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    元スレQB「感情が芽生えたからと言って……」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - QB + - 綺麗なQB + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 = 65 :

    ほむら「お願いと言うのは、あなたにそいつを倒すのを手伝って欲しいの」

    杏子「ふん……やなこった」

    ほむら「……どうして?」

    杏子「誰があんたたちみたいな甘ちゃんと組んだりするかっての。
       仲良しこよしで正義の味方ごっこなんてまっぴらゴメンだ」

    ほむら「何も正義の味方になろうと言ってるわけじゃないわ。
        ワルプルギスの夜のグリーフシードが目当てでの共闘でも構わない」

    杏子「へっ。確かにあの魔女の生むグリーフシードに興味がないわけじゃないが、
       命張ってまで手に入れようとは思わないね。普通の魔女を安全に狩ってるだけでも十分やっていけるんだ。
       あんたたちみたいなのが何人仲間に居たって、相手はあのワルプルギスの夜。全員殺されるのがオチだよ」

    ほむら「……また来るわ。まだ時間はある。それまでにもう少し考えてみて」

    杏子「何度来たって同じだよ。あんまりしつこい勧誘はやめなよ?
       あたしだってそんなに気の長い方じゃないんだからさ」

    202 = 65 :

    数日後

    杏子「ん~、そろそろか……?」

    魔力反応を辿って、ようやく結界ができそうな辺りまで来た。
    たぶん、この辺りのはずなんだが……って、あれ?

    杏子「……ちっ。なんだよ、使い魔の結界じゃん、これ……」

    最悪……。
    あんだけ歩いてようやく見付けたのが使い魔とか……。
    あーあ、時間も体力も無駄にしちまったじゃんか。

    杏子「くそっ、他をあたるか……ん?」

    待て、今何か……。

    誰か、結界に飲み込まれた……?

    204 = 177 :

    今度は誰だ?

    205 = 67 :

    わたしです

    206 :

    たっくん!

    207 = 177 :

    おk把握

    208 = 65 :

    そうだ、確かあいつ、マミたちと一緒に居た、一番ちっこい……。

    杏子「……だから、なんだってんだよ」

    そうだ。
    誰が結界に飲み込まれようが、あたしには関係ない。
    そうやって今まで何人も見殺しにしてきたんだ。
    せいぜい使い魔の餌になって、あたしたち魔法少女のために……。

    と、その時。
    そいつの後を追うように結界に入っていく影が……

    杏子「……キュゥべえ……?」

    あいつ、まさか……。

    マミ「佐倉さん……こんなところで、何をしているの……?」

    杏子「ッ!」

    209 = 175 :

    210 = 164 :

    さるよけ支援

    211 = 65 :

    ほむら「あそこにあるのは、使い魔の結界だけど……あなたも入るつもりだったのかしら」

    杏子「ふーん……。やっぱ、あんたたち使い魔も倒してんのか。相変わらずだね。
       なるほど?仲間のピンチに駆けつける正義の味方のご登場ってわけだ」

    マミ「……仲間のピンチ?あなた、何を……」

    杏子「ん、なんだ。気付いてなかったのかい?」

    ほむら「どういうこと?説明して」

    杏子「あんたたちのお友達がついさっき、あの結界の中に飲み込まれていったところさ。
       名前は知らないが、一番ちっこくてトロそうな奴だよ」

    マミ「一番小さい……まさか、鹿目さん!?」

    ほむら「……あなた……それを黙って見てたの……!?」

    杏子「ははっ、何言ってんのさ、当たり前じゃん」

    212 = 65 :

    ほむら「くっ……!」

    杏子「おっと、待ちなって。そんなに焦ることはないよ、たぶん死にはしないからさ」

    ほむら「っ……どういうこと……」

    杏子「キュゥべえも中で一緒のはずだからね。使い魔にやられる前に契約するっしょ」

    ほむら「そんなっ……!離しなさい!!」

    杏子「あん?あんた、仲間を欲しがってたんだろ?だったらちょうど良いじゃん。
       あいつが契約すりゃ、魔法少女が1人増えるんだし。まぁあたしにとっちゃ、ちと迷惑な話だけどさ」

