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    元スレQB「感情が芽生えたからと言って……」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - QB + - 綺麗なQB + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 65 :

    さやか「……仁美は……悲しくないの?」

    仁美「悲しいに、決まってますわ。失恋ですもの……。今日も、家でずっと泣いていましたのよ」

    さやか「あ、う……」

    仁美「でも……不思議ですわ。さやかさんの顔を見たら、悲しさなんてどこかへ行ってしまいました」

    さやか「仁美……」

    仁美「今はただただ、心からの祝福と……怒り、だけですわ」

    さやか「へっ?」

    仁美「本来なら私の口から直接想いを伝えるはずでしたのに、
       まさかさやかさんがあんな形で私の告白を代替わりしてしまうなんて。
       確かに仕返しはしましたけど、私と違って彼と結ばれたさやかさんを
       簡単にすべて許せるほど、私は大人じゃありませんの」

    さやか「あ、いや、その、ほんと……」

    仁美「えいっ!!」

    さやか「ぐふぅ!?」

    152 = 148 :

    QBの発言を真に受けるなら自身の生存重視だろうから
    QBサイドから処分されないように一定量の仕事はしつつ
    逆上した魔法少女に処分されないようにもしつつって感じじゃね

    腹パンwww

    153 = 65 :

    ほむら「……あれは……!」

    仁美「さやかさんの馬鹿!考えナシ!へたれ!」

    さやか「ちょっ!おふぅ!?た、たんま!ほんと、ごめっ、ぐはぁ!?」

    ほむら「っ……!志筑仁美が、美樹さやかを……!?」

    マミ「そんな……魔女の反応はもう消えてるのに!あんな執拗にボディを狙うなんて……!」

    仁美「はぁ、はぁ、はぁ……。絶対に、幸せになってくださいね!
       さやかさんか上条くん、どちらか一方でも幸せにならなかったら、その時は本気で怒りますからねー!」

    さやか「あ、あたしって、ほんとバカ……がはっ」

    マミ「み、美樹さーん!!」

    ほむら「何これ……」

    156 = 145 :

    寝落ちかな

    157 = 76 :

    おやすみんこ

    158 = 145 :

    >>157
    待て、置いていかないでくれ

    159 = 65 :




    マミ「そう、そんなことが……」

    さやか「あ、あの……仁美が魔女の呪いを受けちゃったのって、やっぱり……」

    ほむら「あなたのせいでしょうね、今回は」

    さやか「うっ……や、やっぱり……」

    マミ「暁美さん、そんなにはっきり……」

    ほむら「でも……済んだことよ。気にすることはないわ。さっきのケンカで、もうすべて終わり。
        ただし、絶対に忘れないことね。志筑さんのおかげで、あなたの幸せがあるということを」

    さやか「うん……」

    マミ「ところで、どうして魔女の結界が消えたのか説明してもらえない?
       美樹さんも結界に飲み込まれたのよね。魔女があなたたちを解放したとも考えられないし……」

    さやか「あ、それが……魔法少女が助けてくれたんです。見たことない子だったけど……」

    ほむら「え……その子、何か特徴は!?」

    さやか「えっと……武器は槍で、全体的に赤っぽい服装で……。
        あ、そうだ!杏子って言ってたよ!キュゥべえが確かにそう呼んでた!」

    マミ「っ!?そんな……!」

    160 = 65 :




    QB「それにしても、まさか結界にさやかが飲み込まれていたなんてね」

    杏子「よく言うよ。あんた、知ってたんじゃないの?わざわざあたしに結界の場所教えたりなんかしてさ。
       大事な大事な魔法少女候補を殺されたくなかったんでしょ?」

    QB「違うよ、彼女が居たのは本当に偶然だ。
      知っていたのなら、君に助けさせるよりも直接さやかと契約した方が早いじゃないか」

    杏子「ふん……。まぁ、楽にグリーフシードゲットできたから良いんだけどさ。
       やっぱこの町は良いね。絶好の狩場だよ。キュゥべえもずいぶんマトモだし」

    QB「風見野の僕の仲間はそんなに酷いのかい?」

    杏子「あんな変態、あたしじゃなかったらもっと早くに逃げ出してるよ。
       ま、あたしが居なくなったらあいつはずいぶん退屈するだろうが、自業自得だね」

    QB「ふーん……それは大変だったろうね。それで、君はこれからどうするつもりだい?」

    161 = 65 :

