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    元スレ黒子「わ、わたくしとあなたの三年後に」上条「か、乾杯」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - とある魔術の禁書目録 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

     

    2 :

    4 :

    うるせぇな黙ってろよ、今回はてめえらが悪いだろ……イチ書き手として言わせてもらうがな。
    SSってのはな、読者に合わせてムリヤリ書くもんじゃねぇんだよ
    書き手がこういうストーリーを文に書きたい、って思いを形にする為にあるんだよ
    いちいち、お前らの意見がどうかとか、評価がどうとか、感想がどうとか、くっだらねぇ、どうだっていい。
    こっちは、書きたい物を書いてんだわ。それを外からグチグチ文句垂れんじゃねぇ。
    ストーリーや、エンドが気に食わないってんならテメェで書けや。それが出来るのがSSだろうが。
    与えられたもんを食うだけ食って、いい御身分で文句垂れるしか能が無いてめぇらの方がよっぽど家畜だわ

    6 :

    打ち止めちゃんのちっぱいちゅっちゅしたい

    7 :

    黒子「こ、こここんな屈辱は初めてですの…!」

    上条「…中々恥ずかしいなこれは」

    土御門「いやあ、おもしろかったぜい?かみやん」

    青ピ「くうう~常盤台のお嬢様と恋人ごっことか羨ましすぎるでえ!」

    姫神「わたしが。やりたかった。」

    黒子「さあ!次っ!次ですの!!次こそお姉さまとの熱いヴェーゼを!!!」

    佐天「うわあ…白井さん、それ女の子のする顔じゃないですよ…」

    初春「欲望が溢れでてますねー」

    美琴(次こそあいつと…!)


    「「「王様だーーーれだっっ!!!」」」



    こうですか?わかりません><

    8 :

    構わん、続けろ

    10 :

    黒子「ずっといました」

    11 = 1 :

    黒子「……うぅ、……ん」

    黒子(……眩しい。……蛍光灯?)

    医者「おや、気がついたかね」

    黒子(誰、ですの? ――い゛っ)

    黒子「あ゛……がっ……ぅっ!」ギリッ

    黒子(……の、喉が、焼けるようですのっ)ギュウ

    医者「まだ起き上がらない方がいい。水、飲むかい?」

    黒子「…………」コクン

    12 = 1 :

    黒子「んっ、んっ、んぐっ、――ぷぁっ」

    医者「人心地ついたみたいだね。あぁ、そこに置いてあるタオルは使ってもらって構わないからね」

    黒子「……お、お気遣い感謝します」

    医者「気分はどうだね?」

    黒子「……まだ少しばかり、頭がぼーっとしてますの」フキフキ

    医者「ふむ、喉の痛みは?」

    黒子「ええ、先ほどよりは大分楽に……それより、ここはどこなんですの?」キョロキョロ

    医者「第七学区のはずれにある病院だ。君たちのようなお嬢さん方を診る縁には、あまり恵まれてないんだがね」チラ

    黒子「……お嬢さん方? ……って、初春!?」

    初春「……すぅ……すぅ」

    14 :

    黒子はいいものだ。

    15 :

    バスケ?

    16 = 1 :

    黒子「そ、そんな! なぜあなたまで!」

    医者「病院で大声を出すのは、あまり好ましくないね。お友達も夢の中だしね?」

    黒子「お、教えてくださいまし! 初春は大丈夫ですの!?」

    医者「いいから、落ち着きなさい」

    黒子「おっ、落ち着いてなどっ」

    医者「よほど心配だったのか、処置後も君の傍を離れようとしなくてね」

    黒子「……え」

    医者「まぁ、それでも明け方には眠っていたんでね? そちらの空きベッドに移させてもらった」

    17 = 1 :

    黒子「――あ、あの。……わたくしは、いったい?」

    医者「うん? 覚えていないのかい? 何も?」

    黒子「……ええと」

    医者「ショックで少し記憶が飛んでるのかな。廃ビルで爆発に巻き込まれたんだよ」

    黒子「……廃ビル……爆発?」

    医者「その現場にたまたま僕と顔見知りの少年が居合わせたようでね。アンチスキルの救護車を急遽こちらに誘導したんだね」

    黒子「……アンチスキル。……そういえばわたくし、任務に」

    医者「まぁまぁ、今は余計なことを考えずに休むことだ。とりあえず、包帯を換えさせてもらっていいかな?」

    18 :