    ほむら「良いから……離してっ!!」

    杏子「っ……てぇな、くそ。あー、うぜぇ……超うぜぇ!はっ、そんなにお友達が大事かよ!?」

    マミ「佐倉さん、そこをどいて。今はあなたに構ってる暇はないの……!」

    杏子「ふん!最初は別に何もするつもりはなかったが、気が変わった。
       ことのついでだ、今ここで白黒はっきり……」

     パァン

    ほむら「……邪魔をしないで。佐倉杏子」

    213 = 167 :

    まどっちは美味しそうだから使い魔に狙われるのわかる

    214 = 65 :

    杏子「……この…………ッ!?」

    ほむら「…………」

    杏子「い、いつの間に後ろに……って、おい、待て!……くそ!」

    マミ「あっ……暁美さん、待って!」

    杏子「お、おい、マミ!なんなんだよあいつは!」

    マミ「……私の、パートナーよ」

    杏子「っ……待っ……ちっ!」

    あの野郎、躊躇なく撃ちやがった……それにあの目……。
    暁美ほむら、何なんだ一体……。

    215 = 177 :

    ほむほむマジほむおっかないほむ

    216 = 65 :




    まどか「やっ……やだ、来ないで!来ないでぇ!」

    使い魔「ケケケケケケケケ!!」

    QB「まずいよ、まどか!このままじゃ君は、間違いなく命を落としてしまう!」

    まどか「ひっ……!やだよぉ、だ、だれか……!」

    QB「……もう迷ってる暇はない!君が助かるには、これしかないんだ!まどか、今すぐ僕と契約を……!」

    ほむら「その必要はないわ……!」

    使い魔「ギャァアアアアアアアアア……!」

    QB「……!」

    マミ「良かったぁ……間に合ったみたいね。怪我はない?鹿目さん」

    まどか「ほ、ほむらちゃん!マミさん!」

    217 = 65 :




    マミ「ごめんなさい、鹿目さん。助けるのが遅くなってしまって」

    まどか「い、いえ……。ありがとうございます、マミさん、ほむらちゃんも……」

    ほむら「キュゥべえ……どういうこと?何故あなたが居て、鹿目さんが結界に飲み込まれたの?」

    QB「勘違いしているようだけど、僕はまどかとずっと一緒に居たわけじゃない。
      まどかが結界に飲み込まれるのを見付けたから、後を追ったんだよ」

    ほむら「…………」

    まどか「あの、ほむらちゃん……。キュゥべえの、言う通りだよ。
        ほんとに、最初はわたし1人で居て、気付いたらキュゥべえが……」

    マミ「暁美さん、あなたもしかしてキュゥべえを疑っているの……?」

    ほむら「……いえ、ごめんなさい。ちょっと考えすぎだったみたい」

    QB「…………」

    219 = 65 :

    ほむら「でも、1つ提案があるのだけど……。
        また今回みたいに“運悪くたまたま”結界に飲み込まれるなんてことがあったら困るから、
        明日からは鹿目さんも行動を共にするというのはどうかしら」

    マミ「え?でも……」

    QB「君は確か、一般人を魔女退治に付き合わせることには反対じゃなかったかな」

    ほむら「もちろんリスクがまったくない訳じゃないけど、私たちの手で守った方がまだ安全のはず。
        目の届かないところで魔女に襲われるよりはね。でしょう?」

    マミ「……確かに、その通りかも知れないわね。でも、まずは鹿目さんの意見を聞かなきゃ」

    まどか「あの、わたしは、その……。わ、わたしも、一緒に行きたいです!
        なんにも出来ないけど、わたしも連れて行ってください!
        マミさんやほむらちゃんが戦ってるところ、ちゃんとこの目で見て、応援したいから……!」

    マミ「鹿目さん……」

    ほむら「決まりね。なら、美樹さんにも声をかけておきましょう。……異論はないわね、キュゥべえ?」

    QB「……そうだね。良いと思うよ」

    220 = 177 :