    杏子「あたしはこの町で好きにやらせてもらうよ。
       マミのやつとは出来るだけ係わり合いにならないようにね」

    QB「そうか。だったら構わないんだけど、そういうことなら気を付けた方が良いよ。
       なんせ、この町には君を除いて既に2人の魔法少女が居るからね」

    杏子「はぁ?何よそれ、聞いてないんだけど?」

    QB「訊かれなかったからね」

    杏子「……はぁ。訊かれなきゃ答えませんってか。あんたはあんたで面倒くさそうだね」

    QB「そんなこと言われても、訊かれないものは答えようがないじゃないか」

    杏子「なんか調子狂っちゃうね……風見野のキュゥべえと違いすぎてさ。
       あんた、まるで感情がないみたいだ。ロボットかっての」

    QB「……僕にだって感情はあるよ。表に出にくいだけさ。人間だって、そういうタイプは居るだろう?」

    162 = 65 :

    病院

    さやか「や、やっほー、恭介」

    恭介「やぁ、さやか。……どうしたんだい?」

    さやか「えっ?う、ううん!別に、なんでもない、なんでもない!」

    えーっと……昨日のあれは、夢じゃ、ないんだよね?
    確かに昨日、あたしと恭介は両想いになった……んだよね?
    それにしては、なんか恭介がいつも通り過ぎるような……。
    あたしが意識しすぎなのかなぁ?
    そ、それともまさか、昨日のは全部夢だったり……

    恭介「ねぇ、さやか。えっと……昨日、志筑さんには会えたかい?」

    さやか「!う、うん、会えたよ!」

    恭介「その……彼女、大丈夫だった?志筑さんのこと傷付けちゃったから、やっぱり心配で……」

    ……夢じゃ、なかったみたいだね。

    さやか「大丈夫、もう大丈夫だよ。まぁあたしはかなーり怒られちゃったけど……。
        でも、2人とも幸せにならないともっと怒るって、そう言われちゃった」

    163 :

    どうやら保守が必要なようだな

    164 :

    さるってんじゃねーぞ

    165 = 163 :

    167 :

    寝ながら投下しろ

    168 = 167 :

    ふぁっく

    169 :

    ほむ

    170 = 167 :

    お㌔

    171 = 164 :

    ほむ

    172 = 164 :

    ねてんじゃないっすよー

    175 :

    ほむ

    176 = 164 :

    ほむっ

    177 :

    今北ほ

    179 = 177 :

    追いついた
    ふむ久々のif話だが良いじゃないか

    180 :

    追い付いた
    緑はイケメン

    181 = 177 :

    ザメハと言ってみる

    183 = 65 :

    恭介「……そっか。だったら頑張らないとね。2人で一緒に」

    さやか「あ、あはは……なんだか照れちゃうなぁ……。
        そ、それより恭介、怪我の具合はどうなのよ!」

    恭介「そこでそれを訊くかい……。腕の方は相変わらずだよ」

    さやか「あ……そ、そうなんだ」

    恭介「そんな顔をしないでくれよ。なかなか治ってくれないのはやっぱりもどかしいけど……。
       でも、僕はもう今までみたいに悲観したりなんてしない。
       ヴァイオリンが人生のすべてだなんて、そんな馬鹿なことも言わない。
       僕の人生には、僕を支えてくれる人が居てくれる。
       ヴァイオリンと同じくらい……いや、ヴァイオリンよりもっと大切な物があるって、君たちに気付かされたからね」

    さやか「……!」

    恭介「もし僕の腕が治らなくても、前みたいにヴァイオリンが弾けなくなっても……。
       僕と一緒に居てくれるかい、さやか」

    さやか「う……うん!うん!居るよ!ずっとずっと、恭介と一緒に居るよ!」

    恭介「ありがとう、さやか。これからも、よろしくね」

    さやか「で、でも諦めちゃ駄目だよ!きっと治るって、信じなきゃ!」

    恭介「うん、もちろんだ」

    184 = 65 :




    ほむら「どうだった、美樹さん……って、訊くまでもないわね」

    さやか「え~?何が~?」

    まどか「さやかちゃん、すっごく幸せそうな顔……。
        やっぱりちゃんと、上条くんと両想いになれてたんだね!」

    さやか「あはっ、わかる?も~、まどかってば鋭すぎだよぉ!もぉね、恭介ったらぁ……」

    ほむら「そんなことより、彼の具合はどうなの?怪我もだけど、精神状態は?」

    さやか「そ、そんなことよりですとぉ!?あたしの幸せトークを……!」

    ほむら「ノロケ話ならまた今度ゆっくり聞いてあげるわ」

    さやか「む……ま、いっか。恭介ね、前よりずっと元気になってるよ!」

    185 = 167 :

    はい

    186 = 65 :

    さやか「前はヴァイオリンが弾けなくなったら人生おしまいみたいなオーラ出まくりだったけど、
        今日はもう……えへへ。僕の人生には、ヴァイオリンよりもっと大切なものがあったんだ、なんて言っちゃって!
        きゃっ!恭介ってばぁ!困っちゃうわよねぇ、そんなはっきり、もぉ~!」

