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元スレP「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞獲得を目指す」
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―――
P(その後……音無さんはいつかのように、また顔を真っ赤にして倒れてしまった)
P(しかし、今回ばかりは何が原因だかわからないぞ……)
小鳥「うう~ん、夢、夢なの……」
P「夢じゃないですよ~」パタパタ
小鳥「えへへ……そっか~……えへへ」
P「……」
小鳥「……あ、そっちいっちゃダメよ、プロ太郎ちゃん……ママとパパの手を繋いでなさい……」
P(音無さんはどうやら、将来自分が結婚したときの夢を見ているらしい)
P(お相手が羨ましい限りだな。きっと俺なんか、及びもつかないほど良い男なんだろう)
P(結婚式には呼んで下さいね、音無さん)
P(さあ、気を取り直して……今日も一日、アイドルプロデュースがんばろう!)
グッドコミュニケーション!
小鳥さんの親愛度はさらに限界を超えた!
亜美の親愛度はググッと下がった!
―――
P(ここで一旦、まとめておこう)
P(萩原雪歩、双海真美、三浦あずささんで構成されるユニット……それが、ロッソストラーダ)
P(俺は彼女達のプロデューサーだ。そして……)
P(俺達はついに、ずっと目標にしてきたIA大賞ノミネートユニットとなることができた)
P(もう、トップアイドルはすぐ目の前だ。あとは最後まで、駆け抜けるだけ……)
P(……だったのだが……)
P「……みんな、おはよう」
真美「兄ちゃん兄ちゃん、どったの~? なんか顔が悪いよ~?」
あずさ「具合でも悪いんですか?」
P「い、いえ……俺の調子はこの通り! 元気ですからっ!」
あずさ「そうですか? あまり無理をなさらないほうが……」
P「すみません、でも心配は無用です。それより……」
P「……雪歩は、まだ来ていないんですね」
真美「あれ? そういえばそだね~。ゆきぴょんが遅刻なんて珍しいかも」
あずさ「……」
P(あれ? あずささんの顔が曇ったような……)
P「……あずささん、雪歩から何か聞いていますか?」
あずさ「あ、い、いえ……」
P(……この表情、また何か……)
P(……色々気になるところはあるが、とにかくここはいつも通り……)
P(アイドルの誰かに、今日の意気込みを語ってもらうことにしよう)
1 真美
2 あずささん
>>62
P「真美、今日の調子はどうだ?」
真美「真美はもうゼッコーチョーだよっ! ……でも」
P「でも?」
真美「やっぱ、ゆきぴょんのこと、気になるかも……」
P「……」
真美「ねえねえ兄ちゃん、このままゆきぴょんが来なかったらさ、今日はお仕事やめてお見舞いにいかない?」
P「お見舞い?」
真美「だってだって、ゆきぴょんが来ないなんてビョーキしかありえないっしょ! だからさ~……」
P(……ここは、こう言っておくことにしよう)
1 良い考えだな
2 それは無理だよ
>>66
P「……良い考えだな」
真美「! でしょでしょ~!」
P「そうだな。確かに雪歩が無断で遅刻なんて、今までなかったことだ。きっと倒れてしまっているんだろう」
真美「んっふっふ~! じゃあじゃあ、お見舞いにメロンでも買って……」
P「おお、それはいいな! ついでに花束なんて買ったりして――
あずさ「真美ちゃん、プロデューサーさん」
P「……っ」
真美「……あう……あ、あずさお姉ちゃん……」
あずさ「ダメですよ、お仕事を放っておくなんて……」
真美「で、でもでも! あずさお姉ちゃんは心配じゃないの!?」
あずさ「……もちろん、心配よ。でもね……」
真美「な、なら……!」
あずさ「でもそれをしたら……、私達を待ってくださっているファンの方達に、余計な心配をさせることになっちゃう」
あずさ「それが良いことだとは……私は、思えないの」
あずさ「急に私達全員がお仕事をお休みしちゃったら……真美ちゃんがファンの方だったら、どう思う?」