    そうスレタイはQB…

    221 = 65 :




    ゲーセン

    ほむら「こんにちは」

    杏子「……よぉ。今度は何さ。あたしを潰しに来たかい?」

    ほむら「そのつもりはないわ。言ったでしょう?また来るって」

    杏子「は?あんたまさか……」

    ほむら「前言ったこと、考えてくれた?」

    杏子「……へっ。ついこないだ殺そうとした相手に頼みごとかよ。あんた……何が狙いだ?」

    ほむら「殺そうとなんてしてないわ。威嚇射撃よ」

    杏子「よく言うぜ。あんたの目はそうは言ってなかったよ。2発目は当てる気だったろ?」

    ほむら「……そんなことはどうでも良いわ。私はあなたの返事が聞きたいの」

    222 :

    ほむほむあんあん

    223 = 65 :

    杏子「ていうかさ、なんでそんなにこだわる訳よ?あたしはあんたの敵だぜ?」

    ほむら「私はあなたの敵になるつもりはないわ。私の敵は、私の邪魔をする者だけ」

    杏子「ふーん……じゃあ、あたしがあんたの邪魔をしてやるって言ったら?」

    ほむら「その時は、敵同士になるわね。そうならないことを祈ってるけど」

    杏子「……なるほどね。ちょっと認識を改めなきゃいけないみたいだ」

    ほむら「どういうこと?」

    杏子「あんたは甘ったれてなんかいないし、正義の味方になるつもりもない。
       ただ自分の目的のためにだけに動いて、邪魔する奴は容赦なくぶっ潰す。そういう目をしてる。
       キュゥべえの言ってた意味がようやく分かったよ。確かにあんたは、巴マミとは正反対だ」

    ほむら「…………」

    224 = 177 :

    あんこちゃんの好感度↑

    225 = 65 :

    杏子「気に入ったよ。あんたみたいな奴となら、組んでみるのも悪くはないね」

    ほむら「!」

    杏子「ただし、条件が2つあるよ。1つは当然、ワルプルギスの夜のグリーフシードを譲ること。
       もう1つは、ワルプルギスの夜を倒した後は、一切あたしの魔女退治の邪魔をしないってこと。
       この条件を飲めるってんなら、あんたたちに協力してやるよ」

    ほむら「……わかったわ。巴マミに訊いてみるわね」

    杏子「あぁ、よろしく。良い返事を期待してるよ」

    ほむら「また来るわ。それじゃ」

    226 = 65 :




    QB「まさか君の方から歩み寄るなんてね、少し意外だったよ」

    杏子「別に。元々ワルプルギスの夜には興味あったんだ。
       マミならともかく、暁美ほむらみたいなやつとなら十分倒せると思っただけだよ。
       それに……あいつは敵に回すと厄介そうだからね。
       2つめの条件を呑んでくれるってんなら、厄介者も処理できて一石二鳥ってわけさ」

    QB「へぇ……君なりに色々と考えていたんだね。
      そこまで計算ずくなら、以前みたいなことにもならなさそうだ。安心したよ」

    杏子「……ふん。余計なお世話だっての」

    QB「まぁ、久し振りにチームを組むんだ。頑張ってくれ、期待しているよ」

    227 = 65 :




    マミ「そう……条件付きで……」

    ほむら「えぇ。どうかしら」

    マミ「ちゃんと仲間になってくれるわけじゃないのはちょっと残念だけど……仕方ないわね。
      それに、あの子も何も私たちに危害を加えようとはしていないみたいだし。
      良いわ。その条件で、佐倉さんに仲間になってもらいましょう。一時的なものだけど、ね」

    ほむら「良かった。なら、あの子にもそう伝えておくわ。次の会議からは多分、あの子も一緒になるわね」

    マミ「わかったわ。だったら、ケーキも人数分ちゃんと用意しておきましょう!
       佐倉さんが好きだったケーキが買えれば良いんだけど」

    228 = 65 :