    ほうほう

    19 = 1 :

    黒子(……手足の反応が、鈍いですの。……触られてる感じも、ほとんど)モゾ

    医者「まだ麻酔が抜け切っていないようだね。右腕、もう少し前に出せるかな」シュルシュル

    黒子「……これで、よろしいですの?」スッ

    医者「ありがとう。――うん、火傷の経過は良好だね」

    黒子「…………醜いですの」ポツリ

    黒子(これでは、長袖のものしか着られないですわね。水着などもっての――もって、の)

    医者「見た目ほど酷くはないから、そんな顔をする必要はないよ」

    黒子「……え。……あ」ジワ

    医者「中の組織は無事だったし傷痕は残らない。なんなら、誓約書でも書くかね?」ニヤ

    黒子「……い、いえ。べ、別に、心配してなど、ないですのに」ゴシゴシゴシ

    20 = 1 :

    医者「腕の処置は終わり。もういいよ」

    黒子「あの、左手の方は……ぐるぐる巻きですけど」

    医者「あぁ、そっちは尺骨が折れていてね」

    黒子「こ、骨折ですの?」

    医者「不幸中の幸い、ズレはないに等しかったから骨接ぎは楽だったし、痛みもそんなに感じないだろう」

    黒子「……はぁ。……我ながら、ひどい有様でしたのね」

    医者「運び込まれた君を一目見て、一瞬ヒヤリとしたのは確かだね」

    黒子「でも、治るんですのね?」

    医者「うむ。精密検査でも特に異常は認められなかった」

    黒子「……で、では」

    21 = 1 :

    医者「まだ何か疑問が?」

    黒子「その……能力の行使に支障は」

    医者「AIM拡散力場の値は近似値に留まっていたから、問題はないだろう」

    黒子「……よかった」

    医者「とはいえ、脳震盪を起こしていたようだし、絶対安静に変わりはないからね?」ジロ

    黒子「は、はいですの。……ご迷惑を、おかけしました」ペコ

    医者「いやいや、誰かが迷惑をかけてくれなきゃ僕たちも食べていけないからね」

    黒子「あぁ、ふふ、それもそうですわね」

    22 = 1 :

    医者「ところで君、風紀委員(ジャッジメント)なんだってね。その年で第一線に立つとは大したものだね?」

    黒子「い、いえ。それほどでも――」

    医者「ただまぁ、あまり無茶をするのも考えものだね。隣のベッドの娘、何と言ったか」

    黒子「……初春ですの?」

    医者「そう、初春さん。彼女、救護車で運ばれてきた君にずっと縋り付いて、泣いていたんだよ」

    黒子「……っ。……彼女はわたくしの、一番の親友ですの」

    医者「うん、彼女もそのようなことを言っていたね」

    黒子「……みっともない姿を、見られてしまいましたの」

    黒子(さすがに今回ばかりは、きちんと謝らないといけませんわね)

    23 = 1 :

    医者「今後はもう少しうまく立ち回ることだね。お友達を悲しませたくないなら、なおさらね」スクッ

    黒子「肝に銘じておきますの。あの、もう一つだけお尋ねしたいことが」

    医者「うん?」クルッ

    黒子「先ほど、わたくしが爆発に巻き込まれたと仰いましたけど」

    医者「あぁ、居合わせた彼の説明によれば、そのようだね」

    黒子(――居合わせた、って、爆発の瞬間にですの? ――いえ、それよりも)

    黒子「で、でしたらどうして」

    黒子(どうしてわたくしは、この程度の怪我で済んでるんですの?)

    医者「……あぁ、なるほど。至極もっともな疑問だね?」

    24 = 1 :

    ――第七学区通学路


    土御門「ん、カミやん。そんなにキョロキョロしてどないしたん?」

    上条「……どうも最近、誰かに見られてる気がすんだよな」ポリ

    土御門「おんやぁ、鈍感カミやんもついに第六感に目覚めたかにゃー?」

    上条「残念ながら、至って平常運行だ」

    土御門「ええことやないのー。人間平凡がいっちゃんやでー」

    上条「はぁ、えせくさかったおまえの関西弁もいよいよ極まってきたな」

    土御門「おおきに。これでも日々精進してるんやでー」

    25 :

    おい青ピとつっちー逆やで

    26 :

    終了っぽい

    27 :

    28 = 1 :

