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元スレ黒子「わ、わたくしとあなたの三年後に」上条「か、乾杯」
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上条「つうか、つくづく思ったんだけど、おまえってすごいやつだな」
黒子「あらあら、またワンパターンな褒め殺しですの?」
上条「本心だよ。うまい料理は作れるし気配りもできる。しかもジャッジメントで活躍する能力者だろ?」
黒子「いくら褒めても何も出ませんわよ」プイッ
上条「俺の勝手な印象も入ってるかもしれないけどさ。おまえに憧れる男子だっているんじゃないかな」
黒子「生憎、特別な付き合いをしている殿方はいませんの」
上条「あれ、そうなのか? 意外だなぁ」
黒子「……意外とは、遊んでいるように見えたということですの?」ジト
上条「い、いや、違うって!」
黒子「…………」ジトー
上条「ち、中学生にしてはませ――大人びてる雰囲気だからさ。ほ、ほんとだぜ?」アセアセ
黒子「……ま、別にどちらでもいいですけど」プイ
黒子「あらあら、またワンパターンな褒め殺しですの?」
上条「本心だよ。うまい料理は作れるし気配りもできる。しかもジャッジメントで活躍する能力者だろ?」
黒子「いくら褒めても何も出ませんわよ」プイッ
上条「俺の勝手な印象も入ってるかもしれないけどさ。おまえに憧れる男子だっているんじゃないかな」
黒子「生憎、特別な付き合いをしている殿方はいませんの」
上条「あれ、そうなのか? 意外だなぁ」
黒子「……意外とは、遊んでいるように見えたということですの?」ジト
上条「い、いや、違うって!」
黒子「…………」ジトー
上条「ち、中学生にしてはませ――大人びてる雰囲気だからさ。ほ、ほんとだぜ?」アセアセ
黒子「……ま、別にどちらでもいいですけど」プイ
黒子「……これは、意趣返しというわけではないのですが」
上条「な、なんだよ?」タジ
黒子「前々から気になっていることがありますの」
上条「……前々」
黒子「って、ああああ、ち、違いますの! 今のは言葉のあやですの!」
上条「お、おぅ。――それで、気になっていることって?」
黒子「……聞きたいんですのね?」
上条「そ、そりゃあもちろん」
黒子「こう言うのもなんですけれど、少々失礼な物言いになりますわよ?」
上条「…………」グビ
黒子「……こほん。上条さんは」
上条「……お、俺は?」ゴク
黒子「――ファッションセンスに難がありまくりですの!」ビシィッ
上条「……なっ!」ガーン
上条「な、なんだよ?」タジ
黒子「前々から気になっていることがありますの」
上条「……前々」
黒子「って、ああああ、ち、違いますの! 今のは言葉のあやですの!」
上条「お、おぅ。――それで、気になっていることって?」
黒子「……聞きたいんですのね?」
上条「そ、そりゃあもちろん」
黒子「こう言うのもなんですけれど、少々失礼な物言いになりますわよ?」
上条「…………」グビ
黒子「……こほん。上条さんは」
上条「……お、俺は?」ゴク
黒子「――ファッションセンスに難がありまくりですの!」ビシィッ
上条「……なっ!」ガーン
黒子「わたくしの目は誤魔化せませんの。あなたのそのヒヨコ髪、天然ではありませんね」
上条「ヒ、ヒヨコ……」
黒子「質問には素早くお答えなさいなっ!」ビッ
上条「はいっ、整髪剤で立たせてますっ!」ビシッ
黒子「まったく、そのざっくばらんな髪形に方向性を持たせるだけでも見違えるようになりますのに」
上条「そ、そういうもんなのか」
黒子「まぁ大方? 夜更かしした挙句に遅刻ギリギリまで寝過ごし」
上条「うっ」グサ
黒子「時計と睨めっこしながらワックスを手櫛でさっさと塗りたくる。そんなずぼらな生活を送っているのでしょう」
上条「」グサッグサッ
黒子「体の一部である髪すら気遣えない人が、服装にこだわることなどできるはずがないですの」
上条「わ、わかった。これから気をつけてみるよ」
上条「ヒ、ヒヨコ……」
黒子「質問には素早くお答えなさいなっ!」ビッ
上条「はいっ、整髪剤で立たせてますっ!」ビシッ
黒子「まったく、そのざっくばらんな髪形に方向性を持たせるだけでも見違えるようになりますのに」
上条「そ、そういうもんなのか」
黒子「まぁ大方? 夜更かしした挙句に遅刻ギリギリまで寝過ごし」
上条「うっ」グサ
黒子「時計と睨めっこしながらワックスを手櫛でさっさと塗りたくる。そんなずぼらな生活を送っているのでしょう」
上条「」グサッグサッ
黒子「体の一部である髪すら気遣えない人が、服装にこだわることなどできるはずがないですの」
上条「わ、わかった。これから気をつけてみるよ」
>>315
原作でも書いてあったろ
原作でも書いてあったろ
>>316
どこにあったっけ?