    杏子「……よぉ」

    マミ「いらっしゃい、佐倉さん。と言っても、暁美さんのお家だけどね」

    杏子「ん……あいつらはここには居ないんだな」

    ほむら「鹿目さんと美樹さんのことかしら。あの子たちはもう家まで送ったわ。
        今日は結界が出来る気配もないし、心配しなくても大丈夫よ」

    杏子「……別に心配してるわけじゃないよ」

    マミ「それに、こんなたくさんの資料を見せてあんまり心配させちゃっても悪いから……」

    杏子「ふーん。ま、あたしもそれは賛成だよ。あんまり一般人にしゃしゃり出てもらっちゃ迷惑だしね」

    マミ「まぁそんなことより、せっかく佐倉さんが協力してくれることになったんだし……。
      まずはお茶にしましょう?美味しいケーキもあるわよ」

    杏子「!」

    229 = 177 :

    ちょっさる!

    230 = 65 :

    マミ「さぁどうぞ、召し上がれ?」

    杏子「おぉ!あたしの好きな奴じゃん!いっただっきまーす!ん~、うめぇ~!」

    マミ「……ふふっ」

    杏子「んぐ、んぐ……ん、なんだよ?」

    マミ「すっかり変わってしまったと思ったけど、こういうところは相変わらずね。
      ちょっと安心しちゃったわ。好きなケーキも昔と一緒みたいだし」

    杏子「ん…………うるせぇ」

    ほむら「…………」

    2人の仲が険悪にならないかどうかだけ少し心配だったけど……。
    この様子なら、問題はなさそうね。

    231 = 177 :

    俺も使ったけどマミさんが杏子の昔好きだった~って演出があるとテンション上がる

    232 = 65 :




    マミ「……というわけで、今日から一緒に戦うことになった、佐倉杏子さんよ。
       みんな、仲良くしてあげてね」

    杏子「なんだよその紹介……子どもじゃないんだからさ」

    まどか「あ、よ、よろしくお願いします!」

    杏子「あんた、あん時の……無事だったみたいだね」

    まどか「?え、えっと……さやかちゃんのこと、助けてくれたんですよね!
        本当にありがとうございました!」

    杏子「だからやめなって。あたしはただ獲物が居たから狩っただけで……」

    さやか「でもさ、助けてくれたのは事実なんだし……」

    ほむら「感謝は素直に受け取っておきなさい。減るものじゃないんだし」

    233 = 65 :

    杏子「……ちっ。まぁ良いや。で?あんたたち、やっぱ魔女狩りに付いて来ちゃうわけ?」

    まどか「あ、は、はい……」

    杏子「はぁ……。まぁ知ってて組んだわけだから今更文句は言わないけどさ。事情も聞いたし。
        だから付いてくるのは構わないが、足だけは引っ張らないでよね」

    さやか「う、うん……」

    マミ「もう、佐倉さん?初対面の子も居るんだから、そんなにおどかさないの」

    杏子「ふん……。んじゃ、さっさと行こうぜ」

    234 = 65 :




    マミ「ここね、間違いないわ」

    ほむら「この反応は……使い魔ね」

    杏子「だな。そんじゃ、あたしパス。外から見てるわ」

    まどか「えっ!?ど、どうして……?」

    杏子「使い魔のために使う魔力なんて持ち合わせちゃ居ないよ。
       それにあんな雑魚、2人も居れば十分だっての」

    ほむら「……まぁ良いわ。それじゃ、あなたはそこの2人をお願い」

    杏子「はあ!?」

    235 = 177 :

    しえしえ

    236 = 76 :

    うむ

    237 :

    QBが空気

    238 = 177 :

    どうしたエマージェンシーか?

