元スレQB「感情が芽生えたからと言って……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
301 = 67 :
べえさんの厨二スイッチが入ると大抵ろくなことにならない
302 = 177 :
遂に敏腕契約マンが本気出すか!?
303 = 65 :
まどか「どれだけ、って……。すごく強い魔女なんだよね?1人じゃなかなか倒せないくらい……」
さやか「だから、マミさんとほむらと杏子の3人で戦ってるんでしょ?」
QB「……やっぱり……その程度しか知らされていないんだね。
通りでこんなところでのんびりしていられるはずだ」
まどか「え……ど、どういうこと?」
QB「良いかい、2人ともよく聞くんだ。ワルプルギスの夜は、強い魔女なんてものじゃない。
史上最悪、最強の魔女だ。自然災害を起こせる魔女なんて、ワルプルギスの夜の他には居ないよ」
さやか「えっ……!?そ、そんなに強いの!?」
QB「過去にワルプルギスの夜と戦った魔法少女の運命は、全員共通している。
あの魔女と戦った者は、何人で挑もうと……みんな命を落としているんだ」
304 = 206 :
パンツチェックか
305 :
まどかはそんなワルプルなんとかも一撃で倒せるキチガイ
306 = 65 :
まどか「そんな……!」
QB「彼女たちが挑もうとしているのは、そんな無謀な挑戦なのさ。
このままじゃ間違いなく、3人とも命を落とすだろうね」
まどか「う、うそ……」
さやか「で、でもあたしたちは、3人を信じるって決めたんだ!みんなも、信じて待ってて欲しい、って……」
QB「そんな言葉を信じて、結果的にみんなを死なせてしまうとしても?
僕は魔法少女と魔女との戦いを長い間見守ってきたけど……はっきり言おう。
3人がワルプルギスの夜に勝つ可能性は0だ。それはつまり、全員の死を意味している。
そして彼女たちが負けるということは、この町も間違いなく……」
さやか「っ……」
QB「君たちが望むのなら、僕が3人の所へ連れて行ってあげるよ。
そして、その目で確かめてみると良い。彼女たちの戦いの、その結末を。
今までだって、ずっとそうしてきたんだろう?」
308 = 65 :
・
・
・
ワルプルギス「アハハハハハ、ウフフ、ウフ、アハハ、アハハハハハ!」
杏子「っのやろ……!いつまでも笑ってんじゃねーっての!」
マミ「攻撃は当たってるけど……効いてるのか効いてないのか分からないわね……!」
ほむら「いいえ、大丈夫!間違いなく、ダメージは蓄積されてる!」
杏子「はっ、そうかよ!それを聞いて安心したぜ!」
マミ「それなら、この調子でどんどん行っちゃいましょう!」
と、その時……視界の端に一瞬、何かが見えた。
……え?
ほむら「まど、か……?」
309 = 65 :
ワルプルギス「アハハハ、ウフ、アハハハ、アハハハハハハ!」
まどか「あ、あれが、ワルプルギスの夜……!」
さやか「そ、想像してたより、ずっと……おっきい……!」
QB「あの笑い声が聞こえるかい?ワルプルギスの夜は、遊んでるんだよ。
3人の攻撃も当たってるようだけど、笑い声を聞けば分かるように、まったく効いていないんだ……」
まどか「そ、そんな!酷すぎるよ!あんまりだよ……!」
さやか「なんとかならないの、キュゥべえ!」
QB「僕にはどうしようもできない……だけど、君たちは違う!
君たちには、すごい素質があるんだ!3人なら敵わないワルプルギスの夜が相手でも、
君たち2人が加われば間違いなく倒せる!運命を覆せるんだ!」
311 = 65 :
な……何を言ってるの?
攻撃が効いてないなんて……嘘。
これは、私の希望だとか、残酷な真実を受け入れたくないだとか、そんなのじゃない。
本当に、間違いなくワルプルギスの夜にダメージは通ってる。
確かにギリギリの勝負ではあるけど、優勢であることには間違いないんだ。
この調子なら私たちは勝てる。
それは紛れもない事実。
でもあいつは、その事実を隠して……いや、隠すどころじゃない。
嘘をついて、騙して、2人を契約させようとしている。
何が、比較的マトモよ。
何が他のキュゥべえに比べればマシよ。
時間を止めて、すぐにでも殺して……!