どこにあったっけ?
黒子「んー、靴のセンスもいまいちですのー」
上条「は、はぁ」ポリ
黒子「スポーツ系のスニーカーしか持っていませんの? しかも、ほとんど同じメーカーじゃありませんの」
上条「それはその、常日頃から走ってばかりなもんでさ。普通の靴だとすぐに駄目になっちまうんだよ」
黒子「……呆れた事情もあったものですわね。少しはゆとりを持って行動なさいな」
上条「俺だってそうしたいのはやまやまだけど、神様ってやつがのんびり歩くことを許してくれないんだ」
黒子「あらあら、ずいぶんと気取った物言いをなさるのですね」
黒子「ただ、そういう台詞はちゃんと靴の手入れを怠らない方に言って欲しいですわねぇ」スッ
上条「……革靴?」
黒子「ろくに靴クリームを塗った跡がないですの」
上条「……あ、あははは」タラー
上条「は、はぁ」ポリ
黒子「スポーツ系のスニーカーしか持っていませんの? しかも、ほとんど同じメーカーじゃありませんの」
上条「それはその、常日頃から走ってばかりなもんでさ。普通の靴だとすぐに駄目になっちまうんだよ」
黒子「……呆れた事情もあったものですわね。少しはゆとりを持って行動なさいな」
上条「俺だってそうしたいのはやまやまだけど、神様ってやつがのんびり歩くことを許してくれないんだ」
黒子「あらあら、ずいぶんと気取った物言いをなさるのですね」
黒子「ただ、そういう台詞はちゃんと靴の手入れを怠らない方に言って欲しいですわねぇ」スッ
上条「……革靴?」
黒子「ろくに靴クリームを塗った跡がないですの」
上条「……あ、あははは」タラー
上条「はぁ、これで一通りチェックは終わりか」
上条(かなりダメ出し食らったな。さすがに少しへこむぜ)
黒子「まだ終わりだとは一言も言っていませんの――ちょっと失礼」スッ
上条「おわっ」
黒子「ちょっと、あまり動かないでくださいな」ピト
上条「で、でもこれは、健全な男子には色々きついものがあると言いますかですねっ!」
黒子「……この香水は、メンズ製品ですの?」クンクン
上条「へ、……香水?」
黒子「男性がつけるにしては少し匂いが強めですし、コロンになさった方がよろしいかと」
上条「えっ。香水とコロンって、なにか違うの?」
上条(かなりダメ出し食らったな。さすがに少しへこむぜ)
黒子「まだ終わりだとは一言も言っていませんの――ちょっと失礼」スッ
上条「おわっ」
黒子「ちょっと、あまり動かないでくださいな」ピト
上条「で、でもこれは、健全な男子には色々きついものがあると言いますかですねっ!」
黒子「……この香水は、メンズ製品ですの?」クンクン
上条「へ、……香水?」
黒子「男性がつけるにしては少し匂いが強めですし、コロンになさった方がよろしいかと」
上条「えっ。香水とコロンって、なにか違うの?」
黒子「そこの説明からですの? 上条さん、仮にも高校生ですわよね?」ジト
上条「も、申し訳ない」
黒子「呼び名が違うからには、当然それなりの理由がありますの」
上条「……それは、どういったものなんでせう」
黒子「コロンは香水よりもアルコール分が多いですの。その代わりに匂いの成分、香料が薄められてますの」
上条「……し、知らなかった」
黒子「ご存知の通り、アルコールには殺菌成分がありますの」
黒子「言い換えれば、発汗の不快な臭いを抑える効力もある。動き回る殿方がつけるのに向いているんですのよ?」
上条「も、申し訳ない」
黒子「呼び名が違うからには、当然それなりの理由がありますの」
上条「……それは、どういったものなんでせう」
黒子「コロンは香水よりもアルコール分が多いですの。その代わりに匂いの成分、香料が薄められてますの」
上条「……し、知らなかった」
黒子「ご存知の通り、アルコールには殺菌成分がありますの」
黒子「言い換えれば、発汗の不快な臭いを抑える効力もある。動き回る殿方がつけるのに向いているんですのよ?」
表でないんだからクソの役にもたたねーだろハゲ!!!1111111111111
黒子「まぁ、こんなところですわね。少しは参考になりまして?」
上条「…………」ホゥ
黒子「あ、あの、なにか?」
上条「いや、なんだかすごい新鮮でさ。俺の周りには身嗜みについて語れるやつなんててんでいないから」
黒子「ど、どんな非日常的な世界で暮らしていますのよ」