    >>25
    指摘thx、普通に気づかんかったww
    >>24は以下に切り替えで


    ――第七学区通学路


    土御門「カミやん、ほがーにキョロキョロしてどうした?」

    上条「……どうも最近、誰かに見られてる気がすんだよな」ポリ

    土御門「ほほー、鈍感カミやんもよーよー第六感に目覚めたかにゃー?」

    上条「残念ながら、至って平常運行だ」

    土御門「いいことやか。人間平凡が一番だぜい?」

    上条「はぁ、えせくさかったおまえの土佐弁もいよいよ極まってきたな」

    土御門「はは、これでも日々精進してるんぜよ」

    29 = 1 :

    上条「んでさ、一応おまえも魔術師の端くれだろ。敵意とか害意とか、察知できないか?」

    土御門「んー、特に感じられんな」クルーリ

    上条「……先に聞くべきだった、そもそもおまえの直感って信用できるのか?」

    土御門「自慢じゃないけどそれなりに修羅場くぐっちゅうし、そういうのには敏感な方やでー」

    上条「そっか。じゃあやっぱり、気のせいなのかな」

    土御門「いや、そう決めるのは早いぜい? カミやん一人に狙いを絞ってる可能性もある」

    上条「さらりと怖いこと言いやがって」

    土御門「いやいや、いまいち自覚がないみたいやけどカミやんえっらい人気者なんやでー?」

    上条「え、そ、そうなのか?」

    土御門「ほれ、魔術、科学両サイドからきっついマークされちゅうわけやし?」

    上条「……ふ、不幸だ」

    30 = 1 :

    ――ビルの屋上


    黒子「…………ふぅ」スクッ

    黒子(今日も目立った動きはありませんの)

    黒子(あのカエル面のお医者様の話……にわかには信じがたいものでしたけど)

    黒子(わたくしは能力を発動できる状況になかった。それも確たる事実)

    黒子(その場に居合わせたという、あの類人猿が何かをしたのは間違いないですの)

    黒子「……気に、入りませんの」プルプル

    黒子(助けられたことはまだ許せますの。でも、あまつさえ口止めをして自分が関わったことを隠すなんて)

    黒子(~~~~~~っ)ムカァ

    黒子「わたくしは、そういうキザったらしい行為が、大っ嫌いですのっ!」ガッガッ

    31 = 1 :

    ――回想


    医者「しかし困ったね。当人には伏せておくよう頼まれてるんだけどね?」

    黒子「やはり、どなたかがわたくしを助けたんですのね?」

    医者「そのようだね、僕も状況を詳しく聞いたわけじゃないけど」

    黒子「伝聞でも構わないですの。先ほど少年とおっしゃっていましたけど、どういった方ですの?」

    医者「やはり気になるかね」

    黒子「当然ですの」

    医者「たまたまその場に居合わせただけで、恩を着せるつもりもないみたいなんだけどね?」

    黒子「その御方にも言い分はあるのでしょうけれど、それでは」

    医者「不満が残る?」

    黒子「ええ、助けられたわたくしの気持ちの置き場がありませんの」

    32 :

    >>29
    まだちょいちょい土御門がやでーとかいうけれども

    33 = 1 :

    医者「まぁ、そうだろうね」

    黒子「何より、借りを作りっぱなしというのはジャッジメントの矜持に反しますし」

    医者「それも、理解できるけどね」

    黒子「お医者様にだって、いえ、お医者様であればこそ、そういった譲れない一線がおありでしょう?」

    医者「うん、君はなかなか弁が立つようだ。いささか、口げんかでは分が悪そうだね?」

    黒子「ということは、教えていただけるんですの?」

    医者「気は進まないが、僕が口を滑らしたことを内密にしてくれるなら」

    黒子「もちろん、それくらいの配慮は致しますの」

    医者「商談成立だね」

    34 = 1 :

    黒子「って、ここまで要求してなんですけど問題ありませんの? 守秘義務に反するとか」

    医者「一方的に頼まれただけで約束した覚えはないしね。――それに」

    黒子「……それに?」

    医者「言い訳がましいことを言うと、今回に限って彼は僕の患者じゃない」

    黒子「……まるで、その方が四六時中怪我をなさっているような物言いですわね」

    医者「それが当たらずとも遠からず、なんだね。まったく、彼ほど医者泣かせの患者はいないだろうね?」

    36 :

    土御門なんて“にゃー”って言わせてれゃいいんだにゃー

    37 = 32 :

    語尾が“ぜぃ”“ぜよ”“にゃー”“たい”で片付く土御門口調

    38 = 1 :