真美「……そ、それは……」
P「……」
あずさ「……だからここは、プロデューサーさんに任せましょう?」
真美「……」
あずさ「プロデューサーさん。私達は大丈夫です」
あずさ「今日はみんな、個別の仕事ですし……何度も行ったことがあるスタジオですから、ひとりでもなんとかなります」
真美「……」
あずさ「……真美ちゃんも、それでいいわよね?」
真美「……うん」
P「あずささん……すみません」
P(……アイドルに、こんなことを言わせてしまうなんて……)
P(あずささんだって、本当は心配で心配でしかたないはずだったのに……)
P(……プロデューサーとして、少し情けないな……)
―――
P(そのあと俺は、真美とあずささんを車でスタジオまで送っていった)
P(ひとりでもなんとかなる、と言ってくれたとはいえ……あずささんにひとりで行かせるわけにはいかないからな)
あずさ「あ、あの……やだ、あそこまでカッコつけたのに、なんだか恥ずかしいです……」
P(あんな風にお姉さんっぽく言ったのに、結局俺に送ってもらったことが、あずささんにとっては少し恥ずかしかったらしい)
P(気にしなくてもいいのだが……あずささんもやっぱり、年相応の女の子なんだな)
ブロロロ……
P(……俺も、ふたりの気持ちを無駄にするわけにはいかないな)
P(なんとしても雪歩と話をして、そして……)
P(……もう一度、一緒に……!)
【ある日の風景8】
P「……」ピピピ
プルルルル……
P「……」
プルルルル…… ガチャ
P「! もしもし? ゆ、雪歩か!?」
『……はい……』
P「良かった、電話に出てくれて……いま、どこにいるんだ?」
『あの……家、です……』
P「そうか……今日はどうしたんだ、みんな心配していたぞ」
『……すみません、勝手に休んじゃって……』
P「い、いや、すまない……、そんなことを言いたかったわけじゃなくて……そんなことよりな……」
1 今から、会えないか?
2 今から会いに行くから、待っていてくれ
3 その他
>>84
>>84
単発死ねよ
単発死ねよ
P(なんだろう)
P(久しぶりにちゃんと聞く、雪歩の声……)
P(これを聞いていると、なんだか……)
P「……雪歩、聞いてくれ」
『……はい……』
P「俺、とにかく……雪歩の声が聞けただけでも嬉しいんだ。だから、このまま、俺とな……」
『……は、はい……』
P(なんだか、ムラムラしてきた)
P「テレホンセックスしようぜ」
すまんかった
kskのつもりで適当書いたらやってしまった
組員にボコられてくるわ…
kskのつもりで適当書いたらやってしまった
組員にボコられてくるわ…
『……え?』
P「ああ、聞こえなかったか? テレホンセックスをしようぜ、って言ったんだけど」
『あ、あ、あの、ちょっと、き、聞こえましたけど……え? て、テレホンセッ……って?』
P「つまりだな、俺が雪歩への愛を語るんだ」
P「雪歩の可愛いところ、雪歩の大好きなところ……もちろん、体のことも語る」
『ええぇえええ!!? か、かか体って……!』
P「それを聞きながら、雪歩は思うままに、体の求めるままに、好きなところをいじくりまわしてくれればいい」
『……』
P「俺のことも、たくさん思い描いてくれ。きっと雪歩は、必死に声を抑えながら……でも、本能には勝てなくて……」
P「想像するだけで興奮してきた!」
『……う、ぅうううぅう……!』
P「やり方がわからないなら、俺からも、雪歩に指示を出すよ。それもテレホンセックスの醍醐味だからな!」
『や、やややややり方……!?』
P「ああ、つまりな、雪歩の指を、どこらへんに――
ガチャ ツーツーツー……
P「……」
ピピピ プルルルル……
ピッ
P「! お、おお、雪歩か! えっと……」
『お掛けになった電話番号は、現在電波の届かない場所にあるか、電源が……』
P「……」
ピッ
P「……ふぅ」
P「どうしよう、参ったなこりゃ」
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