上条「はは、学園都市外の一般人にとっては超能力だって大概だぜ?」
黒子「まぁ、それは認めますけども、何事にも関心を持たねば向上心は廃れていく一方ですのよ?」
上条「はは、耳が痛いな」ポリ
黒子「……あ。も、もしかして怒りましたの?」オズ
上条「いや、全然? おまえと話してるとほんと面白いよ」
黒子「……そ、それなら、いいのですけれど」
上条「…………」ホゥ
黒子「あ、あの、なにか?」
上条「いや、なんだかすごい新鮮でさ。俺の周りには身嗜みについて語れるやつなんててんでいないから」
黒子「ど、どんな非日常的な世界で暮らしていますのよ」
上条「はは、学園都市外の一般人にとっては超能力だって大概だぜ?」
黒子「まぁ、それは認めますけども、何事にも関心を持たねば向上心は廃れていく一方ですのよ?」
上条「はは、耳が痛いな」ポリ
黒子「……あ。も、もしかして怒りましたの?」オズ
上条「いや、全然? おまえと話してるとほんと面白いよ」
黒子「……そ、それなら、いいのですけれど」
>>327
はははははげちゃうわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はははははげちゃうわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
上条「というか、何で怒ったと思ったんだ?」
黒子「それはその……」
黒子「わたくし誰に対してもはっきりと言ってしまう性格ですから、敵も多いんですの」
上条「ふーん、そんなもんか」
黒子「改めねばならないとは、常々思っているのですけどね」
上条「直す必要なんてないだろ。おまえの持ち味なんだから」
黒子「持ち味……ですの?」
上条「ストレートな分、黒子の言葉にはちゃんと気持ちが含まれてる気がすんだ。俺は好きだぜ、そういうの」
黒子「」トクン
上条「あれ、そういえば門限大丈夫なのか?」
黒子「……え。……あ、あぁ、門限ですの。――――――――門、限?」チラ
時計「19時50分」
黒子「」ゾワ
黒子「それはその……」
黒子「わたくし誰に対してもはっきりと言ってしまう性格ですから、敵も多いんですの」
上条「ふーん、そんなもんか」
黒子「改めねばならないとは、常々思っているのですけどね」
上条「直す必要なんてないだろ。おまえの持ち味なんだから」
黒子「持ち味……ですの?」
上条「ストレートな分、黒子の言葉にはちゃんと気持ちが含まれてる気がすんだ。俺は好きだぜ、そういうの」
黒子「」トクン
上条「あれ、そういえば門限大丈夫なのか?」
黒子「……え。……あ、あぁ、門限ですの。――――――――門、限?」チラ
時計「19時50分」
黒子「」ゾワ
面白い
>>1 頑張ってくれ
>>1 頑張ってくれ
――常盤台女子学生寮
美琴「あら、おかえり黒子ー」クルッ
黒子「た、ただいまですの」チラ
黒子(さ、三分前。辛うじて、間に合い、ましたの)ゼーゼー
美琴「今日はジャッジメント休みだったんだって? それにしてはかなりぎりぎりだったわね」
黒子「え、ええ。少し話し込んでしまいまして」
黒子(ま、まさかこんなに時間が経っていたなんて)
美琴「まぁ、何にしても間に合ってよかったわ。んじゃあ、わたしはお風呂入る」
黒子「お供しますのっ!」ズズズズイ
美琴「そ、そぉ」タジ
美琴「あら、おかえり黒子ー」クルッ
黒子「た、ただいまですの」チラ
黒子(さ、三分前。辛うじて、間に合い、ましたの)ゼーゼー
美琴「今日はジャッジメント休みだったんだって? それにしてはかなりぎりぎりだったわね」
黒子「え、ええ。少し話し込んでしまいまして」
黒子(ま、まさかこんなに時間が経っていたなんて)
美琴「まぁ、何にしても間に合ってよかったわ。んじゃあ、わたしはお風呂入る」
黒子「お供しますのっ!」ズズズズイ
美琴「そ、そぉ」タジ
上条さんですらこんなにボロクソ言われるのに俺だったらどうなるんだよ
>>339
黒子に言葉責めされるとかご褒美じゃないか
黒子に言葉責めされるとかご褒美じゃないか
>>347
これは俺でもダメ出しするレベル
これは俺でもダメ出しするレベル
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