使い魔「キャハハハハハ!」
ほむら「っ!?」
312 = 145 :
頼む社畜のために夜までもってくれ支援
313 = 65 :
ほむら「くっ……離しなさい!離して!」
使い魔「キャア……!」
使い魔「キャハハ!」
使い魔「キャハハハハ!」
ほむら「ッ……」
駄目、キリがない!
杏子も巴さんも、自分のことで精一杯……!
早く、まどかたちのところへ行かないといけないのに……!
さやか「本当なの……?あたしたちが契約すれば、みんなを助けられるの?」
まどか「……わかったよ。わたし、魔法少女に……」
駄目ッ……!
ほむら「そいつの言葉に、耳を貸しちゃ駄目ぇええええ!!」
……次の瞬間。
私の目に、信じがたい光景が映った。
ほむら「……え……?」
314 = 258 :
俺「 待 た せ た な 」
315 = 288 :
俺「おっと、俺も忘れてもらっちゃ困るぜ」
316 = 177 :
俺2「 す ぐ に ケ リ を つ け る ぞ 」
317 = 203 :
>>314-316
お帰りください
318 :
え?なにこの糞展開
320 = 261 :
俺「食らうが良い!俺パンチ!!」
ガッシボカ
ワルプルギス「ぎゃー」
>> 314 「ぬわああああ」
>>315「ひょえええええ」
マミ「ぶひいいいいう」
>>316「ひゃあああ」
俺「もう大丈夫だ!」
ほむら「素敵!」
まどか「抱いてください!」
糸冬
321 = 65 :
・
・
・
まどか「……わかったよ。わたし、魔法少女に……」
わたしがそこまで言いかけた時。
突然目の前に、大きな影が降ってきた。
まどか「きゃっ……!?」
さやか「うわっ!?な、なに!?瓦礫!?」
まどか「そんな……!」
キュゥべえのすぐ後ろの壁……その上の方から、瓦礫が崩れ落ちてきて、キュゥべえに……!
まどか「き、キュゥべえ!大丈夫!?キュゥべえ!?」
さやか「う、うそ、キュゥべえが、下敷きに……!?」
まどか「そ、そんな……!どうしよう、さやかちゃん、どうしよう!キュゥべえが……!」
さやか「ど、どうしようったって……き、キュゥべえが、死んじゃったら、もうあたしたちには……」
322 = 258 :
>>320
おい、ナチュラルにボミさん殴ってんじゃねえよハゲ
二度とやるんじゃねよ
323 = 177 :
>>320
よくもマミさんを…絶対に許さん!絶対にだッ!!
324 = 65 :
ほむら「っ……!」
マミ「暁美さん、何をしてるの……!しっかり、前を見て……!」
ほむら「あっ……え、えぇ。ごめんなさい」
杏子「ったく、しっかりしろよな……!
ほら見なよ、あいつ、ようやく……笑えなくなってきたみたいだ……!」
ワルプルギス「アハ……ウフ、アハ……アハ、ハハ……!」
ほむら「……!」
さっき見たことは、一度忘れよう。
今はとにかく、目の前の敵に集中して、こいつを倒すことを最優先……!
ほむら「ここで、一気に片を付けましょう……!
それぞれの最大火力で、一気に叩く……!まずは私から行くわ!2人とも、準備を!」
杏子「おう!」
マミ「了解!」
カチッ
325 :
マミが卍解したのかと思った
326 = 76 :
嫌な予感しかしない
327 = 65 :
ほむら「私の全ての火力を、この時間に注ぎ込む……!喰らいなさい!」
私は、持てる全ての兵器をワルプルギスの夜に浴びせた。
これほどの火力でも、これだけではあいつを倒す決め手にはならない。
でも……3人でなら!