    239 = 65 :

    マミ「そうね。もともとは、鹿目さんと美樹さんを危険から守るために付いてきてもらったんだし。
       佐倉さんが外に居てくれるなら、2人も結界の中に入る必要もないものね。
       というわけで、鹿目さん、美樹さん。ちょっとそこで佐倉さんと一緒に待っててくれる?」

    さやか「あ、はい……わかりました」

    まどか「が、がんばってくださいね!」

    マミ「えぇ、ありがとう」

    杏子「ちょ、ちょっと!おい!……くそ!なんであたしがお守りなんか……」

    さやか「あ、あのー……?」

    杏子「ちっ……まぁ良い。あんたたちに1つ言っときたいこともあるしね」

    まどか「……?」

    240 = 76 :

    テンパるあんこちゃんあんあん

    241 = 65 :

    杏子「一応確認しとくけど、別に魔法少女になろうだとか考えてマミたちに付いて行ってるわけじゃないんでしょ?」

    まどか「あ、はい……」

    杏子「別に敬語じゃなくて良いよ……どうせ歳は同じくらいなんだし」

    まどか「う、うん。えっと、わたしがこの前、結界に飲み込まれちゃって。
        そしたら、これからはこんなことがないように、って、ほむらちゃんが……」

    さやか「最初はやっぱり、契約のこともちょっとは考えてたんだ。
        でも、色々あって……もうほとんど、魔法少女になりたいだとか、そういう気持ちはないかな」

    杏子「そっか、なら良いんだよ。同情やお遊びで魔法少女になられるのが一番むかつくからさ。
       あんたたちみたいなのは、契約する必要なんてない。
       その辺はちゃんとあいつらに教わってきたみたいだね」

    242 :

    ほむ

    243 = 65 :




    マミ「お待たせ、みんな」

    まどか「あ、マミさん、ほむらちゃん!」

    さやか「お疲れ様です!」

    杏子「遅いよ。あんなのにいつまで時間かけてんだっつーの」

    ほむら「でも、なんだかんだ言ってちゃんと待っててくれてたのね」

    杏子「ふん……まぁどうせ暇だからね。んじゃ、もう良いだろ?あたしは帰るよ。じゃあね!」

    マミ「あっ……もう。せっかくみんな居るんだし、お茶でもしようかと思ってたのに」

    ほむら「まぁ、そろそろ夕飯も近い時間だし、またの機会にしましょう」

    マミ「そうね……。それじゃ、またいつもみたいに2人を送っていきましょうか」

    まどか「あ、すみません……ありがとうございます」

    244 = 177 :

    全て良い感じだが全く動きを見せないヤツが

    245 = 65 :

    帰り道

    マミ「そう言えば……佐倉さんと結界の外で何かお喋りしてたみたいだけど、何を話してたの?」

    まどか「あ、えっと……魔法少女にはなるなとか、大体そういう話を……」

    マミ「そう……。きっと、あなたたちを心配してくれてたのね。
       佐倉さん、魔法少女になることの厳しさは、よく知ってるから……」

    ほむら「…………」

    さやか「そう、なんですかね?なんか、これ以上魔法少女が増えたら迷惑だからとか言ってましたけど……」

    マミ「いかにもあの子らしい言葉だけど……。でもね、決して悪い子じゃないのよ?
       もしかしたら、佐倉さんなりの照れ隠しかもね。あの子、昔からちょっとそういうところあったから」

    さやか「照れ隠し、ですか……」

    マミ「まぁ、そう思っておきましょう?悪い子だって考えるよりは、そっちの方が良いでしょ?」

    さやか「ん~……そうですね、確かに。言われてみればそんな気がしなくもないし」

    246 = 65 :

    数日後

    杏子「ぅおりゃぁああああ!!」

    「ギャァアアアアアアア……!」

    ほむら「終わったわね」

    マミ「佐倉さん、暁美さん、お疲れさま。鹿目さんと美樹さんも、怪我はないわね?」

    まどか「あ、はい!お疲れ様です」

    杏子「へへっ、そんじゃ今日の功労賞はあたしってことで、グリーフシードは頂くよ」

    さやか「またあんたそんなこと言って!いっつもいっつもちょっとずるいんじゃないの!?」

    杏子「あん?良いじゃんか別に。あいつらも困ってるわけじゃないんだしさ。
       大体、魔法少女でもないあんたが口出ししてんじゃねーっつーの」

    247 = 177 :

    帰宅予定時間は?

    248 = 76 :

    うむ

    250 :


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