    黒子(……あの時のこと、薄らと思い出しましたの)

    黒子(爆風で壁に叩きつけられて、意識が朦朧として。――そして)

    黒子(う、腕の感触が残って――――はっ)

    黒子(わ、わたくしったら何を考えてますの!)ブンブンブン

    黒子「……はぁ……はぁ……はぁ」

    黒子「……上条、当麻」ポツリ

    黒子(あの類人猿にも人並みの名前がおありだったのですね。……当たり前ですけど)

    黒子(わたくしは常盤台中学一年、ジャッジメントにしてレベル4の能力者。白井黒子)

    黒子(そのわたくしがどこの馬の骨とも知れぬ凡夫に助けられるなんて、あるまじきこと)

    黒子「今日こそは……」ギリッ

    ――Prrrr

    黒子「……って、初春?」

    黒子(………………ま、まぁ、人生得てしてこういうものですわね)ピッ

    39 = 1 :

    黒子「はい、こちら黒子」

    初春『あっ、白井さん? 今どちらにいらっしゃいますか?』

    黒子「第七学区にある高校の近くですの」

    初春『高校? なんでそんなところに』

    黒子「そ、そんなことはどうでもいいですのっ! それより、事件ですのね?」

    初春『あ、すみません! 第三学区でバイクによるひったくりです! 二人組です!』

    黒子「了解ですの。至急現場に向かいますからナビをお願いしますの」

    40 = 1 :

    初春『はい。……あっ、あの、怪我の方はもう大丈夫なんですか?』

    黒子「ええ。入院生活でなまった体に活を入れるためにも、少しは運動しなくてはね」

    初春『は、はいっ』

    黒子(働かずして弱者から金品を奪うなど、言語道断の輩ですの)ピッ

    黒子「…………」チラ

    黒子「んま、そうそう尻尾を出すとも思えませんし、今日のところは引き上げましょう」

    黒子「……ですがいずれは必ず、このわたくしの手で」

    黒子(化けの皮を剥がして差し上げますのっ)ヒュン

    41 :

    空白はあま


    え?




    り、良スレだと?!

    43 = 1 :

    美琴「……うーん、どーも気になるのよね」チュー

    佐天「なにがです? なんか心配事ですか?」パクッ

    美琴「最近、黒子が絡んでくる回数が少なくなってきたのよ」コト

    佐天「え゛っ! それって一大事じゃないですか!」

    美琴「い、いや、そう言われるのもこっちとしては複雑なんだけど?」

    佐天「あ、そうですよね。……というか、御坂さんって」

    美琴「ん?」

    佐天「白井さんが絡んでくるの、まんざらでもなかったんですか?」ヒク

    美琴「ばっ! ちっ、違うわよ! そういう意味じゃなくてっ!」

    44 = 1 :

    佐天「いや、でも、どこか寂しそうに見えましたし」

    美琴「それは気のせいっ! ただ心境の変化でもあったのかなーって気になっただけよっ」ズイッ

    美琴「他意はなしっ、微塵もなしっ! そこんところ勘違いしないでよねっ」ズイッ

    佐天「じょ、冗談ですってぇ」タジタジ

    美琴「……ま、まぁ? 慕われていることにのみ関して、そんなに悪い気はしていないけどね」

    佐天「わかりますわかります。白井さんは、ちょっと過激(オーバー)なだけですよね」

    美琴「ちょっと、と言うには抵抗が残るけどね」ヒク

    佐天「じゃあ、別の人の意見も聞いてみましょうか」

    美琴「……別の人?」

    佐天「身近にいるじゃないですか。御坂さん以上に彼女を知っていそうな人が」パチッ

    47 :

    久しぶりの上黒で今日一日を乗り切れそう

    48 :

    上条と黒子のスレはほとんど良スレ

    49 = 1 :

    ――ジャッジメント本部


    初春「うーん、わたしには別段いつもと変わらないように見えましたけれど」

    美琴「そっかぁ。初春さんがそう言うんだったら、まず間違いないわね」

    初春「……ただ」

    佐天「なになに? 心当たりあるの?」

    初春「あ、いえ、心当たりってほどのものでもないんですけど」

    初春「つい昨日のことなんですけど、PCに見た覚えのないサイトの閲覧履歴が残ってたんです」

    美琴「サイト?」

    佐天「……いかがわしいやつ?」

    初春「ち、違いますよっ」


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