カチッ
ワルプルギス「ッ……アハ、ウフフフ……!」
杏子「どわっ!?な、なんつー爆発だよ……!」
ほむら「佐倉さん、今!」
杏子「っし!んじゃ、いっちょ行くぜ!どぉりゃああああああ!!」
ワルプルギス「……ア、ハ……ウフフ……!」
杏子「マミ、とどめだ!!」
マミ「任せて!とびっきり大きいのをお見舞いするわよ……ボンバルダメント!!」
328 :
あすみ「ぐふふ」
329 = 65 :
ワルプルギス「……アハハ……ア、ハ………………」
まどか「え……?そ、空が晴れて……こ、これって……!」
杏子「ワルプルギスの夜が……」
マミ「消えていく……!」
ほむら「勝った、の……?私たち、ワルプルギスの夜に、勝ったの……?」
さやか「やっ……やったぁあ!倒しちゃったんだ!ワルプルギスの夜、倒しちゃったんだ!」
まどか「そ、そうだよね、倒したんだよね!みんな、生きてるんだよね!」
330 = 318 :
いやまだだ
331 = 177 :
べぇさんの霊圧は…
332 :
新べえさんに嫌な予感しかしない
333 = 65 :
ほむら「まどか……」
そう、生きてる……。
私たちも、まどかも、みんな、生きてる……。
勝ったんだ、私やっと……あいつに、勝ったんだ……!
マミ「えっ!?鹿目さんに、美樹さん!?」
杏子「なんであいつらこんなとこに……」
ほむら「ま、まどか……まどかぁあ……!」
まどか「!ほむらちゃん!」
私は思わず、まどかに向かって駆け出した。
最後の時間停止のおかげで魔力もほとんど使い果たし、体もフラフラだ。
でも構わず走る……。
だって、私はやっと、まどかを守れ……
ワルプルギス「ア、ハ……アハハハハハハハハハハハ!!」
335 = 258 :
反転ワルさんか
336 = 67 :
QB「演出ご苦労」
337 = 177 :
もしかしてワルプルさんの正体って
338 = 258 :
>>337
俺だよ
339 = 250 :
>>338
お前だったのか・・・
340 = 65 :
まどか「ッ!?」
マミ「あ、暁美さん!!」
ほむら「っ……!」
そんな、まだ攻撃できたの……!?
しかも、あんなに大きな魔力の塊を……!
あれを受けて、ソウルジェムが無事で済むはずがない!
絶対に避けないと……時間を……!
ほむら「……そんな」
……発動しない!?
そうか、時間切れ……もう私は、時間を止められない……!
341 = 177 :
ほむちゃん…
342 = 65 :
魔力で守る……いや、無理だ、こんな尽きかけの魔力で防げる攻撃じゃない。
なんとかして、避け、体を捻って、なんとか……。
ほむら「……!」
駄目だ、こんなフラフラの体じゃ、とてもじゃないけど、避けるなんて、無理……。
何をしても無理だと悟った私は、痛みに備え身を固くした。
が、痛みは……まったく私が想定していない方向からやってきた。
ほむら「あぐっ……!?」
え、何……!
何かが、横からぶつかって、私を、突き飛ばし……!?
その衝撃の正体を、私は目で確認する。
動かない体を突き飛ばし、私をワルプルギスの夜の攻撃から救ったのは……。
QB「っ……!」
……キュゥ、べえ……?
そして一瞬後、魔力の塊がキュゥべえを襲った。
343 = 177 :
!?
344 = 76 :
なん…だと…!?
345 = 325 :
な・・・
346 = 65 :
ワルプルギス「ア……ハ………………」
杏子「!今度こそ本当に、消えていく……!あれが最後の攻撃だったってわけか……」
マミ「そ、それより、キュゥべえ!あなた、どうして……!」
まどか「ほ、ほむらちゃんを助けようとして……!?」
さやか「で、でも!キュゥべえ、さっき確かに瓦礫に……!」
ほむら「っ……!巴さん!治療を!!」
マミ「え、え?」
ほむら「直撃はしてない!まだ助かる見込みはあるはず!だから、早く、急いで!!」
マミ「あ、う、うん!キュゥべえ!待っててね、今すぐ、治してあげるから!」
QB「……ぅ……」
347 = 203 :
QB(良心)
348 :
おいおい
349 = 258 :
罠だ
350 = 325 :
俺の嫌な予感を返せ
みんなの評価 : ★★★
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