していない。そこはどうする? 本当に信頼した相手なら全てを託せるとでも?」

    「そこは……共存する」

    「共存?」

    「あぁ。親父のやり方と俺のやり方。二つのやり方を共存させてみせる」

    「くっくっく。成る程。飴と鞭を使い分けると?」

    「それは違う。信頼してるからこそだ!」

    「まぁ、いい。今回は特別に聞きいれてやろう」

    「ほ、本当か?」

    「あぁ、だが、決して裏切るような真似はするな? いいか? 有言実行だぞ?」

    441 :

    442 = 1 :

    それから1年と数カ月が経ち、合格発表の日

    ――

    メイド「ふー、流石に寒いですねぇ」

    「2月だしな」

    愛玩娘「だ、大丈夫でしょうか?」

    「大丈夫だって。センターも取れたんだろ?」

    愛玩娘「で、でも、2次では緊張しちゃって……」

    「気にしすぎだって、条件は皆同じだから」

    メイド「そうだよ。気にしすぎだよー」

    愛玩娘「あ、も、もう、張り出されてます……」

    「何番だっけ?」

    愛玩娘「1、197番です」

    「えーっと……おっ?」

    愛玩娘「あっ……」
    終わり

    443 = 441 :

    んん?

    444 = 1 :

    だけど、もうちょっとだけ書きます。何故なら、愛玩娘の意味がないから

    445 = 248 :

    も、もうちょっとオナシャス!

    446 = 1 :

    あ、ちなみに

    愛の本名も愛です。

    愛がお父さんと分かったのは、男が夜に行った事を覚えていて、なおかつ、雰囲気を察して、疑問形で言った。

    447 = 2 :

    お、おいおい!!

    448 :

    つまりエロシーンか…

    449 = 1 :

    ――

    大学へ合格したその日、先輩、後輩関係になったと同時に恋人関係にもなっていた。まだ、誰にも言ってはいない。
    それからいくらか日が過ぎ、とある日の出来事。

    コンコン

    愛玩娘「あ、あの……」

    ガチャ

    「ん? どうした?」

    愛玩娘「は、入ってもいいですか?」

    「いいけど?……どうしたの?」

    愛玩娘「わ、私達って……その、恋人ですよね……?」

    「まぁ、そうだな」

    愛玩娘「き、キスはしましたっけ……?」

    「キスはしただろ。愛が告白してきたその時に」

    愛玩娘「そ、そうでしたか……」

    450 = 2 :

    きたあああああああ!!!!!


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について