    ほむら「それじゃあ、上条くんはもうあまり落ち込むことはなさそうなのね?」

    まどか「わぁ、ほむらちゃんすごく冷静」

    さやか「うん!もし腕が治らなくても、ヴァイオリンの講師とか、作曲とかなら出来るからって言ってた!
        あ、それと、さやかが支えてくれるからとも言ってた!やんっ!照れちゃうなぁもう!」

    まどか「こんなさやかちゃん、初めて見たよ……」

    ほむら「こういうのが本当の幸せ馬鹿と言うんでしょうね。
        まぁ、これだけ幸せそうなら志筑さんも本望でしょう」

    188 = 145 :

    おはようしえん

    189 = 65 :




    杏子「さてと……そろそろ出かけるかな」

    QB「魔女退治かい?」

    杏子「まぁね。それと、食料調達」

    QB「昨日言った通り、ことを荒立てたくないならマミやほむらとの接触を避けるんだよ」

    杏子「言われなくても誰がマミのやつなんかに会うかっての。
        まぁ、暁美ほむらってのにはちょっと興味あるけどね。なんだっけ?マミとは正反対のタイプなんだっけ?」

    QB「僕が抱いた印象だとね」

    杏子「へへっ、良いじゃんか。そいつとは気が合いそうだよ」

    QB「…………」

    190 = 65 :




    杏子「……ちっ。見付からねぇな」

    しばらく探してはみたが、目立った魔力反応はなし……。
    仕方ない。
    魔女を探しがてら、食い物でも調達に行くか。

    ……って、あそこに居るのは……マミ!?

    杏子「ちっ……よりによって、いきなりかよ……」

    いや、向こうはこっちに気付いてないみたいだし、このままこっそりどっか行っちまえば……。

    まどか「あ、マミさーん!こんにちはー!」

    マミ「あら、偶然ね。こんにちは」

    さやか「こんなところで何してるんですか?」

    ほむら「パトロールの時間はもう少し後のはずじゃ……」

    191 = 177 :

    あんこちゃんについてたQBが気になるな

    192 = 167 :

    まど

    193 = 65 :

    杏子「……ふーん……」

    なんだ、マミの奴、結構楽しくやってんじゃん。
    っていうか何、パトロールって……あいつらみんな、魔法少女のこと知ってんのか?

    あー……よく見りゃあの時たまたま助けてやったのも居るし……。
    なるほどね、魔法少女候補の後輩とつるんで、相変わらず先輩気取りか。

    何も変わっちゃいない……。
    相変わらずあいつは、甘ったれた正義の味方やってんだ。

    ……あーあ、なんだよ、しらけちまった。
    マミなんかより、暁美ほむらってのに早く会いたいよ。

    194 = 65 :

    夜、ほむホーム

    マミ「佐倉さんを、仲間に……?」

    ほむら「えぇ。ワルプルギスの夜を倒すには、1人でも多くの仲間が必要だから」

    マミ「……私は、構わないけど。でも佐倉さんがきっと……」

    ほむら「あの子の説得は、私がなんとかしてみるわ。
        ……それじゃ、あの子を説得できれば仲間に加えるということで構わないわね?」

    マミ「えぇ。ごめんね、よろしくね。暁美さん」

    195 = 65 :

    翌日、ゲーセン

    杏子「……あのさ。用がないんならどっか行ってくんない?集中できないじゃん」

    ほむら「気付いてたのね」

    杏子「ふん……。で、巴マミの腰巾着が何の用?」

    ほむら「!あなた……」

    杏子「知らないとでも思ったかい?……なんて、あんたたちを見たのは偶然だけどさ。
       大方、魔法少女の何たるかを巴マミ先輩に教わってる可愛い可愛い後輩、ってとこだろ?」

    ほむら「……まぁ、そういう時期もあったわね」

    杏子「……?そういう時期って……まさか」

    ほむら「私が魔法少女見習いだったのは、昔の話よ」

    197 = 65 :

    杏子「……!あんた、名前は」

    ほむら「暁美ほむら」

    杏子「……ちっ。なんだよそりゃ。話が違うじゃんかよ」

    ほむら「どういうこと?」

    杏子「別に。こっちの話だ。で、何の用?マミの奴に何かおつかいでも頼まれでもしたわけ?」

    ほむら「あなたにお願いがあって来たの。でも彼女に言われたわけじゃない。私からのお願いよ」

    杏子「お願い……?」

    ほむら「およそ2週間後、この町にワルプルギスの夜が来る」

    杏子「っ……いきなり、何を言い出すのさ」

    200 :

    おはよーさん


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